「でねぇ藍ったらね~朝8時になったら私の布団を畳んじゃうのよ~」
「それが普通なんじゃないの?」
「私はもっと寝てたいのに〜いいわよねーイリスはベッドで」
「まさかベッドのために来てるの?」
紫はイリスのベッドで寝ている
「そんなことないわよ。イリスと話しがしたくてね。でもイリスのベッドは柔らかいからいいの〜」
「イマイチ信用できない……それで、その藍さんは来ないの?」
「藍はこの前の戦闘で完全にイリスにトラウマを持ったわ」
「私は悪くないよ?というか、紫ってこんなによく私の所に来るけど、一週間前に私達殺しあってたよね?」
「いいじゃない終わったことだし。それに他のみんなは私につめたいのよ。イリスは私が来たら紅茶だしてくれたり、こうして話を聞いてくれるでしょ」
「幻想郷の管理人なんでしょ?どうしてそんなに嫌われてるの?」
「知らないわよ。まぁ一番嫌われてるのはそこにいる娘なんだけどね」
「ん?」 チラッ
「グヌヌヌヌ~~~~………」
フランが部屋の扉の隙間からイリスと紫を見ている。紫には睨むように
「フラン……」
「ずいぶん好かれてるわね」
「嬉しいことだけれど…」
「これいじょうここにいたら私は邪魔ね。じゃあね〜」
「あ、帰った」
「お姉様!遊ぼ!」
「何する?トランプ?本でも読む?」
「ん~~…そういや決めてなかった」
「ふふふ、じゃあせっかく新しい所に来たんだから散歩でもしよっか」
「うん!すぐに傘をもらってくるね」
「傘は要らないよ」
「あ、そっか」
「いや〜楽しいね!イリスお姉様!」
「まだ全然歩いてないよ?」
「えへへ、でも楽しい」
「なら良かった。こっちの方が傘より楽でしょ?」
「すっごくいいね。でも」
「ん?」
「お姉様はずっとあたしに能力をかけてて大丈夫なの?疲れない?」
「フランのためだったら全然大丈夫だよ。それに疲れないよ」
「そっか、良かった」
「わざわざ心配してくれてありがとうフラン」
「えへへ〜♡」
「(やばい可愛いすぎる)」
「〜♡……ん?あそこにいるのは誰?」
「ちょっと行ってみよう」
「わっ!」
「うわぁ!?っても〜びっくりしたよ」
「あはは!大ちゃんはやっぱり面白いよ」
チョンチョン
「何?」
「後ろだよ〜」
「だから何──」
「わ〜〜」
氷精の目の前に逆さまになった妖怪が現れる
「ぎゃ〜大ちゃーん!」
「ちょっといい?」
「あなた達は?」
「羽が生えてるのだー」
「あ、ごめんなさい。私は吸血鬼のイリス・スカーレット、イリスでいいよ」
「あたしはイリスお姉様の妹のフランドールだよ。あたしはフランでいいよ」
「ルーミア、妖怪なのだ〜」
「あたしは大妖精です。みんなからは大ちゃんって呼ばれてます。それでこの娘が……」
「あたいは氷の妖精チルノ!あたいは最強なの!」
「最強?」
「そうだ!あたいの力が見たいの?じゃあ戦え!」
「いいよいいよ幻想郷っていいね。こんなに強い奴らがたくさん………」
イリスはチルノが言った言葉に反応し、ニタリと笑いながら大鎌を創る
「ごめんなさいごめんなさい!怖いよぉ大ちゃ〜ん!」
「え?やんないの?」
「チルノちゃん、あたしも昔はそうだったよ………」
「ごめんごめん!ほら、しまったから!」
「あの………チルノちゃんがすみません」
「いやいや大ちゃんは悪くないでしょ」
「そうですか。ほら、チルノちゃん謝って。チルノちゃんから仕掛けたんだよ」
「ごめんなさい」
「フランちゃん達はどこから来たのだー?」
「私達は昨日幻想郷に来たんだよ」
「ということは昨日突然現れた館は………」
「あたし達だよ」
「すごい!イリスとフランってすごく大きい家を持ってるんだね!」
「いいな〜行ってみたいのだ〜」
「じゃあ今度、みんなあたしの家に来てよ。イリスお姉様、いいでしょ?」
「フランのお友達だもん、もちろんOKだよ。でも今日はお散歩するからまた今度ね?」
『わ〜い!』
「ありがとうございます!」
「ありがとう。じゃあまた今度ね!ばいば〜い!」
『またね〜!』
「〜♪〜〜♪」
「お友達出来て良かったね」
「とっても嬉しい!」
「今度みんなを呼んだときにお菓子作ってあげようか?」
「うん!もう明日にでも呼ぼうかな〜?」
「楽しみだね。次はどこに行こうか?」
「お困りのようね」
「あ、紫。急だね」
「ちっ」
「どこに行くか決まってないなら私に着いて来て、紹介したい所があるの」
「さては私達を見てたね?」
「っ……さ〜行くわよ〜」
「はぁ……行こ、フラン」
「そうだね」
〜神社〜
「着いたわね。ここが`博麗神社´よ」
「神社?妖怪の私達に神社を紹介させるの?」
「あら、よく神社のことを知っていたわね。たしか神社って日本の建物だったはずだけど」
「あ……そういえば私はどうして神社のことを知っているんだろう。見たことないのに………」
「ねぇお姉様、`じんじゃ´って何?」
「この建物が神社っていうことしか知らないの、ごめんね」
「神社は神を祭る所よ。霊姫ーー!いるー?」
「ったく、うるさいわね〜せっかく零夢が寝たのに。起きたら叩き潰すわよ?」
「こわっ!」
「あ〜いたいた。今日は紹介したい妖怪がいるのよ」
「妖怪?」
「そう、あそこの吸血鬼よ」
「先日この幻想郷に来ましたイリス・スカーレットです」
「妹のフランドール・スカーレット………」
「あともう一人長女のレミリアっていう吸血鬼がいるの。最近イリスの所でお茶をしたり雑談してるの〜」
「へ〜だから最近神社に来なかったわけね。ところで吸血鬼、歳は?」
「女の子に歳を聞くのは失礼だと思うけど?」
「歳は?」
「457です!」
「455です!」
「妖怪の中で長生きな方だなぁ。そんでスリーサイズは?」
『え……』
「はぁ…始まった……」
「特にそこのお姉ちゃんの方、私気になるな〜」
「こら、やめなさい」
紫が巫女にゲンコツ
「いで!」
「自己紹介もせずに何を聞いているのよ!」
「自己紹介をすればいいの!?私は
「黙りなさいこの変態!」
「痛ーー!?」
・
・
・
「ごめんなさいね」
「世の中には色んな人が………」
「なんか怖い……」
「………」 コソコソ
ガバッ
『キャーー!』
「黒!ちっ片方はドロワを」
霊姫がイリスとフランの足元に移動し、起き上がると同時にイリスとフランのスカートをめくる
「霊姫…………」 プルプル
「でも片方だけでも収穫はある!」
「あんまりだ………」 ウルウル
「お姉様が!?涙目!?」
「あんたは娘がいるんでしょうがぁーー!」
「ギャーーー!!」
「あ〜痛〜、でも紫、残念だったわね!バッチリ記憶したわ!」
「ねぇ紫、この巫女殺してもいい?いいよね?うん分かった殺す!」
「待ちなさい!落ち着いてイリス!」
「止めないで紫!私は!私はこいつをーー!」
「落ち着いてってぇぇーー!」
「………………」
「お姉様大丈夫?」
「フラン、私もうお嫁にいけないよ」 ウルウル
「だったら私が貰───」
「ねぇ霊姫、それ以上したら大切なお賽銭箱とこの神社の半分を壊すわよ?」
「すみませんでしたー!どうか、どうかお賽銭箱はぁ!」
「はぁ…お願いイリス、今回は許し───え?」
「大丈夫だよお姉様、あたしが貰ってあげるから!」
「フラン……ありがとう。でも大丈夫だよ」 グスッ
「う………」 ガーン
「でも、もし私達が結婚したらどっちがお婿とお嫁なんだろう?」
「そりゃあお姉様がお婿であたしがお嫁さんだよ〜〜、お姉様が…お婿……さん………えへへへへへ〜♡」
フランは頬に手をあててハートが可視化できるほどにニヤけた顔をしている
「(やばい超かわいい)」
「あっちもあっちでなんなのよ………」
「はっ!………それで紫、この巫女に私達を紹介した理由は?」
「あ、あぁそうだったわね、この神社の巫女、`博麗の巫女´も幻想郷のバランスを保つ役割をしてるの」
「そのとお──むぐ!?」
イリスの影から伸びた5本の腕が霊姫の四肢と口を塞ぐ
「続けて」
「幽香は幻想郷のパワーバランスを、博麗の巫女は人間と妖怪のバランスを保つ役割をしているの」
「ということはこの巫女も強いの?」
「んーー!んー!んー!
訳)名前で呼んで!お願い!」
「この幻想郷のバランスを保ってるんだもの。強いわよ」
「そっか」
「んーー!んー〜〜ー!んーー………
訳)無視しないで!君みたいな娘に無視されたら私死んじゃう」
「あ、イリス、あと幻想郷の地図を渡しておくわ。散歩しているのでしょ?」
「ありがとう。さ、行こうかフラン」
「続きだね!」
イリス達が去り、イリスの能力から解放された霊姫は……………
「今日は私にとって忘れられない日になったなぁ」
「黙れ変態、どうせイリスのことでしょ」
「あんな可愛い娘の存在を確認することが出来たんだ。それにあの妹も………」
「…………(こいつ………)」
「いつか絶対スリーサイズを教えて……いや、確認するぞ!」
「」 プチッ
この後、霊姫の頭にコブがもうひとつ増えたことは言うまでもない
「あはは!お母ちゃんの頭へんなのー」
原作ではルーミアは「──なのだ〜」とか「そーなのだー」とか言わないんですけど、
二次創作だからっていうことで
やってしまった………ついにこのネタに手を……
低評価待ったなしですね‥