登場人物が出てくるわけではないので、お気をつけください!
ここまで読んでくださった方がいらっしゃれば、本当に感謝です!!この辺境の地へようこそ。ようこそ!!(二回目)
『進撃の巨人』を読んで、たまらぬ!となった感情を発散するためだけに書き始めた今作。もともと文章を書くことは多かったものの、二次創作とは言え、こうして長い小説?のようなものを書いたのは今年に入って初めて。この『未来への進撃』が二作目です。
誤字脱字やクセのあるところもあったりして、なかなか読みづらいことも多かったと思いますが、本当にここまで読んでくださった方には土下座の勢いで感謝です!!
さてここではまず、第一幕での設定について少し自分用のメモもふまえて書いていきます。
① イリヤとエレンの勘違い
イリヤの過去をめぐって、第一幕ではまだ明らかにしていない伏線も多いです。そのひとつが、イリヤの母親が死んだ時のこと。「巨人に殺された」というその情報のみ、エレンはイリヤの口から聞いています。そこで勘違いが起きています。というより、エレンのなかで記憶と現実に聞いたことの混在が起きていて、わけがわからないことになっています。「七章 王家の依代 二」での会話の不一致はそのためです。そこもまた、第二幕へ続けられたら、、、、いいのになぁ。
② クシェルの存在意義
正直、今作ではお前はいらないんじゃないかと思ってしまったクシェル。だからこそ、たくさん出したけど、結局彼女がどんな人物なのか、全くわからないまま第一幕が終わりました。彼女は、前作の『それは愛にも似た、』の主人公でしたが、なぜか迷子になってしまいました。イリヤの設定を掘り下げることで、彼女の「壁の外から来たかもね」設定があやふやになったことが一番の要因かもしれません。彼女は、エルヴィンをはじめとした調査兵団の偉いさんたちを救いたいがためだけに誕生させたキャラなだけあって、設定に振り回されて中身がない。そこをなんとかできればと悔いが残ります。ちなみに、前作ではリヴァイと特別な関係になりましたが、その設定に関しては今回はどうでもよかったです。仲の良い旧友、というのでも十分だと思いますが。特別な関係でもどっちでも構わない。ただ、名前が名前なだけに、やはり特別な関係なのでしょうか。うーん。でもそうだとしても、きっと二人とも真面目だし、幹部だし、かなりストイックになってそう。第二幕の展開次第で、彼女の他の兵士との関係は大きく変わりそう。
③ ハッピーエンドとは
世界が世界なだけに、難しいハッピーエンド。でも、『進撃の巨人』を読んで一番感銘を受けたのが、どんなに辛い状況下でも、精一杯生きようとする主人公たちの姿でした。だから、どんなに過酷でも、前を向いていなくても、もがき続けることができたらいいなと思ってイリヤの重い腰を蹴り続けて書きました。最初は何の葛藤もなく、ただ単に父親とのいざこざや、母がいない悲しみ、内地の平凡で平和な生活から脱したくて、刺激の多い調査兵団に入った命知らずな子供だったイリヤ。むしろ「英雄」になってひと旗あげてやろうぜ、なんて思っていた世間知らずの坊ちゃんです。苦労しまくったエレンとは正反対。なんやかんや能力も運もよくて一年間助かったけど、そっから後、なかなか上司に認めてもらえない。自分の思っていることが実行できない。むしろ組織の意思と反すると怒られる。そしていじける。そんな子供でした。だからこそ、突然発露した変な能力が自分にあることに「意味がある」と存在意義を求めようとしたり、その所以を知ろうと躍起になるのです。でもそれは結局、彼が何か自分で得たものではない「何か」に頼って生きていこうとしていたこと。それがケニーから所以を聞いて、どうやらだいぶしょうもない感じの力らしい、と知って、「英雄」になるなんて願いがただの夢想だったと思い知ります。そこから開き直って、自分で自分の意味を見出していこうとするのが、女型の巨人との交戦。バンバン死にまくるのも、なんとか自分の能力を「死なせたくない」という思いに繋げたかったからなんだと思います。そんな彼がクシェルを助けることができて、そしてそれを上司から認めてもらえて、初めて守られる子供の存在から、守る側の人間になったわけです。母親が自分を守って死んだときから、守られてばかりだったイリヤが、ようやく自分を許して、自分の意味を見出してあげられたのが、最後の場面でした。きっと、ずっと守られてばかりなわりに、自分の存在価値がいまいちつかめなかったから、いろんな「意味」を求めていたんだと思います。そんな彼にとっては、最後の展開は、ハッピーエンドというか、ひとつの区切りになったと思います。たぶん、アイテムひとつゲットしたくらいの成長だと思います。ちっさ。まだエルヴィンに褒めてもらって喜んでハッピーってくらいじゃ、まだまだ子供です。勇者の剣はまだまだ先だぜ。
お父さんとの関係は、なんか仲悪そうに書きましたが、きっと大したことなかったと思います。たぶんお母さんという緩衝材がなかったから、不器用な父と息子がうまく会話できずにギスギスしちゃったんです。お父さんも、お父さんなりに息子のこと考えてたんだよ。ケニーに相談するくらいには。
④ 心残り
そんなの、104期のわちゃわちゃが書けなかったこと以外にないさ!!ハンジさんも書けなかった!そりゃ、オリジナルのキャラがキャラ立ってないから、大人しめで面倒見が良い兵長が一番動かしやすかったのさ!!それどころかリヴァイ班のみんなも全然書けなかったのはほんとに悔やまれる!アッカーマンズに全部持ってかれたわ!!ミカサいないし!ていうか、エーミールだってもっと書くつもりだったのに!主役のイリヤやクシェルよりエーミールの方が裏設定いっぱいあるんだぞ!!活かせなかったけど!エーミール!死んだのか!?生きてるのか!?どっちだ!?ちなみに、彼は前作で死ぬ予定だったのに、殺すの忘れててそのまま今作に来たひょっこりキャラですが!!むしろ、もういつ死んでもおかしくないキャラなんだけど!いや、それはオリジナルキャラ全てに当てはまるんですが!!
オリキャラ登場人物
・イリヤ・ツェラン
103期訓練兵団卒。調査兵団、クシェル班所属。16歳。
好きな食べ物……ソーセージ(使用人とはいえ生まれも育ちもシーナの坊ちゃんだから!)
嫌いなもの……クシェル班長。
今欲しいもの……エレンの敬語。もしくは先輩としての威厳。リヴァイ班転属への切符。
・クシェル(前・シグリ)
調査兵団、クシェル班班長兼エルヴィン団長付き副官。正直、聞き辛い年齢。
好きな食べ物……きのこ。
嫌いなもの……三徹目の団長の体臭。ミケ分隊長の女子力。
今欲しいもの……筋肉。『若い部下とうまくつきあう9つのルール』という本。
・クルト・ウェルナー
マーレのエルディア人。戦士候補生で、唯一のパラディ島計画参加者。16歳。
好きな食べ物……母親の作ったシチュー。
苦手なもの……ピーク。
気になるもの……友達のイリヤ。
イリヤを軸に、その周辺にリヴァイ(とわずかにエレン)を据えて「英雄」について書きたかった第一幕。
イリヤが成長するために、大人たちから影響を受けた様子が書けていれば、、、
次の第二幕の構想はまだまだだけど、次はクシェルを軸に、エルヴィンとの「夢」の話を書ければいいなぁ。。。
クシェルがイリヤを大人にさせようとした第一幕と違い、子供たちが大人に影響を与える様が描ければ、、、、いいなぁ。。。。
少なくとも、次はこんな言い訳がましいあとがきや設定が必要なくなればいいのに、と思います。
ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、本当に本当にありがとうございます!!!