アクセル・ワールド~蒼き閃光Ⅱ~   作:ダブルマジック

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Acceleration Second90

 

「おっ。集まってる集まってる」

 

「まだ15分前なのにみんな意識高いわね」

 

 テルヨシ達の今後を占う大事な会議がひとまずは無事に終わって、その結果報告やらも兼ねて事前に《メテオライト》のメンバーには召集をかけて中野第2戦域にあるカラオケ店前に集合してもらっていた。

 テルヨシとサアヤも会議を終えてからまっすぐに来たのだが、すでにリアルで面識のあるメンバーは全員集合済みで、約束の時間の前に来たのになんだか遅れたような気分になる。

 

「やっほーみんなー。元気ー?」

 

「テル君はいつも元気ね」

 

「そりゃユリさんやクレア、シズっちの顔を見て元気が出ないわけが……」

 

「はいはい、社交辞令はいいからねぇ」

 

 そのテルヨシとサアヤが到着して早々にいつものやり取りで場を和ませて挨拶代わりとすると、さっそく話は先ほどの会議の結果についてになる。

 一応、終わってすぐにみんなにはメールで結果については報告はしていて、《ブルー・ナイト》らにも許可を得て今日の18時まではこの戦域はメテオライトの領土なので、その恩恵を利用して対戦拒否した上でグローバル接続をしている。

 そしてここにいないもう1人《チャイブ・リリース》にも結果はどうあれ報告の義務があるので、会議の前後にはこの戦域にいてもらって、期待通りの結果ならそのまま合流する手はずになっていた。

 もちろん結果は作戦を実行に移せる段階に進んだので、リリースも約束通りレンタル移籍から本移籍になる予定だ。

 メールには簡潔なことしか書いていなかったので、これからすべきことなどは全員が集まってからカラオケ店の個室でと話しておき、リリースらしき男の到着を待つこと10分。

 約束の時間の5分前辺りでテルヨシ達の集団にそれらしい反応をした男が姿を現す。

 身長約180cmとかなりの長身で鍛えているわけではなさそうだがガッチリとした体格。

 動くのに際して煩わしさを感じない程度に切り揃えられた茶髪に少し睨みを効かせるようなつり目があれだが、テルヨシ見でもなかなかのイケメンだ。

 

「あら、良い男かも」

 

「クレアって面食いなのね」

 

「何事も第1印象って大事だと思うけどねぇ」

 

「シズクちゃんはどう?」

 

「わ、私はその、イケメンな方は緊張するので……」

 

「テルくらい間抜けな方が肩肘張らなくていいってこと?」

 

「そ、そこまで言ってませんよ?」

 

 そのリリースらしき男に女子が様々な反応をして、らしいなぁと思いつつ近寄ってきた男が聞き覚えのある声で話しかけてきた。

 

「お前達がそうか。なるほど、誰が誰かパッと見ではわからないな。それが面白いところでもある」

 

「んじゃ全員揃ったし、まずは部屋の確保だな。いやぁ、大所帯にオレも感動ですよ」

 

「私、もっと大きな集団にいたわけだけど」

 

「8人が顔を合わせてなんてサアヤも経験ないでしょ?」

 

「それを言ったら先日の文化祭……」

 

「さぁ行くぞ歌うぞハッスルだー!」

 

 声からして間違いなくリリースその人だったので、テルヨシも余計な詮索はやめてとにかくまずは安全に話ができる場所に移動しようと行動。

 その際にサアヤがポロッと先日の文化祭での大作戦を話しそうになったので、怪しまれる前にテルヨシが強引に全員を店の中に押し込めてキャンセル。

 サアヤも本音が出やすい性格と気心知れた人の中で気が緩んだことを反省して引き締め直したところで、8人が入っても余裕のある個室を確保し、各々のジュースが揃ったところでまずはリリースの自己紹介。

 

「あちらでは見知ってはいるが改めてだな。俺は《高城櫂(タカジョウカイ)》。《日本教育大学附属高等学校》の1年生だ」

 

「高城……櫂……」

 

 ネームタグをサッとみんなに配りながらに口頭でも自己紹介をしたカイは、ユリと同じでこのメンバーでは最高齢ということが判明。

 テルヨシが本能的に丁寧語を使っていたのも間違いじゃなかったなぁなどと思いながら、テルヨシ達もカイに自分のネームタグを渡して、一応カイに倣って自己紹介。

 しかしその中でユリだけが何故かネームタグも渡さずに何やら思い出そうと頭を悩ませていて、それでサアヤに呼び掛けられてから自己紹介しつつネームタグを渡す。

 

「馬場園由梨。よろしくね、カイ君」

 

「馬場園……由梨……どこかで……」

 

 と、ユリの自己紹介を聞いて今度はカイの方まで引っ掛かりを感じたのか思考に入ってしまい、何の因縁があるのかとテルヨシも少し緊張しはしたが、ほとんど同時に思い当たったような顔をする。

 

「カイ君って、そうか。全国模試の成績順位でいつもトップ10にいた……」

 

「馬場園……お前、全国模試で唯一3年間、国語の教科だけ満点を取り続けたあの化け物か」

 

「うわっ、頭の痛い話をしているぅ……」

 

「全国模試って、半年ごとにやってる学力テストよね」

 

「あれって確か、成績上位100人と、各教科の上位100人しか名前は出ないですけど」

 

「学校ごとに校内での成績順位は出るけど、他の学校の生徒の名前とか記憶してるものなの?」

 

「成績上位10名くらいなら、毎回載っていれば意識せずとも名前くらいは記憶しますよ。ちなみに僕も毎回全国トップ50には入ってます」

 

「中学生になるとそんなテストが待ってるんですね」

 

 模試とかそういう単語が嫌いなテルヨシは拒絶反応でテーブルに倒れてしまったが、ここにいるアキラ以外が理解できる内容だったので、その食いつきはそれぞれ違う。

 思い出すのに時間がかかったのは、おそらく高校進学して3ヶ月も経過してしまっていたからだが、意外なユリとカイの因縁のような繋がりには驚かされる。

 

「国語だけはどうあっても俺の名前が一番上に出来なくて悔しい思いをしたものだが、その障害とこんなところで会おうとはな」

 

「人を邪魔者みたいに言うのはちょっと嫌かな。私だって好きで満点を取ってたわけじゃないもの。結果論をグチグチ言う人はどうかと思うなぁ」

 

「別に恨みを持っているわけじゃない。ただ昔の自分が満点を逃し続けたことが心残りなだけだ」

 

 少し珍しいことにユリがカイに対して良い印象がなさそうな反発を見せて、それも当然な会話はしていた自覚のあるカイも関係の悪化は避けようと言葉を訂正。

 ただ、こういう時に場を和らげる役割のテルヨシが機能していないのは、単に勉強関連の話で頭が痛いからであった。

 

 そんな一波乱あった自己紹介も終えて、2時間のフリータイムで部屋を確保したとはいえのんびりしていたら無駄になるので、話すべきことはさっさと話して、やることもさっさと済ませてカラオケをやろうとなる。

 そのカラオケにおいて苦い顔をしたのは主に男性陣だったが、女子のキャッキャとする姿を見ると歌わないというのは選択肢から除外されてしまうので、今のうちに腹を括ろうと結託。

 テルヨシは別に音痴だろうと普通に歌えるから、リクトやアキラが歌のレパートリーのなさそうな不安を顔に出しているのを面白がっていたら、年長のカイに性格の悪さを指摘されてしまった。

 

「さてと、それじゃあ喉を枯らすくらい歌うためにも会議を始めるわよ」

 

「んじゃまずは今後の《帝城》攻略作戦における大雑把な決定事項とこれからやることについてな」

 

 まだまだ関係性がしっかりとできていない都合、若干のぎこちなさもありつつで、それを解消しながら話をしようとテルヨシとサアヤが先頭に立って会議を始める。

 まずはメールでも簡潔に伝えた帝城攻略作戦の実行が決定したことから報告。

 協力してくれたのが《オシラトリ・ユニヴァース》を除く6レギオンになったこと。

 最初の難関の四方門の各攻略リーダーが仮で決定したこと。

 そして、その仮を本決定にするためにこれからテルヨシ達がしなければならないこと。

 

「……ってなわけで、これから予定通り《上》に行くけど、ちょっとやることが増える」

 

「ソーンの奴が次回の会議までにはってうるさいからね。クレア、ダメでしたじゃ困るんだけど、大丈夫?」

 

「そう言われると絶対の自信はないけど……エネミーの生態とか性質上では不可能じゃないって思ってる」

 

「確認するが、それは先にやるんだよな?」

 

「そうね。カイ君は効率を気にするタイプだし、道中に寄り道する感覚なら、少しは無駄がないと思うけど」

 

「で、でも千葉に向かうついでに《セイリュウ》と戦おうなんて、凄い軽く話してますけど、とんでもないんじゃ……」

 

「別にセイリュウを倒そうという話ではないでしょう。問題は駿河さんの《マスカレード・ボール》が《レベルドレイン》の対象になり得るかどうかがわかればいいわけですし」

 

「ですけど、その肝心のレベルドレインを都合よく使ってくれる保証もないです、よね」

 

 王達との会議で四方門の攻略リーダーは《パープル・ソーン》のみが仮決定という形で終了してしまっていたので、ソーンが危惧するセイリュウのレベルドレイン対策でテルヨシ達に可能性があると話しはしたが、あくまで可能性というだけであった。

 その可能性というのが、クラリッサの必殺技であるマスカレード・ボールの分身体だ。

 エネミーがその正体を看破できないほどの実体ありの必殺技ならば、セイリュウのレベルドレインでも身代わりに発動させることができるのではないかと、そういう話をクラリッサ自身がしてくれていた。

 もちろん、このレベルドレインを分身体が受けて、本体のクラリッサにダメージが還元される可能性もなきにしもあらずだが、先日の《アクア・カレント》救出作戦において、レベルドレインを受けたパドが大橋を抜けたところでレベルドレインの影響を受けなくなったのを確認済みのテルヨシ達は、もしもダメージの還元が起こった時に備えて、クラリッサには大橋の端っこで待機してもらうことで対応することに。

 さらに急遽決まったこのセイリュウ戦を抜きにしても、今回はどのみち《無制限中立フィールド》にみんなでダイブするのは予定にあったのだ。

 その目的は一昨日の夜に実行した連係強化ミッションの続き。

 栃木県日光市にある女峰山の山頂にいた《神獣級》エネミー《タキリビメ》と並ぶ同種のエネミー残りの2体の試練をクリアするためだ。

 その内の1体が千葉県八千代市にある神社の1つに身を置いているので、その道すがらセイリュウと1戦交えてこようということ。

 当然ながら危険が伴うし、レベルドレインを撃たせるためにいくらかダメージを負わせないといけないこともあるだろうが、今のメテオライトならそこまで追い込むこと自体は難しくないとも思っていた。

 その意識はなんとなくみんなにもあるのか、あの《四神》の1体と戦うとなっても、アキラとシズクが言ったくらいのことが精々で、やめようとか、無理とかの言葉を出す者は1人もいなかった。

 それはこのセイリュウとの1戦すらも、テルヨシ達にとっては通過点でしかないという意識の表れとも取れ、そうと決まったならと各々が持参したXSBケーブルを取り出して直結し、部屋にある固定端末と繋ぎ切断セーフティーを設定。

 

「セイリュウとの戦闘経験はオレやサアヤ、ユリさんがあるから、その辺はいくらか頼りにしてくれ。あとは《無限EK》にだけはならないようにフォローはし合うこと。無理は絶対ダメ」

 

「それを《スザク》にほとんど無限EKに近い状態にされた人が言うと説得力あるわねぇ」

 

「ふふっ。経験者が語るってやつね」

 

「それは言わないでくれるとありがたかった……」

 

 向こうでやることは移動距離を含めてもそれなりに多いので、切断セーフティーは現実時間で15分後に設定。

 内部時間では約10日ほどもあるが、そこまで長居するつもりもないので、あくまで保険としてのものだ。

 現実時間での会話はそれだけ消費することになるので、詳しくは内部でと話して気合いを入れるようにテルヨシが言葉を発したものの、余計なことを言うサアヤとユリのおかげで締まるところが締まらずに部屋には笑いが溢れてしまった。

 まぁそれもそれでこのレギオンらしいといえばらしいので、それ以上のことは言わずに短く「行くぞー!」と掛け声すれば、みんなも笑いながらに応えて、一斉に無制限中立フィールドへとダイブしていったのだった。

 

 セイリュウの守護する東門は中野戦域から帝城をぐるっと回り込まないといけなくて少し面倒。

 移動中にはシズクのアビリティ育成に比重を置きながら、対セイリュウ戦のフォーメーションの決定と対策をしておく。

 とはいえ、前回のような救出作戦みたいに祭壇に近づく必要は全くないので、開幕からアキラにほぼ無限に供給してもらえる必殺技ゲージを利用して、ユリの《デンジャラス・タイマーボム》をしこたま量産してから、それを投げ入れるだけでも相当なダメージソースになるため、場合によってはそれだけでレベルドレインを誘発させることが可能かもしれない。

 実際にやってみなければわからないので、そこは第1作戦として実行しておき、それで足りないなら次の手も打つ形で色々と考えた。

 

「……うわぁ……酷い光景……」

 

「第2次世界大戦の戦地もこんな感じだったのかしら……」

 

 ──ドドドドドドドドゴォォオオン!!

 それで到着してからユリにはデンジャラス・タイマーボムの量産に入ってもらって、実に8発ものデンジャラス・タイマーボムをストックして、それをタイムカウントを進めてから大橋の端っこに踏み入って投げ入れ、サアヤが《ブレード・ファン》の起こす風で奥へと押し込み、出現したセイリュウが前進するより早く大橋の半ばより少し進んだ先で大爆発。

 範囲のギリギリ外からその様子を見ていたテルヨシ達は、この世の終わりのような壮絶な爆発に遠い目をしてセイリュウを少し可哀想に思いつつ、黒煙で全く見えなくなったセイリュウを一応は警戒する。

 しかしそれだけで4段あるHPゲージの最初のゲージの約3割を削ったユリの攻撃に怒ったか、黒煙を払い除けて咆哮を轟かせたセイリュウは、その両手に黒い球体を出現させて、構えるテルヨシ達に放ってきた。

 それはレベルドレインで間違いなく、直進すると速度が上がる性質であっという間に迫ってくるが、そこは待っていただけにテルヨシ達に焦りはなく、クラリッサも自らが前に出てマスカレード・ボールを発動し分身体を作成。

 その分身体を迫るレベルドレインへとぶつけてみると、その分身体をアバターと認識したっぽいレベルドレインは、クラリッサの分身体にまとわりついて呑み込み、最初のドレインが始まったところでダメージ判定で分身体が消失。

 それによるクラリッサへのダメージはなく、レベルドレインも対象を失ったことでその場で消失してしまう。

 

「はい撤退! 撤退ですよー!」

 

 それらの現象を確認したテルヨシは、レベルドレインを放ってからも近づいてきていたセイリュウを警戒しながら、大橋に踏み入っていたサアヤとクラリッサと共に大橋から抜ける。

 大橋に敵がいなくなったことで、セイリュウも大橋の向こうにいるテルヨシ達を睨むような様子を見せてから、霧のように霧散して消えてしまい、それに安堵しつつ、クラリッサの必殺技がレベルドレインにも通用することがわかって、クラリッサとハイタッチを交わしたのだった。

 

 意外なことに被害もなく1つ目の目的を達成できたことで、レギオン内での雰囲気も良くなり、活気もある中で次の目的地である千葉県八千代市までの道中は、引き続きシズクのアビリティ育成に比重を置きながら、各々のアビリティや必殺技などからシナジー効果などが生まれないかを議論。

 人が増えればそれだけ技のバリエーションも連係も増えることになるため、本人達が気づきにくいことも客観的な視点からなら気づくこともあるだろうと、移動中は暇さえあればとにかく会話、会話、会話。

 そのおかげでユリが事前に見つけてくれていた千葉県八千代市にある高津比咩神社(タカヅヒメジンジャ)までの移動の間に試してみたい連係がたくさん出てきて、これから挑むことになる試練でも役に立つかどうかの楽しみが増えた。

 高津比咩神社は今のフィールド属性である《古城》ステージに合わせて、そのオブジェクトを神社らしい建築を残しながらどっしりと構えていた。

 赤い鳥居もしっかりとあって、ユリの話ではこの鳥居を潜って境内へと突入すると《Tagitsuhime(タギツヒメ)》と呼ばれる神獣級エネミーが雷鳴と共に出現するらしい。

 

「それじゃあ作戦とかの前にまずは突っ込むけど、行きたい人は?」

 

「ジャンケンで負けた3人でどう?」

 

「まるで罰ゲームのようじゃな」

 

「実際そうだろ。だが簡単に死なれても困るからな。やるからには粘ってくれよな」

 

「それはあなたにも言えることではなくて?」

 

「それならばしっかり役割を果たせる人選で行くべきではないのか?」

 

「そ、そうですよ! ジャンケンなんてやめて話し合いで……」

 

「誰だろうとブッ飛ばせば良いんだろうが!」

 

 そのエネミーが単に倒せばいいだけのエネミーと違うことはタキリビメ戦で証明されているので、ここでも乗り越えるべき試煉がどういうものかを確かめる意味でも、作戦を立てる都合でも挑んでみる必要がある。

 前回のタキリビメもそうだが、その段階で全員が行く必要はないと学習していたから、今回は最低限の犠牲でなんとかしようと話をしてみると、みんな行きたくないらしい。

 それを敏感に察したサアヤのジャンケンが割と速攻で採用されたのは言うまでもないが、シズクだけは死亡するとせっかく育てたアビリティが無駄になるので、突っ込む気満々のところを全員が引き止めてジャンケンからも除外。

 様子見という名の罰ゲームを賭けたジャンケンは異常はほどの緊張感を持って開催され、意気込んで利き手を握るテルヨシ達の気合いの入ったジャンケンは、5度を経て完結。

 

「言い出しっぺって負ける法則なのね……」

 

「うぅ……だからジャンケンは嫌だったんですよ……」

 

「泣くくらいでしたら開き直りなさいな」

 

 それで負けたのはサアヤ、アキラ、クラリッサの3人で、公正な結果だけにテルヨシも代わるようなことは言えず、両手を合わせて合掌して3人を見送るしかなかった。

 とはいえ突っ込む3人に任せきりではなく、もちろん、タギツヒメのテリトリーの外からでも観察を怠ることはできないので、テルヨシ達も気は抜けない。

 ──そしてここからタギツヒメの試練が始まる。

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