東方紅魔姉妹   作:若止異

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50話目です!


50話:術から力

~翌日~

 

「………っ…んぅぅっ…はぁっ……今は…?」 ノビー

 

「もう少しでお昼になるよ」

 

「ん?あ、レミリアお姉様。おはよう」

「はいおはよう。ちょうど起こしに来たところだけど起きちゃったんだね」

「私が起きたら何か不都合があったの?私が寝ている間に頭を撫でてくれたり額にキスしてくれたり?」

「しないよ!ただ数分寝顔を眺めるだけだよ」

「え?」

「え……?」

「いやいや多少本音が混じった冗談のつもりだったんだよ」

「な…なんかその言い方納得いかない」

「まぁそろそろみんなのところへ行こ?それともレミリアお姉様も二度寝する?」

「まだ寝るの?ほら起きて行くよ」

「はーい」

 

 

 

~大部屋~

 

「あ、イリスお姉様おはよ」 ニコ

「おはようフラン」

「相変わらず遅いお目覚めね。いや、吸血鬼だから普通?だったら日が出てる間に活動する時点で…」

「パチュリーがいるなんて珍しいね」

「私だっていつも同じ部屋にいるなんてことはないわ」

「……あれ?こあちゃんは?」

「こあはまだ図書館よ、なんか魔法の本に興味を持ったらしくて漁ってるわ」

「へぇ……どんなのだろう」

「まぁどうせどこかの吸血鬼さんの様にお昼になったら走ってでも来るんだしその時に聞けばいいじゃない」

「それもそうだね」

「…………(イリスお姉様バカにされてない?)」 チラ

「…………(美味そうに食べるてるし笑顔だからいいのに)」 チラ

 

「何故かレミリアお嬢様とフランお嬢様がパチュリー様を睨んでいるのですが…」

「大丈夫よ。私が少しイリスに皮肉を言ったからでしょ。当の本人は」

 

「こあちゃんは何の魔法を使うんだろう?私みたいに武器とか?これは……ふふっ♪」

 

「あんなんだから」

「そうですね、まぁ落ち込んでしまって昼食の時に元気がなかったらあれですからね」

「そうね、あの3人が元気に食べるからね。当主とその姉妹が……」

 

 

 

 

〜昼食時〜

 

「よし、そろそろ昼食を作りますよ。リクエストとかはあります?」

『おまかせでお願いします』

「分かりました。では少しお待ちを……」 スタスタ

「あ!ちょっと美鈴待って〜!」

 

「さて、お昼ご飯まで何か話しでも───」

 

『皆さ〜〜〜んっ!!』

 

「早速話題が走ってきたわね」

「はぁはぁ……お昼はまだですか!?…っと違う違う……イリス様!」

「な…何?」

「すみません、一度死んでもらえませんでしょうか?」

「は?……え?」

『えぇぇっ!?』

「ちょっと小悪魔、貴女お嬢様に何を言ってるの?返答次第によっては……」

「いやあの……失礼なのは分かっているんですけど、少し確かめたいことがありまして……」

「分かった、じゃあこあちゃん少し離れて」

「あっはい」

 

「皆さ〜ん昼食が完成しま──」

「ちょっとお姉様!ここじゃ───」

バン!

イリスは小悪魔に離れるよう促し、自分の頭に銃口を向ける。フランがこの場を考えイリスを制止しようとするも遅くイリスは自殺し、血が部屋中に飛ぶ。

レミリアと美鈴は部屋に来た瞬間に自分の足元に血が飛んできて呆然とする

「あぁ……あたしに飛んだ血だけでも」 ペロペロ

「こらやめなさい、自分を舐めないの。イリス早く復活しなさい」

「お嬢様!?」

「パ〜ンパカパ〜ン!復活!」

「血を片付けなさい、血を」

「はいはい分かってるよ」

イリスはフランの腕に付いている血を除いて部屋中に飛び散っている血を影に集める

「………ふむ」

「どうしてフランの腕の血は残すのよ…」

「やっぱり美味し♡」

「はぁ…フランのその笑顔……」 ニコニコ

「全くこの姉妹は………そんなに血を飲ましたいなら失血死すればいいのよ」 呆れ

「苦しいのは嫌だよ、だから一瞬で終わる銃でやったんだよ」

 

「うん、やはりですね」

「死ねって言われたから死んだけど、どうしたの?」

「いやいやそんな言い方してませんよ!…コホン…パチュリー様、イリス様が復活する時に何か感じませんでしたか?」

「何かを?ん〜………強いて言うなら頬を赤らめて腕に付いている血を舐めるフランね」

「はぁ…やはり何も感じませんでしたか……」

「こあちゃん、勿体ぶらずに教えてよ」

「あ、はい。パチュリー様、周りで魔力を使われると分かりますよね?それなんですよ。だいぶ昔に教えてもらったイリス様の復活できる理由は魔術を使ってるから…と。ここまでくればパチュリー様なら分かりますよね?」

「………なるほどね(分からない)」

「流石パチュリー様です!」

「ねぇ、私達にも分かるように説明して?お嬢様達ならともかく私や美鈴は魔法を使わないから分からないわ」

「「あたし達も分からないけど……」」

「あぁそうですね、イリス様から魔力を感じないのですよ」

「……え?」

「…小悪魔、あたし達もだけど本人のイリスも分かっていないようだけど」

「あのう……昼食が完成したので食べながら話すのはどうでしょう」

「「「そうしよう!」」」

「私もお腹が空きました!」

 

『いただきます』

 

 

「美味しい…モグ…それでこあちゃん…モグモグ…私が魔力を使わないでってどういう意味?」

「あぁおそらくですが、イリス様はいつからか無意識に妖力でその術を使っているのです」

「え?小悪魔そんなことって……私が属性魔法使うようなものなの?」

「簡単に言うですが」

「それってもう能力じゃない…」

 

「ねぇイリス」

「レミリアお姉様?」

「妖力ってなに?」

「あ、あたしも分からない」

「紫から聞いた話しでは人間が霊力、妖怪が妖力で、魔法系を使うには魔力らしいよ。だから私達は能力を使うときは妖力で、武器を出す時は魔力だね」

「じゃあお姉様は妖力と魔力を使ってるの?」

「私は武器は鉄から作って影にしまってるから妖力しか使ってないよ」

「なるほど」

 

「術を使うとき、影にある死体を消費するから同時に妖力も使う。そして何故か途中から術を妖力も使って発動させてて、そして少しずつ妖力:魔力の比率が妖力寄りになっていって完全に妖力のみになった………と思います」

「端的な話しイリスはいつからか無意識にあの術を妖力も使い、能力になったってこと?」

「………憶測では…」

「それって私に能力が増えたってこと!?なんかいいねそれ!」

「でも実際にはそんなに変わらないのでしょ?別に今まで通りに」

「はい咲夜さん、何も変わりません」

「………食事を続けるわよ」

「そうだね」

 

 

 

 

 

〜自室〜

 

「はぁ眠い。チルノちゃんとルーミアちゃん元気すぎるよ、後半は私と大ちゃんは座って談笑してたなぁ。

新しい能力かぁ……」

バン! ←ドア

「!?」 ビクッ

「「イリス(お姉様)!」」

 

「どうしたの?」

「フ…フランがイリスと寝たいなんて言い出してね……」

「お姉様が『はぁ……イリスゥ…』なんて言ってるからね」

「ちょっとフラン!」

「……ねぇイリスお姉様?」

「何?今日はフランが真ん中?」

「違うよ、お願いがあるの」

「何か欲しい物があるの?何でもあげるよ?新しい武器とか私とか……」

「(イリスが欲しいって言ったらくれるんだ……イリスを貰うって?)」

「あのね、もう出来るだけ死なないで。今回は違うけどお姉様の体がバラバラになるのは見たくないよ」

「……分かったよ、ごめんね」

「うん」

「じゃあ今日はイリスの能力が増えたお祝いにイリスが真ん中ね」

「よし!じゃあ早速寝よう!」

「「おー」」

 

 

「イリスお姉様……」 ギュゥゥ

「なんか…痛い……助けてレミリアお姉様ぁ…えへへ」 ギュゥゥ

「い……痛い……」 ウ~

 

 




イリスの影は某四次元空間のポケットみたいな感じです


フラン イリス レミリア
( ˘ω˘ (;˘д˘);˘д˘) ←寝てるときの
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