絢瀬絵里とレーシングドライバーの恋愛事情   作:サイスケ

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バトルの行方

バトル中

 

一希『パワーだけはこっちが上のようだな…

ただターボの所為でリアが滑る…

タイヤのことも考えるとアクセル開けるのは

もっと慎重にした方が良いな

まぁそれで負けたら話にならんが…』

 

金井『あいつ全力出してねーな…。 加速を見る限り

パワーは向こうが上なはずなのに、着いていけてる

ところを見ると…

待っているとは、舐めてるのか? 』

 

 

金井は次のコーナーとのインターバルのストレートで

一気に一希に食らいつく

 

一希『やっぱりセーブしてたら勝てないか…

なら仕方ない全力を出して一気に振り切る‼︎』

 

一希はシフトをひとつダウンしエンジンの回転をレブリミット

ギリギリまで上げた

エンジンが唸りを上げFD独特のレブリミットアラームが鳴り始め

 

金井『…‼︎』

 

金井もエンジン回転を上げるが気づくのが遅かった

 

みるみるうちに一希のFDが離れていく

金井も食らいつこうとするがその焦りがミスを繰り返させ

着いていくことが出来なかった

 

 

勝負がついたのである

 

一方その頃頂上ではギャラリーが騒ぎ始めていた

 

鏱『なんか騒がしくなって来たな…』

 

絵里『そうね…』

 

鏱『あのー、バトルどうなってるんですか』

 

モブ1『なんか決着がついたらしいが一台

トラブルで止まっちまったらしい』

 

鏱『え⁉︎ まさか一希じゃねーよな…』

 

絵里『トラブルなら連絡してみたら良いんじゃないかしら?』

 

鏱『そっか そうだな‼︎』

 

一希side

 

一希『大丈夫ですか⁉︎』

 

金井『あぁ 俺は大丈夫…

でも車が…』

 

金井の車はミスを繰り返していたことで

サスペンションにかなりの負担がかかり

自走は出来るもののとてもバトルが出来る状況ではなくなって

しまった

 

prrrrrr

 

一希『ん? 電話?

もしもし?』

 

鏱『お前大丈夫か? 一台トラブルで止まってるって

聞いたけど…』

 

 

一希『あぁ俺のFDは大丈夫、ただ金井さんの車のサスがいかれちまっ

た。一応自走は出来るから、このまま俺家の整備工場に持っていくよ

だからすまねーけど先に帰ってくれ』

 

金井『それは悪いよ… こっちからバトル仕掛けたんだから』

 

一希『気にしないでください 困った時はお互い様です』

 

金井『すまん… 恩にきる…』

 

暲『まぁそう言うことなら仕方ねーな

分かったよ』

 

その数日後

金井が一希のバイトをしている(もとい手伝っている)整備工場

に顔を出した

 

一希『あ、金井さん‼︎』

 

金井『いやぁ、一希くんその節はお世話なりました』ぺこり

 

一希『いやいや、頭を上げてください…』

 

そう金井はあの後一希の手伝っている整備工場で車を治してもらい

公道レースはもうやめていた

 

金井『我ながらあの時は馬鹿をやったと反省して、もう公道バトルを

やめて今は真面目に仕事をすることにしました』

 

一希『それは良かったです』

 

金井『はい‼︎ それでは失礼します』

 

 

学『まったく… いきなりすぐに修理してくれなんて持ってくるから

驚いたぞ』

 

一希『本当ありがとうな! 親父‼︎』

 

学『まぁ良いけどよ…』

 

 

一希『さぁ俺は自分の車整備しておくか

今週末は走行会だしな』

 

 

絵里side

絵里『はぁ…』

 

希『どうしたん?絵里ち』

 

絵里『え、なんでもないわよ?』

 

希『本当、絵里ちは隠すの下手やね』ニヤニヤ

 

絵里『やっぱり希には敵わないわね…

実は…』

 

希『へぇーそんなことがあったんや』ニヤニヤ

 

絵里『何よ?』

 

希『別に、そのうち分かると思うよ』ニヤニヤ

 

絵里『もう、希ったら…』

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