東方神影録   作:如月という者だったやつ

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遅れてすいませんでした!!
テスト期間なんです・・・許してください・・・

まぁ、前が足りはこんなもんにして
本編どうぞ!


#16 絶剣と賢者 勝者は誰だ

幻想バトリオン19戦目、影斗と紫、幽々子、妖夢戦時

全員に影斗達の記憶が戻る

 

それは大きな影響を与えた

過去の幻想郷最悪とも言われる大異変の記憶、絶対的な力をもつ神力の暴走

それを取り戻したことにより影斗達が3年前まで幻想郷にいた事実、そして・・・

 

影斗の背後に立っていた黄金の人影

何人かはそれの正体を思い出している

 

『こっちから仕掛けようかな』

 

影斗はそういうと神力の力を出さずに極限領域(ゾーン) に入る

さっき妖夢に見せたものより一段深い

 

『なら私も』

 

紫もゾーンに入る

神力の力を解放して

 

その時、紫の横に緑色の光の塊が現れる

その塊は徐々に人の形をしていき・・・

 

メメントモリとなり、影斗を見ている

メメントモリは影斗の神力を出していないゾーンを見て

 

『あなた今神力を解放していないわよね?なのになぜ神居(カムイ)が出せるのよ』

 

 

神居(カムイ)

 

それは神力が持つ特有の妖力

神居は万能で、妖力はもちろん、魔力にまで変換することができる

神居を妖力として放たれたスペルカードは通常の威力や効果の何倍にも膨れ上がる

 

ただし神居は普通は神力の力を解放しないと使えない

さらには長時間使っていると体がその負荷に耐えられず異常をきたす恐れがある

しかもそれに加えて極限領域(ゾーン)である

 

ゾーンは自分の中の妖力などの眠っている力を解放、倍増させるもので

これもまた負荷が大きい、爆発的な力が手に入る代わりに体がいつ崩壊するかわからない諸刃の剣

 

影斗はメメントモリからの質問に対して、笑いながらこう答える

 

『俺が2年半かけて完成させたもの、

 相棒から少し神居を分けてもらって俺の中の妖力を全て神居に変更、

 そして、神居を扱う時の反動と

 極限領域(ゾーン)の代償に体を慣れさせて当たり前の状態に持っていく

 頭のいい君ならもうお分かりだろ?』

 

ま、まさか・・・

メメントモリは動揺を隠しきれずに少し声を震わせながら

 

『って、てことはあなたはもう妖力は使わないのかしら?』

『まさか、神居を数値化して妖力に変換して妖力は使っているよ

 いくら自由自在に使えるとはいえ神居を使うと力が強すぎて一瞬にして

 ここの結界壊しちゃうからね』

 

だから・・・

影斗はそう言い、こう続けた

 

『今のゾーンだって8割は妖力に変換してるから全然戦いにくいんだよなぁ』

 

紫は恐怖した、目の前の化け物に

確かに今の影斗のゾーン状態の様子は自分とは比べ物にならないほど弱い

しかし、神力も使わず、全力ではない状態にしては強すぎる

 

『んじゃ全力で』

『・・・えぇ、来なさい』

 

影斗はそういうと、神力を使わない状態の本気、

自分の神居を一切変換せずにゾーンに入る

 

瞬間、影斗の覇気が何倍にも膨れ上がる

紫も覇気を出してはいるが天と地ほど覇気の深みは差がある

だが、まだ紫が戦闘面では優っている

 

影斗はそれを知りながら、久遠彼方をゆっくりと抜き放つ

その剣を見て、紫は驚きながら、こういった

 

『黄金の方、確かラグナロクよね?なんで・・・

 

 

 ーーーー厚さがない(・・・・・)のかしら?』

 

そう、漆黒の剣はちゃんと剣になっていて特にきになる要素はない

だが、黄金の剣は剣を横から見ると見え方によっては剣の先、刃の方が見えない

でも、ちゃんと正面から見ると厚さがあるように見える

 

影斗は驚いた表情を見せ、これはこれはといい、説明し始めた

 

『簡単にいうと次元刀っていうやつだよ

 刀身だけ次元が違う、こいつが斬るのは空間そのもの、空間が切断されると・・・』

 

影斗は少し深呼吸した後・・・

 

『その切断線状のものが全て切断される

 まぁ、空間はすぐに元に戻るけど

 それにここまで切断能力あげようとしたらスペカ使わないと無理だけどね』

 

そこまで言って影斗は戦闘の用意を整える

紫も戦闘態勢に入る

 

影斗は、左手を前に出し

静かに剣を構える

 

紫は影斗の一挙一足を見て一つの確信を抱く

 

「彼はまだ神力を使っていない」

 

でも、一瞬足りとも気は抜けない

カルマの能力は相手の記憶になんらかの方法で浸食し

奪う、書き換える能力のはず

能力としていうなら

 

「記憶を支配する程度の能力」

 

と言ったところだろう

ならば戦闘中に何か仕掛けてくるのは明確

椛戦の時みたく、相手の未来の記憶をなんらかの理由で操作し、操ることをしてくるかもしれない

メメントモリの検索能力と過去の記憶の中にもあれについては記録されてなかった

おそらく初使用のの能力だろう

影斗の「7つの眼」のうち見せたのは3つ、あと4つをまだ使っていないことを考慮しても余力を残しているのは明らか

そこまで考えを深めていた時、メメントモリからこう告げられる

影斗にも聞こえるように

 

『その剣、まだ2段階残してるようだけど?私たちを倒すには必要ないってことかしら?後服も』

『・・・・・・やっぱバレてた』

 

影斗は薄く笑った後

自分と紫の違いを言い始める

 

『まず、俺とお前には決定的な差があるのさ』

『決定的な差?』

『神力の力を完全に使いこなせているか否か、そして・・・

 

 ーーーー神装の有無だよ

 紫は俺の久遠彼方のような装備は出せないだろ?』

『・・・確かに』

『なら一段階目で十分だよ』

 

そう言い、剣を構え直す

そして、影斗の方から紫に斬りかかる

 

紫は結界で攻撃をはじこうとした・・・がその結界は一刀両断され、霧散する

紫は、さらに切りかかってくる影斗の斬撃を紙一重でかわしながら影斗に弾幕を飛ばして攻撃する

だが、影斗は左手の剣だけで攻撃し、右手の剣は何も攻撃はしておらず、飛んできた弾幕を一瞬で切り刻んでいる

そんな攻防が続いた後、突然紫の妖力が跳ね上がる

 

『おっと、やっぱこんぐらいが限界なのかなぁ』

『ならさっさと神力を使いなさいよ、わかっているのよ?

 闘神カルマ、さっさとかかって来なさいよ』

 

[闘神カルマ!?あんな弱い(・・)やつと一緒にしないで!!]

[ま、まぁウリエル、落ち着け。一旦落ち着け]

[じゃあ、わかった落ち着くから完成してるんでしょ?

 封魔陣、使ってみてよ]

 

それだけ言って、ウリエルは拗ねたのか、声が聞こえなくなった

影斗はため息をひとつついて指先に神居を集中させる

 

影斗の指先が光り輝き、影斗は剣を二本とも鞘に収め、ラピス・エリクサーの手甲の部分に

魔法陣を描いていく

 

やがてそれは神居を帯びて光始める

それを確認した影斗は、軽く指を鳴らした

途端、小さな火の粉が上がる

 

『うん、完璧』

 

影斗はそういうと紫の方を向き、指をならす

パチンッと、音が鳴るが早いか

紫の方に爆炎が襲いかかる

 

『な!?』

『紫!?なにしてるの!?早く結界を!!』

 

紫はメメントモリの一言で我に帰り、多重結界を張り巡らせる

 

結界と炎がぶつかった時に異様な音が聞こえた

 

ジュ・・・シュゥゥゥゥゥゥゥ・・・

 

結界が溶けた(・・・)そう、言葉通り溶けたのだ

影斗はその結界が完全に溶けきるが早いかスペルカードを放つ

 

『スペルカード発動!!

 音声爆砕(ハウリング・ロア)!!』

 

その途端、とんでもない大爆音とともに凄まじい衝撃波が飛んでくる

紫はスキマを使って反対側に避難したが・・・その先には氷漬けの博麗神社が・・・

 

[[[あ・・・]]]

 

影斗とウリエル、パンドラが気づいたのだが止めるすべはなく、博麗神社は豪快な音をたて、崩壊していった

幸いなことに霊夢は気絶(賽銭箱崩壊のショック)しているのでこの惨状に絶望することはないのだが・・・起きたらどうなることやら・・・

 

影斗は紫が移動した方向を幻影の覇眼(ファントムアイ)で完全把握し、その方向に炎を飛ばし続ける

だが、紫は難しい表情ひとつせずに攻撃を避け続け、

 

『スペルカード発動

 「ぶらり廃駅下車の旅」』

『おっと』

 

ついに影斗にスペルカードが命中した

 

『よし!』

 

紫は軽くガッツポーズをし、影斗の方を向く、そこには・・・

 

『危ないじゃないか全く』

 

そこには紫色の箱を片手に持っている無傷(・・)の影斗が立っていた

 

『あなた・・・神力はカルマじゃないの!?』

 

やっと気づいた紫、それを聞いた影斗は、静かに紫と黄金色の塊を解放する

それは静かに人型となり、片方は翼が生え、天使の輪がついた

もう片方は、ひらひらと服の形が構築されやがて・・・

 

『ドララ〜〜』

『・・・・・・』

 

無邪気な笑顔を振りまいている紫のドレスを身にまとった少女と

超不機嫌な顔の黄金の天使が現れた

 

[なぁ、機嫌なおしてくれよウリエル・・・]

[別に機嫌悪くないです・・・]

 

どう見ても超不機嫌なウリエルとは裏腹にパンドラは辺りを見渡して、無邪気な笑顔にさらに深みががかっていく

 

『ねぇ!影斗!ここが幻想郷なんだよね!』

『あぁ、自然が綺麗だろ?』

 

自然が綺麗というワードにこちらを向いた五月雨がパンドラの方を見て優しい笑みを浮かべる

その頃、紫とメメントモリは首を傾げていた

 

見たことも、情報すら何ひとつない紫色の少女、そして、カルマと予想していた影斗の神力の正体

そして、検索をかけ、やっと思い出す、神力の二つ名(・・・)

 

全ての神力にはひとつ、二つ名が存在している

例を挙げると、大妖精のガブリエルは「祝福」

紫のメメントモリは「情報」

織冥のミカエルは「審判」

五月雨のラファエルは「慈愛」

そして、目の前の黄金の神力の正体は・・・

 

神輝(しんき)」・・・聖天使ウリエル」

 

『メメントモリ・・・あなた、私をカルマごときと勘違いしてたようだけど・・・』

『え、・・・えぇ、それは悪k『許さない』

『私とカルマの力の差を!!見せてやる!』

 

どうやら、ウリエルはもう激おこ状態らしい

これは腹くくるしかないな

影斗はそう心に決めた後紫にこう言いかける

 

『お前は俺の大切な相棒を間違えた挙句怒らせた、もう手加減はしない』

 

無言の紫を放置し影斗は神力の、スペルカードを一枚使う

 

『スペルカード発動「限界突破(オーバーロード)

 

全力の影斗が、ついに牙を剥いた




今回はいつもより長いですw
あ、それはそうと1000 UAありがとうございます!!

今回はそれと初めてのアンケートを実施したいと思います
バトリオン編を書き終えて、企画している番外編を書き終えてからになるんですが
完全オリジナルの新作を投稿しようと考えています
この話を投稿次第、活動報告にアンケートを実施いたしますので詳しくはそちらを・・・

今回はここらへんでお開きとします
是非是非、アンケートにご協力をお願いします
では次回またお会いしましょう〜
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