──反応できなかった。
《神獣級》エネミー《大天使メタトロン》の撃破に成功して全員が安堵し警戒が薄れた数秒。
《ボッシュ・ルーレット》にタックルをしてメタトロンの第2形態と思われる存在に攻撃するのをキャンセルさせたテルヨシが邪魔だと蹴られてるのを少し笑いながら見ていたら、そのテルヨシが急に立ち上がってその後頭部に接続されてる《テイル・ウィップ》をくねっと動かして頭上で先端をクルクル回す。
それは長い領土戦においていくつか出来上がった言葉を用いない時のサインで、意味するのは『周辺要警戒』。
ここからだとテルヨシの後ろ姿しか確認できなかったが、その奥にいたマリアもユニコやユリが警戒を解く中で《シャープネス》を構え直したから、おそらくテルヨシがハンドサインを出したのだろう。
しかしサアヤにはそれが意味するところがわからず、どこをどう警戒すればいいかも不明で漠然と周囲に目を向けることしかできなかった。
せめてテルヨシが見ている別の方向をと思って後ろに振り返って警戒をしていたら、2秒程度でハルユキの悲痛な叫びが聞こえて振り返る。
その時にはすでに遠くの視界で謡が前に倒れる姿と、ユニコがいつの間にか現れた2枚の黒い板に挟まれて押し潰されそうになってる姿が見え、警戒を促していたテルヨシも両足にどす黒い心意の過剰光を纏って誰よりも早く駆け出していた。
1秒後。ユニコが黒い板に完全に挟まれてしまい、その板へと強烈な蹴りをお見舞いしようとしたテルヨシが《アルゴン・アレイ》の2本のレーザーに阻まれてクリーンヒットを外されてしまい、黒い板は地面へと沈み込んで消える。
アルゴンのレーザーは一瞬遅れて飛び出したレパードと迎撃に動いたマリアにも1発ずつ放たれたものの、命中はせずにそれ以降の攻撃は来なくなる。
さらに翼を広げて飛び出したハルユキには心意とは違う別の力が加わって4枚の光翼が出現。これまで以上の加速でテルヨシのいる場所へと迫ったが、ユリを《東京ミッドタウン・タワー》に向けて蹴り飛ばしたテルヨシが北の交差点を指差したのを見てほぼ直角のターンでそちらへと飛び、その先にはユニコを抱えた黒い板のアバター《ブラック・バイス》が交差点を渡り始めていた。
それら全てが終わった頃に全員がテルヨシ達のいる地点に走り出し、サアヤも急いで走り寄ろうとした。
だがそれと同時にサアヤの前方でそれとは別の方向、東京ミッドタウン・タワーへと走り始めたルーレットがいて、目的がISSキットの本体にあることはわかっているものの、真意までは見えていないため野放しにしていいものかと思考。
「ガッちゃん! ルールーが動いてるから頼む!」
そこに聞こえたテルヨシの声に足を止めかけて、サアヤの迷いにドンピシャなお願いをされてしまえば、黒雪姫達と短くても作戦会議をするべきところでもルーレットを追う選択をすることができた。
東京ミッドタウン・タワーにはすでにユリがアビリティとテルヨシの力で先行して飛んでいったが、目的は離脱用のポータルを潜って現実世界のユニコからケーブルを抜き強制切断することで間違いないので、ISSキットの本体の相手はしないはず。
そうなるとやはりルーレットを先にISSキットの本体まで到達させるのは危険、とは違うが何が起きるかわからない以上は阻止すべき。
「……情けないわね」
そう考えながらも、サアヤの頭にあるのは、さっきの奇襲において何ひとつアクションすることができなかったこと。
後ろを向いていたから反応が遅れた部分はある。それでもだ。
おそらくは今回のメンバーの中ではフーコとあきらとほぼ同等の最古参である自分が、2年ちょっとのテルヨシと1年と経っていないハルユキに反応速度で完全に負けたのは少なからずショックを受けた。
さらにテルヨシは反応しただけでなくその後の判断も常人の域を越えた処理で的確に指示を飛ばし、サアヤの迷いすら断ち切った。
本来ならばそれはサアヤやフーコ、黒雪姫がやるべきことなのに、それができてしまったテルヨシは称賛に値すると同時に、サアヤ達をその間だけでも越える実力の片鱗を見せた。
──才能なんてものはもう見飽きたと思っていた。
《レッド・ライダー》《ブルー・ナイト》《グリーン・グランデ》《パープル・ソーン》《イエロー・レディオ》《ブラック・ロータス》《ホワイト・コスモス》。
かつての《純色の七王》はもちろんのこと、フーコを始めとした古参リンカーの中にも天性と呼べる才能を持つ人はそれなりにいたし、それらと対等以上に渡り合うための努力と経験値を積み重ねてやってもこられた。
勝ち負けなど別にいい。才能などに屈する段階はとうに乗り越えているから。
だがサアヤが悔しいのは、最も身近な存在が自分を置いて先に行ってしまうことだ。
今のサアヤにとっての身近な存在は《子》である《アイス・イーター》はもちろんだが、彼氏であるテルヨシもその家族であるマリアもそれに当てはまる。
そのテルヨシが、隣を歩いてくれていたはずのテルヨシが、今の出来事で背中をチラッと見せてきた。
今はまだいいのかもしれない。けど、このまま同じ速度で歩いていてはいずれテルヨシの背中だけを見て追いかけることになる。
そんな気がした時、悔しさと共に恐怖が襲ってきたのだ。
「嫌よ、テル。置いていかないで」
きっとテルヨシなら、遅れるサアヤに振り返って優しく手を差し伸べ引っ張ってくれる。
そんなことはわかりきっていても、かつて勝手に先に行っていなくなったどうしようもない『バカ』がいたのだ。
その過去とは決着をつけたものの、それで恐怖まで振り払えたわけでは、決してない。
──あんな思いは、もう2度とごめんよ。
歩く速度が違うなら、自分が合わせればいい。それが無理なら弱音を吐けばいい。
それが出来るのが皇照良という、信じると決めた男なのだから。
弱音は戻ってからいくらでも吐いてやる。でも今は強がりでもなんでも弱い自分は押し殺して進む。
そうと決めたらサアヤの足は自然と速くなり、少し前を走り東京ミッドタウン・タワーの建物内に入っていったルーレットに続いて、サアヤも建物内部へと突入した。
東京ミッドタウン・タワーは高さにして248mもあり、階層にすると地下の5階を含めれば59階層の高層タワーだ。
この内部にはユリが真っ先に目指した離脱用のポータルもあり、それはサアヤの記憶の限りでは45階に存在するが、ISSキットの本体がこの巨大なタワーのどこに、どれほどの大きさで存在するかはわからない。
それなのにルーレットは全く速度を緩めることなくどんどん上へと登っていこうとしていて、とにかくルーレットよりも先にISSキットの本体を見つけて何かするのを阻止しなきゃならないので、追いつけ追い越せの勢いでサアヤもアバターのステータスで天井に穴を開けてその穴からジャンプして上の階層を目指す。
幸い今のルーレットの装備している強化外装は特殊弾装型のハンドガン《ホーライ》で、知る限りで使える弾丸はマーキングによる地面への設置・振動感知し、スタン付きの電撃を出す《エウノミアー》。
5秒間ロックオンした敵にかなり速い雷を落とす《ディケー》の2種類。
エウノミアーもディケーもいずれもオブジェクトに対しては使用できず、ディケーに至っては屋内では不発するのか使ったところすら見たことがない。
だからルーレットも律儀に階段や、すでに壊れて通れそうな穴を使って登っているので、若干だがサアヤの方が登る速度で上回り《黄昏》ステージのオブジェクトが脆いことも加味して《ブレード・ファン》を展開剣にしてリーチを伸ばし天井を円形に斬り抜いて効率を上げる。
「ああぁああ!! 焦れったい!!」
そうやってサアヤが横から徐々に抜き去っていくからか、イラついたルーレットはそれを吐き出すように叫んで速度を上げたかと思えば、サアヤが次の階層に行こうと天井に穴を開けるタイミングでルーレットがサアヤの足下にエウノミアーを撃ち込んできたのだ。
「はぁ!? あっぶな!! 何すんの!!」
「うるさーい! 横でひょいひょい進むなバカぁあ!!」
設置からすぐには発動しないので感知されるより早く範囲から出て事なきを得たものの、ここにきていきなり約束を破って攻撃してきたルーレットには短気なサアヤも喧嘩腰。
そうして足を止めたのがいけなかったか、叫んでから「ディケー!」と弾丸を換えたルーレットは、今度はサアヤをロックオンしようと銃口を向けてくる。
「あ、あら……それって屋内じゃ使えないんじゃないの?」
「使えない、普段なら。天井とかにぶつかって当たる前に消える。だが今は違う!」
「ま、まさかぁ……」
屋内で使えないのは当たりだったが、それも通常対戦中の《レイズ》の限界があるからで、この《無制限中立フィールド》で上限のないレイズによる強化が進めば、その限りではない。
サアヤの疑問に対しての答えはつまりそういうこと。
その間に5秒のロックオンを完了させたルーレットは、まだ半信半疑なサアヤに構わずに「貫けぇえ!!」と盛大に引き金を引く。
するとサアヤの頭上から物凄い勢いで建物が壊れる音が近づいてきて、3秒としない内にサアヤのすぐ上の天井が猛烈な雷によって粉砕されて勢いそのままにサアヤへと襲いかかる。
だがさすがに着弾までに時間があったので、如何に落雷と言えど当たってやれるわけもなく、大きく横っ飛びすることで落雷を回避。
雷はサアヤのいた地点を穿っても衰えを見せずに地上1階まで直径3mほどの穴を開けてようやく消えたが、もはやソーンの電撃など比較にならない威力に戦慄。
「……よし!」
「よし! じゃないわよ! 死ぬわ!」
「うるさい! こうすればお前もいちいち壊さなくていいだろうが!」
──本当にこのアホは!
そう思って怒りに任せて怒鳴ってしまったが、何でか満足気なルーレットにちょっと違和感があり、サアヤに命中してないのによしって何だと思ったら、ホーライを下ろしたルーレットは、どうやら東京ミッドタウン・タワーの屋上より上から落ちてきたらしいディケーの落雷によって出来た屋上までの直通ルートを開拓したかったようだった。
改めて出来た大穴を見れば、確かに一直線に開いた穴の彼方に黄昏ステージの夕焼け空がわずかに見えるので、余計な手間を省けてはいる。
しかしこうも綺麗に穴が開くものなのかと疑問は残るが、純粋なエネルギーゆえに拡散せずに周囲への被害が出なかった結果かと自己完結。
それを狙っていたルーレットはすぐにその穴から次の階層にジャンプして行ってしまい、少し遅れてサアヤもそのあとを追うが、今のでサアヤの中でルーレットの評価が変わる。
イラついていたのは確かだし、約束を破って攻撃してきたのも経過としての事実ではあるが、結果としてサアヤはダメージを負っていない。
最初のエウノミアーにしてもサアヤの足を止める目的で撃たれたのだと今になればわかるし、ディケーを撃つためにサアヤをロックオンしなきゃならなかったのも、落雷が到達するよりも早くサアヤが避けられるだろうことも計算していたなら、ルーレットは本当はアホの子ではなく、ちゃんと結果を予測して動ける知略を持っている、かもしれない。
目に映るものは全て敵! という思考は身に染み付いているのかもしれないが、それはそうあらねばならないルーレットなりの理由があって、本当は他人のことを考えて行動できる子なのではないか。
あくまで可能性の話ではあるが、そう思うとルーレットを頭ごなしにアホの子と諦めるのは早計ではないかと思えて、今回の遭遇はひょっとすれば不運ではなく幸運だったのかもしれない。
「って、ちょっと! 速いわよ!」
「うるさいオバさん!」
「オバッ!? こ、殺す!」
そうやって少しだけ先を行くルーレットの姿を見ながら思考していたら、ちょっとずつルーレットが引き離してきたので、せめて階層のチェックくらいちょっと止まってやれと暗に言ったら、年頃の中学3年生に禁句を口にしたので、反射的に展開剣を刺しそうになったが、ギリギリのところで踏み留まる。
──やっぱりアホの子なので全てが終わったら後日にブッ潰す。
わずか数秒で前言を撤回しアホの子の汚名を挽回したルーレットには恐れ入るが、こればっかりはサアヤに非はない。誰もがそう思うだろう。
会話をすれば喧嘩になりそうなので、それ以降はルーレットに話しかけることはせずに、オバさん呼ばわりの仕返しは1度だけジャンプした瞬間の足を掴んで止めて先行することで晴らし、階層のチェックも怠ることなく30階を越えて少し。
おそらく35、6階のところの穴から下を覗く人影が見えて一瞬だけ身構えたが、先に来たはずのサアヤがいつの間にか追い抜かれてしまったようだ。
「よっと。レイカーが3人を運んだわけね」
「そうなんだけど、ちょっと重量オーバーだったから、ロータスには走ってもらってるわ」
その人物達のいる階層に辿り着いてから、短い挨拶とマリア、フーコ、あきら、謡の4人がいることを確認。
フーコの《ゲイルスラスター》で一気に飛んできたのだろうが、さすがに謡とマリアでほぼ重量ギリギリで、体を崩してくっつけるあきらはなんとかなったものの、黒雪姫はどうにもならなかったから、現在進行形で登ってきてるところらしい。
と、そんな確認をしていたら下からすぐにルーレットが飛び出してきて、フーコ達の存在に一瞬だけ警戒しつつも敵意がないとわかるとまた上に行こうとしたので、さすがにそれは肩を掴んで止めておく。
「はいはい、ここから上はみんなで行くわよ。どうせアンタのホーライじゃこのタワーにこれと同じ穴を開けまくることになるでしょ」
「ホントにうるさいなぁオバさ……ンン!?」
「ああ、さっきの落雷とこの穴はこの子が……」
「アンの言ってたことは正しかったの」
「あんな派手な攻撃はルーレットさんしかいないもん」
「胸を張るところを間違ってるのです……」
邪魔されるのが心底嫌いなルーレットは暴れてまた暴言が飛び出すが、今度は言い切る前にチョークスリーパーで首を絞めてキャンセルし、必殺技を使って引っ込めるにしてもあのバカ威力を1度は放たないとならないし、次に出てくる強化外装がタワーでもっと使えない感じで出てくる可能性もある。
それがわかってるからルーレットも溜まってるはずの必殺技ゲージを使わず、まだ使えてるホーライを引っ込めていないのだろう。
こんなところで大砲の《アレース》や電磁投射砲の《エリーニュス》。弩弓の《アポロン》など出ても重量とかで床が抜けかねない。
「まぁこの子のおかげでロータスもここまでまっすぐに来られるでしょうから、とりあえずみんなで褒めておきましょう」
野生の猿みたいな気性の荒さは見てわかるルーレットがサアヤを撃ちかねない雰囲気はあったものの、それをものともしないで空気を変えようとフーコが変な提案をして、いきなりルーレットの頭をなでなで。
完全に子供扱いされてわなわな震えてきたルーレットだったが、続けてあきらに「よしよしなの」と撫でられ、謡とマリアの明らかな年下組にも「偉いです」とされたとあってはさすがに恥ずかしさが上回ったか、サアヤのチョークスリーパーを抜けてその場であぐらをかきそっぽを向いてしまう。
「お前ら嫌いだ! 調子が狂う!」
それを狙ったのかどうかはわからないものの、結果としてそれでルーレットは沈黙し上に行こうとしなくなったので、下からどんどん登ってくるのが見えた黒雪姫を待つことが出来た。
2分程度で合流してきた黒雪姫も、この穴がルーレットの開けたものと聞いて、下の階層のクリアリングも完了した報告を手早く行う。
「数えてきた限りでここが36階だ。屋上からはボンバーが行っているはずだが、残りは18階層。ポータルがあるのは45階。そこに到達した時は、ポータルを潜っているはずのボンバーが何か情報を残してくれている可能性もあるので……」
ユリの飛んでいった先がタワーの屋上だったのはサアヤも確認していたので、そこから下の階を目指したユリが途中でISSキットの本体を見つけていたとしても、目的はポータルだからスルーしている。
そうだとしても必ず追いかけてくるサアヤ達に何らかのメッセージは残してくれていると断言した黒雪姫に疑問を持つ者はいなく、そのメッセージを見逃さないようにしようと言おうとしたところで、不意に上の階から爆発音がして会話が中断される。
「今のは……」
「ボンバーの《リトル・ボム》よ。コンビだった私が聞き間違えるわけないもの」
その爆発音は散々聞いてきたユリのリトル・ボムによるものとわかったサアヤは、警戒する黒雪姫達に断言しつつも、まだポータルを潜ってなかったらしいユリに疑問が湧く。
すでにユニコが拉致されて10分以上は経ってしまっているので、その間にポータルを潜るなんて余程の事がない限りは簡単だ。
それが出来ていないということは……
サアヤの言葉のあとに全員がそうした悪い予感が頭をよぎったか、顔を合わせた一同はすぐ上に広がるルーレットが開けた穴を見上げる。
するとその穴に誰かが滑り込んで綺麗に降りてきて、下からは完全にスカートの中を覗く形になる長いアーマースカートを広げての光景は間違いなくユリのもの。
穴が広がるスカートとほぼ同じ大きさのため、ユリからは穴の下が見えない形になってしまってるので、サアヤがひと声かけてあげると、ユリも声に気づいてすぐ下の階で止まろうとしたのをキャンセルしてそのまま降下して、サアヤ達の階まで降りてきたところをサアヤが手を取って床に下ろす。
「何かあったわけね」
「すまん。ポータルまでは無事に辿り着けたのだがのぅ。そこで想定外なことが起きておった」
『想定外?』
メタトロン攻略戦の直後と傷の具合などは変わらないユリだが、今の爆発が戦闘によるものならと予測しつつ話を聞く。
それによるとポータルまでの階層には何もなく順調に下りられたようなのだが、そのポータルのある45階で問題が発生したようで、ユリが想定外と言うのだから待ち伏せといった類いではないのはわかる。
「うむ、説明しにくいのじゃが、わかったことが1つだけ。ここのポータルは主らの助けなしでは潜ることは不可能ということじゃ」
「それは敵がいるってこと?」
「敵、と言えばそうなのじゃが、ポータルがそれによって守られ……んー、取り込んで……の方がしっくりくるかのぅ……といった感じで、排除せねば潜れん」
歯切れが悪いユリの説明は本当に状況の説明に困っている証拠なのだが、ユリがそんな説明困難な状況というのがどんなものなのか。
イメージすら出来ない上の状況に困惑する一同に、ユリも混乱させてしまった責任はあったか、ここだけはハッキリさせておこうとあることだけは断言してくれる。
「──ISSキットの本体が、ポータルと重なって鎮座しておるのじゃ」