バンドは様々な目的を持ってやっている人がいる。本気でプロを目指す者。沢山の人々をハッピーにして楽しませる者。アイドルとして仕事増やすため頑張る者。幼なじみ達と信念を持って上を目指す者。そしてみんなで楽しく青春する者...目的はそれぞれあるがみんな音楽を楽しんでやっている。そういう僕自身もある目標を持ってやっている。今の技術がもったいないのもあるけど、ただ僕の場合かなり目的の方向性が違う...周りからは白い目で見られるし正直自分でも馬鹿馬鹿しいと思えるぐらいだ。
でも男なら一度は夢見るよねw
『頑張ってモテてハーレム状態になりたいって』
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商店街にて...
隆「今日からバイトか~しょーじき心配しかないなー」
ひろっちゃん「そうだねー隆のとこの親戚のお兄さん結構おっちょこちょいだからねーw」
そんな他愛もないことを呟いてる俺、「
隆「おっちょこちょいなとこは否定しないけど、急にバイト持ちかけるのやめてほしいよ…」
ひろっちゃん「んーでも変わりにスタジオをこうしてタダで使えるからいいじゃんw」
隆「お前はなw俺は働かないといけないんだからタダではないんだよ」
そう、つい一週間前に急に連絡してきたと思えば一方的にバイトを持ちかけて来たのである。その時好きなだけスタジオの設備使わせてくれるということを言われ渋々承諾したが最期に一言「あーあとうちはガールズバンドを推しているから結構女の子となかよくなれるかもよ」って言われて少し期待しているが現実はそうは上手くいかないことのほうが多いから心配なんだ正直ね。それに僕はもう関わらないはずなのに....
そんなことを考えながらバイト先へ向かって歩いてると裏路地へと続く道から何か揉め事のような声が聞こえてきた。少し聞き耳を立てていると若い男女が何か言い争っている様子だった。何事かと思いこっそりの覗いてみると6人の野郎がヘラヘラと薄気味悪い笑いを浮かべながら女の子4人組を囲んでいた。これはいわゆる集団ナンパなのかな?さらに耳に神経を集中させると女の子が言い返していたのが聞こえた。
???「悪いけどあなた達と遊んでいる暇なんてないの...だからさっさと大人しくどこかへ行きなさい。」
男A「えっへっへ、そんな堅いこと言わないでさぁ...俺達と遊ぼうぜぇ~」
そう話してると急に後ろにいた茶色のポニテの女の子に視線を向けた男Bが携帯を取り上げた。
男B「おっと、通報しようと思っても無駄だぜ。なぁに大人しく言うことを聞いてくれれば....な!」
すると後ろから携帯を取り返そうしようとしてた銀色のロング髪の子が気づかれて両腕を掴まれ上半身の衣服を強引に剥ぎ取られた。
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」
一緒に見ていたひろっちゃが声を出しかけたが一回口を閉じて小さな声で言い直した。
ひろっちゃん「隆、流石にこれ以上は不味いよ…ってあれいない...って、あ!ちょ、おま!」
ひろっちゃんが何か言い終わる前に僕は既に飛び出し、そして男の顔を思いっきり殴り飛ばした。すると男は壁に後頭部を打ち付けられたからそのままのびてしまった。そしてぼくは思いっきり叫んだ。
「痛っっっっっっってぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
そう一人で馬鹿みたいに叫んでるとひろっちゃんが遅れて飛び出して来て応戦態勢をとった。
ひろっちゃ「ったくお前馬鹿か!!勢いだけでこの大人数を相手するなんてムチャクチャだよ!.....!とりあえずもうじき来るからそれまではなんとかして耐え抜いてよ!」
隆「りょーかい、そっちこそやられてたらあとでなんか奢れよ!」
そう言い終わると同時に他のナンパ師どもが殴りかかってきたのでそれを後ろの方に避けながら腕を掴んで引っ張り一気に相手の後ろに回して決めてやった。
男C「こ..この!ガキが調子に乗りやがって!」
そう叫びながら手にいつの間にかメリケンサックをはめていた。そしてひろっちゃん目掛けて殴りかけた。しかしひろっちゃんはちょうど背負い投げを決めたばかりで気づいてない。とっさの判断で一か八か賭けにでた僕はケツポケットに入れていた物を投げつけた。よけられたがひろっちゃんが異変に気づき鳩尾に強烈な一撃を入れ「ぐあぁぁ..」と短い悲鳴をあげあっという間にナンパ集団はやられた。
目の前でさっきまで苦戦してた相手が一瞬でやられていく様をみてた女の子達はポカーンとしていたが「ヘクチっ...」と可愛いらしい声によってそっちを見るとさっき衣服を破られたせいでくしゃみをしていた。あまりジロジロと見るわけもいかないので制服のブレザーを脱ぎ銀色の髪の子に渡した。
隆「あの...とりあえずこれ着てください....正直目のやり場に困るってか、風邪ひいちゃったらまずいですし...」
出来るだけ顔をそらしながら渡したがやはり気まずい、近くでよく見ればめっちゃ美少女だった。そりゃナンパしたくもなるなぁとアホみたいな想像をしてると女の子が礼を言ってきた
???「あの...ありがとう...その...」
もじもじと何か言いたげな感じだったが後ろの茶髪の子がフォローを入れる感じで変わりに言った。
リサ「いやーありがとう君らのおかげでさっきの鬱陶しいやつらが面白い事になっちゃったねwあっと、自己紹介がまだだったね、私は名前は今井リサ、んでこっちの銀色の髪の子が...」
他の子の名前も聞こうと耳に集中させると遠くからウゥ~とパトカーの音が聞こえたのでひろっちゃんに3本指で手を三回振った。以前から決めてあった『こういう面倒事の時用』の合図を出すと「オッケー」と短く返事してリサの話を遮って叫んだ。
ひろっちゃん「はーい。全員注目!これをよく見て....おいて....ね!」
と言いながら丸いテニスボール状の物を地面に叩きつけると強烈な光が一気に視界を遮った。女の子達は訳も分からず「きゃぁ!」と叫んでいると数十秒後光が収まりそこにはさっきまで居たはずの2人が居なかった。また少しポカーンとしてると警察が到着し駆け寄ってきた。
警察「通報があり駆けつけて来ました....これは君たちがやったのか?」
と冗談まじりに苦笑いを浮かべていたが詳しく話を聞かせるよう促してきたのでそれに応じるため裏路地を出ようとすると花音が何か見つけて持ってきた。
花音「あ...みんなこれ....」
その差し出す手には一冊の生徒手帳と.....ドラムスティックだった.......
一方、隆&ひろっちゃんにて...
2人とも息を荒くしながら呼吸を整えていると上からサイレンの音が聞こえた。上手くいったことに対して少しホッとしているとひろっちゃんが携帯を弄りだし、地図機能を出した。僕らはあの時気を逸らしている間に近くのマンホールの中に逃げ込んだのである。思ったより高かったので少し焦ったけど..
隆「ナイスひろっちゃん、前から言ってた話ってマジだったんだなw」
ひろっちゃん「当たりだろw疑ってたのか?僕が閃光玉を持っていることについて」
そう、先ほど出した合図は閃光玉を出す時の合図だったのだ。
てか今更だけどなんで持ってんだ...(´・ω・`)
そんな考えに
迷いながらもなんとか店の裏に出ることに成功し、脱出するとバイトを持ちかけて来た張本人がこちらに背を向けて荷物の搬出をしていた。少し悪戯をしようと思ったがさすがにそこまで体力が残ってないので普通に話しかけることにした。
隆「おーい、たつ兄~バイトの件で来たぜ」
そう言うとビクッとなり荷物を落としかけたが態勢を持ち直し「店の中で話すから先にまっててー」と言われたので先に入るとオープンして間もないからか中はとても綺麗だったので驚いてるとたつ兄がやってきた。
達哉「いや~お待たせ、それじゃ今日は打ち合わせだけだからパパっと終わらせようか。」.......
達哉「.....というシフトで組むけど本当に大丈夫?俺が思ってた以上に入れてくれたのは嬉しいけど...あと前にも言ったけどうちはガールズバンドを推してるからその辺もしっかり頼むよ。」
隆「別に問題ないさ、給料分はしっかりと働くからさ..それじゃあまた来るよ」
ひろっちゃんに「帰るぞ」と言いながら席を立ち軽くたつ兄に会釈し、僕らは店を後にした。
警察からの事情聴取が済んでようやく解放された5人は新しく出来たばかりのライブハウスに到着した。
リサ「へ~結構綺麗だねー、
友希名「悪くないわ...早速練習に取り掛かるわよ..」
たえ「え、もう予約とってるんですか湊先輩?」
友希名「確かここの店はガールズバンドを推してるから予約なしでも出来るわ」
イヴ「流石友希名さん!プロとしてしっかり情報をもってるのですね!これぞブシドーですね!」
そうわいわいとしながら店に入り手続きをしているとスタッフルームからつい数時間前に聞いた声がしたのでそっちを見るとあの2人組が出てきて店から出て行くのを見えた花音は急いで追いかけ「あ、ま..待って!」と声をかけたが間に合わず2人は行ってしまった。ほかのみんなも異変に気付いた時には時すでに遅し、どうしようと悩んでいるとオーナーにしては若い青年が声をかけてきた。
達哉「どうしたんだい?彼らにようかな?」
花音「え、はい..じつはカクカクシカジカこういうことがあったんです」
花音が手短に説明するとオーナーは意外そうな顔をしてサラッと返した。
達哉「あ、さっき君らが言ってた手帳とスティックの持ち主知ってるよw俺の親戚の子w」
と普通に言うので本日3度目のポカーンとしてしまったがすぐに絶叫した。
その光景を見てニヤリと何か思いついたのかして彼女達に提案した。
達哉「ねぇ、君達隆にお礼がしたいのでしょう?なら良いこと思いついたんだけどどうかな?」
と言い、ちょっとした作戦会議的なのが始まり、明日それが決行されることになった。
達哉「そうだね、作戦名は『ガルバンハーレム作戦』って言うとこかなww」
彼はまだこの時自分が後ほど夢にも及ばないことが起きることをまだ知らない。
tobecontinue..
如何でしたでしょうか結構最後の方無理矢理感強かったと思いますが、後ほど上手いこと繋げていきますんで勘弁してくださいwではまた次でお会いしましょーさよならー