UA300突破記念 閑話
【恵。
良かったら今日、一緒に登校しない?】
俺は少し動揺した。
「え?先輩がどうして。」
【おはようございます。
どうかしたんですか(・д・)?】
【とにかく、さっさと出てきて。
もう恵の家の前に居るのよ?】
「は、はぁっ!?」
先輩に家なんて教えてないぞ?
【あと5分で支度しないと先に行くわよ。】
「あー!支度すればいいんですよね!?」
朝飯食べる時間ないだろうなぁ。
5分以内で支度出来たか・・・?
「あ、きっかり5分ね。」
ケータイを片手に、少し微笑む先輩が立っていた。
「その様子だと、朝ごはんなんて時間なかったでしょ?」
「そんなこと」ぐーー。
「ほらね。」
胸元に包みを押し付けられる。
「食べれば?
たまたま多く作りすぎたからおすそわけ。」
包みを開くと、パンとクッキーが入っていた。
「パンはバターパン、クッキーはココアとバニラ味。
さぁ、食え。」
バターパンを頬張ると、口いっぱいにバターの香りが広がった。
しっとりふんわりとしていて、
「美味しい・・・。」
「でしょぉ。今回のは自信作よ。」
気が付いたらもうパンを平らげてしまった。
「美味しかったです。
クッキーはまた後で食べますね。」
「え、食べないの?」
「後でちゃんと食べますよ。」
あれ?先輩の様子がおかしい。
「食べてよ。一枚くらい。」
一枚包みからとりだして、
「はい、あーん。」
「え?」
「あーん。」
待て、おかしいぞ。
俺の知ってる先輩は、男性嫌いで死にたがりで・・・。
こんな事をしない!
しないよなぁ。
気まぐれとか言ってしそうな。
「食べないならいいや。」
「いや、食べますよ!?」
「じゃ、あーん」
############
「やっぱり夢か。
おかしいとは思ったんだよなぁ。」
夢で凄く残念ではあるけど。
先輩からあーんなんて、ねぇ。
あぁ、あのバターパンはもう一度食べたかったなぁ。
先輩は作ってくれるだろうか。
誰かからメッセージが届く。
############
「夢、だったのよね。」
なんて夢を見ちゃうのかしら。
確かに昨日、パンとクッキー焼きすぎたけど。
それを恵におすそわけする為に一緒に登校しようなんて言ってしまったの!?
しかも、「あーん」とか!
ま、まぁ夢だしね。
「でも、パンとクッキーはどうしましょ。」
沢山あるし・・・。
少しなら恵にあげてもいいかしら。
あの夢の通りに動いてみても退屈しなさそうだしね。
あわてふためく恵なんて滅多に見られないし。
バターパンとココアクッキーとバニラクッキーをとびきりに可愛くラッピングして。
早く食べて、夢のように「美味しかった」って言って欲しいわ。
じゃあ、夢の通りにメッセージを送りましょ。
【ねぇ、恵。
良かったら今日、一緒に登校しない?】
短いですが、死にたがりの閑話です!
気が付いたらもうUAが300突破してて、
「ファっ?」
飛び上がりました。
これもひとえにいつも見てくださる皆さんのおかげです!
今日もmomoは元気にゲーム出来そうです(殴
さ、さて次話の投稿はまだ待ってて下さい!
練りに練ってます!
(デレマスの小説作ってたとか言えない・・・。)
感想、評価、誤字脱字報告待ってます♪
いつもありがとうございます!
momoでした!
闇に飲まれよ!