お待たせしました!やっと2章のスタートです!
「おやすみ」
記憶をたどってみる。
自分は誰?自分は何をしてこうなった?
自分はどこにいる?自分は?自分は?
「大丈夫だよ。私が側にいるから。」
その声に自分は安心する。
深い深い眠りにつく。
「今はゆっくりおやすみ。」
○*○*○*○*○*○*○*
メッセージが届いた音で目がさめる。
【もうすぐお昼よ?まだ学校に来てないの?】
【先生から聞いたわ。今日は来ないの?】
慌てて時計を見る。
ヤバい。遅刻だ。
この前は学校の授業中に屋上でサボり。
今日はお昼まで寝ている。
なんでだ…?
「あ、やっと起きた。」
母さんがいる。
「学校には連絡しておいたから。
恵が玄関先で倒れていたって伝えておいたから。」
玄関先で倒れていた…?
「あんた、制服着て鞄を持って倒れてたから心配してたのよ…?」
どういう事だ?全く見に覚えがない。
「さて、母さんはあんたも起きたし寝るわ。おやすみ。」
ふわぁ、と母さんがあくびをしながら寝室へ行く。
夜勤明けなのに、悪い事をしてしまったな。
【恵?先生から聞いたよ?大丈夫?】
みうからもメッセージが届いていた。
【大丈夫。】
雪先輩からもだ。
【緊急!幸がめっちゃ落ち込んでる!
放課後、2人でお見舞い行きまーす☆
お茶菓子はプリンがいいな!】
さすが、雪先輩。
【プリンなんてないです。】
先輩になんとメッセージを返そう。
先輩からメッセージが届く。
【私より先に雪に返信を送るなんて…
雪とお幸せに。】
【違います!それは誤解だ!】
何があったんだよ先輩。
【今から学校行きますから!】
急いで支度をして、学校に向かう。
校門には、黒い服を着た少女がいた。
雪先輩にそっくりな。
でも。
本人ではない。
「どうかしましたか…?」
少女がびくっとして逃げ出す。
その時にポケットからハンカチが落ちる。
ハンカチを渡そうと思ったけど、少女はもういなかった。
刺繍で「ゆき」と書いてあった。
とりあえず、雪先輩に見せてみよう。
無関係だとは、なぜか思わなかった。
雪先輩にハンカチを見せて、さっきのそっくりさんについての話をする。
「あー…ドッペルゲンガーでも見ちゃった?
ボクのハンカチであってるよ。それ。」
雪先輩は、顔を少し強張らせた。
「けーくんは私より先に雪に話しかけるのね…。ずっと心配してたのに…。」
「あ、ご、ごめんなさい。先輩。」
雪先輩がにまにましながら言い放つ。
「いっやぁ、これはもう恵くんが悪いよね!?
ボクと話したかったからって…幸ちゃんを放置するなんてっ!
お主も悪よのう…」
「誤解を大いに招く発言は慎んでくださいね!?雪さん!」
「…雪だけ…雪さん呼び。」
最近の先輩はどうしたんだろうか。
今までの先輩とは全く違う。
「私はどーせ先輩ですよー。」
ぷくっと膨れた顔がとても可愛い。
「幸先輩?」
「いきなり呼ばないでくれるかしら!?」
何度か先輩で遊んでしまった。
これで嫌われたら元も子もないけど…可愛い…。
雪先輩は何かを隠している。
あの、そっくりな少女について何かを隠している。
けれど、一体何を隠しているんだ?
これ以上踏み込んでしまっていいのか?
わからない。
とりあえずは、少し待ってみよう。
もしかしたら雪先輩から話してくれるかもしれない。
最初から読み直すと、だいぶ文章の書き方が変わってしまいましたね。
修正が必要な場合は教えてくださるとありがたいですー!
1ヶ月に1回更新になったり、1週間に1回更新になったりするかもしれませんが、見捨てないでくださると嬉しいです!
それでは本日もありがとうございました!