死にたがり少女は覚めない夢を見る   作:桃音@まゆすきp

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7/7だし、七夕だし、気が付いたらお気に入り増えてて嬉しいし、ノリと勢いで書きました!





七夕 閑話

「先輩、お祭りいきませんか?」

 

恵にお祭りに誘われた。

突然なんだろう。

 

「お祭りになんで私を誘うのかしら?」

「先輩と一緒に行きたいから、じゃダメですか?」

 

そんな今にも捨てられそうな子犬みたいな顔しないで・・・。

 

「そ、そう。仕方ないわね。

いいわよ、別に。」

 

途端に恵の顔が明るくなる。

 

「じゃ、詳しい話をしましょう!」

 

 

 

 

 

 

7/7がお祭りらしい・・・って今日じゃない!

浴衣、確か押入れよね。

早く帰って出しておかないと。

恵が迎えにくるまえに。

 

 

 

 

 

**************

 

 

 

誘ってしまった。

七夕祭りに・・・先輩を。

これまで誘おう誘おうとしてもタイミングがなくて、ずっと誘えなかった。

 

如月さんからも誘われたけど、丁寧に断った。

 

メッセージが届く。

 

【短冊に恵くんと会えますようにって書いた!

会えるといいなぁ・・・】

 

俺は何も見なかった。

例え、既読がついてようと俺は何も見なかった。

 

 

 

***********

 

落ち込む事が多すぎて死にたいわ。

浴衣の着付けはばっちり。ばっちりなんだけど。

これがプールとかの誘いだったら断固拒否だったわね。

 

「可愛い、かしら。」

 

鏡を見て呟いてみる。

いつもは下ろしている腰まである黒髪をみつあみにした。

浴衣は青空のような色に桜の花びらの模様が散りばめられている。

可愛く見えるかしら・・・。

 

私ったら何を考えてるの!?

 

チャイムが鳴る。

 

「迎えに来ました。」

 

恵だわ。

 

 

下駄を履いて外に出る。

 

「浴衣、綺麗ですね。」

「そ、そう。ありがとう。」

 

 

会話が続かない。

何か話さないと。

話題話題・・・。

 

「りんご飴、食べますか?」

 

恵から聞かれる。

りんご飴、と書かれた屋台が見えてきた。

 

「うん、買ってくるわね。」

「いや、俺が買ってきます。」

「けーくんは後輩でしょ?

先輩が買います。」

 

 

 

しばらく言い合いになったけど、結局押し負けて恵にりんご飴を買ってもらった。

甘くて、飴はぱりぱりしてりんごがしゃりしゃりとする。

恵は何も食べてない。

 

ここの祭りって、そこまで屋台ないんだけど。

 

「けーくん、一口いる?」

「え!?いいんですか?」

「なーんてね。」

 

物凄くしょんぼりとする恵。

なんか可愛い。

 

「射的ですよ!先輩!」

 

恵が沢山ぬいぐるみとお菓子をとる。

凄い。

私は金魚すくいで惨敗。

まぁ、金魚飼えないし仕方ないわね。

 

綿飴に焼きそばにたこ焼き。

うん、おいしい!

恵と一緒に食べる。

 

「先輩、唇にソースついてます。」

「う・・・、とれたかしら?」

「まだです。」

「うー?」

「まぁ、冗談なんですけどね。」

 

酷い!騙したのね?

 

「さっきのりんご飴の仕返しです。」

 

そんな、いたずらっ子みたいな顔されたら何も言えないじゃない。

 

「けーくんの意地悪。」

「先輩こそ意地悪ですよ?」

 

なんとなく、ふふっと笑う。

作り物じゃない、心からの笑顔。

 

「誘ってくれてありがとう。恵。」

 

一緒に歩きながら、そう呟いてみた。

 

「何か言いましたか?」

「何も言ってないわよ?」

 

大きな笹にたどり着く。

短冊が風に揺らされる。

笹いっぱいの短冊に願い事が書かれている。

 

「先輩も短冊、書きますか?」

「えぇ。書くわ。」

 

少し考えて、こう書く。

 

«今のこの幸せが永遠に続きますように。»

 

死ぬほど嫌いな名前も嫌悪感なく書けた。

笹に吊るす。

恵も書き終わったみたい。

 

「何を願ったの?」

「秘密です。

先輩こそ何を願ったんですか?」

 

言おうかしら。・・・ううん。

心に留めておこう。

 

「もちろん内緒よ?」

 

 

***********

 

先輩との祭りは楽しかった。

先輩を送って家に戻ったら、家の前に如月さんが居て驚いた。

帰らせたけど。

 

短冊に書いた願い事は、

 

«今のこの幸せが永遠に続きますように»

 

なんとなく恥ずかしくて、先輩に見られないように吊るした。

先輩は何を願ったのだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

******♪******

 

 

 

「今年も願い事が沢山ですねぇ。彦星様。」

「さて、願い事を叶えないとなぁ。」

 

織姫がとある町の短冊の目をとめる。

 

「あら?この二人、同じ事書いてるわね。

しかも、一緒に来てたみたいよ。うふふ。」

「永遠に幸せが続きますように、か。

きっと幸せになれるさ。」

 

彦星は先輩の書いた短冊を見て笑う。

織姫は恵の書いた短冊を見て微笑む。

 

「「さぁ、今年も皆さんに幸あれ!」」





もうお前らくっつけよ!って話ですね。
私も書いてて思いましたw

活動報告にも書きましたが、次話の投稿が少し遅れます。
あ、でもほぼほぼ完成しているので大丈夫です!

ミリシタ始めました!
でも同僚申請バグで申請ができないよおおおおおおおっ。
コピー&ペーストでconecting中もがんがん申請すればいいんですけど、一人だけ成功しなくて・・・。
泣きそう・・・。

しかも、言葉じゃ説明しきらなくて・・・。
文章か、直接会って申請の仕方教えなきゃ・・・。

momoのIDは活動報告にて載せてますがここにも載せておきます。
IDはQUDFE7S4です。
これのコピぺを繰り返せば成功したりしなかったりw
よかったらどうぞ!

それでは、やみのまです!
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