今回は番外編です
タイトルの通り良くないことが起こります
時間軸は本編の後になります
それではどうぞ
一希がフェラーリに移籍して数戦後
今日はみんな期待している日本GP
鈴鹿サーキットでのレースだ
ここまで一希は上位フィニッシュの常連となり、日本のファンに夢を与え続けた
そしてむかえる鈴鹿のフリープラクティス
一希「よし!!今日は張り切って行くぞ
応援の観客も凄いし、他でもない
フェラーリとむかえる初めての母国グランプリだしな!」
チームオーナー「よっ、調子はどうだ?」
一希「絶好調っすよ!!今日もやってやります!!」
チームオーナー「wwwそうか!頑張れよ!」
一希「はい!」
その時予期しない事態が起こった
鈴鹿の名物130RでDRSを閉じていなかったドライバーがそのままのスピードで
スピン、イン側のウォールにヒットしたのである
一希「おいおいマジかよ…
大丈夫か…」
実況「あーっと物凄いスピードでクラッシュ!!ドライバーは無事か!?」
ここで赤旗が振られレースが中断
コース上にヘリコプターが着陸しすぐさま病院に運ばれたが命に別状は無いとの情報が入った
一希「とりあえずは一安心か
俺も注意しなくちゃな…」
その頃絵里は一希と暮らし始めた自宅にてテレビで観戦していた
絵里「え、凄い事故… 大丈夫かしら…
命に別状はないんだ。良かった…」
そして一希のプラクティスセッションが
始まった
順調に好タイムを記録しトップタイムにてプラクティスを終えた
プラクティス中に大事故が発生するという
最悪な週末のスタートだったが悪夢はこれだけではなかった
予選の最中
ウェットコンディションだったこともあり
1人のドライバーがプラクティスの時と同じ130Rでクラッシュ
危篤状態になってしまった…
そんな中でもレースを中止には出来ず
運営側は日曜日にレースを決行する意向を固めた
一希「ふざけてる!!
レース前の段階でこれだけクラッシュが多発してるんだぞ!
なんでそれなのに決行する!!」
チームオーナー「まぁそう言うな
運営側からしたら観客のこともあるから中止には出来ないんだろ…」
一希「そりゃ分かるけど…」
それでも今の一希はプロのドライバーだ
日曜日には何も言わずマシンに乗り込んだ
絵里「今回の日本GPはおかしいわよ!
こんなにクラッシュが多発したことないじゃない!!
一希は大丈夫かしら…」
そうこうしている間にスタートの時間が迫ってきた
一希はもちろんポールポジション
一希「まぁ何はともあれ
やるしかない!!」
そしてスタートをむかえ一希はロケットスタートを決めた2位以下を大きく引き離し
第1コーナーに突っ込んだ
そしてそれは13周目に起こってしまった
プラクティスから予選にかけてクラッシュが多発した130Rにて突如コントロール不能になりそのまま300キロ近いスピードで
タイヤバリアに激突
一希は意識を失ってしまった
絵里「え…今のって…まさか…」
鈴鹿まで観戦に来ていた学たち夫婦は
学「おいおい…」
彩香「う…嘘…」
フ…
学「おい!!しっかりしろ!!彩香!!」
一希(俺はどうなったんだ…
確か130Rで…)
???「君はあのコーナーでクラッシュしたんだ」
一希「あなたは!?何故ここに?
というかここはどこですか?」
???「ここは生死の境目と言えばいいかな」
一希「生死の境目…
それで死んだはずのあなたがいるんですね」
???「理解が早くて助かる」
一希「でも俺がここに来たということはもうダメなのか…
やりたいことまだいっぱいあったし
絵里にも悪いことしてしまったな…」
???「そう早合点するなよwww
それじゃ僕が来た意味が無くなる」
一希「え?それじゃ…」
???「あぁ そのために音速の貴公子と言われた僕が君の元に来たんだ
僕は神様に君に対しての贈り物を頼まれて来たんだ」
一希「贈り物…?」
???「そう
僕が成しえなかったことを君にはして貰いたい
だから僕の全てを君に預けるよ
マシンのことを手足のように扱う全てを」
一希「本当ですか!?」
???「もちろんだ
大事に使ってくれよ」
そして一希はその人からヘルメットの形をしたものを貰った
???「最後にもう分かっているとは思うけど
名乗っておくよ
僕はアイルトン·セナ·ダ·シルバだ」
一希「もちろん存じ上げてます!!
でもありがとうございます
これでもっと頑張れます
見ていてください!!」
セナ「あぁ
頑張れよ!」
一希「はい!」
そして一希は現実世界へ引き戻されて行った
目を覚ました時そこは病院のベッドの上だった
絵里「はっ!一希!!一希!!分かる!?」
一希「絵…里…」
絵里「うっ…
バカ!! 一希が死んじゃったかと思って…」
一希「済まなかった…
親父も母さんも心配かけて済まなかった…」
学「全くだ!!」
彩香「うぅ…
でもよく戻ってきたわね!」
一希「あぁ
夢って言っていいのかな
その中である人に会って無理やり叩き戻されたwww」
絵里「ある人って?」
一希「俺たちレーシングドライバーの憧れの人で伝説の人
アイルトン・セナさん」
学「マジかよ!!お前だけ羨ましいな!!」
彩香「ちょっと!!羨ましがってる場合
それとも死にかけるのがお望みかしら」笑
学「ちょ ちょっと待て!!
目が笑ってない!!早まるな!!」
彩香「問答無用!!」
学「ぎゃー!!」
一希「wwwwww」
絵里「wwwwww」
一希「あれを見ると戻ってきたんだなって思うよ」
絵里「そうね
あ、さっきチームの人に連絡入れたら
今はゆっくり休んでまた元気になったら
いつでも戻ってこいだって」
一希「そっか
チームにも迷惑掛けちゃったな…」
絵里「とにかく今は気にせずゆっくり休んで
またお見舞いくるわね」
一希「あぁ
ありがとう」
絵里「じゃあね」
ということで番外編でした
シリアスな部分て難しいですね
伝説のあの人を登場させたのは
一希がどうやって現実に戻ってくるか考えた時、是非あの方に激励して貰えたら良いなぁと思ったので登場させてみました
それではまた機会があればお会いしましょう