東方紅魔姉妹   作:若止異

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今回はハロウィーン、番外編です!


トリック オア トリート!(番外編)
41話:子供扱いの現当主


紫 「イリスー!トリックオアトリート!」

 

「ギャーーーーー!!」

「よし!」

「ゆ、紫!?急になに!」

「やっと成功した…………今思えばイリスの驚いたところ久しぶりに見た気がする」

「なんの用なの!」

「ふっふっふ……私も驚かし方を考えたのよ!

「話を聞け!」

「どうよ、急に逆さまで現れた私は!」

「だーかーらー話を聞け!」

「どうよ!!」

「…………そりゃあ驚くでしょう」

「やった大成功!じゃあお菓子ちょうだい!くれなきゃ貴女の姉やいもu──」

「あ?」

「っ!」

「…………」 ジロ

「すいません」

 

 

 

 

 

「…………トリックオアトリート

「そこまでして欲しいの?そこのテーブルの上のお菓子ならいいよ」

「いいの!?いただきまーす…おいし〜……感じるよ〜優しさを感じる〜」

「(お菓子だけで……普段どんな仕打ちを受けてるの?)」

「あ……まだこんなに………なんか私涙が出てきたわ」

「そこまで!?」

「知りたい?事情を知りたい?」

「う、うん(なんか今日の紫うざいな)」

「あれは寒い冬のこと………………めんどくさいからいいや」

「…………(やっぱうざい)」

「今日の朝、私は幽香の所に行ったわ。普通に扉から入りトリックオアトリートって言ったの。そしたら幽香が`大声をあげるんじゃない!´って殴ってきた……」

「(あいかわらず辛辣だ……)」

「次にアリスの家に行った。アリスならこの意味を知ってると思ってね。思い通りアリスは意味を知ってて、アリスは私にクッキーをくれた……………なにを思ったか幻のね………あれは屈辱だわ…」

「……………」

「家に帰って藍にも同じのを言ったら`んなことはどうでもいいから仕事をしろ!´って………」 ウルウル

 

「それでイリスの所に来たの……」

「……(重い…話が重い)だからあんなに喜んでたんだ」

「イリス、貴女だけよ……私に優しくしてくれるのは」

「ありがとう………でもたしか今日は…」

「あら、イリスはハロウィーン知らないの?」

「いや知ってるよ。でも忘れてたよ」

「そうなの、じゃあ貴女は家族にもお菓子をあげるんでしょ?」

「ん~何を作ろうかな~?」

「無難にクッキーとかは?」

「じゃあたくさん作ろうかな」

「ねぇねぇイリス……私の分は?」

「紫はさっき食べたでしょ?」

「……足りない」

「だめ、帰ってあの狐ちゃんに貰いなよ」

「藍が……(どう考えても藍が私にお菓子をくれる未来が予想できない)」

「とりあえず帰って!」

「はい…さよなら」

 

 

 

昼……お食事を終え…

 

~食堂~

 

「ふぅ、ご馳走様」

「今日も美味しかったです」

「だからってこあ、私の分のご飯を狙うのはやめて」

「でもイリス様がくれました♪」

「やっぱりイリスに従属したほうがよかったんじゃないの…?」

「も~何度も言いますが私を召還したパチュリー様にしか従属しません。それにパチュリー様も大好きです♪」

「(こあちゃんいい子)」

「はいはいありがとう。それじゃあ私は戻るわ」

「あ、待ってください私も~」

「イリスお姉様!あたし達も部屋に戻ろ」

「ちょっと今日h──」

 

「ちょっと待って!」

 

「え?」

「最近フランとばっかりじゃん」

「そういえば……」

「その…あたしも……っ!」

 

レミリアの頭上から紙が一枚落ちてくる

 

「なにこの紙は?…………」

「レミリアお姉様の上から?」

「なんて書いてあるの?」

「………いや、なんも書いてないよ。ただの紙」

「つまんないの~」

「とっ、とにかく今日はあたしがイリスの部屋に行くの!」

「え~あたしも~」

「だめー!」

「(その話題で争うの?)」

 

 

 

「あの~悪いけど今日は無理かな」

「「えーなんで!」」

「ごめんね?じゃ、私は出かけるから」

 

「「あ……待っ……て…」

 

 

 

 

 

 

~アリス宅~

 

「ということでお菓子作りを手伝って欲しいんだけど」

「紫……結構傷ついていてのね…おふざけのつもりだったんでけど」

「屈辱とか言ってたよ」

「そこまで……今度ちゃんとしたのを渡そう」

 

「んもう!なんだかんだ言って~アリスは優しいのね!」

 

「っ……紫~」

「俗に言うツンデレって感じなのかしら」

「うるさい!あげないわよ!お菓子」

「ごめんなさい…」

「(この光景どこかで見たなぁ)」

「まぁあげるけどね……作るからイリスの家で待ってなさい」

「私の?」

「あとでレミリアとフランにあげるんでしょ?ついでよ」

「ついででもいいわ!待ってる!」

 

「ねぇアリス、今日の紫なんかテンション高くない?」

「それに(いつもだけど)うざいわね」

「たしかに」

「じゃあ早速作りましょうか」

「たくさん作ろう!」

 

 

 

 

 

sideレミリア

 

「「はぁ……」」

「どうかなされましたか?2人共溜息をついて」

「あ、美鈴」

「イリスお姉様がでかけちゃったの…」

「そうなんですか」

「そーなのだー」

「レミリアお姉様、ルーミアちゃんの口調が移ってるよ」

「うん…」

わは〜って言ってみよっかな?

「ひま〜」

「お嬢様方!とけてます!しっかりしてください!」

「「でも〜」」

「まったく、館の当主がこんなのでいいのかしら」

「あ、パチェ~いたの~?」

「いたわよ、気づいていなかったの?」

「うん」

「はぁ……長女より次女の方がしっかりしているんじゃないの?」

イリスの方が?確かにイリスはたまにお母様に見えるけどな〜。

もはやお母様かな〜?

「そういえばレミィ、今日はハロウィーンね」

「「ハロウィーン?」」

「2人共知らないの?まぁ私もこの間アリスに教えてもらったんだけどね」

「それでそのハロなんたらがどうしたの?」

「ハロウィーンよ。今日10月31日のイベント。子供が仮装して大人にお菓子を貰うの。`トリックオアトリート、お菓子くれなきゃイタズラするぞ!´って言ってね」

「「お菓子!?欲しい!」」

「レミリアお姉様!イリスお姉様が帰って来たら早速言お!」

「そうだね!」

 

 

「フラン、仮装も」

「図書館に行って色んな妖怪を調べよ」

 

 

残った2人は………

 

「あの〜パチュリー様、お嬢様達は子供ではないと思うのですが………」 ボソッ

「見た目とかあの様子見ても?」 ボソ

「……………」

「楽しそうだからいいじゃない」

「そうですね」

 

 

 

 

そして夜……

sideイリス

 

「ふ〜たくさんできたな〜。手伝ってくれたアリスには感謝だね」

「あ、イリスお嬢様。おかえりなさいませ」

「ただいま。今日はもういいよ」

「分かりました」

「ねぇ美鈴、紫来た?」

「あ、来ましたよ。今はおそらくレミリアお嬢様とフランお嬢様と一緒に図書館にいるかと」

「分かった」

 

 

〜図書館〜

 

「さてさて、お姉様とフランはどこかな?」

たっくさん作ったから喜んでくれるかな〜?

「あそこにいるのはパチュリー?お〜い、パt───」

 

『トリックオアトリートォォ!お菓子をよこせー!』

 

「ギャーーーーーーー!!??」

「ははは!イリスがギャーーーって」

「お姉様お菓子よこせー!」

「イタズラするわよー!」

「あ、お姉様とフラン………紫も」

「イリスが出ていった後パチェに教えてもらったの!仮装してお菓子を貰うって」

「パチュリーが?」 チラ

 

 

パチュリー 「ふふっ」 ピース

 

 

「ささ!早くお菓子をちょうだい!じゃなきゃイタズラを………」

「クッキーをどうぞ。アリスに手伝ってもらったからたくさんあるよ」

「え………ありがとうお姉様…(正直イタズラしたかったな〜」)

「だから出かけたんだね」

「そうだよ。でもお姉様達は仮装してるの?」

「えー!してるよ!ほら、吸血鬼の仮装だよ」 ヒラ

「どう見ても吸血鬼の仮装だよ」

「う、うん。たしかに吸血鬼だねー(私達本物の吸血鬼なのに……)」

 

「ほら!イリスの分の吸血鬼のドレスもあるよ!」

「お姉様も来てー!」

「私はいいかな」

「だめ、着なさい」

「なんで命令形なの!?だったら紫が着ればいいじゃん」

「「え?紫が?…………イリスが着て」

「今の沈黙は何よ!?とりあえずイリスはこれを着ろー!」

 

キャーーー!………

 

 

紅魔館のメンバーと紫と(紫によって強制参加させられた)アリスは

ハロウィーンパーティを楽しんだ

 

 

咲夜が仮装したスカーレット姉妹の姿を目にした瞬間、数秒固まって倒れたのは、また別の話である

 




番外編な気がしない………
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