始まった《イチキシマヒメ》戦の第3回戦は、出だしこそ順調に事を進めていけたテルヨシ達ではあったが、さすがにそのまま押し切れるわけもなく、ほとんど強制的に空中に舞い上げて竜巻に巻き込む《カミカゼ》からの電流流し《チドリ》のコンボでまとめて削られる。
それを連発する気配を察知したサアヤが竜巻を解除するために《リベレイション・ストリーム》を使って暴風をぶつけたことで、テリトリー内では予期せぬ風の流れが発生。
不規則な流れが生み出された影響で直前に舞い上げられていたクラリッサ、リクト、アキラ、カイの4人を《テイル・ウィップ》で捕まえていたテルヨシは上下左右に振り回してくる風に視点が定まらない。
「ぐっ……ヤバイ、ぞこれ!」
そんな視界不良の中でも見るべきものはしっかりと見ていたテルヨシが捉えたのは、サアヤの起こしたリベレイション・ストリームを受けて同じように暴風に巻き込まれてしまったユリとシズクの姿。
地に足がつかない状況でも自分達の狙いである太鼓から目を離さずにはいるみたいな挙動はわかったものの、その状態から落雷攻撃をキャンセルするだけの威力とタイミングを合わせられるかと言えば、相当難しいはずだ。
しかも暴風はテリトリーの外枠に展開される風の防壁ともぶつかることでなかなか収まることなく吹き荒れ続けて、次の落雷攻撃までに収まることはなさそうときた。
「仕方ありませんわね! 《マスカレード・ボール》!」
避雷針がサアヤの《ブレード・ファン》くらいしかない状態で雷が落ちたら高確率で誰かが撃たれてしまうと判断したクラリッサは、6発同時を覚悟でマスカレード・ボールによる20体の分身体を放出。
確率は4分の1程度で当たるかもだが、25%なら或いは……な確率を祈って落雷を待ち、太鼓の音が連打のように鳴り響いた瞬間、暴風であちこちに飛んでいったクラリッサの分身体が一気に消滅。
中には近くて巻き込まれた個体もあったようだが、奇跡的に落雷に撃たれた人はいなく、その結果に心底ホッとした。
その後、残ったクラリッサの分身体には勿体ないが自滅して消滅してもらって落雷攻撃の威力を下げ、ようやく暴風も収まってきてテルヨシ達を舞い上げるだけの力を失って落下を始めたところから反撃開始。
高所からの落下によって地面へと叩きつけられる寸前に《インパクト・ジャンプ》を地面と平行に発動して落下を防止しつつ、その方向をイチキシマヒメのいる方へと跳ぶことで一気に接近。
当然、反応したイチキシマヒメは風をぶつけて接近を阻んでくるが、ジャンプを終えて風に押し戻される前にテイル・ウィップで掴んでいた4人を勢いを利用して前へと放り、風で押し戻す力に抗わずに素早く方向転換し、地面に激突寸前のシズクを救出するためにまたインパクト・ジャンプ。
どうにか滑り込みでシズクを抱き止めて下敷きになりながら救出は間に合ったが、シズクもシズクでリカバリーを考えていたから、持っていた大砲型の《アレース》の砲口がテルヨシの顔に向けられて必殺技発動の寸前まで発声されてしまった。
それには肝を冷やしつつも撃たれずに済んで解放して立ち上がると、まだ救出すべきユリがいると必殺技ゲージを見るが、さすがにもうインパクト・ジャンプは使えない量まで減っていた。
しかしそのユリは同じくまだ上空にいたサアヤがブレード・ファンを広げて乗り物にして上に乗り、その滑空でユリを回収。
テルヨシとシズクのそばで華麗に着地を決めてみせてから、さすがにさっきの解決策はヤバかったと苦言を呈する。
「ガッちゃんさっきの禁止! リカバリーに使ったゲージが半端ない!」
「私だってゲージ全消費でまた使おうなんて気も余力もないわよ! 文句言うなら対策をいま言え! さあ!」
「ぐぬぬぅ!」
「バカやっとる場合か! 次の落雷が来るぞ!」
「あれ撃ったらリセットされんのか!? なら狙いは最初のやつか、順番的に次のやつか!? それとも本来鳴るはずだったやつか!?」
「にゃー! そんなのオレにもわからんちん!」
「ええい! こうなれば儂が最初のと前のを攻撃する! ルーレットは次に鳴る太鼓を攻撃せい! 《リトル・ビッグボム》! リトル・ビッグボム!」
窮地を脱したのはいいが、それに費やした労力というか主に必殺技ゲージが重すぎて、1回限りの力技でもこれは酷いと言い争う。
次にまたカミカゼとチドリのコンボを使われた場合の対策を練らなきゃならないのはもちろんだが、落雷攻撃が10秒間隔という短いインターバルで行われることも喧嘩を助長させる。
しかも6発同時の攻撃のあとの挙動について情報が不足していて、次に鳴る太鼓が3択になってしまってることでシズクが意見を聞いてくる混沌さ。
あれもこれも秒単位で決断しなきゃならないとかテルヨシの頭ではパンクしそうになるところをユリが即決で動いてくれて、リトル・ビッグボムを2つ使って2つの太鼓に狙いを定め、シズクも言われた通りの太鼓を狙う。
イチキシマヒメは先に放っていたアキラ達が肉薄することで風の攻撃を防いでくれてるので、サアヤとの喧嘩はスパッとやめて攻撃に集中する2人に代わって鳴る太鼓を聞き分ける。
キャンセルのために爆音をぶつけるから大変聞き取りづらくはあったものの、なんとかギリギリ聞き分けることに成功し、キャンセルに成功した2人にいま鳴った太鼓を教えて鳴る順番を確定させることはできた。
それはテルヨシにしかできなかったと理解してるからか、喧嘩腰だったサアヤも喧嘩を再開させるようなこともなく、イチキシマヒメと戦うアキラ達に加勢に行くため一緒に走り出す。
「……それで、次にカミカゼが来たらどうするのよ」
「どうしよっかねぇ……」
「真面目に考えなさいよ。ちゃんと使えば働く頭はしてるでしょ」
「うーん、踏ん張ろうにもこう拓けてると掴まるものすらない……」
その前にカミカゼへの対策だけは必要だろうと落ち着いた口調で話すサアヤにテルヨシも冷静さを取り戻して考えるが、割とどうしようもない技で対策のしようがないとわかってしまっている。
しかし掴まるものすらないという点において1つだけ引っかかったのは、技を放つイチキシマヒメ本人。
技を使うイチキシマヒメが竜巻に巻き込まれては本末転倒なのは当たり前で、それが起きるならアホすぎるが、現実はそんなことは起こらずイチキシマヒメはその場に留まり続けていた。
それならカミカゼには風の影響を受けない安置が存在する可能性があり、それがあるとするなら竜巻や台風でもよくある『目』と呼ばれる中心地。
「イチキシマヒメの頭上」
「竜巻の中心ってこと? まぁ確かにそこなら風の影響もないとは言わないけど、どうやってそこに入るのよ」
「ん? それ自体はオレだけなら簡単なんだけど、みんなとなると誰かを踏み台にするしかないよね」
「じゃあテイルが最後ね。アンタしか自力で移動できないんだし、当然そのつもりで言ったんでしょ」
「オレを踏み台にしていけぇ! なんかカッコ良い?」
「はいはいカッコ良いー」
「うわぁお、テッキトー」
風の影響が弱ければ体を浮き上げるだけの力がなくなるのは確実。
ほぼ無風状態にあるだろう竜巻の中心ならそれが起きうるとサアヤも言ってくれて、そのための手段もアバウトに決まる。
最後に周りに惚気だなんだとツッコまれそうなやり取りをして前線まで戻ったテルヨシとサアヤは、戦いながらカミカゼ対策を4人にも伝えて、本当にそうなった時に混乱しないように予防。
これでまた1つ攻略の段階を経たということになるとはいえ、それに消費した必殺技ゲージがえげつなく、テルヨシ、サアヤ、クラリッサがほとんど空っぽという惨事。
アキラのアビリティでのリチャージは現実的ではないのでひたすら攻撃して溜めるしかなくて、3人の攻撃頻度が割り増しで多くなる。
そうなるとイチキシマヒメもまた鬱陶しいと思ったのか、先ほどよりも早いタイミングでカミカゼを使ってきて、防ぐ手段はないテルヨシ達は再び空高く舞い上げられてしまう。
「オラオラオラオラ!」
そこはもう受ける前提だったから、慌てることなく全員の位置を確認したテルヨシは、竜巻の中で全力クロールで泳ぐという意味不明な移動方法で位置を調整して1人ずつ合流しては竜巻の中心への蹴りで送り出し、サアヤも回転率を上げるためにブレード・ファンで力技で押し出してくれる。
チドリが使われるまでには若干の猶予があったものの、悠長にやってる暇もなかったから急いで全員を中へと押し出していくと、竜巻の中心に出たアキラ達が予想通り力の弱まった風によって緩やかな落下でイチキシマヒメへと迫っていくのが見える。
その中で重量級のカイが特に早くイチキシマヒメまで到達して攻撃を再開してくれたおかげでチドリによる追撃はキャンセル。
最後になったテルヨシとサアヤも余裕を持って竜巻を抜けることができて、2人以外が地面に着地したところでカミカゼも維持をやめたのか力が分散して消滅。
サアヤと一緒に渾身のダイブキックをお見舞いしてから着地を決めてカミカゼとチドリのコンボを攻略したところで、太鼓の破壊をしていた2人からも「おっしゃあ!」と気合いの声が上がったのが聞こえ、そちらに目を移せばなんと、6つあったはずの太鼓は一気に半分の3つにまで減っていた。
だいぶ均等に削っていたのはわかっていたから、破壊のタイミングも多少のムラはあってもそう違わないと予想はしていたが、まさか雪崩のように連鎖するとは思わなかった。
この調子なら太鼓の完全破壊もすぐだろうと、イチキシマヒメへの攻撃にも俄然やる気が出てくるというもの。
イチキシマヒメの剣にも確実にダメージは蓄積していってるので、こちらの破壊も十分視野に入ってきているが、ここで大ダメージ狙いの大技でも繰り出せば、たちまち即死級の《タケミカズチ》で崩壊させられるため、勢いだけで攻めてはいけない。
火力で押せ押せなユリとシズクとは裏腹に堅実な削りでイチキシマヒメを狙うテルヨシ達の対比は、外野から見れば少し面白かったりするかもしれないが、至って真面目な当人達はそんな視点は無視して着々とダメージを蓄積させていき……
「これで、終わりだぁ!! 《バースト・ショット》ぉおお!!」
シズクの猛々しい雄叫びと共に放たれた必殺技によって、残り1つになっていた太鼓が強烈な一撃によって破壊。
これでようやく落雷攻撃の脅威から解放されるという安堵はありつつも、太鼓の破壊と同時に対峙していたイチキシマヒメにも変化が起きて、やはり新たな挙動が見えるかという緊張が混在する。
太鼓を破壊されたイチキシマヒメがまずしてきたのは、肉薄していたテルヨシ達を強制的にノックバックさせる衝撃波を全方位に放って距離を開かせ、何かの準備をする猶予を作り出すこと。
テルヨシ達としてはその準備が整うのを変身ヒーローの鉄則のように待ってあげる義理はないので、ノックバック後もすぐに接近を試みようとした。
だがイチキシマヒメはノックバックさせたあとに剣に雷を纏わせてそれを頭上に掲げてみせ、直後には上空の雷雲から凄まじい雷がイチキシマヒメへと落ちてきて、巻き込まれては即死しては元も子もないのでテルヨシ達の接近はそこで中断させられてしまった。
自ら雷に撃たれたのは戦闘開始前の挙動と重なる部分であるため、何らかの強化がなされたと考えるのが妥当で、落雷による光が収まって見えてきたイチキシマヒメの変化を目を凝らして観察する。
見た目には装甲が付与されたりなどの変化はない。
しかし全身にバチバチと帯電してるようなエフェクトが追加されて、その手の剣には常に風が纏われているようで、明らかに厄介な度合いが増した印象。
『《
近寄りがたい雰囲気すら漂わせるイチキシマヒメに接近すべきかどうか全員が迷ってしまった間に空いていた手を掲げてから技名を発声しながら前へと振り下ろしたイチキシマヒメの挙動のあと、スッとテルヨシ達の頭上にピンポイントで影が射す。
そしてそこから1秒とかからずに即死級ではないものの、明らかにスタン効果もありそうな小さな雷が落ちてくる。
推測が入ったのはテルヨシが危険を察知してすぐに回避に動いたおかげで雷を受けずに済んだからと、避けられずに受けてしまったアキラ、カイの2人がまだ死亡せずに生き残っていたから。
ただし1度でも当たるとスタンで動きが鈍くなり、次の行動に支障が出るようで、さらに追い打ちをかけるように落雷から2秒足らずでまたも頭上に影が射して落雷が襲いかかる。
次は少し視野を広げていたこともあってサアヤ達の頭上にも注意が向き、そこからわかったのは自分達の頭上10mくらいの高さに小さな雷雲が出現し、それが雷を落としているということ。
雷を落としたあとはすぐに雷雲は消えてしまうのだが、そこで再びターゲティングが行われるのか、またパッとテルヨシ達の頭上に出現して雷を落としてくる。
雷自体は影が射した瞬間に動けば回避が間に合う程度の緩いタイミングだが、その間隔は非常に短く、止め方もわからないとあって立ち止まることすら許されない状況に。
そして1度でも雷に撃たれれば怯みによって次の雷も当たり、その次もとなり、アキラとカイのように死亡することになる。
アキラで3発。あのカイでも6発目で死亡したところから、各々でどのくらいのダメージになるかは予測がついたところで回避に少しだけ余裕が出てきたのは慣れだろうが、その慣れの隙を突くようにイチキシマヒメがまた動き出す。
『《
剣を倒して前にかざし、逆の手を刀身に触れさせて構えてから技名発声に及んだイチキシマヒメに呼応するように剣が緑色に光り、周囲に拡散。
今度は何がと雷を回避しながら身構えていると、このテリトリー内の至るところから直径1m程度の小さな竜巻が発生。
ただ小さいからと侮ることすらできないほどの強烈な勢いで、それに巻き込まれれば抜け出す事すら容易ではない。
と、まだ冷静に観察できていたテルヨシも、竜巻の発生に運悪く重なってしまったユリが捕まってそのまま雷に撃たれて死亡したのを見て、戦慄。
竜巻は雷の回避を誤れば簡単に巻き込まれそうなほどの密集率で展開されていて、そこにまだ5人が動き回っているとなると、味方の動きもしっかりと見て動かないと共倒れが起きる。
こうなると表面積は少ない方──要するに小さい方──が良いとテイル・ウィップが竜巻に巻き込まれて体まで引き込まれかねないから、安全性を取ってストレージに戻してしまった。
サアヤはブレード・ファンを展開剣にして連動操作によって巻き込まれを阻止。
シズクもアビリティの強化を捨てて持ち回しの良いハンドガン《アネモイ》に換装済み。
クラリッサは元々が回避主体だけあって問題なさそうで、リクトは《ドライブ》のアビリティを使った機動力を封じられてもどかしそうに回避している。
その5人がアイコンタクトで自然とテリトリー内で散開してぶつかるのを防止しつつ、ようやくイチキシマヒメと対峙する準備を終えるが、そこまでで3人も失うことになろうとは……
これまでで一番荒々しいイチキシマヒメの攻撃は、1度でも当たれば雪崩のようにダメージを受けて死亡してしまう危険性を持つが、イチキシマヒメの半径2mほどの範囲は無風地帯らしく、接近さえすれば攻撃は十分に可能に思える。
「ただこれは……どうすればいいのか……」
ただしそこには1つの問題があって、繰り出される竜巻と雷の轟音によってほとんど他の音が聞こえない状況で、衝突防止で離れた位置にいるサアヤ達と連係が取れないのだ。
単発での攻撃ではイチキシマヒメに届くかもわからない以上、タイミングを合わせて攻撃するのがベスト。
唯一この状況で近づかずに攻撃できるシズクは竜巻によって射線の確保が難しいながらも、チャンスには確実に撃ち込んでいるらしく、イチキシマヒメも剣で弾いて防御していた。
……と、その様子を見てふと気づく。
これだけの大規模攻撃を仕掛けられるイチキシマヒメが何故、シズクの攻撃を剣で防御するのか。
さらに言えばこの状況で別の技でも追加すればテルヨシ達はほとんど八方塞がりで壊滅させられるのに、それをしない。
そして過去のイチキシマヒメの挙動の全てを思い出して気づいた。
風と雷の強力な2属性を操って攻撃してくるイチキシマヒメだが、その強力さの代償なのかどちらの攻撃も『1つの技しか繰り出せない』のだ。
つまり今、イチキシマヒメはアラガミとアラマキを同時に使っているため、他の技が使えない。だからイチキシマヒメ本体はあの剣で直接対応するしかない。
あくまで推測になるものの、確信に近い何かを持ったテルヨシが、接近さえしてしまえばどうにかなるかもしれないと、その事をどうにかサアヤ達にも伝えようとするが、やはり轟音で声は全く届かない。
──ならテルヨシがやることは1つ。それを行動で示すこと。
決断したテルヨシは雷と竜巻を華麗なステップで躱しながらイチキシマヒメへと最短ルートで接近していき、やはりさっきまで妨害してきた距離に詰めても何もしてこないことから技が使えないと確信して暴風地帯を抜けてイチキシマヒメへと全力の蹴りを放つ。
注意すべきは体に帯電しているイチキシマヒメ本体を攻撃すると感電させられる可能性があるので、狙いはあくまで手に持つ剣であること。
そことまだ落ちてくる雷にだけ注意してイチキシマヒメの周囲を翻弄するように動き回避から攻撃を繰り返す。
──伝わってくれ!
1人ではイチキシマヒメの剣に攻撃を届かせることも難しく悪戦苦闘を強いられるが、テルヨシの意図にサアヤ達が気づいてくれると信じて必死に食らいつく。
「スイッチで波状攻撃よテイル!」
「この狭い安置に留まろうとするな! タイミングを合わせろ!」
「ルーレットさんの射線も塞いではなりませんわよ!」
その思いが届いたかどうか定かではない。
でも奮闘を見て声の届く距離にまで接近してきてくれたサアヤ達が怒濤の作戦決定で連係を作り出してくれて、何か込み上げてくるものを感じながら俄然やる気になったテルヨシも言われた通りシズクの射線の確保をしつつサアヤ達と入れ替わり立ち替わりでイチキシマヒメへ全方向から波状攻撃を仕掛けていった。
そして──
「《ジェノサイド・カッター》!」
「《ジャイロ・ショット》!」
「バースト・ショットぉお!」
イチキシマヒメの剣にわずかな亀裂が入った瞬間を見逃さなかったテルヨシの合図で、溜まっていた必殺技ゲージを使った3人の攻撃が炸裂。
その際に技後の硬直があるせいで3人が雷に撃たれてしまう結果となってしまうが、渾身の必殺技を受けたイチキシマヒメの剣もまた耐久の限界を迎えたか、その刀身に大きな亀裂を生み出して、軽快なサウンドエフェクトを響かせて砕け散ったのだった。