僕は、とうとう5歳になった。
自「!?」
頭に痛みが走り膨大な情報が頭のなかに送り込まれてくる。
何もかも全て思い出した。
自分が転生者であることを。
自分の能力の使い方。
その能力は、《神器(セイクリッド・ギア)》と呼ばれるものに分類されるということ。
女「空夜~、ご飯できたから起きなさ~い」
空夜「はーい」
空夜、結城空夜それが僕の名前。
リビングに行くと、明日香お姉ちゃんがいた。
僕の親は、母は僕を産んで死んだ。父は、二年前に過労で死んだ。だから、隣町のおばちゃん(父の姉。週に様子を見に来てくれるが親しくはない)と明日香お姉ちゃんが親の代わりとして、僕を育ててくれた。
明日香「おはよう、空夜。冷めないうちに食べちゃいなさい」
空夜「おはよう、明日香お姉ちゃん。いただきます」
明日香「美味しい?」
空夜「美味しいよ」
いつもの日常。いつもの景色。それが、僕は好きだった。
そして日常は、壊れた。
それは、いつも通りリビングで明日香お姉ちゃんとくつろいでたときだった。
ガシャァァァァン
そんなガラスの割れる音とともに異形の化け物が姿を表した。
化け物「キャシャキャシャキャシャ。ニオウゾ、ニオウゾ、ウマソウナオンナノニオイダ」
その言葉を聞き、僕はこの異形の化け物は明日香お姉ちゃんを狙っていることがわかった。
ブチッ
何かが切れる音がした。
ゴンッ
そんな音が聞こえたと思ったら、僕は右手を異形に変え異形の化け物を殴っていた。
化け物「グハァッ。セイクリッド・ギアモチダッタノカ」
異形の化け物は何かいっていたが僕は、怒りで我を忘れ聞こえていなかった。それどころか、無我夢中で飛びかかっていた。
空夜「ウオオオオオオオオオォォォォォ!」
それはもう、殴って殴って殴り続けた。最後は、なぜか知識としてあった。魔法を一発で成功させ、その魔法で異形の化け物を吹き飛ばした。
僕は、明日香お姉ちゃんの無事を確認しようと振り替えると、
さっきの異形の化け物を見る目と同じ目でこちらを見る明日香お姉ちゃんの姿があった。それを見た、僕は家を出た。
僕は、心のなかにぽっかりと穴が開いた気分だった。
さみしい。悲しい。苦しい。怒り。いろんな感情が渦巻き自分の心を崩壊させて行く。
そんな時だった。僕は、誰かとぶつかった。
空夜「ごめんなさい」
すぐに謝った。
男「別に、大丈夫さ。それよりどうしたんだい、悲しい顔して」
空夜「もう、どうでもいいんです。何もかも、どうでもいい。異形の化け物も、その異形の化け物を倒したこの力も、そんな僕を化け物のように見てくる大好きだった
明日香お姉ちゃんも、何もかも、どうでもいい。僕はひとりぼっちだ」
男「だったら、僕と来ないか」
空夜「え?」
それが、僕の恩人サーゼクス・ルシファーとの出会いだった。
異形の腕:ギカント・ナックル:蔓を肩から手にかけて生やし、疑似筋肉を作り出した。疑似筋肉を圧縮しまた上に疑似筋肉をつけて圧縮を繰り返す度にギカント・ナックルの威力が上がる。
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