今回は半ばネタ回です。
でも、
普段からシリアルです!!
それはそれとしてあとがきで報告あるので一応見てね
そのためだけに今回書き上げたので。
「彼の街は天地に通ず
朝に地へ堕ちて雲を仰ぎ
夜に空へ昇りて月を謳う
惟再び君と笑うことを望む」
「なにそれ、初めて聞くんやけど」
「後ろから抱きつくな。衣装が台無しになるだろう、八神はやて」
「もう、"陽阪はやて"でええんやで? キャッ……ん?」
面倒だから放置する。ラフな格好だったから肩のところにある二つの噛み跡を見られてしまった。
「アル君、なんやこれ。新手のキスマーク?」
「忍に噛まれた後だ。話によると俺が昏睡したあとだな。
そこから血を入れられたんだそうだ。お陰でデイ・ライト・ウォーカーの仲間入りだ」
「ふーん……ところでさっきの歌は何?」
猫ならばゴロゴロという声を出しそうなほど甘えてくる。
「飛翔歌、と呼ばれる風水街都香港の歌だ。
何のために作られ、何のために存在していたのかを知る人間は、俺が訪ねた時にはもういなかったけどな」
将軍、と名乗った男なら知っていそうだったが、あれは死んでも喋らなかっただろう。
「で、いいのか?」
「油売っててもええんよ。アコース査察官は仕事に戻ったし、警備の仕事も終わったし」
なるほど、俺を呼びに来たということか。
「何黄昏てるん? それとも自分かっこいいとか?」
「別に。無駄に焦らせたかと思うとな」
あと、胸当たってるぞ。
「当ててるんや。すずかちゃんほどのモネモネやないけどアリサちゃんほどペタンでもないつもりやで?」
「トランジスターグラマー」
ゴスっと一発頭に叩き込まれた。大した痛みではないが、墓穴だったらしい。
「個人的にはもう少し胸があってもいいと思うがパッドは」
もう一発おかわりを食らった。
「んで、焦らせたってなんや?」
そこまで戻るんだ、というつぶやきは無視され。
「体術に優れて指揮もできる。そんな人間を見てさらに焦らないかと思ってな。
今回は全弾撃ち落とさせたが、そんな技術なのはだってできないのにな」
「才能がない、と焦るんじゃないかってことやな。
まあ、アル君は積み重ねた人生が重すぎるでー。
ヴァイスくんを働かせてみよか。前は狙撃手だったしな」
「後は指揮経験だな。こればっかりは積み重ねた実績だ。
頭おかしい集団でさえなければ俺でも務まるくらいだし」
「どのくらいまでが頭おかしいライン?」
ふむ……。
「前世の俺だな。
あの頃は運命もあったし周りも
「フライシュッツ?」
「魔弾の射手、必中の魔弾だ。自動小銃で正確に狙撃しやがって」
「は? 拳銃で狙撃!?」
「全く。あの一発がなければもう少し動きやすかったんだが」
あいつのせいで運命を使う羽目になったこともある。痛い出費だった。
「さて、スターズとライトニングは現場検証だな。
カフェでランチでも食うか?」
「わーい、行く行く~」
頬を綻ばせて腕を引っ張ってくる。卑しん坊め。
〈アルくん、今不穏な〉
フレームを割って危険を回避する。
「皆、今日はお疲れ様。夜の訓練はないから今日の疲れをしっかり落として、明日からまた頑張っていこう」
「それと警告ね」
「今日のアルフレート外部協力陸尉相当は真似しちゃダメな部類だから。彼は類い希な戦闘資質もある上に、過酷な戦場経験で培ったモノを下地にしてるから、"死ななければいい"っていう感性で現場に挑んでるの。
それは、真似しちゃうとこれからの人生を損なう可能性だってある。片腕をなくしてでも生き残るっていう覚悟は必要かもしれないけど、不要なところで傷を負ってしまうのはよくない傾向だから」
<真似するなよ、一秒単位で状況を把握して戦う高等技術だ。やりたければ稽古をつけてやるから直接談判しに来い。勇気と無謀は違うのだと教えてやる>
見下しながら忠告と譲歩を見せる。
「ど、どこから!?」
〈なのはちゃん!〉
「すずかちゃん? どうしたの?」
〈アルくん見なかった? 自白を強要したくて……〉
『約全員:それ尋問だ!』
「見てないよ、ヘリから降りたら一目散に逃げたし」
〈そっかぁ、ありがとう。あt〉
無言のプレッシャー。謎の重圧がすごい。
「さて、アルくんを生け贄に……」
〈なのはちゃんにフェイトちゃん!
簀巻となにもないところで転ぶシーンがデータバンクに登録されたってグリフィス君から!!〉
「ふぇっ!?」
「にゃー!?」
〈すずかの仕業ですネー。プロテクト解除の失敗によるランダム公開のデータデスヨー〉
「アルくん!? 今すぐ削除して!!」
〈はやての権限が要るから俺に頼るな。
ついでに、次の失敗ですずかの失態がアップされる〉
〈あ、グリフィス君からすずかちゃんの映像が出たって報告も来たわ。アルくんの部屋で布団にダイブして蹲って震えてるらしいわ〉
『約全員:うわぁ』
『鉄槌:どうにかしろよ、お前の嫁だろ?』
『野犬:知らん、あいつが狂ったのはあいつの姉が悪い』
『紫鬼:アルくんどこぉ?』
『野犬:なのはとフェイトの間』
「各員散開!!」
反応が遅れたスバルが吹き飛んだ。かわいそうに。
「ちっ、ブラフか!」
「なんですか、アレ」
「「テュポーン」」
「テュポーンってのはギリシャ神話の災厄を司る巨人、現代解釈における台風だ。
通り過ぎればなんてことはない、という意味だろうな」
『なのは:はやてちゃん、動画消してほしいな!』
『祝福:はやてちゃんは動画を見て笑い転げてるのでしばらく応答不能ですぅ』
『アリサ:なんで私のマッサージシーンなんて上がってるのよ!?』
『約全員:なんか、ごめん』
『アリサ:謝るなあああああああ!!』
「ところでアルフレートさん、いつからそこに?」
「すずかが走り去った後。
というわけでお前ら、特別講習を受けるのなら早いうちにな」
「「すずかちゃんここにいるよ!!」」
「Holy Sit!!」
逃走劇は終わらない。
そう、正妻戦争は続くのだ。
えー、パソコンが壊れました。保証期間内なので修理します。
ただいま予備の仕事用持ち運び型で書いてます。
お盆休みだよ! 業者もな!!
というわけで、次いつになるのかマジで未定です。
データが取り出せないので書き直しになると思うので、テキトーに待っててくれると嬉しいです。
ああ、PCは動いてたんですよ、画面がちょっと……。
さーて、次回も見てね
マハトママハトマじゃんけん パー
(張り手が飛んできてチョキを出してて突き指もしました)