IS:ボンド   作:田中ジョージア州

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シャルロット編の完結です。

ニコニコで毎週水曜日から土曜までウルトラマンジードの配信をしております(布教活動)


23話 4人、5人、沢山寄ればパーフェクトノックアウト

ーー学生寮

 

「もう終わった?」

 

スッカリ一夏のベッドで寛いでいる鈴音が彼女には理解できない謎の興奮状態になった2人に尋ねる。それにやはり変なテンションで一夏が笑顔で問題ないと答える。

 

「なあ?シャルロット。」

 

「だね!どこかおかしい所ある?」

 

「………」

 

存在そのものが。と言うのは流石に思いとどまった。おかしかろうが暗かったシャルロットがこんなに笑顔でいるのだ。野暮なことは言うべきでは無い。しかし鈴音はだから良かったねで済ますつもりは無い。問題は解決してはいないのだから。

 

「シャルロットがここに残りたい気持ちは分かったわ。じゃあ尚更良いアイデアを出さないとね。」

 

シャルロットの心の叫びは彼女にも伝わった。協力を惜しむつもりは無い。

 

「……ちょっと思うんだけどよ。考えてみればそんなに難しい問題か?」

 

巧が早速手を挙げる。

 

「大企業だフランス政府だとビビってるが思いっきり人道無視だろ。普通に発表して裁判すれば勝てるんじゃないか。」

 

「あ、確かに。」

 

一夏が手を打つ。シャルロットの回想や単語のインパクトで騙されていたがアルベールの行いは誘拐、監禁などなど…法治国家においてのレッドゾーンのことごとくをアクセル全開のイッテイーヨー!で信号無視で突っ走っている状態だ。それこそ蛮野が何人死ぬか分かったもんじゃない。まあ蛮野が2、3人割られても別に良いが。兎に角巧の言う通り。案外隠し通す必要も無いのかもしれない。フランスの法律には詳しく無いが15歳の少女を2年間も幽閉しておいてお咎め無しは無いだろう。もしフランス政府が相手でも十分勝てるんじゃないか?と一夏の収まりかけた変なテンションも蘇り始めた。

 

「なんだ!楽勝じゃんか!」

 

「そうかしら。」

 

それを鈴音が寛ぎながら冷静に否定した。彼女は巧の案には不安要素があると言う。

 

「今更だけどデュノア社の、というか社長のアルベール・デュノアの影響力って凄いのよ。」

 

「遠い中国にもデュノア社長と繋がりが深い高官や政治家が少なくないわ。」

 

代表候補生の立場で仕入れた信用のある情報だ。

 

「一代で今のデュノア社を立ち上げた時にもかなり悪どい事をやってたらしいんだけど、それを方々からの圧力で揉み消したそうよ。」

 

「今回のシャルロットの件もなにか手が打たれている筈よ。」

 

鈴音の説明に一夏のテンションも完全に平常に戻り押し黙る。

納得はし難いが無理やり納得させる。

この中で最もこの類の問題解決に有能だろう鈴音が難色を示したのだ。

彼女が難しいと言うならばその通りなのだろうと一夏は判断した。

この案はダメだ他のを考えよう。

しかし巧ですら浮かばない打開策が一夏に簡単に浮かぶわけも無く。

それでも諦めないので床で腕を組みうんうんと唸っているだけとなった。

それを見て再び鈴音が口を開いた。

 

「大体この人数じゃ無理よ。織斑先生に頼れば確実じゃない?」

 

鈴音の案に一夏はまた迷惑をかけるのかと少し不快感を覚えたがここは意地を張っている場合ではない事も事実。

覚悟を決め自分が読んでこようと伝えた。

せめてそこはケジメとして自分がやっておきたかった。

立ち上がり扉を開こうとノブに手をかけ、断続的な振動をノブ越しに感じた。

 

「来たか。」

 

巧が言った。

三回のノックを音と振動で次の展開を察知しドアから離れた一夏はいち早くその向こうの人間を見た。

 

「あっ一夏くん、お邪魔します。」

 

なのはは何時も通り柔らかに笑った。

 

不思議に思いながらも彼女に道を開ける一夏。

その親切に彼女は礼を言い部屋に入って来た。

あっとなり思わずシャルロットの事を伝えようとするがなのははそれを手で制した。

まるで既に知っているような動作に思える。

不思議がる一夏になのはは自分のケータイを懐から取り出し一夏に見せた。

 

「巧くんから聞いてる。最初は冗談だと思ったけど本当みたいだね。でも華奢で中性的な子だったから納得かな。」

 

それは巧からのメールだった。

一夏が変なテンションでシャルロットに我儘を言っている間に巧がなのはへ発信したものだ。

シャルル・デュノアの正体とここへ向かうようにとの内容が無機質なゴシック体で簡単に綴られている。

なのははそのままメールを見せたまま巧に向き直る。

 

「どうだったんだ。」

 

「うん、なんか今日は機嫌が良かったからアッサリね。」

 

話し込む2人をBGMに一夏はなんと無くメール内容を目で追う。

必要事項だけを纏めた巧の人情味の無いメールを最後まで読むのはさほど時間はかからなかった。

 

「今繋がってんのか?」

 

「うん、話をつけてからはそのまま切ってないよ。それとあの公園の時に新しくデバイス渡されてね、映像で来てるよ。」

 

なのはが空いた方の手を使い懐から取り出すのと一夏が最後の一文を読むのは同時だった。

 

 

 

《篠ノ之束を呼べ》

 

独特な間の取り方の女の声色が一夏の耳に入ってきた。

 

 

 

 

 

ーー

 

ホテルの一室のようなスペースを持つ2人部屋が狭く思える。

部屋主である一夏とシャルル改めシャルロットの2人に鈴音、巧、なのはの5人に加え画面の向こう側から不思議の国からの6人目がこの場の注目を集めていた。

声に驚きなのはのパネル式のデバイスを覗き込んだ一夏が声を上げる。

 

「束さん。」

 

篠ノ之束は何時もの目の保養に悪い配色のドレスを着て機械式のうさ耳をぴょこぴょこさせて画面の向こうで笑った。

 

「久しぶりー、いっくん。あれ背ぇ伸びた?」

 

まるでその場にいるような淀みのない声質はそのままデバイスの高性能さを表している。

束は屈託のない笑顔を一夏に見せたかと思うと直ぐに鋭い目付きになった。

一夏は急な変化に困惑するが束はまるで一夏が見えておらず別の人間を見ているように話す。

 

「この子が男装していっくんに近づいた波乱女?」

 

「え、ぼく?」

 

位置的に画面が見えないシャルロットは驚く。

本来なら小さい画面を占領している自分の姿が見えないのかと一夏も困惑する。

やがてその違和感に束も気づいたのかあっとした顔になり頭をかいた。

 

「そうだった…なのはちゃん。ちょっとサーチャーみんなに見せて。」

 

「はい。」

 

なのはが空に手を翳し軽く払うと瞬間、桜色の光球がポツンと1つシャルロットの目の前に現れた。

 

「わ、」

 

「これってなのはさんの……ナンカ?」

 

「サーチャーって言ってね。これを媒介にして束さんはこっちの様子を見てるんだ。ただこれ1つだけしか対応してないから今みたいにズレちゃうことがあるけどね。」

 

みんなの驚きになのはが束に代弁するように説明した。

巧との対談の際に新しく束から渡された改良デバイス。

以前は敵による電波傍受を受けない事や独自の通信技術などを盛り込んだ結果、束との連絡以外なんの機能も付けられず見た目もトランシーバーの小型版のようなものだった。

改良型は新たに液晶を貼り付け音質も向上させた。

 

「更にこのデバイスには近くに監視魔法の存在。それに含まれる特定の魔力に反応してそれにリンクさせて映像化が出来るんだ。」

 

今度は全員に見えるようにした画面越しの束は余程自信があるのか見るからに自慢げに説明をする。

 

「ま、要するにお話がしやすくなったって事。」

 

呆気に取られる一同に簡単に締めくくった所で再度、なのはが全員に見えるようスタンドを立て机に置き、シャルロットに目を向けた。

ドキリとするシャルロットの中性的な顔を暫く見つめ、うんと画面の向こうのラボで頷いた。

 

「分かった。手は尽くしてみる。」

 

それはシャルロットの問題解決に助力するという事を示していた。

驚く一同に少しむっとしたように束が横のなのはに目を向ける。

 

「なに、束さんそんなに人情味の無い人間に見えるの。」

 

「あはは、違いますよ。今まで世間離れしてたからみんな束さんの優しさに不慣れなんですよ。」

 

「それ微妙に褒めてないように思うんだけど、」

 

「あんたミサイルハッキングしたテロリストだもんな。」

 

「違うっつの。」

 

巧の憎まれ口を返しながら束は再びシャルロットに視線を向ける。

巧はその表情を見て人情味が無いの評価は案外正しいと思った。

束は無闇な嘘を付くタイプでは無い。

手を尽くすと言った以上問題解決に協力するというのは本当だろう。

が、緊張するシャルロットを写す目を見る限りとても慈悲の気持ちが介入した結果とは思えない。

恐らくシャルロットが束に選ばれたのは単に断る理由が特に無かったというだけなのだろう。

それでも今シャルロットに必要なのは哀れみの気持ちではなく実際にそれを成し遂げてくれる力だ。

だから巧はなのはを使い束を呼んだのだ。

 

「シャルロットさん。」

 

「は、はい。」

 

一夏が小さく「また名前覚えてる…」と呟く。

 

「やるのは君が罪を問われる事が無いようにする、までで良いのかな。」

 

「はい、それで充分です。ありがとう御座います。篠ノ之博士。」

 

目の前に突然現れた現在進行系で失踪中のISの開発者の登場にまだ尾をひかれながらも頭を下げる。

束はそれに特に感慨無く礼を受け取り映像を切った。

 

「じゃあ早速取り掛かるから、じゃね。」

 

画面越しだからかそれとも性格のせいか、カオスとも言える複雑すぎる雰囲気をまるで気にしないアッサリとした最後で部屋は5人となった。

本人にその気はないだろうが振り回された形となった空気になのはでさえ数瞬場をとりもつのに躊躇した。

 

「束さんはそんなに難しい事じゃ無いって言ってたから上手くやってくれるよ。」

 

誰もが居心地の悪そうにしている中特に気まずようにしているシャルロットにそう笑いかける。

なのはの口から知らされた朗報に一夏達も皆元気が戻ってきた。

 

「良かったな、シャルロット。」

 

一夏が安心させようと彼女の肩を叩く。

 

「たくっ、最初から篠ノ之博士に頼んどけば良かったんじゃ無い。人騒がせね。」

 

忌憚ない言葉を叩くが表情は柔らかい鈴音。

巧となのはも言葉こそ発しないがシャルロットに柔らかい表情を向けている。

みんなの笑顔に囲まれてシャルロットも笑った。

 

 

 

 

 

ーー

 

それから一同は解散した。

特に巧は事が終わると直ぐに帰って行った。

彼の自室にはシャワー室が無いため大浴場を使うのだが、そのためには当直の教師にその折を伝え時間を作って貰う必要があるのだ。

同じ理由で入浴がまだだった鈴音も帰り最後になのはが労いの言葉をかけながら部屋に戻り元の2人部屋となった。

急に静かになった部屋に調子が狂う。

 

「……風呂入ってくる。」

 

不意に思い出した全力疾走のための気持ち悪いベタつきに一夏はシャルロットにそう伝えた。

 

「うん、」

 

シャルロットの返事を聞きながら一夏はシャワー室へと入って行った。

 

ーー

 

今日は疲れたからシャワーだけにしよう。

肌を叩くお湯の雫に身を任せながら一夏は今日の事を振り返っていた。久しぶりに濃い一日だった。

セシリアとの決闘では人生一番とも言える死力の集中力を開花させ、アリゲーターオルフェノクの襲撃では未知の世界を体験し、そしてシャルロットの件では心からの叫びをした。

人が一度決心した事を他人が変えることは非常に難しい。

特にシャルロットは一夏や学園の人間のように他人を気遣ってのこと故その難度も15歳が経験するにはそれこそ前者2つの出来事に匹敵する内容だった。

人が人とわかり合う。

一夏は心の底からの強い気持ちでそれを成し遂げたのだ。

そりゃあ疲れるってもんだ。

 

ぼーっと只々シャワーを浴びる一夏はやがて蛇口を閉め水を止める。

脱衣室で体の水気を拭き取り新しい服に着替えて今まで来ていた服を備え付けの洗濯機に放り込みドアを開けた。

 

「お疲れ。」

 

「さんきゅ。」

 

コップに冷蔵庫から取り出し入れたジュースを入れているシャルロットが出迎える。

はい、と一夏お気に入りのスポーツドリンクを有り難く受け取りながら遠慮なく中身を一気飲みした。

冷たいジュースが喉を冷やし潤す。

あまりに一気にいったためカキ氷にお馴染みの感覚に近いものにうっとなりながらも耐えコップを流しは置く。

 

(洗うのは明日で良いかな。)

 

ついそういう甘えが浮かんでくる。

今日は本当に疲れているんだなと自分でも驚きながらベッドに向かい、しかし横にはならず自分も自分のベッドに同じように座るシャルロットと向いあった。

その次はまるで示し合わせのようにお互いが口を開き談笑を楽しんだ。

 

 

 

 

 

ーー

 

人が訪ねて来たのは2回目だと思いながら巧は今度は以前とは逆の位置に座り向き合う形でなのはを見る。

既に2人とも入浴は済ませお互い仄かな火照りを感じる。

火照った女性は色っぽくなると言うが美人の分類であるなのはもそれに漏れないものを持っているが巧はまるで気にせず同性を相手にしているように落ち着き払っている。

 

なのはが口を開いた。

 

「急にごめんね。」

 

「だったら来んなよ。」

 

早速の毒にアハハと笑うなのは。

忌憚の余地のない巧の物言いに苦笑しつつ用件を伝えた。

 

「この前巧くん私を呼びつけたでしょ。訳も話さずに。」

 

「なんだ、それの仕返しで無断で入って来たのか。」

 

「そういう意地悪じゃ無いんだけど、いきなり来ても大丈夫かなって思ってね。」

 

なのはは巧との対談の後も定期的に巧と接している。

束からはあっち方面かと尋ねられたが生憎と巧に友人関係以上の感情を持ったことは無い。

それでもこうして訪ねる理由はこっちの世界に来てからどうも拭えない慣れない違和感が巧と話していると抜けるからだ。

それが高じて仲が深まりこうしてちょっとした話題で訪ねる事ができるのだ。

 

「一夏くんのことだよ。」

 

「織斑のどういう所だ。」

 

分からないと巧が聞き返す。

 

「シャルロットちゃん。最初は迷惑かけたくないって協力を嫌がったんだよね。」

 

頷くことで巧は肯定する。

 

「それを一夏くんが説得したって。」

 

「説得なんてもんじゃない。わめき散らしてただけだ。」

 

「でもそれでシャルロットちゃんは心変わりした。それって一夏くんの想いが伝わったってことだよね。」

 

「さあな。」

 

巧はこの件に関してはあまり興味はないらしい。

しかしなのはの話は聞くつもりらしくなのはもそれを感じ取り続ける。

 

「それって凄いことだと思うんだ。、、まあそれが言いたかっただけなんだけどね。」

 

本心を言ったはいいもののその後の会話の繋ぎを用意していなかったため間が出来てしまう。

 

「そうだな。」

 

しかし言いたいことは無事伝わったらしく巧はぶっきら棒ながらもなのはに同意する。

 

「あの子、オルフェノクと戦った時に少し挫折しちゃって。大事な人が危ない時に何も出来なかった事がすごくショックだったみたいなの。」

 

鈴音と箒。

2人ともなのはと巧により救出されたことは何よりだったがそれでも一夏からすれば最も親しい間柄である2人の危機に全くの無力であったという事実はなのはの予想以上の衝撃だったのだ。

 

「実は表には出してなかったけどあれからちょっと無理なトレーニングをしてて私も注意はしてたんだけど、よっぽど悔しかったんだろうね。」

 

ちょっと、と言ったが実際のトレーニング量はいつか急に意識を手放す事が起きても可笑しくないものだった。

巧にも言ったがやはり余程悔しさを感じたのだろう。

そんな中で今回の説得はさながら朗報のように感じた。

一夏はシャルロットを救ったのは束だと言うだろうがなのはから言わせればそれ以前に一夏の心からの叫びによってシャルロットの心は救われたのだ。

なのははそれが嬉しかった。

 

「これで少しは自信が戻って元気になったら良いよね。」

 

「だな。」

 

相変わらず質素な対応しかしない巧だがなのはにはキチンとした本心だと分かった。

 

 

 

シャルロット編ーー完結

 

 

 

 

 

 

 

おまけー

 

 

 

「え、撫でてくれるの?」

 

「勘違いすんなよ。撫でて()()()んじゃない。この前の仕返しだ。頭出せ。」

 

以前とは逆になのはの横に座った巧はそう諭す。

なのはに無断で撫でられた事がそれ程癪に触ったのか手を構える巧は動作の微笑ましさに似合わないほど真剣な表情だ。

しかしなのはからすれば断る理由も無い。

むしろ可愛らしい根の持ち方にやり返しだと微笑ましい気持ちで「はい」と頭を差し出した。

 

巧がニヤリと笑うのを位置的に見えなかった。

 

 

 

 

 

ガシガシガシガシ

 

 

 

「痛たたたぁ!?」

 

「ちょっと巧くん!っ痛い痛い痛い、強い!強い!私そんな乱暴に撫でて無いよ!抜ける抜ける髪抜けるって⁉︎」

 

なのはの心からの叫びは今度は通じず。

巧はここ最近見たことの無いくらいの満面の笑みでなのはの髪を撫でた。

事情を知らない人間が見ればマウントポジションで地面に頭を擦り付けている風にしか見えないくらい優しく撫でた。

 

「うっせえ撫でてやるって言ったろ!つーか髪抜けろ。長くて鬱陶しい。」

 

「あったま来た!魔法使いだって体鍛えてるんだからね!」

 

それから2人の取っ組み合いの喧嘩は余りの激しさに通報を受けた教師が怒鳴り込んでくるまで続いた。

 

 

 

その後2人は反省文2000字を書いた。




久しぶりに一夏、巧、なのはの主人公組3人が揃いました。

まだまだたっくんとなのはさんに並び立つには未熟なワンサマー。

今回なのはさんが一夏を認めることで漸くその入り口から一歩前に進んだ印象です。
束さんが開発した新型のデバイスはなのはのサーチャーからの映像を独自に中継して束のラボに送る手法です。

見た目はタッチパネル式の携帯端末ですがメールとかグーグルは開けません。電話だけです。
そのかわりそこいらの設備では通信傍受のされない代物で、バッテリーもなのはがサーチャーに供給する魔力を貰っているので魔力がある限り動きます。
あらかじめ設定しておけば誰の魔法でも機能します。

※人気投票の開催。詳細は活動報告にて
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