東方神影録   作:如月という者だったやつ

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ヤァヤァ御機嫌ようw
このタイトルに違和感を持った人がいるかもしれないですねw完全に矛盾してますし

でもちゃんと意味はあっているんですよ?
まぁ、話はこれぐらいにして

本編どうぞ〜


#14 攻撃してはいけないし勝たないといけない

『俺は連戦か』

 

そう声をこぼす

実際のところは俺たちのチームは6連戦のはずだった

だが、三対一というクソ面倒な提案をどっかのバカがしやがったせいで4戦分は何も考えずに本が読める

だるいのかラッキーなのかわからないよね

 

だがこの試合は話が違う

一匹の烏に恨みがあるから戦えるのはいいとしよう・・・

 

だがその3人の中にさとりがいるのを忘れていた

何も考えずにピチュらせたら俺がピチュる、負けたら多分10回ぐらい残機消される気がする

 

俺にできることは攻撃せずに勝つこと・・・

 

 

ーーーーーうん、不可能じゃね?

 

そう思考を巡らせている間に問題の相手が現れた

 

 

ー*ー*ー*ー*ー*ー

 

 

あの人は何を考え込んでいるのかしら

 

それが今、五月雨さんを見てはじめに抱いた感情だった

ずっと何かを考え込んでいる・・・たまに冷や汗が見えたのは触れないでおくけど・・・

 

私はなるべく使いたくないけどサードアイで心をのぞいてみることにした

そこに写ったのは

 

「攻撃せずに勝つ・・・不可能じゃね?」

 

『・・・何を言ってるのこの人・・・』

 

つい言葉に出してしまった

運よく五月雨さんには聞こえていないようで一安心・・・と思いきや

 

『お姉ちゃん、相手の人なんて考えてたの?』

『うにゅ?』

 

バッチリこいしに聞こえていたようだ・・・

お空は理解できなかったようで首を傾げている

 

『ううん、なんでもないわ、試合を始めましょうか』

 

無理やり話を変えて試合へと意識を持っていく

相手も気づいたようで考えるのをやめ、集中している

私はすかさず相手の心を読む、すると誰か(・・)と会話しているような声と誰かわからない女性の声が聞こえた

 

「なぁ、もうあれ俺は使うは、ってことでよろしく〇〇○エル」

「わかりました・・・リミッターつけてもらってきます」

 

なぜか一位部分だけ上手く聞き取れなかった

おそらくその女性の名前だろう

 

すると五月雨の手に銃が顕現した

ぱっと見はスナイパーライフルのようにも見えるが拳銃にも見える

色は黄色が銃口、他は黒と紫を基調としたもの

某狩りゲームのライトボウガンのように見える

 

その会話の後五月雨とその女性との会話は聞こえず心の声も全く聞こえなくなってしまった

私はサードアイの効力を少し抑えながらいつでもスペルカードを発動できる状態で始まりの合図を待つ

 

『それでは18戦目、スタート!』

 

という開始の合図が聞こえるが早いか、五月雨が爆発した

 

 

ー*ー*ー*ー*ー*ー

 

 

『これで終わりかな〜』

 

犯人はもちろんこの人お空である

開始早々五月雨に核融合エネルギーをぶっ放した

全く状況がわかっていないのかはたまた戦略なのか・・・

 

『えと・・・終わったの?お空?』

『うにゅ?なんのこと』

 

前言撤回こいつただのバカ

無意識に対戦相手爆破とかたまったもんじゃないよね・・・

 

そんなお空を横目で見ながらさとりは一つの確信を胸に五月雨がいた場所を見ている

「あの人は今の攻撃をなんとも思ってない」

 

さとりが自分の予想をこいしとお空に話そうとした時

急に強い風が吹き荒れ、煙を吹き飛ばした

 

『あんまり自然に害のある攻撃はやめてほしいんだけどな』

『うにゅ?』

『嘘!?』

『・・・本当に無傷なのね』

 

なに事もなかったかのような五月雨と裏腹に

慌てているこいし、

状況がわかってないお空

あくまで冷静に現状を理解しているさとり

 

 

・・・カチャ

 

五月雨は静かに銃の引き金を引く

リロードした様子はどこにもない

だが、銃声はならない、構えた時のカチャっという音以外何もならず、静かに打ち出された弾幕は

お空に直撃する

 

ピチューン!

 

『いっちょあがりだ』

 

その言葉を言い放った後、五月雨は指を鳴らした

 

パチンッ

 

そう聞こえると五月雨の右手に雷が現れる

呆気にとられ、言葉を出せないこいしにその雷を飛ばす

 

ピチューン!

 

『・・・この後どうしよう・・・』

 

そこで五月雨は動きを止める

そう、残っているのはさとりだけ

だが実際はここでさとりを傷つけるとロクでもないことになりかねない

 

『なぁ、さとり』

『な、なんですか?』

 

急に五月雨はさとりに話しかける

そこで五月雨はさとりにとある提案をする

 

『今までを見たらわかるように俺の勝ちだ、だから降参してくれないか?』

『・・・・・・』

 

まぁ、無理もないだろう、圧倒的なまでの力の差を前に戦わずに終わらせたい、と思いそうなことをついてきた

しかも負けはほぼ確定してしまっている

 

さとりは何も答えずに五月雨を見ている

ラチがあかないと考えた五月雨は軽い脅しに出ることにした

さとりの頬の横1cmのとこに銃を放つ

今度は銃声を鳴らして

 

『これで最後の警告だ、降参してほしい』

『・・・お断りします』

 

さとりは静かにそう言い放った

それを聞いた五月雨は今度はしっかりさとりを狙って銃を構えた

 

だが、自分に対して尋常じゃない殺気が飛ばされてきた

・・・どう考えても織冥だよね、あいつ絶対俺の残機吹き飛ばすよな・・・

 

 

ー*ー*ー*ー

 

 

絶対、何か裏がある

 

さとりは五月雨の心を読んだことを思い出しながら

五月雨の前に立ち続けた

 

そして、五月雨が誰かの殺気を浴びて焦っているのもわかった

誰かはわからないがこの殺気は昔感じたことがあったような気がする

なぜかこの殺気は私を嫌って放たれたものではないのは容易に想像がつく

それどころか、好意的というイメージだ

 

私は唯一と言ってもいい、自分の能力を疎まない人が一人いたことを覚えている

そして私はその人のことが好きだった

名前も姿も思い出せないその人のことを今も好きだ

 

私はその人が幻想郷から去る時にとあることを言ってくれた

それは

「どんな辛いことがあっても一回は立ち向かってほしい

 そうしてくれたら俺はさとりがどんなに辛くても、危険でも君を助けてやる」

 

私はその約束を違えたいためにも、絶対に諦めたくない!!

 

 

ー*ー*ー*ー*ー

 

さとり・・・

 

織冥はここを去るまでずっとさとりの、好きな人の隣にいた

だから、さとりが今何を考えているのか、たまにだがさとりの心の声が聞こえることもある

 

今、まさにその時だった

さとりが3年前にしたあの約束を覚えてくれて、しかも守っていることに

 

[なぁ、五月雨]

[な、なんだよ、終わったらちょっとこっち来いとかじゃないよな?]

 

どんだけ俺のこと危ないやつだと思っているんだよ・・・

心の中でそう言った織冥は五月雨に聞く

 

[さとりを、眠らせて戦闘不能にできるか?]

[できなくはないが]

[それでさとりを眠らせて終わらせてくれ、かすり傷ぐらいなら妥協するから]

[・・・わかった]

 

五月雨は織冥のお許しを得た直後

銃を構えたが早いか

 

さとりの両腕をかするように球を打った

チッというかすれた音が鳴った後さとりは静かにその場に倒れて静かな寝息を立て始めた

 




いつもより今回は長かったw
一つの戦いで1話使いましたが次は長引く予定w

今回はここまで
また次回お会いしましょ〜
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