はい、part3です。バンドリ作品2作目と同じで「俺と君を繋ぐ音」に出てくるキャラが登場します。
それではどうぞ!
~莉緒side~
部屋でぼーっとしているとある事を思い出した。
そう、これはある日の話。
珍しく外国人の女性がウチの旅館に泊まりに来た。その日は朝のうちに客が帰り誰も泊まってなくその人だけという事になる。
その女性はとても綺麗で白い髪がとても似合っていた、少し笑うとその周りに花が見えてくるくらいだ。
その日の夜に俺は少し風を浴びに庭に向かった。そこで――。
「あっ――」
足音に気付いたのか俺の方を見る外国人の女性。俺は何となく声を掛けてみた。
「邪魔してすいません。鹿威し、お好きなんですか?」
「はい! とてもココロが安らぐので好きです!」
やっぱりこういう日本の文化というのは外国人に人気なのだろうか、と思ったりもする。
「でもよく気付きましたね、庭に鹿威しがあるなんて」
鹿威しがあるなんて紹介の紙は貼っていない。別に隠してる訳では無いが親父が「楽しいだろ?」なんていうよく分からない理由で貼ってないのだ。
「音が聞こえました! カコーン……カコーン、と!」
朝のうちは車などの音があるから聞こえづらい、車の音がなくても庭は部屋から離れてるし来てもすることがない。
「日本の庭はとても素晴らしいです! 見てて落ち着きました!」
庭を見ていたら音が聞こえてきたという訳か? 確かに夜は鹿威しの音は響くから聞こえやすいか。
女性はまた鹿威しの音を楽しむ。
目をつぶり耳を済ましている姿はとても絵になっていて……、俺は思わず見とれてしまっていた。
「ブシ達も――」
「ん?」
「昔のブシ達もこの音を聞いていたんでしょうか?」
突然そんな事を聞かれる。
ブシとは武士の事だろうか?
「そうなんじゃないでしょうか? 昔ながらの物ですからね。武士たちの心の癒しになってたんじゃないでしょうか」
日本人は昔からこういうのを楽しむ文化があったと聞いている。
「そうですか……。ふふっ、何だか嬉しいですね。ブシに近づけた気がします!」
俺は近くの石に腰を下ろして話す。
「面白い方ですね。武士に近づくなんて」
「そうですか? 私はブシに憧れているんです! ブシドーです!」
「(ふーん……)」
テレビでよく聞く外国人は武士やらに憧れを持つ、というやつか。日本人でも武士や武将の生き様に憧れを持つ者もいるけど。
「私はお客様は武士よりもお姫様の方がお似合いだと思いますよ。とても綺麗ですし」
思った事を口に出す。
「ふえっ!?」
すると女性は変な声を出した。
そして顔を下に向けてゴニョゴニョと何かを言っているが聞き取れない。
「そ、そうです! ここで話したのも何かの縁! お名前、聞いてもよろしいですか?」
顔を上げたかと思うと、そう提案される。
別に俺は断る理由も無いので教える事にした。
「私は――」
「あ、ちょっと待ってください!」
名前を言おうとしたら止められる。
「えっと、普通? というか何でしょうか……敬語じゃなくて、砕けた言い方? でお願いします!」
……ほんと面白い人だ。
普通と言うのは学校にいる時とかそういうのだろう。
意味を自分なりに理解して俺は再び言う。
「俺は沙霧莉緒だ。あなたは?」
泊まる人の名前は一応知っている。けど俺はあえて聞く。
「私ですか? 私は――」
「リオさーん! 来ましたよ~!」
「今日は何しに来たんだよ……」
なんてのが俺と若宮イヴとの出会いだ。
イヴちゃんは可愛い。
他の方に感化されて多分イヴちゃんがヒロインの創作がなかったので書いてみました(あったらすいません)
キャラが掴めてない部分があるので話し方がおかしい部分もあると思いますがそこら辺は目をつぶって頂けると……。
メインは俺君でいついつ(アフグロ作品の略)とこの作品は投稿ペースは気分とやる気によって変わります。こんなんですが読んでくださる方がいるなら感謝しつつ頑張ります!
どの作品でも言ってますが感想は気軽にどうぞ!
それでは少しづつ頑張りますのでこの作品もよろしくお願いします。
読んでくださりありがとです!
追記 6/2
誤って1件の感想を自分の操作ミスで消してしまいました。感想をくれた方すいませんでした。