「それじゃあやるけど、覚悟は良い?」
「よっしゃ。ばっちこいや」
「き、緊張します……」
7月6日土曜日。夕方。
学校もバイトも終わって、このあとは自宅にてサアヤと謡を迎え入れてのお泊まり会が開催される予定なのだが、その前に『大事な用事』があったテルヨシは、自宅にすぐに帰らず寄り道をして先にサアヤと合流。ついでにアキラも含めた3人で事に当たっていた。
明日には《七王会議》が開催されてしまうので、タイミングとしては今日しかないから仕方ないが、まだ準備が万全ではない段階で強行に等しいこの行為をするのはやはり少し勇気もいる。
その緊張をアキラが表情に出してくれたが、先週からある程度やると決めていたテルヨシとサアヤは今さら及び腰になってもとほとんど開き直ってしまっていた。
そんな2人に隣を歩いていきたいと覚悟を決めているアキラも、やっぱりやめようなどとは言わずにサアヤの行動を見守った。
「……っていうか、やったらやったで案外呆気ないのよねぇ……」
「そりゃこんなゲリラ的な行動に合わせられるところもないだろうしね」
「でもいつもよりも時間が長く感じました……」
そしてサアヤが行動を実行に移してから数十分程度、その場に待機していた3人だったが、終わってみれば何も起きることなく作業は終了。
最初からこの段階で何か起こることはかなりレアなこととはわかっていたものの、失敗したらカッコ悪いどころか明日の会議でも話を切り出すことすらできなかった。
その可能性があったからアキラもホッと胸を撫で下ろして、この辺でまだ小学生だなと思いながらテルヨシとサアヤも安堵して、用も済んだしとテルヨシ宅に向かうためここでアキラとはお別れ。
このあとアキラは《パンジー・スティング》とタッグ戦をする予定とかで自宅もある中野第1戦域の方に向かっていき、前よりも積極的に対戦に挑むようになったアキラの変化には《親》であるサアヤも少し満足げな様子だった。
「うぅぅぅぅちゃぁぁぁぁああん!!」
「はい現行犯」
帰る途中に夕食の買い物もして玄関を開けてみると、先に来ていた謡がマリアと一緒に出迎えてくれて、家で謡が出迎えてくれるというレアなシチュエーションに興奮したテルヨシが靴も脱がずに抱きつこうとしたら、その首根っこをサアヤに掴まれて阻止されてしまった。
それで喉をやられたテルヨシが咳き込んでいたら、その隙にサアヤが玄関から上がって2人をまとめて抱き締めてしまう。
「やーん! ただいまぁ!」
「おかえりなさい、サアヤさん」
【UI> おかえりなさいです。テルお兄さんも大丈夫ですか?】
「大丈夫……だけど……サアヤがズルいです! オレも2人をギュッてしたい!」
「それセクハラって言うのよ?」
「女同士だからセクハラにならないとかないからね! こういうのは両者合意ならセクハラにはならないんです!」
【UI> テルお兄さんもサアヤさんも加減が出来る方だと思いますから、少し恥ずかしいですが構わないのです。フーねぇに比べたら絶対に大したことはないのですよ……】
性別が同じだとこういった行為は甘んじて受け入れられがちだが、テルヨシがやったらダメみたいな言い方のサアヤにはついつい反論して駄々をこねる。
それを見て同情したのか謡からの抱擁の許可は出たものの、フーコを引き合いに出した謡の視線が遠くにいってしまったことで、日常でのフーコのスキンシップの激しさが露呈することとなった。
フーコがどのくらいの抱擁をするのかは1度だけ見たことがあったが、あの豊満なバストに顔が沈むと考えたら男としては天国でしかないから同情しにくいものの、あのレベルはダメだと線引きして玄関に上がってからかなり優しいあっさりしたハグで歓迎して終了。
頬擦りしたい衝動をなんとか抑えて時間も時間だしとさっそく料理の方に取りかかるため、サアヤと一緒にキッチンへと向かい、手伝うと言ってきたマリアと謡を強引に座らせて手伝いを拒否。
おもてなしがしたい側のテルヨシとサアヤが強く言うからか、謡も何もしないという行為にソワソワしながらもマリアとの会話に興じてくれて、ダイニングテーブルに可愛い生物が2匹いる光景に思わず頬が緩む。
サアヤも妹が2人いる感覚でも持っているのか、テルヨシと同様に時折マリアと謡に目を向けては鼻歌を交えて上機嫌を維持していたので、料理中はだらしない顔をするテルヨシが注意されることはなかった。
折角のお泊まり会ということで2人の時はやったこともなかった鍋料理に手をつけたテルヨシは、サアヤの助けも借りてかなりのクオリティーに仕上げることに成功する。
鍋奉行はサアヤが積極的でマリアと謡に関しては1度たりとも鍋の中に触れさせずに絶妙の煮え加減で小皿へと入れて食べさせる様は完全にお姉さん、またはお母さんのそれ。
「これならお夕食だけでもニコさんとかミャアさんを呼んでも良かったかも」
「ニコたんはこの時間となると外泊届けが必要だからねぇ。事前に話しておけば良かったかな」
「その時はユリも呼んでもっとクオリティーの高い鍋を作るわよ。今回は締めのうどんとかも忘れちゃってたしね」
【UI> うどんがなくてもお腹いっぱいなのですよ。それに美味しいお料理は心も温めてくれるのです】
「ういちゃんは良いこと言うわねぇ。お姉さん感激っ」
完全に2人の腹をパンパンにさせるだろう量を小皿に盛っていたサアヤの優しさという名のちょっとした圧力から逃げるようにマリアがユニコとパドを引き合いにもっと人を呼べば良かったと言う。
これだけ美味しい鍋ならそういったことも言われて良いレベルで、テルヨシも謡も次があったらまたといった意味で会話し、それならそれでもっと美味しい鍋を作りたいと張り切るサアヤも笑顔だ。
その会話でサラッと満腹アピールをしていた謡は、残りをテルヨシとサアヤとマリアに譲り会話に集中。
逃げ遅れたマリアも恐る恐るで満腹なことを告げて、残りはテルヨシとサアヤが美味しくいただき夕食は終了。
後片付けもテルヨシとサアヤがパパッと済ませてしまって、その間に2人には朝に作って置いていたデザートのプリンを献上。
デザートは別腹とは女の常套句だが、その例に漏れずに美味しそうに食べてくれる2人が食べ終わる前にテルヨシとサアヤも作業を終えてプリンに手をつけていった。
デザート作りに関してはサアヤよりもテルヨシが上手なのか、少し悔しそうに食べるサアヤはこっそりとレシピの開示を求めてきたので快く教えてあげて完食。
しかし腹を満たしたものの、少々食べすぎな感じは否めなくやはり女の子な3人がその辺をちょっと気にしてる顔をしたので、腹ごなしに《エネミー狩り》でもしようかと提案してみると、かなり乗り気になった3人と勢いでダイブ。
突発的なエネミー狩りは内部で約5時間ほど続き、成果としては《小獣級》を10体。《野獣級》を2体と、4人パーティーにしては上々すぎるものとなった。
さすがに《巨獣級》以上と遭遇したら逃走するつもりではいたが、時間さえあれば勝てるのではと思えるくらいチームプレーも上手くいっていたと自負していた。
それも先日の作戦がもたらしたものと断言でき、いっそのこと謡をネガビュから引っこ抜いて、マリアも有無も言わさずに加入させてしまおうかと考えてしまうが、それはそれで納得しない人が多すぎるので心の内に留めて現実世界へと戻っていった。
まぁだからといって満たした腹が消化を促すようなことをしてきたわけでもないので『気分的に運動してきた』というなんとも言えない現実に気づいた3人が少し落胆しつつグローバル接続を切るのを空笑いでやり過ごす。
男としてはこの1度の食事で大きくどうこうなるほどのことでもないと思うし、サアヤがたとえ100g太ったからといって全く問題はなく、マリアと謡などこれからが成長期の本番なのだから色んなところを育てるためにも普段から食べてもらいたいくらい。
と、彼氏と親の目線での感想は口にするとデリケートなお三方が癇癪を起こす可能性があるので秘めておきつつ、いよいよ恒例のあれを言う時間となった。
「さて、エネミー狩りも終わったことだし、みんなでおふ……」
「よーし、エネミー狩りも終わったことだし、マリアとういちゃんはお風呂にGO! お姉さんもこのバカが乱入しないように部屋に縛りつけてから行くから」
「サアヤさん、よろしくお願いします」
【UI> これは恒例の何かでツッコまない方がよいのでしょうか……】
これを言わないとなんかテンション的にも落ち着かないから、もはや強制的に言わされてる感もあるが、ただの1度も成功したことがない『一緒にお風呂』のお誘いは今日も却下。
というかサアヤに遮られて最後まで言わせてももらえなかったし、仲良く着替えを持って洗面室に移動していったマリアと謡から遠ざけるように自室に引きずり込まれたテルヨシは、どこから取り出したのか縄を手に持ったサアヤに本当に縛りつけられるのかと思わされる。
が、縄はARで怯えるテルヨシを見ながらそれらしく振る舞ってから呆れたように縄を消して机の椅子に座り、何やらベッドにでも座れと促されてその通りにする。
「怯えすぎよバカ。ノリくらいわかれ」
「いやだって本当に縄出されたら怖いし」
「質感とかでわかるでしょ。それよりいい加減、あのノリはどうにかならないの? 冗談ってわかってても10%くらいはマジなんじゃないかって不安なんだけど」
「まぁさすがに『いいよ』って言われたら断るけど、そこまでにまたサアヤとコントやらなきゃだし、疲れる?」
「……はぁ。ちょっとだけ私も楽しんでる節があるのは認めるわよ。悪い影響ねこれ……」
腰を落ち着かせたからには話はあるのだろうと思っていたら、ここまでのノリの否定をされて落ち込むこととなったが、否定しつつも実はちょっと楽しんでいることも漏らしたサアヤは、あのノリをやめろとは言わずにいてくれる。
「どうせアンタの性格上、言わなきゃ変になるんだろうし、今さら言わなかったらマリアも不思議に思うだろうから言うなとは言わないわ。ただ冗談でもずっと断られるのは精神的に辛いでしょ」
「辛いとかはないけど、いつまでこうやってバカなこと言ってても許されるのかなっていう寂しさはあるよ。マリアだって中学に上がる頃には思春期に入って冗談って取られなくなっちゃうかもだし」
「それじゃあ思春期まっただ中の私はどうなるのよもう……っていうよりテル、アンタ水着ある?」
「学校の海パンならあるよ」
そうした前置きからテルヨシのことをなんだかんだ考えていたサアヤが心配するようなことを言ってくれたが、テルヨシの本質は今のような関係がいつか『当たり前』ではなくなる寂しさにあって、どういう形であれ今のノリをノリで受け入れられることは嬉しいものだと語る。
それで余計な心配だったのかと少しトホホな雰囲気が漂ったサアヤだったが、すぐに切り替えるように海パンはあるかと尋ねてきて反射的に答えると、頬を掻きながら意外なことを言ってくる。
「だったら今日くらいサービスしてあげるわ。一緒にお風呂は無理だけど、背中くらい流してあげるから、年少組に悪影響がないように海パンは要着用。わかった?」
「お、おっす。でもサアヤが水着ないんじゃ……」
「別に少しくらいならこのまま濡れてもいいわよ。どうせ後からお風呂にも入って着替えちゃうんだし。あっ、でもそうなるとマリアとういちゃんとは一緒に入れないか」
ここでまさかの混浴イベント!?
と思うが、マリアと謡もいる状況でそんなことをするのは教育上にもよろしくないし、割と健全な方向で衣服着用のままで背中を流してくれるということに。
それでも『一緒に浴室に入る』というワードだけ見るとビッグなイベントに沸々と込み上げてくる何かを感じつつ、入浴中の2人に一緒に入るのを断りに行ったサアヤを見送って、ルンルン気分で部屋から海パンを引っ張り出していった。
ただ背中を流してもらうだけ。
そうは思ってもマリアと謡が上がったあとに海パン姿で浴室に入ったテルヨシは、もしかしたらそれ以外の何かが起きてくれるのではないかという淡い期待を抱きながら、扉の向こうの洗面室にサアヤが入ってきたのを音と気配で察知。
なんだか緊張してしまって頭を洗い始めてしまったので、Tシャツにショートパンツだったサアヤが靴下を脱いだ程度で簡単に入ってきたことにさえ動揺してしまった。
「あら、頭もついでに洗ってあげようかなって思ってたのに」
「うぅ……オレもお願いしようと思ってたのに……」
「何それ。もしかして私が来る間にソワソワして黙ってられなかったとか?」
「ぐっ……」
浴室に入ってテルヨシの背後に立ったサアヤは、すでに頭にシャンプーをつけて泡立ててしまっていたことに少し残念な声色で反応。
それがまさか緊張緩和のための措置なことを見抜かれもするとは思わなかったテルヨシが珍しく言葉に詰まると、図星だったのが意外でサアヤも「えっ?」と声を漏らす。
ただそんな珍しい光景にすぐ小さく笑ったサアヤは、彼氏の可愛い一面に何を思ったか頭に持っていっていた手を退かして自分の手で頭をマッサージし始める。
「テルでもこういうシチュエーションで緊張するんだねぇ。痒いところはありませんかー?」
「我ながら本心で望んでなかった分で心の準備が不十分でしたよ。大丈夫。気持ちいいでーす」
「あんまりじっくり触ることもなかったけど、テルの髪はちょっと固いのね。髪が太い証拠か。私のは少し細いかなって感じだから新鮮な感じ」
「禿げる心配はなさそうですかね?」
「今のところは大丈夫でしょ。でもそういうのって遺伝が大きいって聞いたことあるわね。そこは大丈夫?」
「それはたぶん」
ちょっとだけからかうようなことをしつつも、頭と一緒に緊張もほぐすようにしてくれるサアヤの会話に付き合っていくうちにいつもの調子に戻っていき、禿げる禿げないの話では互いに笑う程度になっていた。
これならいつも通りかと安心するようにシャンプーを終わらせたサアヤは、ササッとリンスもやって髪が仕上がると、あくまでついでだったそこからスポンジを手に持って背中へと移行。
靴下を脱いでTシャツの短い袖を肩まで捲り上げる程度の変化しかないサアヤだが、それでも何故か見たいと思ったテルヨシは、背中を向けなきゃいけない都合で目の前の鏡に集中。
湯気のせいで曇り気味だが、それを軽減するためにシャンプーを鏡面につけて流して少し鮮明にすることに成功。
一時的な効果しかないがこれでもサアヤが見える! と意気込んだが、そんな行動をしていたらサアヤに気づかれないわけもなく、鏡の向こうの背後でジト目を向けてくるサアヤに空笑い。
「はぁ……別にさっきまでとほとんど変わらないんだから、そんな必死に見ようとしなくてもいいじゃない」
「彼女をいつでもどこでも見ようとすることのどこが悪いというのか!」
「いつも通りになったらなったで面倒臭いわね……」
見られるということに恥ずかしさがあるサアヤだから仕方ないことだが、鏡越しでも目は合わせないようにして背中を洗い始め、すっかり元通りのテルヨシに呆れる。
「……明日からの1週間が勝負になるんだから、明日の会議で失敗とかしないでよね」
「問題ないよ。オレはなんだかんだでみんな、それを誰かが言い出すのを待っていたって、そう思ってるんだよね。その役目をオレが担えるなら光栄だし、ある意味で功績だよね?」
「どうだかね。口にするだけなら誰にだって出来るわよ。ただその発言に『力』を持たせられる人は本当に一握りだとも思う。その点でアンタはまだ足りないのも事実でしょ」
それが不治の病的なものだと諦めているサアヤも視線はもう気にせずに手を動かしながら明日の会議のことについてを話す。
明日の会議でテルヨシがやることは1つだが、それが失敗するということはないとほぼ断言できると語ると、なんとなく理解は示したサアヤだが、今の段階でそれを通すだけの力がテルヨシにないことも冷静に見定める。
「だからこそでしょ。力を持つかどうかはここからのオレ達次第。だから力を貸して、サアヤ」
「乗りかかった船だもん。最後まで付き合ってあげるわよ。はい終了。あとは流すだけ……」
そんなことも承知だから今日の夕方のあれがあるわけで、力云々も結果は来週まで持ち越しにはなってしまう。
だがその力を示すまでにまだやらないといけないこともまた多く、むしろそっちに全力で取り組まないとと改めてサアヤの協力を求めれば、当たり前のことを聞くなとその背中を軽く叩かれて背中を洗うのも終了。
流すために湯船から洗面器でお湯を掬おうとしたサアヤを鏡越しに見ながら、ニヤリとしたテルヨシは、ここで最初で最後のイタズラを実行。
壁にかけてあるシャワーからお湯を強めに出して後ろのサアヤにかかるように噴射。
突然のことで避けられなかったサアヤが「キャッ!」と短い悲鳴をあげて尻餅をついたところでシャワーを止めて振り向くと、そこではTシャツを濡らして可愛らしい下着を透けさせたサアヤが、それを出来るだけ隠しながらテルヨシを睨んでくる。
「イエス! ナイスエッチ!」
「死ねこのエロ魔神がぁあ!!」
まぁ当然のごとくサアヤによる鉄拳制裁という暴力が飛んできて浴室が惨劇の現場へと変わり、口から火を吹きながら洗面室に引っ込んだサアヤは、バスタオルを体に巻いてもう1度浴室に顔を出しとどめの「明日の朝食抜き」を炸裂させていったのだった。
それでもサアヤの濡れ透けエッチなハプニングを発生させて後悔はないテルヨシは、風呂から上がって虫でも見るような目で威圧しながら洗面室に入ったサアヤに戦慄しつつ、今夜は謡の希望でリビングで4人で雑魚寝のために布団を敷いておく。
あのあとに一緒の空間で寝てくれるかとヒヤヒヤもしたが、お風呂で気持ちを切り替えてくれたのか、はたまた謡のささやかな願望に水を差したくなかったか、いざ就寝というタイミングにも間にマリアと謡を挟んでちゃんと寝てくれた。
そうして全員が横になって消灯したところで、今夜が初めてのお泊まりとなった謡が寝る前にとホロキーボードを叩いて3人に感謝の言葉を述べる。
【UI> 今日はとても楽しかったのです。家族とも長らくこうして一緒に寝ることがなかったので、眠るのが少し勿体とさえ思ってしまいます】
「またいつでも泊まりにおいで。歓迎するから」
「夏休みになったらもっといっぱいお泊まりできるよね」
「ああそうね。その分、学校の宿題は捗らないかもしれないけど」
【UI> そこはしっかりやるのです。学生の本分は勉強ですから】
「あー、頭が痛いー」
家に来てから終始で笑顔だった謡がそんなことを言ってくれるから、テルヨシ達も逆に感謝したいくらいの気持ちでまた今度を約束。
次はおそらく夏休みになるだろうが、楽しもうとするテルヨシ、マリア、謡とは違って現実を突きつけてくるサアヤの『宿題』というワードに頭を抱えれば、それを見た3人が一緒に笑って話を締めてくれ、良い子は寝る時間というようにサアヤがマリアと謡の2人の頭を優しく撫でてからは口を開くことなくみんなが就寝していった。