「麓まで着いたけど、この不公平感は何なのかしら……」
「奇遇じゃな。儂もこの状況はどうかと思うておった……」
期末テストを終えての金曜日の夜。
《メテオライト》がレギオンとしてまとまるための連係強化の名目で栃木県日光市の
最終目的地はその女峰山の山頂にあるという《宗像3女神》を祀る神社。現実世界では滝尾神社の奥社、女峰神社があるらしい。
女峰山の標高は約2500mとなかなかな山なので、登頂も横移動と同じくらいしんどいが、幸いデュエルアバターには身体的な疲労はないので、気力さえ振り絞れば問題ない。
ただその精神力をゴリゴリ削りながら移動してきたサアヤとユリは、エネミー狩りにもほとんど参加せずに後ろでお喋りしまくっていた──決してふざけていたわけではないが──テルヨシ達に気づきながら、目を離すと1人で突っ走るシズクのお守りに手一杯で、その疲労度の違いに不満が漏れ出ていた。
「よーし、ここからはエネミー狩りもしないで登ることに専念できるし、ガッちゃんもバーちゃんもオレがまとめて運んじゃうぞ!」
「じゃじゃ馬さんはどのくらい《レイズ》を強化できましたの?」
「思ったほど上げられなかったが、とりあえず4段階だ。もう1回強化できるが、ここから先は大型に変化するから、まだ移動するなら《アネモイ》のままの方がいい」
「意外と考えているのだな。てっきり手当たり次第に強化しているものと思っていたが」
「わざわざ持ち回しの良い強化外装で止めてたんだな」
「皆さん、だから言い方が……」
その不満が爆発して被害を被る前にテルヨシが有無を言わせずに捲し立てながら《テイル・ウィップ》で2人をまとめて絡め取って持ち上げてしまう。
シズクの方もエネミー狩りの成果は出ていて、レイズの強化も以前に見せてくれたレベルの3歩くらい前の段階にはできて、今は登山を控えてハンドガン型のアネモイで強化を止めていた。
それで小バカにするリクトとリリースにはヒヤッとするが、ここで撃ってこないだけシズクもマシになった。以前なら反射的に撃ってたはずだ。
ただ1つ残念なのは、ここまでの道中でもサアヤとユリとは一方通行の連係──サアヤとユリがシズクをフォローする連係──が変化することがなかったことか。
嘆いていても仕方ないことではあるし、そういうのも想定内だからこそ、サアヤとユリも《神獣級》エネミーとぶつかる選択をしたのだと理解はある。
半端な連係でもどうにかなるから練度が上がらないのだから、その半端を許さない状況に飛び込むくらいでなければ改善はあり得ない。
近場のダンジョンに行ったりしなかったのは、遠出をしてまで徒労に終わるような結果を受け入れにくくすることで、集中力を上げるためなのかなと移動中に考えたが、そこは推測の域を出ない。
その計画を企てた当人2名は本当にお疲れだったのか、登山を開始してタクシー並みの快適な運搬で完全に睡眠モードに入ってしまったか、ガクンと全身に力の入ってない感じ。
ユリはともかく、サアヤは比較的に喋るタイプなので、エネミー狩りしながらの移動よりもずいぶんと静かな登山になったものの、途中に《変遷》が起こってしまって、ずっと無機質な《魔都》ステージだったフィールドが一転してエネミーが大量にポップする《原始林》ステージにその姿を変えてしまい、山道がより山道らしくなってげんなり。
壊せるオブジェクトが増えたのでリクト達が必殺技ゲージを溜める作業もついでにやって効率は良くなったが、やはりエネミーの数が増えてシズクが立ち向かっていくのをクラリッサとリリースの2人がかりで抑えて、迂回しながら約8時間かけてようやく登頂。
サアヤとユリも最後の1時間くらいで起きてリフレッシュ状態で登頂したので調子も良さそうだし、計18時間もかけて辿り着いた山頂には感慨深いものと謎の達成感もある。
「不思議なものじゃな。以前来た時は《水域》ステージ故かと思うたが、属性に関係なくここは拓けた場所なんじゃな」
「確かに原始林ステージでこの拓けた空間はなかなかないわね」
「何かしらのオブジェクトの優先度が高いのかもしれんな。不自然な空洞はそれに起因しているのか、或いは」
「この山頂自体がある種のテリトリーになっているか、ですわね」
テルヨシがそうした感想を抱いていると、前に来たこともあるユリから話はもうこの山頂の考察に発展。
山頂ともなれば普通はもっとゴツゴツとした不安定な場所になって、絶景は拝めるだろうが山頂だけを見れば味気ないものになるはず。
しかし加速世界の女峰山の山頂は砂利の地面とはいえ明らかに平面な地形が続き、原始林ステージの木々の1本も植生しない、いわゆるハゲ山になっている。
広さにすればおおよそで80m四方はある山頂には身を隠せるようなオブジェクトもなく、唯一存在するのはほぼ中央に鎮座している幅も高さも5mとない小さな神社の本殿だけ。
「前の通りであれば、あの神社の20m以内に入ればエネミーが出現する。逃げる時はこの山頂から降りる必要があるでの、注意せよ」
「一応は確認いたしますが、《無限EK》の可能性はありますの?」
「その心配はなさそうじゃ。ここのエネミーは何故か出現から攻撃するまでにタイムラグというか……会話イベントが発生するんじゃ。まぁほぼ一方通行でこちらの問いに答えるといったこともないがの」
「何らかの隠しイベントが今も攻略されずに残っているということか。となると攻略すれば特殊なアイテムの類いも入手できる可能性もあるな」
「元々、神獣級エネミーなら初めて倒したら何かしらのアイテムは手に入るけどね。東京に出現する神獣級エネミーで倒されてないのって、たぶんもう《太陽神インティ》くらいだろうし、古参でもなきゃ実感はないかもだけど」
考察もそこそこにいつまでも立ち尽くしているとシズクが1人で突っ込みかねないので、いくつかの注意事項を述べてとりあえず戦ってみようと言うユリに、不安要素を潰すクラリッサと考察を続けるリリースも返ってきた言葉には納得する。
「それじゃさっさと行くわよ。何事もチャレンジから始まるんだからね」
「おっしゃあ! ぶちのめす!」
「えっ!? い、いきなり戦うんですか!? そ、その前に作戦会議とかやっても……」
「イーター。ここはオレもガッちゃんに賛成よ。作戦会議したいのもわかるけどね」
「まだ敵の姿もわからないまま作戦会議など無意味、ということですわ」
「まっ、俺らはここまで温存してきたし、そろそろ派手に暴れたいよなぁ」
「暴れたいかはともかく、攻略の糸口は早めに見つけたいところだ」
「では逝くとするかの!」
無限EKの心配もないとわかるとみんなもアキラ以外は聞き分けが良く、戦闘を始める音頭を取ったサアヤに合わせて各々が戦闘準備を整える。
確かにアキラの言うように作戦会議も重要なのはわかるが、具体的に何をどうするかを考える上で必要な情報がテルヨシ達には圧倒的に不足してしまっている。
それでは作戦会議などしても不毛なやり取りをして終わるだけなので、それがわかってる一同も一見おバカなサアヤの指揮に素直に従ったわけだ。
そうやってみんなが賛成意見に回って正論も説かれてはアキラも納得せざるを得なく、すぐに切り替えたアキラを見てユリが先導して本殿の20m以内に踏み入る。
──ゴバァァアア!!
ユリがエネミーの反応圏に入った瞬間、本殿を取り囲むように地面から大量の水が噴き上がって見えなくなり、その光景に言葉を失っていると、噴き上がった水が雨となって落ちてきて山頂を水浸しにする。
そしてその水で一時的に見えなくなっていた本殿の屋根には2m程度の女の人型エネミーが立ちこちらを見下ろしていたが、その目は閉じられたまま。
エネミーなのかと疑うほどの見事な人型のフォルムに紅白の巫女装束を身に纏い、長い黒髪の頭には金色のティアラのような装飾がある。
特徴的なのはその背に浮く4枚の大きな丸い鏡なのだが、腰にも抜かれてはいないが不思議な形状の剣が差してある。
そして視界右上に表示されたエネミーの情報は神獣級の証としてしっかりとその体力ゲージが4段まで存在し、名前の欄には《Takiribime》と表示されていた。
「……《タキリビメ》?」
『左様。妾はタキリビメ。このような辺境にやってきた小戦士達よ。歓迎したいのは山々ではあるが、弱き者は妾と話すことまかり成らぬが決まり。よってそなたら小戦士は妾に示すがよい……』
情報通り、タキリビメと名乗るエネミーは出現からイベントのような説明をしてくれて、どのみち戦いはするものの、なんだか今の言い方だと『倒す必要はない』みたいにも聞こえる。
テルヨシがそんな風に解釈して話に耳を傾けていたら、呑気に会話するのが面倒になったか、先制パンチとしてシズクがいきなり話しているタキリビメをアネモイの弾丸《ボレアス》で撃ってしまう。
それにはテルヨシ達もマジかよみたいな雰囲気でシズクを見かけるが、放たれたボレアスの弾丸はタキリビメがいち早く反応して前に出てきた丸鏡の1つの鏡面に当てると、ボレアスはその鏡面に触れた瞬間に鏡の中に吸い込まれて、次には別の丸鏡の中から飛び出して撃ったシズクの足元に突き刺さり、時間差で爆発。
もちろんボレアスの特性を知ってるシズクは回避して爆発から逃れたものの、遠隔攻撃の反射を備えているらしいタキリビメには要警戒だ。
『事を急くでないぞ、小戦士。妾は寛大ゆえ許すが、妹達はそうではなかろうから気を付けよ。──では妾に示すがよい。そなたら小戦士の《勇気》を──』
少し怒った様子にも見えたタキリビメだったが、なかなか寛大な心を持っているらしくてお咎めはなし。
そして改めて用意されていただろう台詞を言い終えると、閉じていたその目を開いて直視でテルヨシ達を見る。
途端、晴天のはずの原始林ステージの空が、女峰山の山頂付近にだけ雨雲を発生させる。
その雨雲からはすぐに《暴風雨》ステージ並みの雨量がテルヨシ達に降り注いできて、ゴロゴロと雷鳴も轟く。
「勇気を示せ、か。それってどうやるんだろうな」
「そんなの考えるのは後よ! 来るわ!」
タキリビメからも尋常ならないプレッシャーが放たれ始めて、いよいよ戦闘開始となる寸前になってもテルヨシはわざわざその前に口にした言葉が気になって集中力を欠いていた。
しかしタキリビメは待ってはくれないのでサアヤが叫んで皆の無駄な思考を切って無理矢理に集中させると、鞘から剣を抜いたタキリビメがその剣を空に掲げてみせる。
するとその剣先に降り注ぐ雨が集まって大きな水球を作り出し、その水球から勢い良く水のつぶてが射出された。
数が数なので相殺は無理と悟るや方々に散ったテルヨシ達は、タキリビメのターゲットが明確に誰なのかを見定めにかかったものの、中央に陣取ったタキリビメはこの山頂のバーストリンカー全てが標的なのか、全員がほぼ均等に水のつぶてに狙われてターゲット云々の話じゃないと理解。
こうなると前衛だの後衛だのはほとんど無意味な上、遮蔽物もない山頂では足を止めて攻撃する余裕すらないので、シズクやユリはもちろん、タンクのリリースなんて良い的になってしまう。
それを裏付けるように鈍足のリリースは水のつぶてを避け続けるのは困難と見たか、その足を止めて《アーマー・シェル》の鎧装甲でその攻撃をひたすら受けながらタキリビメに接近する手段に出ていて、それを見る限りでは神獣級と言うほどの攻撃力は備わってないように思える。
恐怖心もあるがここは確認のためにとテルヨシもその足を止めて1発だけ水のつぶてを体に当ててそのダメージのほどを確認してみると、やっぱりリリースの防御力が特別に高いだけで普通に1割もガリッと削られてしまった。
青系のテルヨシでこれでは紙装甲のユリ辺りでは数発で昇天してしまうので、早めに教えておこうと雨にも負けない声で逃げ続ける一同にダメージの程を伝えておくと、さすがソロでも力を発揮するタイプの集まりで、すでに水のつぶてを避けながら各々でタキリビメに接近する手段を試し始めていた。
サアヤは《ブレード・ファン》を広げて斜に構え、水のつぶてを受け流して確実に近づき、ユリも《リトル・ボム》を後ろで爆発させてその爆風を利用して水のつぶてを回避しつつ接近。体重と雨粒の影響で進みは遅いが被弾は避けられている。
シズクもアネモイの弾丸を弾速のある《エウロス》にしてレイズの強化で強力になった弾丸で水のつぶてを迎撃。唯一被弾なしで足を止めている。
リクトは走りながら《ドライブ》で腕の回転機構を回して、その回転で水のつぶてを弾き攻撃の変化をうかがっているようで、クラリッサは得意のステップ回避で余裕がある距離を保ちながらリクトと同様に状況の変化を待つ形。
タキリビメには遠隔攻撃が反射されるのでシズクも無闇に攻撃したりはせず、変化を加えるためには近接型が攻撃してみるしかなさそう。
そこでテルヨシは必殺技などの予備動作に隙のあるサアヤ達が踏み込めないことも考慮して自分が行くしかないかと覚悟を決めて、ステップ回避で山頂の縁にまで移動して、水のつぶての射角が最大になったところでその下を潜り抜けられるように水平に《インパクト・ジャンプ》を発動。
80m四方の中央に位置する本殿なら1回で縁からほぼゼロ距離にまで接近できたが、わずかに距離が長くて本殿にぶつかってしまった。
それも予測してテイル・ウィップを正面に緩衝材として移動させていたのでダメージはなかったが、本殿の屋根に陣取るタキリビメが完全に見えない位置で困った。
さらに水のつぶてがすぐに捕捉してテルヨシを狙ってきたのでその場に留まることもできずに本殿をぐるっとひと回りしながら距離を離してタキリビメを視界に捉え直す。
タキリビメは戦闘開始からその体も頭さえも一切動かすことなくテルヨシ達を迎撃しているので、攻撃自体がオートなのか、はたまたタキリビメには千里眼や心眼といった全方位をカバーする視覚補助があるか、その可能性がある以上は確かめる必要がある。
だからテルヨシはタキリビメの背後に回ったところで再びインパクト・ジャンプを発動して一気にタキリビメに接近からの攻撃を仕掛けた。
「はっ!? ちょちょちょっとぉ!?」
ジャンプの直後にはテルヨシの視界はほぼなくなってしまうので、長年の感覚頼りなところがあるが、その感覚に何やら不思議な感触がわずかにあったかと思えば、直後に足を襲った強烈な痛みで悶絶しかけ、さらに圧倒的に硬い何かに弾かれて体のバランスを崩して前のめりに倒れてしまう。
近くでは何故かクラリッサの驚く声が聞こえてこっちがビックリだが、倒れる時に自分がどこにいるかを把握したら、まさかのクラリッサの眼前。しかもクラリッサもテルヨシの出現に驚いて一緒に倒れるところだった。
それをキャンセルするだけの余裕がなかったせいでクラリッサを押し倒すような形になったテルヨシがせめてもとクラリッサの後頭部に片手を割り込ませてフォローしたが、もう片方の手はあろうことか倒れたクラリッサの胸部装甲を割とがっつり掴んでしまった。
むにゅりと、異常なほど柔らかい胸部装甲には金属質なはずのデュエルアバターなのかと思ってしまったが、触られたクラリッサ本人は状況に思考停止してしまう。
「……もう、お嫁に行けませんわ……」
「ご、ごめんクレア! わざとじゃ……」
テルヨシも気が動転してついリアルでの愛称を使ってしまったが、そんな2人にもタキリビメは容赦なく攻撃をしてきて、水のつぶてが迫るのに気づいて何をするにもまずは逃げなきゃとクラリッサを抱き上げて山頂から逃げるように飛び降りる。
タキリビメのテリトリーから離れたことで攻撃は届かなくなり事なきを得たが、ちょっと乙女な感じになってしまったクラリッサが自分の胸を押さえてテルヨシを見るので、マジで土下座する勢いでいた。
しかしそれを実行するより前に山頂の方でサアヤ達の悲鳴が木霊して、一瞬遅れてテルヨシとクラリッサにもわかるほどのバァン!! という衝撃波が頭上を通過し、地面に溜まっていた水が押し出されてテルヨシ達の頭にバケツに貯めた水のように降り注いできた。
「な、なんですの?」
「わからないけど、タキリビメの攻撃に変化があったっぽいな」
直接の状況を見られていないテルヨシとクラリッサでは何が起きたかを把握できなかったが、その衝撃波のあとから戦闘の音まで止んでしまったのが気にかかり、謝罪などはとりあえず後回しにして落ちてきた傾斜を登って山頂を覗き込んでみる。
するとそこには人っ子1人いない、来た時と同じ光景が静かにあって、山頂の空も再び晴天に変わっている。
「みんなどこ行った?」
「あの衝撃波で吹き飛んだ、と考えるべきですけど……これはもしかして……」
サアヤ達の姿がないことにはクラリッサの言葉ですぐに思い至れたものの、あのレベルの衝撃波だとユリ辺りは麓まで吹き飛びかねないから、これはもしかすると再合流までに時間がかかるのではと予測。
死亡マーカーも浮いていないので全員生存はしているかもしれないが、着地に失敗して死亡も十分にあり得る。
さらにクラリッサも悪い予感がしたか、姿を消したタキリビメを再び出現させようと言い出し、確かめたいことがあるのかクラリッサは山頂の縁で待機。
『また来たのですね小戦士。懲りていないのならしっかりと妾に示しなさい。その勇気を』
さすがに高度なAIなのか、テルヨシ達をちゃんと個別に認識してるような台詞に変えてきたタキリビメは、またテルヨシ達を攻撃し始めたが、クラリッサが戦闘開始と同時に縁から飛び降りて山頂から抜けると、タキリビメがその目をギロリと睨むような鋭いものに変えて手に持った剣を振るい、その剣先が大気を叩いたような衝撃のあとに周囲へとそれを撒き散らして衝撃波が発生。
その威力はとてもではないがその場に留まれるものではなく、ダメージこそ始めの衝突に2割程度削れた程度だが、次に見えた視界では山頂が100mほど離れてしまっていて、足元には原始林ステージの女峰山のジャングルが広がっている。
「ノ、ノォォオオオオ!!」
そこから現在進行形で吹っ飛んで落ちていたテルヨシは、慌ててインパクト・ジャンプでブレーキを掛けながら山頂付近にまで戻って難を逃れたクラリッサと再合流したが、今のでテルヨシもあの衝撃波の発動条件に気づけた。
「やっばいねこれ。戦闘中に山頂から誰か1人でも降りるとあの衝撃波が飛んでくるのかよ」
「しかもその度に山頂の状態もリセットされて、タキリビメもリフレッシュして復活しますわ」
「……マージかい……」