東方神影録   作:如月という者だったやつ

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#12 決着 期待を背負った剣士の運命

(キリト・・・)

 

!?!?!?!?!?!?

 

とんでもない衝撃と驚きが頭の中を支配する

え?今レミリア俺の名前呼んだよね!?

てことは俺の記憶が戻りかけてる!?

・・・うん非常にまずい・・・最高にまずい

 

やっと思い出したか、という微妙な嬉しさと

やばい、予定よりはるかに早い、という二つの感情に支配される

 

『・・・スー・・・ハー・・・』

 

俺は静かに深呼吸をする、

落ち着け、落ち着け、落ち着け・・・と自分に言い聞かせて・・・

 

うん、これはただの副作用だろう

俺を見て無意識に発した言葉、それか勘違い

そうしておこう

 

影斗はそう自分に言い聞かせ試合の、椛を操っているスペルカードに意識を集中させる

今の状況はきっちり互角、織冥の動き、防御の瞬間を熟知しているからこそできる完全に互角の状況

織冥が攻撃してきたらそれをきっちりガードする

避けれるところなら避ける

5割も力を出している織冥の攻撃を一度でも食らったらGAME OVER

 

[ほんっとに鬼畜ゲーって楽しいものだな、ウリエル]

[全くですよ・・・あなたが無理ゲーを一回もミスせずにクリアして行くその感じ、見ててハラハラしますけど・・・その楽しそうな表情を見ると何も言えませんよ]

 

そんなに俺は楽しそうに、表情に出すまで楽しそうに見えるのか?

影斗は気になり、ウリエルに尋ねた、彼女は薄く微笑みながら「それは楽しそうに」と答えた

 

それを聞いて俺もまた薄く笑い集中しようとした、まさにその時

 

『ーーーーー影斗・・・私は、あなたのことが・・・』

 

はっきり、そう聞こえたのだ 

俺もさすがに平静を保つことはできなかった

影斗は驚きのあまりスペルカードを解除してしまった

普段の影斗なら絶対にしないであろう致命的なミス

しかもそのタイミングは最悪と言っても過言ではないタイミングだった

織冥が剣を振り上げていた、偶然というか奇跡というかでちょうど椛は織冥の剣を受け止めるために

剣を全力で振り下ろそうとしていた、まさにその瞬間だった

 

[おい、ちょ]

 

織冥がテレパシーでそう伝えてきた、まぁ急に椛の攻撃の速度が遅くなったら気づくか・・・

だがいくら影斗とは言っても今の状態から再度椛を操りなおすはできない

まぁ・・・なんとかなるだろうな・・・そう願おう・・・

 

ガキン!!

 

金属音が鳴り響いた後

椛の剣は虚空に飛んで行った・・・博麗神社に貼ってあった多重結界を貫通して・・・

そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーピキッ・・・

 

なってはいけない音まで聞こえてしまった

そう、ここ幻想郷と現代を隔離している博麗大結界にヒビが入った音だった

 

『・・・・・・・・・・』

 

この絶望的な音を聞いて絶望しているのは

影斗、織冥、五月雨の3人

 

・・・この3人の他に絶望している者が約2名・・・

 

『『・・・・・・・・・』』

 

椛の剣が貫いていった、多重結界を作った紫と霊夢の二人だ

幸いにも博麗大結界のヒビには気づいていないようだ

 

[なぁ・・・誰がヒビ直しに行く?]

[俺は試合中だから無理]

[俺は本読みたいから嫌]

[なら私()で行きましょうか?]

[ならお願いするよ、ウリエル、ラファエル、ミカエル]

[[[わかりました]]]

 

天使達3人組は音もなく飛び立った

あいつらならやってっくれるだろ、そういう絶対的な信頼があった

 

[その間に試合終わらせてくれよ]

 

織冥は当たり前だというふうにこっちを見た後

椛に向けて剣を握り直した

 

椛は何も言葉を発さなかった、心の奥でまたあの不思議な力が助けてくれると思ってしまったのだろう

今の椛には織冥と戦うだけの余力は残っていない

 

だが織冥には余力があまりまくっている

織冥の剣先が光り輝く、それが椛の目に届いた時にはもう遅い

織冥は椛に軽く弾幕をぶつけた

 

椛がピチュった音がして試合は終了した




いや〜間に合った間に合った

しばらくできないと言っていたのですが一気に書き上げて完成させましたw
次の投稿は遅くなりますけどw

長話はこれぐらいにしてw

また次回お会いしましょう〜
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