ハリーポッターと機関銃   作:グリボーバルシステム

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case101 Unexpected assault 〜予期せぬ襲撃〜

必要の部屋の警備は隊員が3時間交代で行うことになっていた。

次直者は交代10分前には立直し、前直者から申し送りを受ける。

 

教務のある日中は元魔法省職員の隊員が警備を行うが、夜間に関しては生徒である隊員が立直することになっていた。

 

警備と言っても本来の当直業務とやる事は変わらない。

武器庫の異状の有無を確認したり、鍵を管理したり、火の元の点検をしたりだ。

 

夕方1730時。

夕食の都合があるため、アンソニーとグレゴワールは早めに哨戒直の交代をしようと必要の部屋に訪れた。

 

必要の部屋の前には検問所のような宿直室が設けられている。

見た目はカーキ色の布で出来た電話ボックスみたいなものだ。

 

そして、その検問所の横に土嚢が積んであり、機関銃が1挺備え付けられていた。

必要の部屋のある5階の廊下には至る所に監視カメラとセンサーが備え付けられている。

 

「上番に来たぞ。申し送りをお願いする」

 

アンソニーは前直として立直していたアーニーとチョウに声をかけた。

 

「申し送り事項は特に無い。1年坊主が面白半分で見に来たのと、ミセス・ノリスが遊びに来たくらいだ。燃料弾薬その他の物資も異状なし」

 

アーニーは欠伸混じりに応えた。

警戒しているとは言え、完全武装の隊員に攻撃を仕掛けてくる生徒は居ない。

フレッドやジョージが在学していたらクソ爆弾の一つでも投げてきたかもしれないが、現在のホグワーツには悪戯仕掛け人は居なかったのだ。

 

チョウは機関銃座の横で箒の手入れをしていたし、アーニーは魔法薬の課題をしているという何とも平和な立直である。

 

「お前たち気を抜き過ぎじゃないのか?今攻撃を仕掛けられたらヤバいぞ?」

 

「いくら何でもホグワーツ内で私達を攻撃してくる事は無いんじゃない?私達は完全武装してるし、隊員のほとんどは魔法の腕も良い。余程の馬鹿じゃなければ襲ってこないわ?隊長も副隊長も心配し過ぎよ」

 

「そうだぜ?それに監視カメラもセンサーもある。無線だって常時オープンだ。アンソニーは真面目過ぎるんだよ」

 

チョウとアーニーが笑いながら答えた。

だが、アンソニーはホグワーツ内でも有事は起こり得ると考えている。

 

例えばトロールの侵入。

例えばバジリスクの徘徊。

 

ホグワーツ内が安全だと本気で言っているのはダンブルドアくらいなものだろう。

 

のんびりと当直交代をしようとしていたアーニー達であったが、突如としてその平和は脅かされた。

 

突然、魔法による攻撃が飛来し、アーニーが吹き飛ばされたのだ。

続けざまに赤色の閃光、すなわち失神光線が土嚢に命中して火花を散らす。

 

「アーニー!くそっ!敵襲だ。戦闘配置につけ!」

 

アンソニーは咄嗟に土嚢の影に隠れ、チョウは機関銃座についた。

新入隊員のグレゴワールは一瞬だけ行動が遅れたが、すぐに吹き飛ばされたアーニーの救出に向かう。

 

「グレゴワール!アーニーは無事か?」

 

土嚢の影からMP5サブマシンガンを構えつつ、アンソニーが叫んだ。

 

グレゴワールは廊下の隅で気絶しているアーニーを観察する。

どうやら失神光線ステューピファイをまともに食らったらしい。

 

「失神光線にやられています。命に別状はありません」

 

「なら"リナベイト・蘇生せよ"を試せ。それでそいつが目を覚ましたら一発ぶん殴らせろ。たるみ過ぎだ!」

 

「り、了解!」

 

アンソニーは魔法が飛んできた方を伺う。

廊下の向こうにある柱の影に一人の生徒を見つけた。

 

「奴らか!」

 

「そっちだけじゃないわ!反対側にも居る!挟み撃ちにするつもりよ!」

 

必要の部屋の左右から生徒と思われる男が失神光線を撃ってくる。

アンソニーは土嚢から半身を出し、MP5の銃口をその生徒に向けた。

 

しかし、撃てない。

 

相手はホグワーツの生徒なのだ。

敵対していたとは言え同じ窯の飯を食べた相手に実弾を撃ち込む勇気がアンソニーには無かった。

 

それはチョウも同じなのだろう。

彼女も射撃を躊躇っている。

その間にも敵の生徒は様々な呪いを撃ち込んで来た。

 

「くそっ!舐めやがって!」

 

グレゴワールは立ち上がり、杖を構えた。

彼は魔法の腕を見込まれてセンチュリオンに入隊した隊員である。

 

だが、左右から挟撃をされている現状は不利だ。

背後から襲ってきた失神光線への対応が遅れてしまう。

 

「うわああああ!」

 

「プロテゴ・守れ!」

 

グレゴワールの背後に迫っていた失神光線を目を覚ましたアーニーが魔法で防いだ。

吹き飛ばされた衝撃で頭から出血しているが命に別状は無さそうである。

 

「見たところ敵は二人だ!それに魔法の威力も大した事は無い。小銃の掃射で牽制している内に俺が拿捕する」

 

「了解した!頼んだぞ!」

 

アンソニーは土嚢から飛び出し、敵の潜む柱に威嚇射撃を実施。

チョウも5.56ミリ機関銃MINIMIで掃射を始めた。

 

軽快な音と共に発射された5.56ミリ弾が壁や柱を細かく削っていく。

これに怯んだ敵の生徒は尻尾を巻いて逃げようとした。

 

しかし、アーニーがそれを許さない。

彼は銃撃が止んだ間に逃げ去ろうとする生徒を追い、後ろから魔法をかけた。

 

「インカーセラス・縛れ!」

 

彼の放った魔法で逃げ去ろうとしていた生徒が捕縛される。

もう一人の生徒はグレゴワールが英国魔法界ではメジャーではない複雑な呪文で行動不能にしていた。

 

「捕縛した!アンソニー、チョウ、敵を抑えろ」

 

銃に安全装置をかけたアンソニーとチョウが縛られている生徒の元にそれぞれ駆け寄る。

 

縛られた生徒を見てみればクラッブとゴイルだった。

二人は悪態を吐きながら、もがいていた。

 

「クラッブとゴイルか。予想はしていたが、まあ今のご時世で俺たちを襲撃してくるのはこいつらくらいなものだろう」

 

「どうする?校長のところへ連行するか?」

 

「今、ダンブルドアは留守よ。スネイプかマグゴナガルのところへ突き出し、その後で尋問しましょう」

 

チョウの提案に同意した他の隊員は抵抗するクラッブとゴイルを無理矢理連行した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

捕縛したクラッブとゴイルをアンソニー達は職員室に連行した。

 

職員室の中にはアンソニー、アーニー、チョウ、グレゴワールの他にマグゴナガル、スネイプ、それから遅れてやってきたエスペランサとセオドールが居る。

 

「クラッブとゴイルの両名は必要の部屋で立直中だった隊員に対し、宣戦布告もなく失神光線で奇襲を仕掛けてきました」

 

生徒同士の魔法による喧嘩はホグワーツでは日常茶飯事だ。

それをスネイプは痛いほど知っていた。

 

だが、今回は状況が異なる。

 

「あの部屋はお前達だけのものじゃ無い。偉そうに占領してるから攻撃した」

 

クラッブがむっつりと言い放つ。

クラッブが言葉を発するところは滅多に見れるものでは無い。

 

「果たして理由はそれだけかな?」

 

「何っ?」

 

「大方、俺が神秘部でお前ら二人の父親を半殺しにした報復で攻撃してきたんだろ。アンソニー達が優しくて良かったな。あの場に居合わせたのが俺なら聖マンゴはもう二人分のベッドを用意しなくてはならなかった」

 

エスペランサの挑発に激怒したゴイルが彼に掴みかかろうとしたが、マグゴナガルが魔法で止めた。

 

「おやめなさい!ルックウッドも下品な挑発を控えなさい」

 

状況を見かねたセオドールが口を挟む。

 

「先生、我々センチュリオンはダンブルドア、つまりこの学校の最高責任者の許可を得て必要の部屋を管理しています。そして、万が一攻撃された場合、火器並びに杖を使用した反撃も認められています。本事案に関してはセンチュリオン側に落ち度はありません」

 

「確かに校長はあの部屋の利用を認めた。しかしながら、学校の部屋を武装をチラつかせて占拠するのは褒められた事ではない」

 

スネイプが言う。

 

「あの部屋に存在する武器弾薬はヴォルデモート勢力と戦闘を行うためのもので、魔法省も認めています。故に部外者が立ち入る事は国益を損なうに等しいことです」

 

「闇の帝王の名前を容易に口にするな。君達のような半人前の魔法使いが闇祓いごっこをするのは勝手であるが、ホグワーツを戦場と勘違いするのは許さん」

 

何故だろう。

スネイプはセンチュリオンが校内で活動することや必要の部屋を占拠することが不都合だと考えているみたいだ。

とエスペランサは思った。

 

スネイプがエスペランサ達を支持するとは思わなかったが、騎士団の一員として対ヴォルデモート勢力が増えるのは喜ばしい事ではないのだろうか。

 

「名前を恐れるとは馬鹿馬鹿しい限りです。ヴォルデモートは唯の狂ったテロリストの一人に過ぎない。それにあの日魔法省で死喰い人を撃退したのは闇祓いでもダンブルドアでも無く、我々だ。我々の戦闘行為をごっこ遊びと同列に語るのはお控え願いたい」

 

セオドールが珍しく憤りを見せた。

この期に及んでクラッブとゴイルのような連中を擁護するスネイプに苛立っているのだろう。

それに、戦争が始まっているというのにスネイプにもマグゴナガルにも危機感というものが感じられない。

 

これはエスペランサも同意見だったのだが、不死鳥の騎士団の面々は口ではヴォルデモートや死喰い人の脅威を語りつつも、行動が伴っていないのだ。

騎士団は危険な活動や諜報任務もしているとダンブルドアはエスペランサやセオドールに語っていたが、こちら側から戦闘を仕掛けたり、工作を行ったりはしていない。

 

対する死喰い人連中は確実に魔法省内で工作活動をしていた。

 

戦争は綺麗事では済まされない。

敵を罠に嵌め、各個に暗殺し、本拠地を奇襲する。

それなのに騎士団はフェアにやろうとし過ぎているのだ。

そこに危機感の欠如が見受けられる。

 

「兎に角、ホグワーツ生徒内に不穏分子が存在するのは明らかです。少なくともクラッブとゴイル両名に対する真実薬を使用した尋問を行わせて下さい」

 

「真実薬を使用した尋問は魔法省の許可が必要だ。我輩の一存で決められん。それに仮に我輩に決定権があったとしても許可はしないだろう」

 

センチュリオンの真実薬投与はスクリムジョールに許可を貰っていたが、それは新規隊員獲得のためのみだ。

尋問の為に真実薬を使用するには改めて許可が必要になるのだが、そちらは非常に手続きが遅くなる上に煩雑である。

 

昨年、ホグワーツでアンブリッジが真実薬を多用したのは彼女が権力を乱用したからだ。

 

「ですが先生……。私達はこいつらに一方的に襲撃を受けました。私達はダンブルドアの指揮下にある組織です。この人達の攻撃はすなわちダンブルドアに対する攻撃にも等しい」

 

チョウが言うが、スネイプは受け付けなかった。

 

「クラッブとゴイル両名は我輩が言うのも何だが、あまり利口では無い。何かの考えがあって君達を襲撃したと考えるのは如何なものだろうか。先程ルックウッドが言った通り、ただの敵討と考えるのが妥当だろう。尋問の必要は無い。罰則は必要だろうが」

 

そう言われてしまえば反論の余地は無い。

クラッブとゴイルが単細胞なのは周知の事実だ。

 

エスペランサもセオドールもそれ以上食い下がるのはやめた。

どの道、この場でこれ以上事態を進展させるのは無理だと判断したためである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クラッブとゴイルが自発的に動く事はまずあり得ない。食べ物が絡めば話は別だが。となれば今回の襲撃は裏で誰かの指示があったと考えるのが妥当だ」

 

職員室からの帰り道。

セオドールが誰となしに言った。

 

結局、クラッブとゴイルは1ヶ月の罰則を受けることになった。

 

「クラッブとゴイルをコントロール出来るのはマルフォイだけだろう。じゃあマルフォイか?」

 

「そうとも限らん。マルフォイ家の権威は神秘部の戦闘で地に落ちた筈。クラッブとゴイルがマルフォイの指示を今も聞くとは限らない」

 

「じゃあやっぱエスペランサに復讐する為かな?親の仇で」

 

アンソニーが発言する。

 

「そうだな。それなら納得出来る。だが、奴らは俺達が思っている以上に馬鹿だ。挟撃や奇襲という策を考えて攻撃してくるとは考えられない。やはり、裏で誰かが指示をしていたと考えるのが妥当だろう」

 

それ聞いてエスペランサはふとハリーの言葉を思い出した。

ハリーはホグワーツ特急内でマルフォイを尾行し、彼が何かを企んでる事を聞いている。

それにボージン・アンド・バークスの一件だ。

今回の事案はマルフォイが裏で糸を引いている。

エスペランサは半ば確信していた。

 

それは長年の軍隊生活で培われた一種の勘であった。

 

「おーい!皆、無事だったか?」

 

廊下の向こうからフル武装のコーマックが走ってくる。

 

「おかげさまで手足は付いてる」

 

「そうか。それは良かった。無線で通報があったから飛んで来たんだが、もう事は終わってたみたいだな。まあ、敵はクラッブとゴイルだったんだろ?なら心配は要らないと思ったんだが、やはり心配でさ……」

 

コーマックは息を切らせていた。

恐らくフル武装で長距離を走ってきたのだろう。

 

ふとエスペランサはコーマックが今日、クィディッチの代表選手の選考に行っていた事を思い出した。

 

「コーマック。お前確か、今日はクィディッチの選抜だろ?朝から張り切っていたじゃないか。選抜はどうしたんだ?まさか……」

 

「そのまさかさ。選抜を放棄して抜けて来たよ。丁度、キーパーの選抜試験が始まる時に無線で敵襲の通報が来てね……。ハリーに緊急事態だから選抜を延期してくれと言ったんだが、断られた」

 

「それは残念だな。昨年からキーパーを志していたのに……」

 

考えてみれば不運な男だ。

昨年はドクシーの卵の食べ過ぎで倒れ、今年は敵襲を聞きつけて選抜を放棄。

 

だが、クィディッチの選抜よりも仲間の命を優先させるところが実にコーマックらしかった。

昔はもっと気取って嫌な性格をしていたコーマックだが、センチュリオンに入ってからというものの男気の塊のような人間になっている。

 

「無駄足に終わったけどさ。俺は7年生だから今年が最後のチャンスだったんだよな」

 

「そうか……。俺からもハリーに選抜をもう一度してくれるよう頼んでみる」

 

「多分無駄だろう。キーパーになったのはロン・ウィーズリーだ。ハリーにとっては俺よりもロンにキーパーをして欲しい筈さ。それに、昨年のロンのキーパーは見事だったからな」

 

そうは言いつつもコーマックはどこか悔しそうだった。

クィディッチには興味を持たないエスペランサだったが、コーマックの気持ちは痛いほど伝わってくる。

 

センチュリオン遊撃部隊は数々の修羅場を潜り抜けて来た精強部隊だ。

彼らの精神力と技量は既にクィディッチの選手を上回る。

 

センチュリオンに入隊した事により、人間的に成長した者は多い。

コーマックもその一人だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過小評価され気味だが、ドラコ・マルフォイは優秀な生徒である。

 

OWLの結果にしてもハリーより良好な結果であったし(魔法薬でOを取った他、ほとんどの科目がEである。あの魔法生物飼育学ですらEだ)、閉心術にも長けていた。

 

そんなドラコは今、ヴォルデモートの密命である"ダンブルドアとエスペランサの暗殺"を企てていた。

 

しかし、ヴォルデモートに匹敵する戦闘力を持つダンブルドアを殺すのは不可能に近い。

そこでマルフォイが参考にしたのは皮肉にもセンチュリオンの戦略であった。

 

センチュリオンはヴォルデモートとの戦闘で成果を出して生還している。

それはエスペランサ個人の力ではなくセンチュリオンの組織力に依るところが大きい。

 

つまり、単独で挑むという無茶をするのではなく組織で挑めば良いのだ。

そこで彼が考えたのはホグワーツに死喰い人を招き入れるという作戦だ。

 

防衛が強化されたホグワーツ内に死喰い人を入れる方法は少ないが、姿を眩ますキャビネット棚を活用すれば何とかなりそうだった。

ホグワーツに存在するキャビネット棚とボージン・アンド・バークスに存在するキャビネットを繋げば容易に死喰い人を招き入れる事が出来る。

 

問題はこのキャビネット棚が壊れていて、修理が難しいところだ。

しかも、格納されているのは必要の部屋。

修理をするには必要の部屋が必要不可欠であったが、必要の部屋は現在、センチュリオンが占領している。

 

そこで、マルフォイは必要の部屋の警備状況と弱点を探るために近頃は言う事を聞かなくなってきているクラッブとゴイルを斥候に出したのだ。

 

結果、クラッブとゴイルは勝手に戦闘を起こし、返り討ちに遭ったわけだが、マルフォイはセンチュリオンの警備状況を知ることが出来た。

警備は哨戒員2人が3時間ローテで一部のスリザリンの隊員が寝泊まりしている。

廊下に設置されている武器は機関銃が一つのみ。

ただし、センサーとカメラが存在する。

 

必要の部屋にどれだけの武器弾薬が置かれているかは知らないがこの警戒レベルからしてセンチュリオンの主力は全て必要の部屋にあるのだろう。

 

それに、スリザリンきっての頭脳派であるセオドールの事だ。

これ以外にも何か侵入者に対する罠を仕掛けている可能性はある。

 

「くそっ!」

 

マルフォイは自室の机を拳で叩いた。

その衝撃で羽ペンのインク入れが倒れ、机を黒く染める。

 

まるで自分の心が闇に侵蝕されていくようだ。

マルフォイは自嘲気味に笑った。

 

「必要の部屋を使うのは困難……。なら、別の方法を探さなくては……」

 

手段を選ばず、そして魔法界の常識に囚われない。

幾度もの奇蹟とも言える所業を成し得てきた"あの男"のように、自分も戦えば良い。

 

形は違えどエスペランサ・ルックウッドは確実にマルフォイにも影響を与えていたのだ。




サバゲ行こうとしたらバッテリーが過放電していて使い物にならないという…
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