げんそうびより   作:イナバん

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れんちょんが幻想郷で大暴れ?


変なところに来た

宮内れんげことれんちょんはいつも通り学校のみんなと遊びいつも通り帰宅していた、いつもなら一条蛍ことほたるんが送ってくれるのだがその日に限って急用があり、1人で帰ることになった。

 

「なんか変なのがいるのんなー」

れんげは電信柱の近くにそこそこの背丈があり、白い傘、白い手袋、紫色のドレスを着た金髪ロングの女性を発見した。

 

「なんだかうさんくさいんなー」

 

それを見ないように横を通りすぎた時、

 

「ねえ、あなたお姉さんと一緒に楽しい所に来ない?」

 

その女が話かけてきた、

 

「うちに言ってるん?」

「ええ、あなたよ」

 

れんげは訝しげに一瞥し、

 

「うち知ってるん!そうやって甘い言葉で誘って誘拐するつもりなのん!もしくはロリコンなん!」

 

れんげは一目散に家の方に逃げた・・・・逃げたはずだった・・・しかしそこは知っている家の近くの道ではなく、見知らぬ森の中だった。

 

「はあはあ、ここどこなのん?ねーねー!こまちゃん!ほたるん!」

 

れんげは友達、家族の名前を叫んだが返ってきたのは虚しい静寂のみだった。

 

「とにかく歩くのん」

 

れんげは見知らぬ森を歩き始めた。山で遊び慣れてるとはいえ、流石に知らない所だと疲労が出やすくまた太陽も沈んでいたからかだんだんと不安になっていった。そんなとき明かりが見えた。

 

「誰かいるのん!?おーい!ここにいるのーん!」

 

れんげは叫びながら声がする方に走っていった、すると赤い髪の毛に大きなリボン、口をマントのようなもので隠した少女がいた。

 

「ん?なんだ?」

「おーい!こっちなのん!」

 

れんげはその少女の近くに駆け寄り、

 

「よかったのん、人がいたのんな」

「ん?里の子か?にしてはなんだか雰囲気が違うような、お前どこからきたの?」

「うち旭丘分校の一年生、宮内れんげなのん!」

「・・・・外の世界か・・紫め・・・なあ、ここに来るときに金髪のお姉さんに会わなかった?」

「会ったー!すっごく胡散臭かったのんな」

「やっぱり・・・はあ〜めんどくさいな〜、でもほっとくと宵闇あたりがアレだし・・・」

「・・・・うち宮内れんげ、名前なんて言うん?」

「私は・・・」

蛮奇は少しためらったが、どうせ巫女に頼んですぐに外に返すつもりだったから名乗った。

「赤蛮奇」

「よろしくなのんばんきっき」

「ばん・・きっき?」

そんな風に人に呼ばれたことなかったためか少し調子が狂ってしまった。

 

「と、とりあえず今日は遅いし人里に行こう、明日なんとかするからさ」

「わかったのん! ここからどれぐらいあるくん?」

「30分くらいかな」

「じゃあ歩いても疲れないようにお歌歌いながらあるくん!」

 

見た目は6、7歳の女の子なのにこんな状況で弱音を吐かずまして泣くこともなくどこかませていた雰囲気を感じたが、お歌を歌いながら歩くという年相応のことを言い出したので蛮奇は少し安心した、

 

(案外幼いところもあるんだな・・・)

 

「やーぶれーかーぶれのやーぶいしゃがーやーぶれーたラブレタもってー・・・」

 

「前言撤回、ひどい歌だ・・・」

 

外の世界の子供ってのはこんな感じなのか・・と困惑していた蛮奇であった。

 

 

 

しばらく歩くと明かりが見えてきた、人里の明かりだ。れんげは全く疲れている様子はなかったが蛮奇は、次から次へと摩訶不思議な歌を聞かされ、自分が会ったことのないタイプだったためか、精神面がかなり疲れていた。とりあえず寺子屋に行き慧音に事情を説明し蛮奇はその日は帰った。

 

「バイバイなのーん、ばんきっきーまた一緒にお散歩するん〜」

 

「あ、ああ、またな・・」

 

(不思議な奴だった・・私を妖怪と気付いていたのだろうか・・・ふふふ・・そんなことどうでもいいや・・あいつが帰る前にもう一回会いたいな・・)

 

蛮奇は不思議とれんげに惹かれていた。

 

「えっと事情は聞いたよ、大変だったねれんげちゃんとりあえず今日はここに泊まるといい、あっ、自己紹介が遅れたね私は上白沢慧音ここの教師だ」

 

「宮内れんげなのん!よろしくお願いしますのん!けーねん」

 

「け、けーねん?あははそんな風に呼ばれたことはないな・・みんな私を慧音先生や普通に慧音って呼ぶよ」

 

「うちの中ではけーねんなのん!それ以上でも以下でもないのん!」

 

「えっと・・・れんげちゃんは一年生だよね?」

 

「ピカピカの一年生なーん!」

 

慧音は今まで妖怪人間問わず様々な生徒を見てきたがれんげのようなタイプは珍しくどう対応すべきか少し悩んだ。

 

「けーねんは先生なのんなー、うちのねーねーも先生なん」

 

「そ、そうか!れんげちゃんのお姉さんも先生なのか、それはとてもいい先生に違いないなー」

 

「そうなのん!反面教師としては超一流なのん!」

 

「れんげちゃん・・・それ全然褒めてない・・」

 

「あんなのになったら終わりなのん!」

 

慧音は外の世界の子は毒舌だなと思った、しかし考えてみると自分も知らないだけでもしかしたら裏ではこんな風に言われてるのかもしれない、そう思うと少し鳥肌がたった。

 

「ま、まあ、お腹空いてるだろう?ご飯にしよう、筍は好きかな?」

 

「のん!」

 

慧音がれんげを部屋に案内するとそこにはロングの白い髪、所々にリボンをつけもんぺにようなものを着た少女がいた。

 

「あれ?その子寺子屋の子?見ない顔だな」

 

「ああ、どうやら紫が外から連れて来たみたいだ、れんげちゃん紹介するよこの人は藤原妹紅、私の友人だ、妹紅この子は宮内れんげちゃんだ」

 

「よろしくな!れんげ!」

 

「よろしくなのん!もこたん!」

 

これが妹紅とれんげのファーストコンタクトだった・・・

 

 

 

 

 




昨日思いついて急いで書きました。
楽しかったのん
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