前回のあらすじ
盗賊団が改心し自警団になるみたいですね
あ、あとエルフの女性に会いました
エルフ
「…そんなに驚くか?」
ライム
「驚きますよ!そりゃあ!」
ナオト
「…んー…なんか魔方陣みたい…」
ライム
「え…それは知らない……
そんな情報どこにもないです!
だってアザは勇者のアザと4属性のアザしかないって!」
ナオト
「…誰もエルフの結界に近づけなかったから
知らなかったんじゃない?」
ライム
「あっ……」
エルフ
「…魔力は村一番なのは確かだ…
そう言えば名乗ってなかったな…
…ファリア…それが私の名だ」
ナオト
「…まずは村に入ってみよう…」
ファリア
「…そうだな…」
ナオトが結界に触れてみる
ナオト
「…触ってる?」
フウ
「触ってる」
ナオト
「…入ってる?」
ファリア
「…入ってきたぞ…行けるみたいだな」
ナオト
「ずいっと!」
フウ
「おぉ…」
リュウカ
「…見たことない薬草が…と言うか…
空間に漂う魔力が多い…」
ファリア
「…当たり前だ…空気を通し魔力を通さない結界で
封じ込められた密閉空間だからな、
当然溜まる一方だ…さて…村はすぐそこだ」
モブエルフ
「…ファリア様…?
ファリア様が帰ってきたぞォ!」
ファリア
「…そんなに騒がなくても…」
モブエルフ2
「…人間?
な、何故人間を連れていらっしゃるのです!?」
あっという間に大勢のエルフに囲まれてしまう
ファリア
「私を助けてくれた…そして…私の意思で導いた
父のもとへ向かう…道を開けてくれ」
?
「ファリア…その者達は…」
ファリア
「…私を族から救ってくれた者達です」
?
「そうか……そう畏まらんでもいい…」
ナオト
「…あの…ファリアさん?
先に言っといてくれませんか?
偉い人なら……しかも村って言うより…
この規模…もう国やん…」
エルフの国だった…
ファリア
「あら…ごめんなさいね」
?
「…まぁ、私がファリアに父であり
この街の長…ファニアだ」
ライム
「おぉ…紛らわしい…」
ファニア
「ははっ!よく妻に言われる!
フェリシアは…今は疲れて寝ている…」
ファリアの恩人なら泊まっていってくれて構わない!
……と言いたいところなのだが…
ナオト
「…あ…俺は結界の外で野宿するんで
フウとリュウカだけベットで寝かせてやってください」
リュウカ
「え!?何言ってるんですか!」
ナオト
「明らかな武器を持ってる俺は外で寝た方がいいだろ?」
フウ
「なら私も!」
ナオト
「2人ともさ…女の子なんだからさ
自分の体いたわりなよ…俺はどこでも寝れるさ」
ファニア
「…ふむ!気に入ったぞ少年!ナオトと言ったな!」
ナオト
「あ、はい」
ファニア
「…娘を嫁にする気は無いか?」
ファリア
「え?」
フウ
「え?」
ナオト
「……(・д・)…え?」
リュウカ
「わー…修羅場ァ…」
ファリア
「な、何言ってるんですか!お父さん!」
ファニア
「おぉ…久々にそう呼ばれたな」
フウ
「だ、ダメ!」
ナオト
「…この場から超逃げたーい………」
フェリシア
「うるさいわよ…アナタ………ファリア…?」
ファリア
「お母様!」
フェリシア
「…あぁ…ファリア!良かったぁ!…」
メキメキと音がするレベルでの抱擁
ファリア
「痛い痛い痛い痛い!」
フェリシア
「あ!ごめんなさい!嬉しさのあまり我を忘れて…」
ファニア
「…うるさくしてすまなかったな…フェリシア」
フェリシア
「ファリアが帰ってるなら起こしてくれてもよかったのに…
所で…こちらの人間は?」
ファリア
「私の恩人」
ファニア
「ファリアの婿候補」
ナオト
「…通りすがりの旅人です…」
フェリシア
「…ごめんなさいね…夫が恩人に失礼したみたいで…」
ナオト
「全然大丈夫ですよ…」
ファニア
「だって…自分より他人を大切にできる人間だったんだもん…」
ファリア
「…お父様…お母様……その…お話が…」
ファニア
「結婚か?許可するゾ?」
ゴスン!
ファニア
「ぐふっ!?」
グーである…振り抜きのグーである…
フェリシア
「…なに?ファリア」
ファリア
「…以前…アザのことについて話してくれましたよね?」
フェリシア
「えぇ…」
ファリア
「『厄災の勇者と出会え…
大いなる力と共に』
このアザの言い伝え…だと」
フェリシア
「…このタイミングで…その話…
ナオトさん…見してください」
ナオト
「…これですよね」
続けてフウとリュウカも出す
フェリシア
「…永遠に尽きることの無い魔力…
それがこのアザの力…
無尽のアザ…そう言い伝えられています」
ナオト
「…尽きない魔力…すご…」
フェリシア
「…ナオトさん…娘を守ると約束してくれますか?」
ナオト
「…すいません…確約は出来ません…
でも…生きて無事帰る事だけは
約束します…」
フェリシア
「…ふふ……『もう一度人間を信じてみます』
娘と同じことを言ったかもしれませんが…
貴方を…貴方達を信じます…
ファリア…必ず生きて帰る事…いいわね!」
ファリア
「はい!お母様!」
ファニア
「うっうっうっ…悲しいよォ…お父さん悲しいよ…」
ファリア
「ちゃんと帰ってくるから…ね?」
ナオト
「…おう」
ファニア
「その時は娘と結婚してくれるか?ナオト君」
ナオト
「…考えときます…」
次回予告
……次の賢者に会いに出発