俺は…   作:三日月 花音

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初投稿(?)なので暖かく流し読みして下さると嬉しいです


拾う

 ある日の夕方、多分仕事帰りだったのだろう。

 

(仕事、といってもしがない建設会社の部長をやっているだけに過ぎないのだが…。

私の名前は橘 遥華(たちばな はるか)28歳、彼女いない歴=年齢の救いようのないダメ人間だ。

おっといかんいかん、話を戻さないとな)

 

 その日はクタクタに疲れながらマウンテンバイクを走らせていた。

書類整理をやりすぎて頭が回らなかったその日は、何故かいつもとは違う道のりで帰っていた。いや、帰りたくなったのだろう。気分転換は大切だからな!

 

 チャリで十数キロ走った頃だろうか、人だかりが出来ている事に気がついた。

こんな時間に人だかりなんて珍しいと思い、近くにいた男性に話を伺うことにした。

 

「なぁ、そこの兄さん」

 

「なんだ、また野次馬か?」

 

「違う違う、人集りが気になって来てみたんだ。」

 

「何方にせよ野次馬じゃねぇか。

この人だかりについて知りたいんだったな、ちょいと前に車の衝突事故があっただろ?運転手が双方プレス機に潰されたみたいにぺしゃんこになってたって話だったらしい、ニュースを見てればわかると思うが、あの子は被害者側の子供だよ。その中で軽傷ですんだこの子は奇跡としか言いようが無いな…。」

 

「わりぃ、話が全然読めないんだが?」

 

「あぁ、だから親のいない数日間行方不明だったこの子をみんなが見つけて、このまま施設に送るか誰かが保護するかで話し合いになってたんだよ」

 

「そうか、じゃぁちょっと行ってくる」

 

「おいおい行ってくるって…」

 

そう言い私は人だかりをかき分けながら子供へと近づく。まだ顔は幼く、10~12くらいの女児だろうか、女性にはトラウマがあったので、子供相手に興奮を覚えることはなかったが、それと同時に最低な考えが浮かんできたのを覚えている。

 

 数時間ほどたっただろうか。人だかりは嘘のように消え、やがて子供だけが取り残された。その時間を見計らって…というと人聞きが悪いが

そんなことを言ってられはいなかった。

昼間は暑くても夜になれば十数度まで気温が下がる、私は肌寒い程度で済むが子供はまだ体温調節が難しい時期だ!

私は一言、

 

「おい、そこのガキ。死にたくないなら俺についてこい。

(社会的に)死にたいなら、俺の手を繋げ。」

 

「?」

 

少女は首をかしげながらも黙って私の後ろをついてくるだけだった。

そこで少し気になったのだが

 

「なぁ、お前さん名前は?」

 

なるべく優しい口調で問いかけてはみたものの、少女は笑うか首をかしげるばかり。あまり考えたくはなかったが、一応少女に聞いてみる。

 

「―――もしかして、自分の名前がわからないのか?」

 

すると少女は満面の笑みで頷き、自分の状況を知ってもらえて喜んでいるようにもみえた。

 

「はぁ……、とりあえず家に来い。話はそれからだ」

 

とは言っても少女は得に返事もせず、やはり笑顔で着いてくるだけだった。

 

俺はこの日、少女を拾った。




橘 遥華だ、さっそくだがこの「三日月 花音(多分作者)」という人物は語彙力も無ければ、文節も悪い、花音なんて名前も痛く、おまけに男だ。
それと、私の設定の大元は大体は作者のリアル現状を書いている。
(流石に幼女を拾うなんてことはしないよ?)
多分少女の名前は次話で出てくるはずです。
次なんてあるかわからないけど読んでくださった方は気長に20年ほどまっていて下さい。
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