げんそうびより   作:イナバん

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今回は速く投稿できました!


仲直りした

れんげはもう一度図書館に行き 、

 

「フランちん、アイムバックなのん」

 

そう言うや否やフランの手をひき、レミリアの部屋の前まで連れて行った。

 

「ほら入るのんフランちん」

 

「や、やっぱり遠慮するわ・・・1人で遊ぶから・・・」

 

部屋の前でごねていると後ろから咲夜があらわれ、

 

「ふふふ、フランお嬢様中でお嬢様がお待ちですよ、さあ」

 

ドアを開けフランを部屋の中に入るよう促した。テーブルと4人分の椅子が用意されていた。

 

「・・・フラン・・・」

 

「お姉様・・・」

 

気まずい空気が流れるが、なんとかフランは椅子に座ってくれた。

 

「さあ、お互い思ってる事を話すのん、すっきりさせた方がいいと思うん」

 

「話すことなんてないわよ・・・お姉様は私の事が嫌い・・・ただそれだけ・・」

 

「違うわ!」

 

その場にいるものが凍りつくような剣幕と大声で怒鳴った。

 

「私は・・・私はあなたの能力が不安だった・・あなたが全てを破壊して・・あなたが傷つく姿を見てられなかった・・・だから・・ごめんなさい・・」

 

「私は・・それでも・・それでも!お姉様と一緒にいたかった!そんなことして欲しくなかったわ!」

 

まるでダムが決壊したかのようにお互いが思っている事をぶつけあいはじめた、何百年という時が生んだ歪みは決して小さいものではなくしだいにヒートアップしていき2人して無茶苦茶な事を言い始めた。

 

「だいたいあなたが悪いのよ!自分の能力の管理も満足にできないような未熟者だから!」

 

「はあ!?お姉様こそ運命を操るだのカリスマだの言うけど自分の妹の運命見れた?カリスマでなんとかなった?そんな程度でカリスマ語らないでほしいわ!」

 

「なんですって!?あなた私の妹のくせに生意気な〜!」

 

「でたよ、私よりちょっと早く産まれただけで姉気取り〜、悔しかったらうー☆すれば?」

 

この後こんな口論が小一時間続き、れんげは1人優雅に紅茶を飲みクッキーとケーキを黙々と食べていた、危なくなったら止めようと思っていたが 、その心配は全くなくむしろ後半の言い合いは姉妹特有のいじりあいになっており見ていて微笑ましいものになっていた。

 

「とにかくこれからは私の自由にさせてもらうわ!もうあんなところに引きこもってやるものですか!もう私は一人前なのよ!能力だって簡単に制御できるわ!」

 

「ふん!あなたみたいなちんちくりんにできるかしら?」

 

「うん、できなかったらその時はお姉様が止めてね」

 

「フラン・・・ええ!やってやるわよ!私はもうあなたから逃げないわ!」

 

「お姉様・・・ありがとう・・」

 

お互いが思っていることを全てぶつけたのかようやく終わった。

 

「終わったのんな」

 

「ええ、れんげ・・ありがとう、あなたのおかげで蟠りが少しはとけたわ」

 

「ふふふ、れんげって変な奴、吸血鬼の家庭事情に首突っ込むなんて」

 

「お礼はいいのん」

 

「あー!れんげ、フランと言い争いしてる間にお菓子全部食べてる!」

 

「ずるいよ!れんげ!」

 

「これは当然の報酬なのん・・・働かざる者食うべからず、働いたものは食べる権利があるのん、それにうち1人で食べたんじゃないのん」

 

れんげは自分の前に座っている女の子を見つめていた。

 

「すっごーい!私の事見えてたんだね!君やるね!」

 

「うちの目は誤魔化せないのん」

 

「あら?あなたは・・・確か・・こいしね・・いつからここに・・」

 

当たり前のように座り当たり前のようにお菓子を食べるこいし、彼女は無意識を操る妖怪、普通人間にも妖怪にも見えるはずはないのだがれんげには見えていた。

 

「やっほー!フランちゃん久しぶり!遊びに来たよ!」

 

「私の事知ってるの?」

 

「うん!結構前から知ってるよ!やっと気づいてくれたね!」

 

「フランちん見るのん、フランちんは思い込み激しいのん、レミりんもこいしんもいるのに1人ぼっちだと思い込むは良くないのん」

 

こいしはずっと前から見ていた、寂しそうにするフラン、退屈そうにするフラン、悲しそうにするフラン、その姿を自分と重ね合わせちょくちょく紅魔館に来るようになったらしい、いつか自分に気づいてくれるその日が来るために。

 

「フランちゃん!やっとお話できたねずっと見てたんだよ!ふふふもうこれからは寂しくないね!」

 

「えっと?こいしちゃん?」

 

「うん!私古明地こいし!初めましてじゃないのに初めましてなんてなんか変な気分」

 

「私の事ずっと見ててくれたんだ・・・」

 

「うん!やっとお友達になれるね!これからよろしく〜!」

 

これで一件落着と言わんばかりの満足そうな顔で頷くれんげであった。

 

「あなたもお友達になろうよ!えっと・・・」

 

「うちは宮内れんげ!でもうちのソウルメイトはこう呼ぶのん・・・れんちょんと・・・」

 

「よろしくねれんちょん!」

 

「のん!」

 

こいしも混ざり新しいお茶菓子を咲夜に用意してもらいお茶会の三次会が始まった。4人は見たの年齢が同じぐらいだからかすぐに意気投合して、かなり話がはずみ、気がつくとすっかり夜になっていた、これから帰るのは危険だったのでれんげは泊まっていくことになり外で待っていた妹紅と妖精組には一旦帰ってもらい、朝一で迎えに来てもらうことにしたのだった。

 

 

 




さて次からこいしとフランのトリオでの活躍になってきます
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