赤子に転生してあれから2年と少しが経った、この2年で自分は女として生まれたため出来るだけ口調や仕草を女の子っぽくしていた。今では慣れて一人称も,私,に変えた。あと、この2年で分かったことが結構ある。それはこのスカーレット家はわりと権力がある家らしい、この前、他の吸血鬼がお父様に貢ぎ物?をしていた。貢ぎ物の中には食料が多かったが赤い液体が入ったビンに目がいった。多分吸血鬼だから血だろう。食料のほかにも日常用品も少しあった。もうひとつ分かったことは、親が親バカだと言うことだ。たまに貢ぎ物にぬいぐるみなどがあるが、それはお父様が要求したものらしい。まぁこれはお母様から聞いたことだけど、お母様に聞いたときは
「あれは、あの人が要求したそうよ。貢ぎ物にぬいぐるみを頼むなんて、あの人は親バカね♪」
となんか嬉しそうに言っていたが、………嬉そうに…
そのほかに分かったことと言えば自分の体だろう、容姿はまだ2歳なのでただ少し大きい翼が生えた幼女だろうが、前世では男だったため最初はトイレや風呂には手こずったが今では慣れた。ほかにはこの翼のことだろう。これはこのあいだ生えたきた。両親に聞いたらこのぐらいの歳に生えてくるらしい。翼の形は同じだが、私の翼はレミリアや両親とは違い、自分の体にしては大きく、赤みがかかっており、翼の飛膜の部分は少し傷付いたような感じである。まぁ簡単に言えば某狩りゲーの某紅龍だ。とてもかっこよくて好きだ、すごくいい
「イリス?レミリアよ、入ってもいい?」
ドアがノックされると同時に幼さがある声が聞こえた
「うん、入ってもいいよ」
と入ることを許すとドアが開かれレミリアが私の部屋に入ってきた
「イリス。お話ししよ♪」
「分かったよ」
「よし♪じゃあ座ろっか」
レミリアはご機嫌で私のベッドに腰をかけた。それに続いて私もベッドに座ると
「そう言えばさぁ、イリスの髪ってすごいサラサラで良いよねぇ」
レミリアが私の髪を触り褒める。最近はこれから雑談が始まっている
「そういうお姉様も、髪はきれいな青い髪だし、たまにキラキラしてるよ?」
「そぉ?そっか、ありがと♪それでね、今日あたしがね、ーーーーー」
「ーーーーーそうなの!?あのお父様が、へぇ意外だなぁ」
30分ぐらい色々な内容の話をしていると、ドアがノックされる
「アローテだけど、入っても?」
「うん、いいよー」
「ありがとう。レミリアも来てたの?それで何のお話しをしてたの?私も混ぜてくれないかしら?」
「うん!お母様もお話ししよ。イリスもいいよね?」
「うん、私もいいよ」
「イリスもいいって、あ、お母様、今日あたしがね、ーーー」
レミリアがさっき私に言ってたことをお母様にも語り出した。ここまでが最近よくある一連の流れだ。
「ーーーってことがあったんだよ」
「へぇそんなことが、確かに意外ね」
「あ、そう言えば私、レミリアとイリスにプレゼントがあるの」
そういうとお母様が服のポケットから小さいぬいぐるみを取り出した
「これは、えぇっと…そう貢ぎ物の中に入ってたからレミリア達にってあの人が言ってたわ!」
明らかに間があったのだが、それにすごい手作り感。まぁお母様が作ってくれたのだろう。
「わぁかわいい!ありがとう!」
これはありがたく貰った方がいい。実際可愛く思える
「ふふふ、喜んでくれてよかったわ。はいレミリアにも」
「ありがとう!お母様!」
レミリアも喜んでいる様子だ。それにお母様も、
「ふふふ、じゃぁ私は部屋に戻ってるから、仲良くね?」
「うん、ありがとう」
ぬいぐるみをくれた後、お母様は自室に戻って行った。その後も私とレミリアは話していた。
夜が明けてきた頃…
「ねえ、イリス」
「うん?どうしたの?ふわぁ…そろそろ寝よ?」
「うん、まぁそうなんだけどね。えと、いっしょに寝よ?」
「え?ぁ、うん、いいよ!」
「やった!じゃあ部屋から枕持ってくるから待っててね♪」
そう言ってレミリアは走って私の部屋から出ていった。危ない、たまにこうゆうことを言ってくるから少し驚いてしまう。まぁ1人で寝るよりかはいいか。
「持ってきたよ!さぁいっしょに寝よ?」
早っ!?どれだけ速く走ったんだ?
「あ〜、あったかいぃ♪」
てもうベッドに入ってきてるし…
「じゃあレミリアお姉様、おやすみなさい」
「うん、おやすみ♪」
と言ってさりげなく抱きついてきた。諦めよう。
レミリア達が寝てから少しして……
「レミリア達はもう寝たのか」
ドラスがレミリアの部屋を覗くと
「レミリアがいない!?アローテぇ!レミリアがいないぞ!」
「えっ!?大変、どうしたらいいの!?」
「落ち着いてください。旦那様、奥様。レミリアお嬢様はイリスお嬢様のお部屋で共に寝ています」
「そ、そうか。よかった…」
その頃、親バカ達は勘違いして騒いでいた