東方紅魔姉妹   作:若止異

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スペルカードを用いた戦いの勝ち負けを決める条件を考えてなかった…


事前に決めた被弾回数で勝敗を決める感じにしようかなと

(前回はその部分は省略した設定に)


61話:さぁ妖怪退治を

side霊夢

 

あいかわらず襲ってくる妖精達を軽く倒しながら進んできて例の赤い館の前に来たけど…

 

 

「妖精達を倒すのが若干楽しくなってきた頃だが霊夢?」

「そんなの貴女だけでしょ。もうそこよルーミアやチルノが言ってた館は」

「だなっ。見てみろ霊夢あそこに門番みたいな奴がいるぜ、あんな奴無視して塀の上を飛んで行こうぜ」

「そんなことできたら楽なのだけれど…どうやら無理みたい、結界みたいなものがあるのが見えるでしょ?」

「あ~…確かにあるな」

 

「私は紅美鈴!さぁこの館に入りたいのならば私を倒してからにしてください!」

「あら本当に門番ね…じゃあ魔理沙に任せ───

『こいつは霊夢にまっかせるぜ~!』

なんてことを……味方を残して先に行くなんて最低ね。さっきの仕返しのつもり?

 

「待ってくださーい!私を……まぁ私一人で二人も相手などできませんが…」

「今日くらい門番さぼったら?」

「いえ、貴方の進行を防がせていただきます」

「もういいわよやってやるわ」

「被弾回数は3回くらいでいいですか?」

「いいわよ」

~~~~~

 

やっぱり戦い方は知ってるのね、突撃してくるものかと思ったのだけれどねー。でもまずは一回目

「っと、よっ」

「わっ…当たってしまいましたか」

こういうの慣れていないのかしら?そんなに一発一発相手をしっかり狙って撃っていたら簡単に被弾してしまうのに

「でもそれだけあって狙いが正確ね。でも!」

「えー!早くも2被弾……」

「そんなに立ち止まりながら撃っていたらこちらから狙いやすいわよ?それに弾幕なんだから展開しないと」

「意識しましょう」

あら、てっきり『人間のくせに!』なんて言ってくるのかと思ったんだけどアドバイスになってしまったわ

 

 

「まだまだね…そこよっ」

「やっ!そんなに簡単に敗れるわけには!」

「え!?おとなしく敗れておきなさいな!」

「あっ……やっぱり私には難しい戦いでした…お嬢様」

「はい通してね」

~~~~~

 

いやまさか弾同士をぶつけて被弾を阻止するなんてね。追撃を予期していなかったみたいだけど…

まぁこれで魔理沙を追える…いや、主犯のいる館に入れたわね。

『やーー!』

「もうそろそろいいんじゃない?」

『ぎゃ~~』

中に入っても襲ってくるのね。敵の館に入ったのか分からないけど妖精じゃなくてなんか金髪で翼を持ってる妖怪まで襲ってくるし……あの金髪の妖怪はどうして逃げるのかしら

 

テクテクテクテク…

 

大きいわねこの館、入ってまっすぐ進んだら主犯がいると思ったのに。

それにしても魔理沙は大丈夫なのかしら?あんなに張り切っていたのだからあのままの勢いで主犯も倒してくれたらいいのに。まぁあの霧はまだ晴れていないしそんなことないのだけど

『博麗の巫女~ここから先は──え?』

ちょうどいいタイミングで来てくれたわねこの妖怪。さっきから何度も逃したしおそらくこの妖怪何か知ってる

 

「さぁ、捕まっちゃったみたいだけど、さっきから何で逃げたのかしら?それに逃げるのならまた襲ってくることはないでしょう?」

一応聞いておこうかな…は…話さなきゃだめ?」

「そうねぇ知ってるのなら話した方がいいと思うのだけれど。痛いのなんて嫌でしょ?」

「ん~…霊夢も妖怪退治のために来たんだから話してもいいかな?」

「そうよそうよ、さぁ話しなさい────っ!?…邪魔しないでくれる?今質問の途中なのだけれど」

 

「お嬢様大丈夫ですか?」

「ありがとう咲夜、ごめんねまた捕まっちゃった」

「お嬢様、先程ならともかくここにいる巫女に話すのは流石に少し近いと思いますよ?それに…私も出番が欲しいですわ。では博麗の巫女、私はこの先で待っています」

「じゃあ霊夢、咲夜を倒してお姉さまの場所を聞いてね」

 

あ…逃げた…もう何よさっさと主犯の場所教えなさいよ!メイドっぽい奴もだけどあの妖怪はなんなのよ、時折襲ってきては逃げてやっと捕まえたと思ったら急に現れたメイドに連れていかれるし……

それにしてもどうしてあの妖怪は私の名前を知ってるのよ、私基本的に名乗らないのだけれど

 

 

 

~少し前~

side魔理沙

 

仕返しのつもりで霊夢を置いて先に来たがどこに行けばいいのか分からないんだよなぁ。襲いかかってくる妖精に聞いても知らなそうだし、あの翼の妖怪なんてすぐに逃げてしまうし……こんな時は霊夢の感に頼りたいぜ。

「私の感ではこっちだなっ」

 

テクテクテk…キャ~ッ……ッテクテク…

 

「は~~っこの部屋は本だらけなんだぜ」

私の勘のままに進んでいたらこんな部屋に来てしまった。

「あっあのテーブルにクッキーがある。二枚くらい大丈夫大丈夫」

ん~妖怪の本…吸血鬼の本……おっここらの棚は魔法の本がたくさんあるな。こんなにたくさんの魔法に関わる本があるなんて羨ましいのぜ

 

「こんだけあるなら一冊や二冊…いてっ」

「気にするわよ。大事な本を盗まないでほしいわ。それにそんなもの盗んだら怒られるわよ?怖い怖い吸血鬼に」

「吸血鬼?誰なんだぜそんな鬼」

「まぁ知らないのならいいわ。それよりこの部屋をふよふよしていた赤い髪の娘知らない?」

「あぁ…なかなかすばしっこくてちょいと手こずったぜ」

「あら、ならば私と貴方が戦う理由はあの娘の仇ね」

「戦うのか?」

「この館の主達からの命だもの、仕方ないわ。被弾回数は4でいい?」

「いいぜっならお前に勝ってここの本を貰っていくぜ!」

「持っていかないで~」

 

 

「火符『アグニシャイン』」

「火の玉みたいだぜ」

いきなりか、勝ったら魔法の本が貰えるなんてやる気が出るぜ。

「そこだぜ!よし一回目」

「飛んでくる弾を理解しても体が動かないから悲しいわね。水符『プリンセスウンディネ』」

「今度青いぜ、っとと」

流石に余裕を出しているわけにも行かない、ちゃんと避けて避けて…

「横と後ろから失礼するぜ」

「危ないっ。少しは抵抗したいわね

「避けられたか、おっと私も避けるぜっ……じゃあ斜め上から!」

「きゃっ…もう二回目ね。なんならたくさん展開してあげる!」

「ちょちょっこんな至近距離でそんなにたくさんは難しいのぜ」

「貴方から近づいてきたのよ、ほら、できるならたくさん避けなさいな」

これは下がらないと…ちっデタラメに撃ってるかと思ったが何個かはちゃんとこちらを狙って撃たれているな。だけどこのまま避け続けていつか隙を見て──

「なかなか当たらないわねぇ、ならこれでどうよ」

っ!?目の前に展開されている弾幕が全て軌道を変えて私の方に飛んできた!?器用なことするぜ

「これはきついな。ならばっ恋符『マスタースパーク』!」

「…なんてことを…くっ…ケホ」

「素晴らしいだろ?お気に入りなんだぜ。さぁあと一回だぜ!」

「ならもう少し難しいことをしてあげるわ!…っ…ケホッケホッ!」

「ど、どうかしたのか?急に咳なんかして…」

「貧血よ。私の負けもう戦えないわ…ケホッケホッケホ…さぁ最後の一発を私に当てなさい」

「そうさせてもらうぜ」

 

 

 

ま、後味の少し悪い勝ち方になったがあいつには勝ったしな。ここの本を貰っていくぜ。

なんなら5か6冊ほど貰っていくかー

パチッ

「っ!?……これはあいつの仕業ではないな。さっき言っていた吸血鬼なんていう奴の仕業かな」

 

『やーーっ』

 

「おっまたお前か」

『ぎゃ~~』

「流石にそう何回も逃がしはしないんだぜ。よし、捕まえたぜ」

「あっ……捕まっちゃった…」

「そう捕まえちゃったぜ。この異変の主犯はどこにいるんだ?お前知ってるだろ?」

「は…話さなきゃだめ?」

「話してほしいのぜ」

「あそこのドアから出てずっとまっすぐに進んで少し大きい部屋があったら右の扉」

「そうかそうか。案内をたのm───消えた!?」

 

「お嬢様大丈夫ですか!?」

「あ、ありがとう咲夜。大丈夫だよ」

「ちょっとなにするんだ?そいつは私のだぜ?」

「いえ、お嬢様達のです。では失礼します」

 

また消えたのぜ。瞬間移動でもできる能力なのか?

せっかく案内してもらおうと思ったんだがな~。まぁいいか、目的地は決まったしそこに行くとしますかな。

 

もしかしたら霊夢がもう終わらせているのかもな。だったら少し悲しいぜ。

 

 




戦闘の描写は少ないですが
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