「こんのぉお! はーなーせー!!」
メタトロン戦を前にして立ちはだかったマゼンタ軍との戦闘に単騎で突っ込んで掻き乱してきた《ボッシュ・ルーレット》を、5人がかりでようやく拘束することに成功。
《テイル・ウィップ》に巻きつかれて両腕を封じられ、宙に浮くルーレットは、その拘束を解こうと足をじたばたさせながら全身を揺さぶってすり抜けようとする。
しかしそんなことで抜けられては間抜けなので仕方なくテイル・ウィップの拘束を強めて圧迫し「ぐえっ」とちょっと苦しそうにしたルーレットに《アレース》の砲口をあえて向けて固定。
遠隔操作できるらしいから、これで撃ってもルーレットが自爆するだけなので安泰だろうと極限集中モードを解いたテルヨシは、この状況で会話にならないようならもはやアホなのではと思いながら、少し大人しくなったルーレットに話しかける。
「相変わらず過激すぎて疲れるな、ルールーは。それでここに現れた理由はあったりするの?」
「うるさーい! いいから離せバカ野郎!」
……アホの子だこれ。
こっちの気が変わればいつでも一方的に倒せてしまう状況でも闘志むき出しのルーレットは相当にアホなのだが、それでもかろうじてこちらの声に反応したのか? な態度に引き続き対話を試みる。
「《レイズ》の強化をエネミー狩りでしてたっぽいから、オレ達の動きを読んでたってわけじゃないのかな。目的さえ教えてくれれば、こっちに被害が出ない限りはオレ達もルールーのやることに干渉しないよ?」
「だったら邪魔するなー! アタシはあのデカブツをブッ飛ばしたいんだよ!」
「デカブツって、もしかしてメタトロンか?」
「それ以外に何がいるんだバカかお前は!」
──アホにバカって言われるのはちょっと不快だな。
強気すぎる態度のルーレットに珍しくイラッとしたテルヨシだが、ここでキレてはルーレットと同列のアホになるのでグッと堪えて、その目的をなんとか聞き出すことができた。
その声は大きかったのでルーレットが無力化されたことで近寄ってきたサアヤ達も会話へと加わってくる。
「メタトロンをぶっ飛ばすって、私達と方向性は同じよ、ルー子」
「じゃな。むしろそれを邪魔しておるのが、今ロータス達が戦っておるあやつらじゃ」
「そんなの関係なーい! 黙ってアタシのレイズの餌になれバカ共が!!」
それなら話は早いとルーレットにとっての敵という認識をマゼンタ軍にしようと話したサアヤとユリだったが、さすがアホの子元気の子。
単騎でメタトロン攻略に乗り出そうとしているらしいルーレットは、とにかくレイズの強化をしようとこの場に現れたことが判明。
しかしその態度には割と短気なサアヤがイラッとして抵抗できないルーレットにゲンコツをお見舞いし大人しくさせようとする。
ドゴッ! とヤバめの音がルーレットの頭から発生したものの、むしろゲンコツしてきたサアヤに微妙に届いた足で蹴りをお返し。
全く反省の色を見せないルーレットに《ブレード・ファン》の展開剣を手にして首をはねようとしたのをユリがなだめつつ、どうにか話を進めてみる。
「餌とは言うが、してルーレットよ。仮にこの場の全員が餌となってレイズの強化が進んで、それでメタトロンに対抗でき得るものが発現するのかの?」
「そんなことアタシが知るか!」
「わからんのかーい!」
ルーレットはアホの子だが、メタトロンを倒そうとするからにはレイズの強化の先に何か対抗策でもあるのかと勘繰ったユリの推測は正しかった。
しかし当の本人は何の勝算もなしにレイズの強化をしていたらしく、どれだけ強化をしても対抗策がない可能性すらあるアホな行為には聞いていた全員がずっこける。
「でもアタシは行かなきゃならないんだ! あのデカブツの守るミッドタウン・タワーに! どうやってでも!」
これはさすがに無謀と言わざるを得ないので止めてあげようとしたテルヨシだったが、直後に叫んだ理由があまりに真剣な色を帯びていたからキャンセル。
ルーレットの本当の目的はメタトロンではなく、テルヨシ達と同じ《東京ミッドタウン・タワー》にあったのだ。
「ルールーは、ミッドタウン・タワーに何があるのか知ってるのか?」
「《ISSキット》の本体だろ! だから行くんだ! わかったなら離せ! アタシの邪魔をするなぁ!」
現状、ミッドタウン・タワー内部にISSキットの本体があることは極一部のバーストリンカーしか知らない事実のはず。
それを知ってるのが気になるが、詳しいことは全く話してくれそうにないのはここまでで十分にわかってたから今はスルー。
「ルールーの目的はわかった。解放するのも条件付きでしてあげるよ。解放してあげる代わりに、オレ達にルールーの手伝いをさせてくれないか。必ず君をミッドタウン・タワーの中まで連れていく。こっちにはルールーより可能性のある突破方法もあるから」
「ちょっとテイル! 何で私達がルー子に協力しなきゃ……」
向いている方向が同じならわざわざ敵対する必要は全くないし、ルーレットは協力してくれと素直に言ったところで「知るか!」と怒鳴られるのは見えきっていた。
だからあえてテルヨシはルーレットにこっちが協力する提案をしつつ、こちらへの敵性を排除しようとする。
そんなこっちが頭を下げるような話にはサアヤが不服そうにしたが、この言葉を口に指を当てて黙らせ、交渉を続ける。
「だからそれまではオレ達……あそこにいるISSキットを着けた連中以外を攻撃しないでほしい。それ以外にルールーが何をしようとオレ達は邪魔をしないから」
「…………あの連中は餌にしていいんだな?」
「キットの力は厄介だから、同じ力がなきゃ正面から倒すのは難しいと思うけどね」
「……必ずだな?」
「ダメだった時はいくらでもオレ達を餌にしてくれていいよ」
「……約束したぞ。だからさっさと離せ!」
ルーレットに共闘はほぼ不可能だが、自分にとって有益なことをする存在をわざわざ排除しようとするほどバカではないのが生物として本能。
その交渉がどうにか上手くいって安堵し、これ以上の拘束は機嫌を損ねそうだったからすぐに解放しようとテイル・ウィップを緩めようとした。
瞬間。まさに全員が油断していたタイミングで猛烈なモーターの回転音と共に急接近してきた《ゲーテ・スピン》がテルヨシへと飛び蹴りを放ってきたのだ。
完全に虚を突くスピンの特攻は誰も反応が間に合わなく、まともに飛び蹴りを食らったテルヨシは、テイル・ウィップからルーレットを解放しつつスピンと一緒に勢いを殺さずに吹き飛ぶ。
「ルールー! 約束したからな!」
それでもルーレットの敵性を排除することはできたので、サアヤとユリには一応アイコンタクトで注意してくれと送りつつ、ルーレットにも言葉にして約束を守るように叫び、そこでスピンの蹴りが外れて地面に背中から不時着。
テルヨシをほぼ踏み台に飛び越えたスピンを勢いに乗せるのはマズいと、背中から落ちながら両足を持ち上げて反動でわずかに浮いた瞬間に低空バック宙からの馬蹴りをスピンの背中にお見舞い。
すぐにテイル・ウィップで体を支えてリカバリーしつつスピンの方向に向き直ると、背中を押されたにも関わらず《ドライブ》で回転する脚部のモーターで地面を捉えて加速しつつUターンしてテルヨシへとまた突貫してきていた。
もはやスピンが蓄積してきた対戦勘とでも呼べるものでキットの力に抗いながら個性で戦うスピンは、本能のみで動いているところがあり、そこには対戦特有の駆け引きが存在していない。
こっちの動きに反応して攻撃を通そうとする意思と、攻撃を避ける意思が適所で判断を下して行動している感じか。
「この戦いが終わったら、また全力で戦おう、スピン」
そんなスピンに脅威を感じることがなかったテルヨシは、急接近してくるスピンに対して呟いてから、繰り出してきた加速からの右掌打を本当のギリギリまで引きつける。
そうして2つの意思が判断を下し動かれる前に最速の反撃を繰り出せば、理論的に攻撃は当たる。
繰り出された拳は必殺技《ジャイロ・ブレーカー》も放てるので油断はならないが、その掌打にバックステップを踏んで左足の裏を合わせて、そこを軸に右足を振り上げてその爪先をスピンの下顎へと電光のごとく蹴り抜く。
これにパワーは必要なく、下顎を撃ち抜く正確さが重要で、寸分の狂いもなく下顎をクリーンヒットされたスピンは、テイル・ウィップを巧みに動かして飛び越えたテルヨシを通りすぎて前へと倒れながら地面を転がっていった。
加速世界でも脳震盪に近い現象を起こせることは対戦の中で知っていたテルヨシは、それを狙ってスピンを昏倒させたのだ。
ほとんど受け身も取れずに地面を転がったスピンは、思惑通りに加速が仇となってダメージも大きそうだったが、フラフラと立ち上がってきたので、完全に意識を刈り取るまでには至らなかったようだ。
しかしそれがいけなかったか。今まで絶妙なバランスで堪えていただろうスピンの挙動に変化があり、ぶらんと垂れ下がった両腕には力がなく、頭も俯いてしまっていた。
そして戦闘開始からもずっと固く閉じられていた胸部装甲のISSキットの血のように赤い眼がギョロリと開眼しキョロキョロと辺りを見回し始めた。
──ズギャンッ!!
が、ISSキットが本格的にスピンを動かそうとしたまさにそのタイミングでスピンの後方から正確無比の狙撃が背中からISSキットの眼に直撃し貫通。テルヨシの横を通りすぎる。
胸部装甲に小さな穴を穿たれたスピンは、静かに地面へとうつ伏せに倒れて動かなくなってしまった。
「…………ごめんなさい、スピンさん」
それを放ったマリアは、不本意な決着と不意打ちに謝罪して《シャープネス》を下ろし、目が合ったテルヨシにも小さく頭を下げた。
その近くではアレースの砲口をマゼンタ軍へと向けて盛大にぶっ放しているルーレットと、そのせいで《ダーク・ショット》の反撃を受けて必死に防御するサアヤとユリの奮闘が見える。
倒れたスピンは死亡マーカーになってないのでまだHPゲージは残っているはずだが、ISSキットを一時的に破壊した今の状態の方が安全だと判断。
これで死亡して蘇生してしまえば、また1時間後に全快の上にISSキットも復活してしまうからだ。
しかしこれで本当にこっちとしては想定外の《五芒星》の2人との連戦はとりあえず終わりを迎え、今度は黒雪姫達に加勢しなきゃといったタイミング。
向こうも向こうで戦いは佳境にさしかかる、そんな気配がしていたところ。
テルヨシの視界は都合良く黒雪姫達とミッドタウン・タワーを同時に捉えていて、そのミッドタウン・タワーの上の景色が歪んだのを見逃さなかった。
それは不可視の何かが迷彩を施して蠢いたような、不自然な歪みだった。
「……ッ! ヤバい!」
そしてその歪みはミッドタウン・タワーの天辺からゆっくりと移動してテルヨシ達のいる公園の方向に近寄って、なだらかな丘の上に着地。
その直後。それによる衝撃波か何かが強烈な地震と轟音となって襲ってきて、戦闘中だった黒雪姫達やマゼンタ軍さえもその揺れには動きを止めてしまった。
この場の誰もがその原因にすぐ理解が及ばなかったのに対して、直視していたテルヨシは、地震によって一時的に足下がおぼつかなくなった一同に声を張り上げる。
「メタトロンだ! 攻性化範囲に入ってるぞ!!」
その声を聞いて公園にいた全員が本来メタトロンがいたミッドタウン・タワーの方向を向き、その手前の丘の上に不可視のメタトロンが蠢いているのを確認。
その時にはすでにメタトロンはその巨体に備わっている大きな両翼を広げて何かをチャージするように仄かに発光。
「──全員、後退!!」
「みんな、逃げて!!」
あまりにも突然のメタトロンの挙動に即決に近い判断を下した黒雪姫ではあったが、その指示を聞いて動くまでが精一杯でとてもじゃないがメタトロンの攻性化範囲から抜けるのは不可能なタイミングだったことは間違いない。
だからなのか反射的になのか、黒雪姫の指示と同時にハルユキがメタトロンとの最前線へと飛び立っていつ撃たれてもおかしくないレーザーに備えて《オプティカル・コンダクション》を使おうと両腕を前に掲げて交差してみせた。
そして無情にもメタトロンの丸い頭部の中心から、あらゆる者の命を一瞬で奪い去る激光のレーザーが放たれた。
あまりの光の奔流に視界がホワイトアウトしてしまい、その間にレーザーによって即死したとさえ思えた数秒間。
ここまで凄まじい攻撃とは思ってなかったテルヨシは、視界が戻ってきて自分のHPゲージがまだ存在することをまず確認し、次に状況の把握に意識を集中。
生きているということはハルユキのアビリティはメタトロンのレーザーにも耐えられたということ。
なので直前にハルユキが立ち止まった場所へと目を向け、そこで今も衰えることなくレーザーを照射するメタトロンの猛攻をオプティカル・コンダクションで周囲に拡散しながら耐えるハルユキの姿があった。
しかしいつ終わるかもわからないレーザーの照射とハルユキが耐えきれなくなって蒸発するかは全くわからない。
見れば拡散されているレーザーの一部がハルユキの足下の草を焼きマグマのように変質させて余計なダメージを与えているので、そっちの方が危惧される。
黒雪姫達は近くで動かなくなってしまっていたマゼンタ軍のバーストリンカー達を公園の外へと運び始めたところで、ハルユキへの加勢は少し遅れそう。
サアヤ達も黒雪姫達の加勢に回ってしまったので、そっちの人員は足りそうだと判断し、テルヨシはまっすぐハルユキの下へと駆けて加勢に向かう。
レーザーが放たれる直前。ハルユキの位置がマゼンタ軍を庇うようなところにいたのが幸いしたのか、テルヨシが加勢に加わるより早く、マゼンタがハルユキの背中を支えて加勢し、それに遅れてテルヨシもハルユキとマゼンタの後ろへと到達。
「《インフェルノ・ステップ》」
そして近くで見ればやはりドロドロとマグマのようになった足下は相当に辛い状態にあったので、加勢する前に炎熱属性と耐性、吸収を付与するインフェルノ・ステップを発動し足下のマグマを排除しつつハルユキの肩に手を置き支える。
「おら! エネルギー切れまで持ち堪えろよ、クロウ!」
「せんぱ……はいッ!」
「アナタ、こんな技を持ってたのね……」
「これも君が否定しようとしてる『個性』だよ! そのおかげでちょっと長生きできてんだ。感謝してもバチは当たらないんじゃない?」
「感謝なら……この状況を乗り切れたらしてあげなくもないわ」
インフェルノ・ステップは秒速4%消費と燃費が悪いので、リチャージできないこの状況だと最長でも25秒しか持たないが、それまでには黒雪姫達も援護に来られるだろうとハルユキを支える手に力を込めて踏ん張る。
そしてそのハルユキも拡散していたレーザーを少しずつではあるが一点に集束しつつ、その角度を完全な反射角。つまり180度まで持っていこうとしてるのがわかる。
そこにどんな意図があるのかはわからないが、全く衰えないメタトロンのレーザーの威力とこちらが持ちこたえる時間では、向こうに分がありそうなのはなんとなくわかるので、エネルギー切れ以外のしのぎ方があるなら早くしてほしい。
しかしハルユキがレーザーの反射角を大きくするほどにこちらへの重圧も上がり、テルヨシとマゼンタが支えてもハルユキの体がジリジリと後退していく。
まだ100度くらいでこんなではとてもじゃないが180度の反射には耐えられない。
そう考えながらも必死に体を支えて踏ん張っていると、そのテルヨシとマゼンタの背中を押す存在があり、黒雪姫達が間に合ったかと思って少し振り向いたら、そこにいたのは《アボカド・アボイダ》だった。
だがそのタイミングでインフェルノ・ステップの効果が切れてしまい、決してマグマ自体を消していたわけではなかった足下は再び業火の炎となってテルヨシ達を襲い、炎に弱いと言うアボカドは途端に苦しそうな声をあげたが、テルヨシ達を支える力を緩めずに踏ん張り続ける。
「へぇ、根性あるじゃないかアボカド。うちに欲しい人材だね」
「こんな時に勧誘しないでもらえる? それにアボはワタシの仲間よ」
「じゃあマゼンタも一緒にどうよ? もちろんISSキットは外してもらうのが条件だけど」
「そんなの……」
その根性は称賛に値するし、テルヨシ達を助ける義理もないのに逃げずに来たことが好印象だったので、タイミングも考えずに勧誘を始めてしまい、マゼンタが止めつつも一緒にと言われて言い淀んだ。
そこには明らかな迷いが生じていたものの、答えを聞くよりも早く足下のマグマに大量の水がかけられて冷やされ、それをしてくれたあきらが合流しテルヨシの肩に手を添える。
さらに続々と援護が到着し全員がハルユキを支えるように後ろで踏ん張りつつ、もう少しで180度になろうとしている反射角まできたハルユキに声援を贈る。
「うらぁぁああああ!!」
あと少し、あと少しだ。そう思いながらレーザーとの攻防に目を向けていたら、メタトロンが動いてから援護に回るでもなく何かしていたルーレットが突如としてテルヨシ達の後方に陣取って叫び、何事かと頭だけを後ろに向ければ、いつの間にかアレースをストレージに戻されて新たな強化外装を装備したルーレットが、その銃口をこちらに向けていた。
対戦車ライフルなどにもある銃身を支えるスタンドを有した。いや、それがなければ支えることすらできない超長銃身の角張ったデザインの、狙撃銃とも大砲とも言えないゴツい銃型強化外装。
形状からしておそらくは特殊兵装型の《エリーニュス》なのだが、レイズの強化でほとんど面影はない。
「ブッ飛べデカブツ! 《メガイラ》チャージ!!」
何を血迷ったかと思ったが、位置取りが紛らわしいものの狙いはレーザーを撃っているメタトロンの方だったようで、ルーレットのコマンドで特殊弾が装填され、エリーニュス全体がバチバチと電気を放ち始める。
エリーニュスは強力な電気の力で弾を飛ばす、所謂《
今回装填したのはルーレットの残HPが多ければ多いほど威力が上がるメガイラ。
あれだけの戦闘をしたにも関わらず残HPはほとんど減ってないルーレットは恐ろしいほどだが、レイズによる強化でおそらくはデュエルアバターならまとめて5、6人は一撃で倒せるだろうほどの威力の弾丸が発射されようとしている。
前からも後ろからも強大なエネルギーが放出されようとしてる中で、とうとうハルユキもレーザーをほぼ180度まで反射させるところまで来て、ルーレットもその狙いをレーザーの発射口として弾丸を発射。
レーザーで蒸発してしまうのではと思われた弾丸は物ともせずにレーザーの中を突き進み、同時にハルユキの反射も180度に到達。
ルーレットの弾丸はメタトロンの発射口まで到達し、反射したレーザーと同時に何かを捉える。
《地獄》ステージ以外では全ての攻撃を透過するはずのメタトロンに、確かに何かが当たった事実を証明するように、その後から徐々にレーザーの威力が落ちていき、最後には完全に沈黙してしまうのだった。