プロローグ~その日俺は死んだ~
此処は、どこだろう?俺事イチノセユウキはラクーンからレオンさんと脱出した後、米軍特殊部隊に拘束されこの状況にある。暗い部屋にぽつんと置かれてる状態だ。そこに
「落ち着いたかね?」
スーツ姿の男が入ってきた。書類を持って。
「怪我の手当てありがとうございます」
俺は素直に謝意を述べる。
「なに、それくらいどうって事はない」
スーツ姿の男は椅子に座り
「イチノセ・ユウキ。国籍日本 年齢18歳 両親は自衛官だったが事故と任務で殉職。施設で育つか。・・・・」
俺の身辺を調べた紙を読み、
「あんたは?」
尋ねると
「名は名乗れないが、政府情報局の高官と思ってくれて良い」
そう良い
「イチノセ君、率直に言う。我々はキミの能力を高く評価している。悪い話ではない。その若さであの地獄から生還するだけでも大したモノだ。」
アメリカ合衆国政府情報局高官を名乗る男は良い
「イマイチ要領を得ません、遠まわしに言わなくても結構です。簡潔にお願いします」
俺は言うと
「率直に言えば我々、アメリカ合衆国側に付けと言っているのだ、イチノセ君。君はラクーンでまずいものを見すぎた、そして知りすぎた」
ニヤケた表情で言い
「俺を殺すのか?」
恐怖心がまた蘇る。やっとこさであの地獄を脱出したにも関わらず、こんな目に遭うなんてそう思っていると米政府情報局高官は追い打ちを俺にかける。
「残念な話だが、日本政府にはキミの死亡を通達している。すまないがあのような情報を知った君をおいそれと日本に帰国させるわけにはいかないのだわかってほしい」
「・・・・・・・・・・・・・」
開いた口がふさがらなくなるとはこのことだろう。既に俺は死んだ人間とされこの世に俺は存在しない人間となってしまっている事に。
「あの事件は表に出すわけには行かない事件だ、それに君ともうひとり保護した警官の
レオン・S・ケネディーだが彼はこちら側に付くことを了承した。条件付きだが」
高官は言い、俺もすぐに察しがつき
「き・・・・・き・・・貴様ッ!!」
怒りに椅子から立ちがり高官の胸ぐらをつかもうとしたが、怪我が痛みすぐにうずくまる事になった。おそらくは、シェリー・バーキンの事だろう。流石政治家、汚いことしやがる。そう思ったが俺はよく考える
「{どうせ帰れないなら、俺が育った施設に何か礼がしたい・・・・・}」
思い
「分かりました、私も条件付きですがそちら側につきましょう。」
答え
「わかった、それでキミの条件は?」
言われ自らが育った施設に見舞い金として援助金を払って欲しいとだけ伝え
「わかった、すぐにそのように手配する。それとキミの今日からの名前はイチノセ・ユウキではない」
言われ
「?」
首をかしげていると
「「ユウキ・アルジェント」それが今日からのキミの名前だ。合衆国政府が責任を持って君を一人前のエージェントに育て挙げる。心配はいらない。」
政府高官は言い俺は外に出るとレオンさんがいた。
「ユウキ!」
「レオンさん」
俺は先ほどの事を説明し
「そうか、既に死んだ人間扱いならどうしようもないな・・・・・せめてお前だけでも祖国にと思ったが」
レオンさんは一瞬暗くいうも
「今日からお前もアメリカ人だ、まぁ仲良くやろう」
こうしてイチノセ・ユウキは死んだ。俺はアメリカ人として第二の人生を歩むことになった。
次回~あれから数年~を予定しています。