原作:ロクでなし魔術講師と禁忌教典
という名のオリジナル作品な気もしてきました・・。
もし、何か原作との矛盾点とか何かありましたらコメント下さい!
話の内容に大きな変化が起きなければできるだけ修正していきます!
「ジンくん、大丈夫?」
「あ、あぁ、気にすんな。」
俺達は突然のアクシデントにより、デートを一時中断している。
あの少女は誰なんだ?カザド師匠とは誰なんだ?あの一瞬で色んな疑問が浮かんできた。
しかも、あの少女の高速移動はかなり速かった。少なくとも俺と同じ位か俺以上の実力を持っているだろう。
しかも、地面をへこませることができる程度のパンチ力。殴られたら終わりだな。あの一瞬で、彼女の実力が薄っすらわかってきた。
「あの子、何だったんだろう・・・?」
「変な奴だったよな・・・。」
いきなり攻めてきたから俺の命を狙ってる感じの奴かと思ったら、怪我してるからまた今度戦おうとか言い出すし・・・。
「師匠が何とかって言ってたけど、ジンくん何か知ってる?」
「うーん。俺には名前を知らない師匠が小さい頃いたんだけど、その人の事かもしれないな・・・。」
カザド・・・。有名な人なのか・・・?
「なぁ、ルミア。カザドって奴知ってる?」
「ごめん、知らないや。」
ってことは有名な奴ではないな。これはカイに聞いてみるか。俺はポケットから通信端末を取り出す。
『ジンたん!何かあったのかにゃ?』
「カザドって男について調べて欲しいんだけど・・・。」
『カザド・・・?わかった。ちょっと調べてみるぜ。』
カザドについてはカイに任せるとしよう。俺はあいつがに備えて少し、格闘の訓練を・・・。
「痛っ!!」
俺は少し体を動かそうとしたら、全身に痛みが走った。
「ジンくん・・・。とりあえず怪我を治すことに専念しようよ。」
「でも、ちょっと体を動かさないと・・・。」
「あの子、ジンくんの体治ったくらいに来るって言ってたから大丈夫だよ。」
いや、敵の言葉を全部信じるなよ・・・。まぁ、その純粋な感じが可愛いんだけどな。
「わかった。とりあえず先に怪我を治すよ。」
あれから一週間くらい過ぎて、俺の体もすっかり良くなった。
「なぁ、グレン。」
「ん?どした。」
「ちょっと格闘の練習に付き合ってもらってもいいか?」
「・・・手加減してくれる?」
「する訳ねぇだろ。」
グレンがうなだれた。ぶっちゃけ、トーマでも良かったんだが、できるだけ本気で戦いたいからトーマだと、少し手加減しなければいけない。・・・グレンだったら、問題ないよね☆
俺達は広場へ移動し、少し距離をとって向かい合う。構えをとろうとしたら・・・。
「先手必勝!!!!!!!!」
グレンが叫びながら突進してきた。
「おい!まだ合図出してねぇぞ!!」
「お前に真正面から戦おうとしたら負けるに決まってんだろうが!!」
だとしてもずるいだろ。こいつ。
俺はグレンのパンチを冷静に手で受け流し、距離を取った。
「くそっ!今ので行けると思ったんだけどな・・・。」
まぁ、俺もグレンが真正面から攻めて来ないことは何となく予想できたんだけどな・・・。
そして、俺は高速移動でグレンの懐へ飛び込み、蹴りで風を巻き起こし、グレンを浮き上がらせる。そして、俺はジャンプしてグレンを上から叩き落そうとしたのだが・・・。
「へっ!これを狙ってたんだよっ!」
グレンは体を回転させ、俺の腕と胸ぐらを掴もうとする。だが、これによって、グレンの腹ががら空きになった。
俺はそれを利用し、グレンの腹に向かって、突進する。俺が突然突進の構えに入ったので、グレンが掴もうとしていた腕が無くなり、グレンは俺の突進を正面から喰らい、そのまま落下する。
「痛ぇぇぇぇえええええええ!!!!」
「グレン、サンキュな。」
「もっと俺の体を大切にしてくれ・・・。」
まぁ、いいウォーミングアップにはなったな。
今の技も師匠に教えて貰った技だ。きっと、彼女もこの技を知っているのだろう。
多分、師匠から教えて貰った技は彼女の方が上だろう。でも、”師匠の一番弟子を決める戦い”ってことだから
師匠から教えて貰った技を使うべきだろう。うーん。どう戦えばいいんだろうか・・・。
「ねーねー。ししょー。」
「・・・どうした。」
「師匠の一番弟子あんまり強くなさそうだよー。」
「・・・お前はあいつの本気をまだ知らない。」
「あの子、師匠の技ほとんど知らないはずだよ。」
「あいつは基礎を教えればそれだけで十分な奴だった。だから、俺の技はほとんど教えてない。」
「じゃあ、師匠の一番弟子じゃないじゃん。」
「いや、俺の意志をしっかり受け継いだ、立派な一番弟子だ。」
「・・・なんだよ。それ。」
カザド師匠とその弟子の所属をどうしようかまだ迷ってます・・・。