sideレミリア
『ふふっ元気だった?』
『私のほうこそ元気だったって?私は元気だよ』
『ささ、入って。今日はレミリアお姉様とフランに貴方を紹介したくてね』
『え?受け入れてくれるか心配だって?貴方なら大丈夫だよ、絶対』
「イリス、そこに人間が……どうして人間と一緒にいるの?」
『あ、レミリアお姉様。この人を紹介したくて探してたの』
「紹介?」
『そうだよ。最近ねぇこの人と……えへへ…お付き合いをしているの~』
「え……どういうこと?お付き合い…?人間と?どうして、あたし達はこれまで何度人間に!」
『でもこの人は~森で妖怪に襲われているところを助けてくれて~それから話すようになってね~』
「妖怪ならイリスだけで余裕でしょ!それにあたしは認めないよ!人間なんか信じられない!」
『この人をなんかって言わないでよ、そんなこと言うお姉様嫌い。一週間くらいで帰ってくるから……行きましょ』
「嫌い!?待ってイリス!どうして……どうちゃったの急に……ねえイリス………どうして──」
~~~~~
レミリア 「どうしてっ!…はあはあ……ゆ、夢?」
~レミリアの部屋~
「…朝……起きなきゃ…ってあれ?(誰か後ろにいる?)」
背後に違和感を感じたレミリアはゆっくり体を動かして確認する
イリス 「………」ZZZ
「(イリス?昨日は1人で寝たのになんでイリスが?)」 ナデナデ
「ん……んへへ~…」
「イリス…あたしのこと嫌いになってないよね…?あたしもフランもイリスのことは好きだし人間なんかにとられるのは──」
「私もお姉様とフランのこと好きだよ、愛してますとも」
「え!?起きてたの!?」
「ベッドの中がもぞもぞしたりレミリアお姉様の荒い息に興奮して……大丈夫?」
「あぁ…ちょっと嫌な夢を見てね……」
「そうなの?どんな夢かは聞かないけど私は何があってもレミリアお姉様とフランのことを嫌いにならないよ?例え頭を踏まれながら罵倒されても、何度も体をぐちゃぐちゃにされて殺されても、今まで私に囁いてくれた優しい言葉を否定して私を──」
「もういい分かったよ!あたし達はそんなことしないよ………早いけどもう食堂に行こ?」
「んぅ…二度寝させてぇ、朝早くに紫に連れ出されて眠いのぉ……」 ギュ
「あたしはここまま?」
「お願い…」
「分かった。あたしも嫌な夢を見てあれだからもう一回寝る」
「おやすみなさい~」
「(そう言えばなんでイリスはあたしのベッドで寝てたんだろ……まぁいっか)」
~博霊神社~
「寝てきた~」
「あ、吸血鬼やっと来たの?」
「遅かったわね、もうお昼よ?待ってる私達もことも考えてちょうだいな」
「お昼ご飯も食べてきたんだよ」
「だからそんなに気分が良さそうなのね」
「咲夜と美鈴の作るご飯は本当に美味しいからね。咲夜ももう料理とか美鈴からすごい教わってるし、私の背も超えて……」
「そう………ねぇイリス、貴女─」
「さぁやりましょう、わざわざまた来てもらったのは戦ってみたいからよ。私もわりと妖怪を結構退治してきたから」
「えー……さっきご飯食べたばかりなのに……昔はまるで戦闘狂みたいに襲って来た人間を楽しんで殺してたけど……でもずっと平和に暮らすより戦いもある方が楽しい…うん、そうだねやろうやろう。さぁ殺しあ──」
「わない!そこまでやんないから!」
・
・
「それで紫、さっきなんて言おうとしたの?」
「……なんでもないわ」
・
・
「さぁ私を何回殺すの?始めましょ」 カチャ
「はいそこイリス!銃はダメ。能力は…まぁいいでしょう」
「えーじゃあ」ジャキ
「その大きい刃物もダメよ。殺傷武器禁止」
「……んじゃやろう…」
「そ、そうね(なんかすごく気落ちしてるしてる…)」
2人はある程度間合いを開け、互いの次の行動に備える
「…そちらから来ないなら私から!」
零夢は先手に淡く光る球を生成しイリスに数十発飛ばす
「え!?何そr──ギャーー!」
「え…?」
今まで見たことのない攻撃をされ、零夢の飛ばした球全てを全身に受け、妖怪によく効く攻撃なのかイリスの体は銀弾を受けたように損傷する
「くっ…心臓に当たっちゃった……」
「あんたなんで避けないのよ!」
「うぅっ……」 ドサッ
「い…いやっそんな気は……ごめんなさいごめんなさい!」
イリスが倒れ血が広がり血溜まりが出来る。その様子を見た零夢が膝を落としそこにいない者に謝り続ける
「ねぇ妖怪と戦っているんだから油断しちゃだめでしょ」 ツンツン
何事もなかったようにイリスは謝り続けている零夢をつつく
「え……な、なんで……あんたは…」
「うん死んだ。血も出て血溜まりもできてる」
「私はたしかに見た!あんたが倒れて血がたくさん出て……あの量は死んでも…!」
「ん~~簡単言って生き返ったの」
「吸血鬼ってそんな……そんなの絶対に」
「いや吸血鬼はそんなこと出来ないよ。銀で心臓や頭を破壊されたり日光を浴びたりすれば命尽きるよ。ただ私が術で今まで殺し吸った血肉で自分の命を増やし再生してるだけ」
「そ、そうなの…」
「まぁ続きをしよう。もうあの変な球に当たらないから」
ーその後、零夢は攻撃の合間に光る球を置いたりして上手く戦い、イリスは下手に攻撃できないので足をかけて転ばせたり零夢の攻撃を避けるのに専念し戦かったー
「そろそろやめる?」
「はぁはぁ、そうね」
「あの球が厄介だった~」
「あれは霊力っていう妖怪で言う妖力や魔力のようなやつ。私はそういう細かいのは苦手だから霊力球くらいしか出来ないけど」
「そうなの…?」
「練習はしているんだけどね…」
「あら?静かになったわね………終わったのかしら───わっ何この血……」
「あ〜それ私」
「まぁそうだとは思ったけど」
「まぁ攻撃してたのは私ばっかりだったけど……」
「あっ!この血どうすんの!?こんなに飛び散って………掃除……面倒」
「はぁ……確かに悲惨ねぇ、イリス」
「はいはい片付けって」
・
・
「うわ!?あんたの影が!?血が……」
・
「完了です」 ビシ
「そんなことしてもあんたの血でしょ…」
「まぁ……ね」
「それじゃあ私は帰ろうかな」
「え…待って」 ガシ
イリスは日傘を広げ能力を解き自分の家を帰ろうとするが、そのイリスの腕を零夢が掴む
「……この感じ朝にも……」
「まだ飛び方を教えてもらってない」
「えぇ………」
「教えて」 グイグイ
「……んもぉっ!その霊力っていうよく分からない力を体に纏ってどう飛びたいか思うだけ!」(本で読んだ飛び方:人間の場合)
「やってみる。でもあんたはどうやって飛んでいるの?翼も動いてないし」
「忘れた。昔に魔法の研究するついでに覚えたけど、ずっと昔だから詳しくは忘れた」
「へ〜ぇ」
「私は帰る」
「ねぇイリス」
「次は紫?(早く…)」 ソワソワ
「イリスって………いえ、なんでもないわ。早く帰りなさい」
「そうさせてもらうよ!」
「(この話題は状況に気をつけて聞かないと……)」
イリスが死んで、出てきて驚いて~~
っていうのがマンネリ化してきてる