東方紅魔姉妹   作:若止異

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(`;ω;´)ありがとうございます!

このシリーズも40話近くなり、最初よりは文章力も上がってると思うので
これからも是非


36話:散歩・続

「はぁ……ひどい目にあった……」

 

「どうする?もう帰る?」

「まだいいかな、地図も貰えたし。この地図を見るとこの変な穴が気になるんだよね。でも詳細は何も書かれてない」

「行ってみるの?お姉様が行くならあたしも」

「じゃあ行こっか」

「続きだね」

 

 

「いや〜それにしても景色がいいね」

「そうだね。自然も多いし」

「それにお友達も出来たよ!」

「こっちに来て良かったね」

「人間達が館に襲撃してくることもないから誰も傷つかなくていいね!」

「なんていい子なんや………」

「…………結構歩いた……疲れた」

「ここらは芝生になってるから休もうか」

「うん!」

「よいしょっと……」

「ふぃ〜風も吹いて気持ちいいね〜」

「そうだね〜」

 

 

姉妹休憩中……

 

 

「よし、そろそろ行きますか」

「しっかり休んだからまた歩こう」

「そういえばフラン」 テクテク

「?」 テクテク

「レミリアお姉様は置いてきてよかったのかな」

「え………どうして?」

「こういうのはみんなでした方が……いや、あの変態とお姉様を会わせてはいけない」

「たまにはいいじゃん。こうして2人だけでのんびり散歩するのも」

「それもそうだね、帰ったら謝ろ」

「ん?穴ってあれじゃない?」

「本当だ。結構歩いていたんだね………うわ〜底が見えない。行ってみようかな……」

「お姉様……あたし飛べない」

「え……フランも飛べなかったっけ?」

「お姉様は飛べるの?」

「私は飛べるよ。ん〜〜じゃあおぶって行こうか?」

「うん!わ〜い!」 ギュッ

「うおっ!?じゃあ行こうか」

「は〜い♪」 ルンルン

 

「お、地面が見えてきた」

「長かったけど何もなかったね」

「そうだね〜」

 

「よくもまぁ地底にのこのこと………」

 

「誰!?え……逆さま?」

「私は土蜘蛛の妖怪。貴女達は人間?」

イリフラ『……』翼パタパタ

「貴女達も妖怪なの……でも理由はどうあれ引き返したほうがいいよ、地底の妖怪達は血の気が多いからね。絡まれたり喧嘩にでもなったら命は無いよ?」

「まぁ忠告は有難く受け取っておくけど、この下にはちょっと興味があるからね。私は行くよ」

「そう……じゃあ少しの間私も同行していい?案内もできると思うよ」

「いいよ、まずは地面に降りよう」

「そうだね」

 

 

「自己紹介を、さっきも言ったけど私は土蜘蛛の妖怪、黒谷(くろたに)ヤマメ」

「私は吸血鬼のイリス・スカーレット」

「あたしは妹のフランドール・スカーレット。フランでいいよ」

「軽く説明するとここは主に‘鬼’とか色々な妖怪が住んでる。街があるけど居酒屋が多いね」

「人間は?」

「不可侵条約があって人間はここには来れない」

「なるほど……ん?あれはだr──っ!」

 

イリスの上空から突然桶のような物が降ってきて、イリスの頭を潰す

 

「っ!お姉様!」

「キスメ!?なにをしてんの!」

「だって……ヤマメが知らない妖怪と……」

「だからって殺すことも…」

「あ~びっくりした」

『え!?』

「なんで生きてる……頭を潰したはず…」

「絡まれたりしたら命が無い……私からしたらむしろ無くなるまで頑張ってほしいけど」

「はぁ…キスメはそうすぐに……その行動力は妬ましいわ」

「あ、パルスィも」

「なんでいきなり落ちてきたの?」

「え……だ、だって……」

「だって?」

「ヤ、ヤマメと…」

「ヤマメと?」

「ご、ごめんなさいぃ…」

「え……な、泣かなくても…(まずいな、こんな時どうしたらいいんだろう……えと、よりあえずお母様が私達にするみたいにすれば)……えーと、キスメちゃん、ごめんね?」 ナデナデ

「え…?」

「別に私は怒ってないから」

「ごめんなさい……」

 

「あのキスメが!?」

「あの何か安心した顔…妬ましいわね」

 

 

 

 

「……は!ヤマメーーー」

「キスメはあいかわらずね……妬ましいわ」

「あ、この子はキスメ。そしてこっちがパルスィだよ」

「勝手に紹介するなんて……妬ま─」

「なんで妬ましい妬ましいって言ってるの?」

「私は妬み妖怪、これは種族としての性のようなものよ」

「そうだったんだ。私達が血を欲しがるのと同じなのかな?」

「そうね。それで貴方達の名前は?名乗らないなんて妬ましいわね」

「ごめん。私はイリス、それで妹のフランドール」

「フランでいいよ。ねぇねぇあそこにいる子は?」

「え?誰もいないけど……」

「いるもん!緑の服を着た女の子がいるよ!」

「いや誰もいないよ?」

「もしかして…」

 

「ばれちゃったー!」

 

「急に女の子が!?」

「お姉様は分からなかったの?」

「やっぱりこいしか…」

「なんで分かったの?」

「普通に見えただけだよ」

「すごーい!お姉ちゃん以外で初めてだよ」

「説明するよ。この子は古明池(こめいじ)こいし、地霊殿っていうところの主人の妹。いつもは無意識を操ってみんなは見えないんだけど」

「そうだよー」

「フランちゃん…だっけ?あたしの家に来てよー。お姉ちゃんに会わせたいんだ」

「行ってみたい、お姉様は?」

「私も行くよ」

「じゃあ私達はここで別れるね」

「なんで?」

「ちょっとね……」

「そうか、色々教えてくれてありがとう」

「また今度ね」

『ばいばーい』

「ばいばい…」

 

 

 

 

「にしてもめずらしいね」

「?」

「キスメが初対面の相手に逃げないなんて」

「あ……」

「どうしたの?」

「……なんか安心した…」

「え?」

「なんでもないよ」

 

 

 

 

~地霊殿~

 

 

「ここだよー」

「わぁ大きい…」

「本当だね~…」

 

「あれ、あんた達は?」

「お燐だー、お友達だよー」

「こいし様…そうでしたか。ごゆっくり~」

「入って入ってー」

「「お邪魔しまーす」」

 

 

 

「ねぇこいしちゃん。お友達って」

「そうだよ、フランちゃん達はお友達」

「じゃあさじゃあさ!明日はこいしちゃんがあたしの家に来てよ」

「え?いいの?」 

「明日みんなで遊ぶんだ!こいしちゃんも!」

「行きたい!やったー!」

 

「こら、静かにしなさい。一体どうしたの?」

 

「あ、お姉ちゃん!お友達ー」

「友達?」 

「「お邪魔してます」」

「お友達ができたからお姉ちゃんに会わせたかったんだ」

「私はこいしの姉の古明池(こめいじ)さとりです。(こいしに友達が……他の妖怪達は私のことを。心を見ればすぐに……)」

 

イリス 「(こいしちゃんのお姉ちゃん可愛いな~、アクセサリーも)」

フラン 「(わ~ピンク~)」

 

「……私達のことを……それにアクセサリー?」 

「え?心を?」

「そうです。私達さとり妖怪は心を読めるんです(こいしごめんなさい。せっかくできたお友達を…)」

 

イリス 「心を…(じゃんけんやばば抜き最強だ)」

フラン 「(お姉様達の心を……うへへ。あたしも欲しいな)」

 

「え…」

「…もしかして心を読まれて気持ち悪がられるなんて思ったの?」

「え……え…どうして」

「え、あってたの?なんとなく言ったんだけど……まぁ気にしないで、そういうことは全く思ってないから」

「イリスお姉ちゃん……」

「お姉ちゃん?」

「うんお姉ちゃんっぽいから」

「うん…まぁ…ありがとう?」

「フランちゃん!あたしの部屋で遊ぼ!」

「うん!じゃあお姉様、後でね」

 

 

「……とりあえず私の部屋に…」

「ありがとう」

 

 

 

~さとりの部屋~

 

「どうぞ」

「ありがとうございます」 ヨイショ

「………」

「………」

「……(気まずい…心は…)」

「(わ~さとりさんの部屋って本が多いな~、どんな本を読んでるんだろう?まさか魔法とか?だったらたくさん話したいな)」

「本ですか?」 

「あ、読んだ?」

「はい、私は小説は主に読んでいます」

「さとりは小説か。私は魔法の本だね」

「イリスさんも本をよく読むんですか?」

「うん。あと丁寧な口調はしないで」

「分かり……分かった」

「そうそうこれで私達も友達だね」

「友達?」

「フランとこいしちゃんの様子からに長い付き合いになりそうだし」

「あの、こいしの事ありがとう」

「おきになさらず。それでさとりのその目みたいな物は何?」

「これ?これは`サードアイ´といってこの目で相手の心を読むの」

「なるほど、他になにか出来るの?」

「あとは相手のトラウマを想起させたり、相手の記憶を見たり出来るの」

「記憶も?じゃあ試しに私の記憶を見てみて」

「分かった。では」

 

 

(くっ頭が……この記憶の量、一体何年生きてるの…?っ!?イリスが?…………姉妹2人ととても仲がいいわね………人間が館に……門番…魔法使い…悪魔…能力を持つ少女………)

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ……イリスは何年生きているの?」

「457年だよ」

「私よりも長生き……あとイリス、貴女は前世の…」

「前世?もう憶えてないなぁ」

「その前世の記憶だけ見れないの。あるのは分かるんだけど」

「さとりの能力でなんとか出来ない?」

「う~ん…出来なくはないけど、イリスの場合は記憶の量が多いからすごく頭が痛くなるけど…」

「いいよ、やっちゃってください」

「じゃあいくよ」

「……っ!───いったぁぁっっ!!」

 

(頭がーー頭がーー!!………)

 

 

「──あ……ここは?俺は?」

「イリス大丈夫!?それに俺?」

「誰?ここはどこだ……ん?俺の声が…それに翼……はぁ!?何故女に!」

「お姉様ーー!!どうしたの!」

「は?お姉様?一体何のことを言っているんだ」

「フランちゃんのお姉ちゃんどうしたの?」

「イリスお姉様!フランだよ!あたしはお姉様の妹のフランドール!なんで……たくさんあそんだじゃん!一緒にねたじゃん!思い出してよぉ……」 ギュッ

「フランドール?それに抱きつくな!」

「やだ」

「離れ!───っ!?

 

『お姉様~~』

 

『一緒に寝よ~』

『あ、あたしも!』

 

『ごめんなさい!あ、あたしはただお姉様に……』

『ごめん』

 

『オネエサマーー♡アソボーー♡』

 

『お菓子~~』

『フランばかりずるいよ!』

 

レミリア…お姉さま……フラン……あぁぁ…」

「イリス!分かる?」

「うん…レミリアお姉さまもフランも美鈴、パチュリー、小悪魔、咲夜…みんなみんな」

「よかったよぉ…」

 

「思い出すのが早かったね、まるで物語のよう」

「いや~助かった~」

「フランちゃんが来てくれてよかったわね」

「本当にね。でも今日の内は`俺´だな」

「それだと前世は男ね」

「口調は大丈夫だけど一人称は今日1日このままだね」

「イリスの前世のことは秘密にしなきゃね」

「そうだね。さとりには感謝だよ、昔に忘れたことを思い出せたからね」

「大事なことって?」

「それは内緒だよ~(武器って言ったらひかれちゃうな~)」

「サードアイ」 チョンチョン

「!?」

「ふふふ…記憶を読んだ時点で分かったよ?」

「俺の逃げ道は無かったか……」

「まぁ私もカッコイイ武器は好きだよ?本の描写で色々な物があったし」

「さとりの読んでる本を読ませて」

「いいよ」

 

 

 

数時間後……

 

 

「お姉さま~そろそろ帰r───」

 

イリスはソファに寝転んで読書

さとりは自分のベッドでイリスの創った武器やを眺めている

 

「え……」

「お姉ちゃん……なにしてんの?」

 

 

 

 

 

 

この後、イリス達は館に帰ったが、一人称が変わったイリスを一時間程問いたのはまた別のお話し……

 

 




ぽんぽん進んでいった……
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