げんそうびより   作:イナバん

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れんちょんには大いに暴れまわってもらいたいです


しばらくいることになった

神社を隅々まで探したが確かに霊夢はいなかった。

 

「れんげ・・・ごめんしばらく帰れないと思う・・」

 

紫は何を考えているのか、霊夢を隠してしまいれんげがここにいることを強いることになった。

 

「うち、これからどうなるん?」

 

「だっ!大丈夫!私がなんとかするから!な!慧音!」

 

「え!ええ!そうよこのまま放って置くわけない!と、とりあえず家に帰ろう」

 

こうはいったものの肝心の霊夢がいなくてはどうしようもない、紫に頼んだところであの感じでは帰す気はないらしい。

 

 

 

 

3人は家に戻りこれからのことを話し合った。すぐに帰すつもりでいたので話していなかった幻想郷について教えた。れんげは時々首を傾げていたが最後まで真剣な表情で聞いてくれた。

 

「なんか変だと思ったのん、建物は古いしもこたんとけーねん空飛べるし・・・」

 

「随分と冷静だな・・」

 

「騒いでも何も変わらないのん、それにうちここ気に入ってるん!他にも面白そうな所いっぱいありそうなのん!」

 

「れんげは強いな」

 

「うち気になってるん、もこたんとけーねんも妖怪なのん?」

 

「いや私は半妖なんだ、妹紅はこれでも人間だよ」

 

「なんだー残念なのんなー本物妖怪に会えたと思ったのにー」

 

れんげは少しつまらなそうにした。それから慧音と妹紅が話し合った結果れんげは慧音の家で面倒を見ることになり寺子屋の生徒として扱うことにした。幸いにも今日は寺子屋が休みで少し散歩がてら妹紅とたけのこを取りに行くことになった。

 

「気をつけてなーれんげー」

 

慧音に見送られたれんげ達は里の出口を目指して歩いたすると見知った顔が・・

 

「おはようれんげ」

 

「ああ!ばんきっきなのん!にゃんぱすー」

 

「にゃ、にゃんぱす?」

 

「おっ、珍しいな赤蛮奇れんげは人間だぞ」

 

「わかってるよ、出口行くのかい?私も行くんだが途中まで一緒にどう?」

 

「ほんっと珍しいな、いいよ行こう」

 

蛮奇、妹紅、れんげというありえない組み合わせは里をあとにした、途中休憩することになりそこで蛮奇とれんげは昨日ぶりの再会を喜び少し話をした。

 

「れんげ結局帰れなかったんだな」

 

「しばらくここにいることになりましたん!よろしくなのん!」

 

「ああ、ところでれんげは妹紅から私のことなんか聞いたか?」

 

「?何も聞いてないのん、はっ!もしかしてばんきっき妖怪なのん!うち本物の妖怪見てみたいん!」

 

「・・・ああそうだよ、私は妖怪だよ」

 

少し躊躇ったが蛮奇は自身の正体を明かすことにした。

 

「うおおおお!妖怪なのん!本物なのん!ばんきっき妖怪なら脱皮できると思うん!脱皮してほしいん!」

 

「すまん、脱皮は無理だ、というかほとんどの妖怪は脱皮なんてしないぞ」

 

「えっ・・・・」

 

それを聞いたとたんれんげの目からどんどん光が消えていった。

 

「そんなにがっかりするなよ・・・」

 

「うちの中の妖怪のイメージが崩れたのん・・・」

 

「れんげって独特の感性を持ってるよな」

 

「そんなん初めて言われたのん、ばんきっきほんとに妖怪なのん?全然そんなふうに見えないのん」

 

「妖怪だよほら」

 

そういい蛮奇は自身の頭を持ち上げると、

 

「うわああああ!あたま!あたまとれてるん!痛くないん!?うち絆創膏持ってるん!と、とりあえずこれで・・・」

 

「れんげ痛くないよ、私はろくろ首、これが私の、頭を飛ばせる程度の能力さ」

 

れんげはまじまじと見ていた、蛮奇のこれを見ると普通は一目散に逃げて行くのだがれんげは逃げず、むしろ目を輝かせ見入っていた。

 

「妖怪ってほんとにいたのんなーうちの田舎にはいなかったのん、もしかしたら都会には妖怪いるん?」

 

「いや・・・みんながみんなれんげみたいに妖怪に寛容じゃあないんだ・・・だから私達はここにいるんだ、人里では私が妖怪ってこと隠してるんだ秘密だからな」

 

「大人は大変なのんな・・・」

 

「ふふふ、大変なんだよ・・・さあ私は行くとこあるからそろそろ行くよ、気をつけてなれんげ」

 

そういい蛮奇はさっさと行ってしまった。

 

「れんげーそろそろ私達もも行くぞー」

 

「おー!」

 

蛮奇と別れたれんげ達はたけのこ目指して竹藪へ入っていった。

 

「もこたん、たけのこ取るときは中に人が入ってるかもしれなん!だからまずこえかけるんが常識なのん!」

 

どこの国の常識だそりゃとは思ったがおそらくれんげの周りがそう教えて喜ばせたのだろうということは想像に難くなかった。しかし幻想郷ではその常識も通じるかもしれない実際輝夜がいるわけだし・・・そんなことを考えていると早速発見した。そこそこ大きくたけのこご飯を作るにはちょうどいいサイズだ。

 

「よーしれんげまずは確認からだな」

 

「のん!」

 

「入ってますかー!?」

 

「入ってますかー!?」

 

妹紅とれんげはたけのこに向かってそう呼びかけた。れんげの方はいたって真剣なのだが妹紅の方は誰かに見られるとかなり恥ずかしいレベルで、彼女自身だんだん私はいったい何をやっているんだと思っていた。頼むから誰も来ないでくれよーと願いれんげと呼びかけ続けたがそういう時に限って誰かくるもので、それが妹紅にとって最悪の人物だった。

 

「あなた達いったい何してるの?」

 

妹紅は大きな溜息を1つついた。

 

 

 

 

 

 

 




れんちょんには不思議と人を寄せ付ける魅力があると思いますのん
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