小説家になろうのサイトから来た者ですけど、どうせならこっちにも載せようかなと思いながら載せてます!
僕はこの小説の主人公の山本 亮。
高校二年生の夏頃でもうとっくに高校の生活には馴染んできた。
流石に東京の夏は蒸し暑いなと僕は思い、少し重い身体を起こした。
僕は陸上部だ。
なので朝練があるため僕は多分部活に入っていない子に比べて早く起きた。
そして、制服ではなく、学校指定の黒色のジャージを着て、学校の準備は前の日にしてある。
だから、僕は服の着替えだけで、2階から1階に降り、洗面所で顔を洗い流し、寝癖でボサボサになってしまった髪を整えた。
そして、お母さんに
「おはよー」と言って、お母さんは
「おはよう、今日も部活頑張って」とニッコリ笑い、朝ごはんを出してくれた。
今日の朝ごはんはご飯に味噌汁、そして昨日の夜の残りの物の唐揚げと目玉焼きだ。朝からこの量は流石に多いなとは思うが、部活もやってるし、お母さんに悪いと思うため全部食べた。
「ごちそうさまぁ」と言い、僕は歯磨きをして早速学校へと向かった。
僕の学校は家から割と近い。
走って10分だ。
まあ家から近いからこの学校を選んだんだけどね。
僕は10分走り、学校の校門に着き、とりあえず校門近くの先輩3人に挨拶をして、荷物を1回置きに行った。
荷物を置きに行くことで、朝練終わりに重いとカバンを校舎の2階まで持って行かなくて良くなり、荷物はそこまで重くない部活専用のエナメル素材のリュックだけになるのだ。
カバンを置き終わり今度は部室に行くことにした。
部室に行くと、後輩の三島 夢(女)がいて、僕を見つけるとすぐに椅子から立ち上がり挨拶をしてきた。
「先輩! おはようございます!」
「うん、おはよ」と僕は軽い挨拶したら、急に顔を近づけて来て
「もうすぐ大会ですので、頑張って行きましょーね!」と笑顔で言われた。
僕は今まで女性とお付き合いをした事が無いため、急に顔を近づけられると流石にドキッとしてしまうが、ここは冷静に…。
「うん、頑張ろーな」と笑い返した。
「はい! 私先に行ってますね!」と言って、ポニーテールを元気に揺らして部室から出ていってしまった。
僕も行かなきゃと思い、リュックを自分のロッカーに入れて、部室を出た。
外に出る前も暑かったが、外に出るともっと暑かった。
地面から湯気の様な物が出ている。あれ? この湯気みたいなのなんていうんだっけ? そんなどうでもいい事を思ったが、そんな事を考えてる暇は無い。とりあえず顧問に集められたので、僕は顧問の元へ行った。
「もうすぐ大会だな! 去年は惜しい所で負けてしまったな! 今年は絶対勝とう!」と顧問は声を張り上げた。
皆が一斉に返事をする。もちろん僕もだ。
――――――――
あーやばい。1時間も走ったら汗だくだ。
人間の身体は子供だと70%水で出来てるんだっけ? でも、僕もう大人かな? 60%?
それよりこれ以上、水分を無くしてしまったら、死んでしまう。とりあえず朝練終わったし、部室に戻ろう…。
部室に戻ると流石に汗臭いな、もわぁっとしてる。男も女も汗だくだ。
とりあえず自分のロッカーから自分のリュックを取り、ポ〇リを飲んだ。
あぁ美味い…。乾いた喉を潤してくれる。回復するぅ。有難い…!
着替えなくてはいけないので、男子更衣室に向かった。
中に入ると数人の先輩と後輩が居た。
こっちはもっと汗臭かった。嫌だなぁと思いながら着替えてると、急に山田先輩が来て、僕に言う
「よう! 調子はどうだよ!」
「まあぼちぼちですね」正直これは返答に困った。
なんて言えば良いのか分からなかったし、先輩の最後の大会だし。最高とも言えないし、最低とも言えない。
山田先輩が急に肩を叩いて、
「まあ、安心しろな。俺がいるからな!」山田先輩はへへっ! 鼻を高くして言った。たしかに山田先輩は速いし信頼、尊敬している。
この人なら大丈夫だなと思い、はいと返事だけして、時間も無いため速攻着替えて、更衣室を出た。
僕は部活専用のリュックだけを持ち、教室に行った。
そういえば、今日こそ優梨華ちゃん言うんだ。
あー優梨華ちゃんとは僕が大好きな女の子だ。黒色のミディアムぐらいの髪で、とても可愛い子だ。正直クラスでは目立つ子ではないけど、僕は好きだ。なんで好きになったかは、いつか話そうと思う。
そして、今日僕は優梨華ちゃんをお出かけに誘おうと思っている!
僕なら出来る! 急に自信が湧いてきたため、無くならない内に言えるように僕は教室へと駆け込んだ。
いた! 優梨華ちゃんがいる! 幸運な事に優梨華ちゃんと僕は隣だ。教室のドアから1番近い端に席があるため、すぐにいることは分かった。
とりあえず僕は優梨華ちゃんに挨拶をした。
「おはよう! 優梨華」と軽い感じにしといた。もちろん優梨華ちゃんも
「おはようなのです。亮くん。」優梨華ちゃんは読んでいた本から目を離し、こっちを向いてくれた。
僕はチャンスだと思いここで誘うことにした。
「えーと、優梨華。土曜日お出かけに行かない?明日部活無いからさ。」僕は、ちゃんと優梨華ちゃんの目を見つめて言えた。優梨華ちゃんは急に顔が真っ赤になった。髪の毛をいじりながら頷いてくれた。
僕はマジか…。って思ってしまった。だって、2人でですよ!しかし、OKを貰えてしまった。ここは嬉しい感じを出しとこう。
「まじで!?やったー!じゃ、じゃあさ!明日の11時に駅前で良い?」目を離しちゃいけないと思いずっと見つめながら言った。
優梨華ちゃんはもう一度頷いてくれた。これ来たわ!
そこで話は終わってしまった。しかし、僕は幸せで気持ちがふわふわしていて、もう何も考えられなかった。
――――――――
学校がいつの間にか終わっていた。今日の授業も部活も全然集中出来なかった。とりあえず、部活も終わったし、家に帰った。
僕はお風呂に入り、夜ご飯を食べて、明日に備えて早く寝ることにした。
しかし、全く寝付けなかった。多分2時間ぐらい経っただろう。僕は眠る事が出来た。
急に目が覚めた…。しかし、目は開けていない。だるかったからだ。
手が妙に暖かい。しかし、手以外は少し寒かった。しかも、布団が固くなっていた。何故だ? まあいっか。寝よう。明日に備えて。あれ? 明日って何かあったっけ?
あぁどうでもいいや、おやすみ。
――――――――
「起きてください」という優しい声が聞こえた気がする。肩をトントンと叩かれた。
まだ眠いが、僕は目を開けた。
そこには、見知らぬ少女と見知らぬ天井。そして、少女は背が低いほうなのにもっと低いおじさん? みたいなのがいる。
しかも、耳が少し尖ってるのかな?
そして、白いヒゲが生えていて、頭に髪の毛は無い。あと、服の様子がおかしい。黒い布みたいなのを羽織っている。
「おはよう。あのー記憶あります?」少女はベットに寝ていた僕と視線が合うように、腰を下げてくれた。
って言うか、記憶? 何言ってるんだ。僕はリョウだろ。
あれっ? 漢字と名字が分からないぞ。そして自分の名前しか思い出せない。
なんか脳みそがごちゃごちゃしていて、色んなことを思い出そうとすると、頭が…頭痛がすごい。頭が爆発するかちぎれそうだ。
「やはりお主も記憶がないんじゃな。名前しか思い出せんじゃろ」小さいおじさんはこっちを真剣な眼差しで見ながら言った。
「僕は誰だ…。そして、ここは?」周りを見渡して見た。
天井は木で床はほんとに石みたいだ。
ゴツゴツはしていないみたいだ。ベットから出て、その床に触れてみた。
冷たいっ。
部屋の奥にある棚の上には、見たこともない青い花とチョウチョ? それに近い感じのが花に何かしている。
棚の中には、よく分からない文字が書いてある本が隙間なく突っ込まれている。
窓からは白の壁と青色の屋根が目立つ巨大な城があり、ここは城下町なんだろうなと思った。遠くからでも、わかるくらい人がたくさんいた。
民家と思われる屋根もあり、綺麗で活気に溢れていた。
直感で僕が前にいた世界とは違うものだとそう感じることが出来た。
小さいおじさんはベットから離れ、クルッと振り返り言った。
「ここはシャトーという街じゃよ。ここはワシらの家じゃ。そしてワシらは『アンヘルコッロ(天使の首)』というギルド名じゃ」
僕の冒険はここから始まってしまった。
読んでいただきありがとうございます!
次回は明日というか、第1章は毎日出す予定です!
次もお楽しみに!
「第1章(1話) ----自己紹介----」