死にたがり少女は覚めない夢を見る   作:桃音@まゆすきp

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今日は!

天気がいいから!



暑さで死にそう。


おもって

学校に復帰出来たのは、結局退院して次の週。

 

クラスの人に囲まれるが、質問に答える余裕なんてない。

早く会わないといけない人がいる。

手紙は全部で二枚だった。

あの一言で終わりじゃなかった。

 

上手く教室から抜け出し、先輩の教室へ行く。

 

 

教室の前でばったり出くわす。

 

 

 

 

 

沈黙が続く。

 

 

 

「・・・何か用?」

 

先に沈黙を破ったのは先輩だった。

 

 

「やっぱり、納得出来ません。」

 

伝えないと。

 

「そう。納得しなくてもいいわ。」

 

そう言って、教室に戻ろうとする。

腕をつかんで引き留める。

 

「関わるなと言うなら、なんでこの手紙を書いたんだ!」

 

 

二枚目の手紙にはこう書いてあった。

 

 

 

 

【恵だけでも幸せにしたかったの】

 

 

本当に嫌われたんじゃないと、信じる事が出来た。

多分、これがなかったら不登校になってただろう。

 

 

「先輩。

貴女を救う手伝いをさせてください。」

 

 

先輩が無言で、掴んだ手を振り払い、ずんずんと屋上へ進んでいく。

 

「早く着いてきたら?」

 

 

屋上へ着いた途端、怒られる。

 

「あの、絶対私、戻った後質問責めに逢うんだけど!?」

 

鋭く睨まれる。

いい。それでもいいんだ。

 

「救う手伝いなんて、どこの少女漫画よ。

バカじゃないの!?」

「バカでいいです。

貴女が好きですから。」

 

先輩がそっぽを向く。

 

「恵。貴方はバカね。

本当にバカよ。」

 

うつむいたせいで表情がよく見えない。

 

 

「私は貴方を好きにならないわ。

これからも。ずっと。」

 

だから、と言葉は続く。

 

「私なんて好きにならないで。」

 

笑顔でそう言われるが、その笑顔が偽りだって事くらいわかる。

 

衝動的に抱き締める。

 

首筋と腕に巻かれた包帯。

包帯の白と血液の赤が混ざりあっている。

 

「痛い、ですよね」

 

「苦しい、ですよね」

 

ぎゅっと抱き締める力を込める。

 

「どうしたら・・・私はパパに誉められたの?」

 

胸元を叩かれる。

 

「どうしたらママに無視されなかったの?」

 

今まで我慢してきた、色々な感情が溢れ出す。

 

「誰か、小さな頃の私を守って、守ってよ!

幸を救ってよぉ!」

 

叫びながら泣いている。

まるで小さな子供のように。

 

大丈夫、大丈夫だよと頭を撫でる。

 

「私は誰も幸せに出来ない役立たずで、名前なんか捨てろって何回も言われたわ。人を不幸にしか出来ないから!」

 

いつも抱え込んで、ずっと我慢してたんですよね。

 

「私なんて要らない子だから、皆は私を置いていくんだ。

恵だってそうでしょう!?だったら嫌!嫌よ!」

 

小さな少女は泣いている。

叫んでいる。

 

「大丈夫です。

貴女が居てくれなきゃ、そっちの方が嫌です。」

 

涙に濡れた顔すら愛しく感じる。

 

「私は・・・貴方を幸せに出来ないわ。」

「今、俺は幸せです。」

 

はっきりと断言する。

 

「それに、先輩はもう大丈夫です。

だって、自分の名前を言っても、平気じゃないですか。」

「えっ?」

 

気付いていなかったのか。

 

「幸先輩の傍に居させてください。

ダメだと言われても、勝手に居ますから。」

 

自分の顔が赤くなっているのはわかる。

頬が焼けるように熱い。

 

 

「け、けーくんのアホ!バカ!

 

大嫌いって言ってくれないと、ダメでしょう!?」

「これ以上、嘘は言えません。」

「とっ、とにかく、私は誰も好きにならないわ!

 

そ、それでもいいのなら、・・・ずっと傍に居ればいいのよ。」

 

それだけでも嬉しい。

 

「勘違いしないで、私は男性なんて嫌いなんだから。」

 

今まで忘れてましたよ。そんな事。

 

「はいはい。先輩はそんな人ですね。」

 

思わず笑ってしまう。

 

「何を笑ってるのよ!」

「なんでもありませんよ。」

 

今までずっと、誰かの幸せを願ってきた少女の頭を撫でる。

 

 

「ふぅ。落ち着いたわ。

アホバカけーくん。」

 

な、長いぞ。

 

「何か文句あるの?

アホバカけーくんのあんぽんたん。」

 

にやにやしながらそう言われる。

 

「それと、早く解放してくれる?

誰かに見られたら嫌よ。」

 

ずっと先輩を抱き締めたままだった。

お互いに顔を赤く染める。

 

「授業、このままサボっちゃう?」

 

魅力的な提案だ。

 

 

 

 

「そうしましょうか。」





絶賛夏バテちゅーの私です。

唐突ですが、質問を活動報告にのせました!
皆教えてください!

あと、コラボとかしてみたいーとか言われたら大歓迎です・・・暑い。
今日はバイト終わったら寝るぞー。おー。

昨日はすっかり疲れきって、死んでました。

今日の午前中はNEW GAME!の二期を見て、「あー百合百合しいなぁ」とか思ってたりw

暑い。死ぬ。これ死人でる奴や。

私、夏でも長袖だったりするけど、さすがにキツい。
長袖は封印してます。
夜は使ったりするけどね。
体温調節が上手く出来ないからw

次回は大変長いです。
1万字はないですけどw

あ、そうそう。先輩の名前がやっと出せました!
先輩の名前嫌いの理由も伝わったかなぁ?

相原幸ちゃんです。

それでも、恵よりか先に名前はあったんだからね!w
ただ、色々な人達に先を越されただけw

暑い。

あー、次回の更新は来週です!
しばらくのお待ちを!

実はデレマスのライブビューイングに行ってきますw
しかも現地側の会場でな!

楽しんできます!

書いてて欝になりそうだったmomoでした!

あ、活動報告は覗いて、質問に答えてくだされれば結構です!
希望あったら活動報告やメッセージにて教えてくださいね!
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