俺の名前は月曜日、休み明けの人間のダラけた心身をへし折る事が俺の生き甲斐だ。
パラレルワールドとは無数の独立した世界のことを指す。 それらは我々の今生きている世界と全く同じように見えるが実際は目に映らない程の僅かな差で隔絶されている。
今日の朝ごはんにパンを食べた。 ご飯を食べたでもうそこからは違う世界になってしまう。
無数の枝別れの可能性を潜り抜けて初めて今私が生きている今に立ち会えるのだ。
朝起きた。
そこから始まる数多の道筋は全てその1つの所作から引き起こされる数十時間の枝別れを左右する。
もし仮に
そう思うと産まれてから毎日繰り返してきた。 自分の人生の中でもっとも慣れた反復動作が急に不安になってくる。
まるで今までサラリーマンとして社会に貢献してきた男がある日突然麻薬の売人として過ごさなくてはならないように。
つても経験も何1つない中しくじれば碌な目に合わないハイリスクな生活に身を置いたような永遠の枝別れの量にも劣らない沈痛。
一瞬だがそんなあり得ないしかもあなたがよんでいる物語の本筋にまるで関係のない文字の羅列を私が書いたのも気取った言い方をすればそういう枝別れの1つなのだ。
ーーIS学園 寮
パチリと、無事にいつも通り余裕のある時間に目を覚ましたなのはは横のまだ健やかな寝息を立てる同居人。 更識簪を見やる。
簪がだらし無い訳ではない。なのはは何時も簪より先に目を覚ます。
なのははすっかりいつも通りになった習慣を後にベッドから降り立った。 服を着替えてIS学園の制服に身を包む。 それまでの習慣なら部屋のカーテンを浴びて太陽の光を浴びるのだがまだ眠っている簪を気遣い今ではしない事が習慣になっている。
同居している以上、相手に譲るべき所もあるし簪ならば1人でキチンと起きられるからだ。
なのはは寝ている簪を起こさないように扉を開けて部屋の外へ出た。そこからも寮の同居人達を起こさないように気をつけながら慎重に、しかしその足取りはまるで毎日そうしているように速いものだった。 そうしてあっという間に寮の裏口から外の世界へ出たなのははより強くなった磯の香りを感じた。
サーチャーを飛ばす。
魔力で構成された光球は閉じられたドアや壁を通り抜け周辺の人の動きを逐一なのはに知らせる。 人の気配がないことを確認したなのはは束に与えられたデバイスを取り出し起動させた。 デバイスは1つだけ残しておいたサーチャーの魔力を感知し同調する。 数十秒後になのはは束の顔を見た。
画面に映った束はだらし無く寝巻きのまま。 背景に映る内容から未だベッドから起き上がってすらおらず横になったままなのだと分かりなのはは顔に出さないように呆れた。
「早いよ」
気怠げに束が睨む。
なのはは気にせずに答えた。
「何時もとおんなじ時間じゃないですか。いい加減慣れて下さい。」
なのはの言うとおり彼女は何時もこの時間にコールし、束は何時もデバイスのコール音に叩き起こされてなのはを睨む。
「それはスカリエッティ捜索以上に難しいね。」
束のハッキリとした無理です発言になのははまた呆れながらも面には出さない。 これも何度も繰り返してきた問答だ。なのははいつも通りの定時連絡をした。
内容は昨日までに起こった一夏と箒の変化。
IS学園に入学してからのなのはの役割だ。 スカリエッティからのアプローチを警戒した束からの依頼受けなのはは2人にそれぞれサーチャーを付けている。
「異常はなかったです」
いつも通りの連絡に束もあまり期待していなかったように「そう」とだけ返した。 大抵はここで2人のやり取りは終わるが今日はなのはから追加注文があった。 今にも寝てしまいそうな束になのはは間髪入れずに言った。
「シャルロットちゃんのことはどうなってますか。」
昨日今日の話だとなのはも理解しているが困っている人間を放っておかない性格は止められなかった。 真剣味を増した顔に束も少し眠い目を開けて答えた。
「なんとかなるよ。」
この定時連絡では珍しい優しげな声。
なのはにはそれで充分だった。
「おやすみ、」
途切れた映像。 恐らく本当に二度寝をしたのだろうとなのはは思い小さく礼を言って部屋に戻った。
月曜日が始まった。
ーー我輩は猫である〜名前はまだない〜
命名された名称はふざけていると思われても仕方がないものの無人島1つを使って建造された地下基地はおふざけの範囲ではない。 篠ノ之束の執念が成した物だ。 一夏と箒をなのはに任せ自身はスカリエッティ捜索に専念した束によりラボはこれまで以上にその力を振るった。
島のあちこちに点在するカモフラージュされたアンテナから世界中の情報を仕入れる。 それを島一つを巨大な電算機とした巨大コンピュータで整理され特に有用な情報だけが島の主である束に届くのだ。
しかし整理されたとはいえその量たるや膨大。 束は今までにも増して重労働をしておりよく寝不足になっていた。
最近までは
今は新たになのはより注文された事案について着手していた。
シャルロット・デュノアの問題である。
巧からシャルロットの話を聞かされたなのはは始めは束の協力を仰げるか不安であったが思いの外束は真面目にシャルロット解放に勤めていた。
というのもここ数ヶ月の努力の末 束はスカリエッティ捜索に実りが来ないと感じ始めていた。
確証が定かではないことに束は執着しない。
束はそれまでの拘りが嘘のようにスカリエッティ捜索を切り上げた。 そしてそこに丁度なのはは被さったというわけだ。 そうして今束はシャルロットの問題解決にそれまでの時間とラボの機能を当てている。
苦労で言えばこちらの方が断然楽だ。
しかしそのせいで夜遅くまで遊んでいて寝不足になるので通信越しのなのはからすればあまり変わっていない。
「束様、朝食です。」
クロエが用意した黒焦げを通り越した原型を留めないナニカをジャリジャリと美味しそうに頬張った後で束はラボのコンソールに向かい合った。
なんとかなる。の言葉通り束はシャルロットの問題を今日の内に終わらせる予定である。
「杜撰だよねぇ。」
束が感じたのは調べる内に分かった経営難に陥るデュノア社のとった起死回生の策の拙さ。
IS学園に在住または勤めている人間を束は事前に全て調べている。 その過程で転校生のシャルロットの事も一通り調べており実はその時に束はシャルロットに一抹の不審さを感じていたのだ。 その時はスカリエッティの手の者では無い事が分かりそれ以降調べてはいなかったが先日なのはからの頼みを聞き入れ捜査を敢行し初めて明らかになった。
娘を息子に仕立て上げ学園に入学させたアルベールの作戦はデュノア社の内部事情に少し切り込まれただけで束に知られた。
そのアッサリさは事前の調べで何故気付かなかったのかと束が珍しい自分への嫌悪感を抱くほどだった。
無論そんな拙いカラクリが本気になった束に通用する筈も無くデュノア社がシャルロットにした全てと問題の強制送還の解決策を束は昨日の内に組み立てそして今日実行するのだ。
束は寝巻きから着替えて外着になる。 それは束が嫌っていた、なのはから買い与えられた変装用の服だった。 なのはから軽微の認識阻害が掛かったその服を束は不快気に着込みラボからエレベーターで地上に出る。 そして地上に待機させてあったにんじん型のロケットに乗り込んだ。
「束様」
通信機越しにクロエが伝える。
「行ってらっしゃいませ。」
「はいは〜い行ってきまーす。くーちゃん、夜ご飯はグラタンが良い!」
畏まりましたと頭を下げるクロエに見送られ束を乗せたにんじんロケットは海を越え飛んで行った。
ーーフランス 某カフェ
ビル群が立ち並ぶその街には珍しい平屋の石造りのカフェ。
この街に彼より高い建物はあっても彼より古い建物は居ない。
かつては彼と同世代の建物やそれ以上のものもあったが彼らが建っていた場所には今は鉄筋コンクリートのビルが並んでいる。 彼だけがこの街に今だ点在する理由は彼の主人とその息子達が彼の土地の権利書を頑なに金持ち達に渡さなかったためだ。
そうして脈々と受け継がれてきた彼の新築の体はくすみ。 しかしそれが味を出し彼の主人の作る料理とコーヒーがまた人を集めいつしか彼は天を突くこの街の底でも人々の間で知られるようになり愛されていた。
そのカフェにこの街でも一番高いビルの主人。アルベール・デュノアが1人の女性と相席していた。
何時もは高級なスーツとISを扱える護衛で身を飾る彼も今日はカジュアルな格好でカフェの周りには護衛の姿は無い。 交通を規制して彼を狙う不届き者をシャットダウンする訳でもなくカフェの味を求めてやって来る一般客に混じってコーヒーを楽しんでいた。 上質な豆と腕により届く境地を味わいながらアルベールは目の前の女性に目をやる
人気のコーヒーを傾ける女性は極めて地味だった。
肘まで伸ばした黒い髪に黒縁の眼鏡は女性の顔自体を暗くさせ見えにくくする。
ロングスカート越しでも分かるスタイルの良さとボリューミーなトップスに隠されていても目立つ豊満。 眼を凝らせば顔立ちも極めて整っている。 豪華なパーティで各界の名士や貴族の家柄のお嬢様を見慣れているアルベールからしても女性は美女の枠に入る。 それでも彼女に客観的以上の興味が移らないのは不思議だった。 しかしそれも昨日の夜に突然彼のパソコンに届いたメールの発信者の名前を知れば当然だとアルベールは納得した。
彼らはこのカフェに来てから席に座り今に至るまで互いに口を開いてはいない。 それがメールに書かれていた要求だった。 やがてコーヒーを飲み干した女性に同じく空のカップをスターターに置いたアルベールが微笑みかけた。
「初めまして篠ノ之博士。」
束は作った笑顔でそれに答えた。
ーー
アルベールは笑顔の能面を被りながら驚いていた。 昨日の夜に突然匿名で届いた篠ノ之束を名乗るメールにはデュノア社が最も恐れる内容。 即ちシャルル・デュノアの正体と表に出されれば実刑は免れない非人道的な行いの数々が確かな証拠付きで送付されていた。
『こちらの要求に応えなければこれを公表する』とテンプレな台詞と指示された内容に従い1人でカフェに訪れたアルベールは既に席に座り2人分のコーヒーをテーブルに置いていた女性を見つけ無言で女性の向かい席に座った。 コーヒーを飲み終わるまで一言も口を聞いてはいけなかった。
今アルベールの前には天災 篠ノ之束が居る。
世界中が躍起になって探していたインフィニット・ストラトスの開発者が伸ばせば届く位置に居る。 むろんデュノア社も各界に手を回し彼女の動向を探ってはいた。 しかしアルベールの力を持ってしても論文の発表からの一切が掴めなかった。
唯一白騎士事件が束とそしてブリュンヒルデ 織斑千冬の共謀だったということは分かったがその程度はそれなりの地位とマトモな思考力の持ち主ならば誰でも辿り着く当然の物。
肝心の所在は分からず終い。
そんな中まさかの向こうからの呼び出しにアルベールの能面がその瞬間だけ崩れたのは当然だった。
しかし今の彼女に対して技術提供の頼みは聞けまい。
自分は今回の対談に置いて一方的に注文される側なのだとメールからありありと分からされた。
こうして笑顔を向けてくれてはいるがその中に自分への好意など毛ほども持ち合わせていないという事をアルベールは知っていた。 この女も自分と同じく能面が被れるのだ。 しかしその能面は人付き合いを目的としたものではない。
他人との関わりから自分を守るための拒絶の笑顔だ。
アルベールはそれを感じながら挨拶の後は束に場の主導権を委ねた。それもメールの指定だ。
アルベールは口すら開けなかった。
能面が喋る。
「初めましてアルベールさん。お呼び立てしてすみません。」
「コーヒー代はせめてものお詫びです。ここのコーヒー評判らしいですね。私今日初めて飲んだんですけどとても美味しくて、この街の人たちが羨ましくなりましたよ。」
流暢なフランス語を使いこなしアルベールに笑いかける異国の美女は傍目に見ればフレンドリーなものに見えるだろう。 しかしその誤認はだんまりを決め込むアルベールにより証明される。
これはメールに記されていた要求に沿った仮初めの友好だ。
私をイラつかせるな
それが束が掴んだデュノア社の情報を握りつぶせる唯一の方法だった。
「束の機嫌を損ねない」
これまで有能な彼のキャリアの中で最も特異な接待を彼は無言を貫く事で正解とした。
会ってから今まで。 言葉を発したのはコーヒーを飲み終えたタイミングのみ。 逆に言えばあのタイミング以外では束の機嫌を損ねるという事をアルベールは判断した。 友好の能面を被りながらアルベールの脳は高速回転で次の可能性を予測し続けた。
彼の目下の役目はこの地雷原のような篠ノ之束の怒りの琴線を掻い潜り情報の公表を阻止することだった。 そのためアルベールはこの能面から微かに感じる余裕の隙を目ざとく感じ取り口を開いた。
「今日はどういったご用件があるのですかな」
決して命令的にならないように、かといって無視されない程度に感情をのせてアルベールは束に質問をした。 束の地味な容姿の向こうから溢れた変化にアルベールは緊張した。
傍目に見れば束の姿は初めての店に興奮を隠しきれずに話し込んでいたところを相方に指摘され少しキョトンとした後照れ隠しに笑ったように見えただろう。
現にアルベールの目にもそう映った。 束は確かに照れた表情を見せたろうし束もそれを肯定するだろう。
しかしアルベールはそれを能面が作り出す都合の良い幻だと思った。
人付き合いを避けるために創り出された最低限の人付き合い。 模範的なにこやかさは裏を返せば妙な言及をされたくないという真逆の想い。 彼女にとって敬意を持って接する相手ほどその実関わり合いたくないという相手なのだとアルベールは確信した。
恐らく少しでも機嫌を損ねればその笑顔は容赦のない殺意として彼を襲うだろう。
「ああすみません。いえ、ね。大した話では無いんですけどね。」
「お宅の息子さん……シャルル君でしたっけ?」
「もしかしたらシャルル君ってぇ
シャルロットちゃん…なんじゃないかって、ははは………
わかるよね?」
綺麗に作られた信管のような女だと思った。
ーーIS学園 side
side……
side………
……
…
「side一夏ああああああ!!!!!」
「うひゃぁぁぁぁ⁉︎」
はっ!いかん。つい出番と分かって興奮してしまった。 俺は俺の大声で驚き悲鳴を上げたシャルをフォローする。
「すまん、大丈夫かシャル?」
「う、うん…一夏ってたまに可笑しくなるよね。」
俺じゃなくて作者のせいなんだけどな〜。
あの日から俺はシャルロットの事をシャルと呼んでいる。
問題が解決するまで取り敢えず真実は隠すことになったのだが俺が今まで通りのシャルル呼びを自然に続けられるかなぁ…と独り言の冗談のつもりで言ったところ、じゃあシャルって呼んで!…とシャルからの提案で決まったものだ。 因みに他の三人はクラスが違うためか何不自由なくシャルル呼びだ。
今日の朝になってシャルはすっかり何時もの優等生シャルル・デュノアだった。 クラスのみんなとも普通に打ち解けていられて当初は心配していた俺の方がそっちに気をつけなければならないほどだった。
それにしてもとシャルの笑顔で思う。
お母さんとの事といい(本当の方の)。
今こうして笑顔を振りまいているといい。
本当に俺の同居人は強いんだなぁと感じる。
シャルからは俺の叫びが僕の心を動かしたんだと言われたが俺にはそれは副次的なものだと思う。 やはり最後にあいつが笑顔になれたのはあいつ自身の強さだ。
俺が協力するのはむしろ、というか当たり前にここからだ。 元気に見せていてもやはり不安は覚えているはず。
シャルの不安を少しでも取り除く。
それが
今シャルは一組の特に仲の良いセシリアと箒と一緒に談笑をしている。 2人は知らないだろうがガールズトークを見ているようだ。 それまでだったらなんとも思わずに会話に入るところなんだけど今日はやめておこうかな。
シャルにも少しは女の子らしい楽しみを味わってほしい。
「織斑クン。」
「ウェ⁉︎」
ビックリした…この人本当に急に現れるな。
「なに?ボーデヴィッヒさん。」
そういえばこの人に話しかけられるのも初めてだったかな。 日曜のアレはどっちかと言うと挨拶みたいな社交辞令だったし、本当の意味で話しかけられたのは、うん。初めてだ。
初めてのボーデヴィッヒさんはあの時よりは違和感のない、なんというか自然な感じだった。
「オルコット候補生から聞いたが、君は彼女とクラス代表を決める際に模擬戦で決着を付けたそうだな。」
ボーデヴィッヒさんの質問にうっとなる。 正直あの時の負けっぷりは軽いトラウマになっている。
しかしそれをボーデヴィッヒさんが知るはずもないので俺は頷いた。
ボーデヴィッヒさんはそうか、と確認するように呟き続けた。
「その時の君の戦法は近接ブレードだけによる特攻だったそうだが…違いないか。」
今度も頷く。
ボーデヴィッヒさんは険しい顔で顎をさすった。
なんだろう。
ボーデヴィッヒさんはドイツの軍人さんらしいから、リュウさんみたく「バカヤロー!なんて下手くそな戦い方だー!」って怒られるのかなぁ…それとも呆れられるのかなぁ。
どっちにしろ側から見れば馬鹿な行為だろうから良い反応は期待できないだろう。
しかしボーデヴィッヒさんはどうやらその段階に至るにはもう少し情報が必要なようだった。
彼女は次にどうしてその戦法を取ったのかを聞いてきた。 俺は素直に答える。
「いや、その、セシリア相手に遠距離攻撃じゃ絶対勝てないだろうし
BT兵器の練習ばっかで接近戦は慣れてないだろうって思ったから…なんだけど。」
楯無さんの名前を出さなかったのはなんだか人のせいにして言い訳しそうだったからだ。
ボーデヴィッヒさんはほうっと鋭い目を少し開きそれから……
ニコッ
「!」
思わず驚いてしまった。
擬音ほどハッキリとニコやかにではなく本当に僅かだったものの初めて笑った所を見た。 これまでのイケメンスマイルが一気に影が薄くなった。 これがボーデヴィッヒさんの本来の顔かも知れない。
「そうか、わかった。答えてくれて礼を言う。」
それだけ言ってボーデヴィッヒさんは俺から離れて行った。
俺は暫くぼーっとしていた。
あの箒以上の堅物キャラで売っている(本人は売っている訳ではない)ボーデヴィッヒさんが笑ったのだ。
僅かだったが…鈴の猫みたいな笑顔が100点満点だとすると赤点!追試!留年まっしぐらなくらい僅かすぎる。 笑顔というものにあんな微妙なものが存在したのかと逆に驚愕したくらい僅かではあったけど笑ったのだ。
しかもそれまでなんか嫌悪感みたいなものを抱かれてたっぽい俺に……なんか目頭が熱いなぁ…
なんだろう。
悪くないな(キリッて擬音がつく感じで)
なのはさんから束さん経由で朗報を伝えられたのはそれから数時間後の放課後であった。
『はや』
2人して突っ込んだ。
ぐはあ!
ク、クッ…俺を倒した所で次の曜日が貴様を待っている……せい、ぜい、苦しむが良い…
ふは、は、は、は、は、はぁ!!
※人気投票の開催。詳細は活動報告にて