城下町のダンデライオン 平行世界の弟   作:最弱氏

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番外編:買い物と猫拾いました。

葵と達樹が付き合っており、大晦日前の出来事のお話です。

 

櫻田家
「お姉ちゃんたち集まってくださーい」

 

葵の一言で修・奏・茜・達樹がリビングに集まった。

 

「今週の当番の決めるよ〜」

 

櫻田家では毎週年長組の五人がくじ引きで家事の割り当てを決めている。(下の子たちは自主的にお手伝い)
くじの内容は掃除・洗濯・料理・買い物・休みといったくじだ。

五人が一斉にくじを引くと………

葵『料理』修『洗濯』奏『掃除』達樹『休み』茜『買い物』

 

「買い物ぉおおおおおお!!!!」

 

「うるせぇ!」

 

買い物を引いた茜が叫んだので、達樹は茜にいった。

 

「出かけたくない〜……」


茜は絶望した顔をし、動こうとはしなかった。

 

「冷蔵庫の中空っぽらしいぞ」

 

「あたし、カレー食べたいっ!」


光がそういった。

 

「出かけたくないって、言ってるじゃん〜」

 

ダンッ!

 

「茜ちゃん!!」


光が机を叩いた。

 

「なに?」

 

「そんなにカレーが嫌なの!?」

 

「カメラが嫌いなの!!」

 

「アンタ達うるさいわよ」

 

奏がソファで髪をいじりながら言ってきた。

 

「アンタ達って選挙活動に興味ないわよね」

奏がそう言うと……

 

「私はあるもん!」

 

「僕もあります!」

 

光と輝がくってかかった。

 

「輝と光じゃあ、相手ならないわよ」

 

「そんなことないよ。光だって頑張ってるよね?」

 

茜が光をフォローした。

 

「いや、頑張ってないかも」

 

「フォローした私のために頑張って!?」

 

「大丈夫!いざとなったらあたしの能力で票集めなんて楽勝だもん」

 

光が自身満々にそういった。

 

「でも、その能力は24時間しか続かないし」

 

岬が漫画を読みながら、追い打ちを掛けてくる。

 

「うっ」


さらに奏が追い打ちを掛けてくる。

 

「それに国民にはアンタが10歳だってバレてるんだから意味ないじゃい」

 

「それに変化するのは外見だけだしね」

 

「見た目で人をひきつけようだなんてダメよ」

 

「自分だって外見めちゃめちゃ気にしてるじゃやん!!!」

 

光が怒りながら奏に言った。

 

「いいもん!将来はわたしの方がおっぱい大きくなるし!!」

 

「はぁ?おっぱいは形が大事なの」

 

奏が胸を押し上げる。

 

((話が逸れてきたな……))

 

「大きさだよ!!こうくん言ってもん!」

 

光が幸樹に矛先を向ける。

 

「言ってねぇよ!!しいて言えば感度だろ!!」

 

「茜ちゃんはどう思う!?」

 

(おいおい!?光!?なにいってだよ!?)

 

達樹は茜を見た。

 

茜にはそんなに葵や奏、岬よりも小さいのだ。

 

「ごめんなさい」

 

「謝らないで」

 

「ごめん」

 

「やめて」

 

光が茜に謝っているが、茜は否定していた。そこに幸樹が………

 

「気にするな茜。俺は感度さえあ」

 

ゴスッ ドゴッ

 

幸樹が茜をフォローしようとしたら茜と達樹に殴られた。幸樹はそのまま頭から血を流し、倒れた。茜は達樹に質問してきた。

 

「くっ……!?た、達樹はどう思う…?」

 

「えっ?俺!?」

 

「あ、それいいかも!たっくんは、どっちがいいと思う?」

 

「さあ、達樹。答えなさい?」

 

達樹は三人にいきなり言われ、困惑したが……顎に手をやり、こういった。

 

「んー、強いていうなら、葵の胸かな?」

 

『…………えっ?』

 

達樹の言葉に兄妹は目を丸くした。

 

「あの形の良い胸の大きさ、柔らかさ、絶妙な谷間、感度、抱き枕にされた時の気持ち良さ、どれもとっても一級品だな。触ってみたいって、思うな〜。しかし、俺は胸よりも、髪だな。あのロングヘアのストレートはまさにこの世にあってこそだ。手ですくい上げた時の感触ときたら、もう最高。匂いもほのかに香る甘い香りがいいし、あれでもし、染めるなら俺は黒髪をたの………ぶへっ!」

 

達樹は淡々言っていたら、何か飛んできて、達樹の顔に直撃した。

 

「イテェー……?ん?あっ……」

 

達樹は当たった場所をさすりながら、起き上がると、顔を真っ赤にした葵が台所にいた。

 

「………もう知らない/////」

 

葵はそういうと、リビングを出て行き、自分の部屋に行った。

 

「このアホ」

 

奏にそう言われ、達樹は……

 

グサっ!

 

「ぐはっ!ひ、酷いな、奏姉さん……」

 

「どうすんだ?葵姉さん、部屋に篭っちまったぞ?」

 

「あ、ああ。そうだな。ちょっくら行ってくる」

 

達樹は立ち上がると、リビングを出て、階段を上がり、部屋に向かった。

 

 

一方その頃、茜と光は……

 

なんやかんやで買い物に行きました。(光を連れて)

 

「はぁー、面倒くさいけど行きますか」

 

茜は溜息を吐き、そういった。

 

(あ、カメラだ)

 

光がカメラに行こうしたが……茜に止められた。

 

「光、こっちよ」

 

「え、でも」

 

「カメラの前なんて通らないよ」

 

茜が光に言う。

 

(逆らえば、やられる)

 

「いい光、ワザと目立とうとしたって国民の評価してくれないだよ、わかる?」

 

(これじゃついてきた意味がない)

 

光が心の中で愚痴をこぼした。

と、その時………

 

「ミャー」

 

どこから猫の声が聞こえてきた。

 

「うん?」

 

家の塀に猫がいた。

 

(か、可愛いい❤︎)

 

光はもう猫に夢中だった。

そのまま猫を追いかけた。

「あ、待ってー」

 

茜は光がいないことに気づいていない。

 

光「にゃんこ〜♪」

 

光は猫を追いかけていた。

 

10分後

 

「で、そんなに感じだから。いい光、王様になるのはたいへーーっていない!?」

 

「どこいった!?」

 

光と猫は公園にいた。

 

光「どこに行ったんだろう?猫ちゃんー!出ておいでよ!」

 

光が猫を探していた……

 

光「あ!見つけたけど……木から降りれなくなったんだね。よし!わたしが助けてあげる!」

 

所変わって、櫻田家、葵と達樹の部屋。

 

「葵〜、その……開けてほしいんだけど?」

 

コンコンと部屋のドアをノックしている達樹、しかし……

 

「………」

 

返事が返ってこない。

 

「はぁー、マジでどうしよう……」

 

達樹が溜息を吐くと、部屋のドアが開いた。

 

「は、入って……」

 

「あ、うん」

 

葵が顔を半分出し、達樹を中に入れた。

中に入ると、ベットに座った葵がいた。

達樹はその隣に座ろうとしたら……

 

「正座」

 

「え?」

 

「正・座?」

 

「はい」

 

葵にそう言われ、達樹は葵のすぐ側で、正座し、説教されたのでありました。

 

一方その頃茜は……

 

「光〜〜!!どこにいったの〜〜〜!!!」

 

光を探していました。

 

一方その頃光は……

 

「ふんぬっー」

 

 

木に手を伸ばすが届かない。

光は木にしがみついた。

 

「……あれ?この後どうするだっけ?」

 

光はそういうと、木から落ちた。

「あいだっ!」

 

(ど、どうしよう)

 

光は考えていた。

 

「あ!そうだ!あたしの体成長させれば届くかも!」

 

光は能力を使い、大人になった。

 

「変身完了ッ!」

 

「さあ。おいで」

 

「フーッ!!」

 

「あれっ?あたしだよ!?わからないの!?」

 

光は猫に警戒された。どうやら、大人になった光に警戒したのだろう。

 

「よかったー」

 

「光ーーー!やっと見つけた。こんなところに、もう探したんだよ」

 

「ん?」

 

茜が光を見つけたと思ったら、光じゃなかった。

 

「すいません!人違いでした!!」

 

茜は走ってその場を逃げようとしたが……

 

「合ってるよぉー!!」

 

光は茜に全力でいった。

 

「ん?なんだ、光だったの。びっくりさせないでよ〜」

 

「ほら、さっさと行くよ」

 

「そうしたいんだけど……」

 

茜は光に急がせそうとすると、光が止めた。

 

「なんかあったの?」

「えっーと。そのー」

 

光は言いにくそうしていた。

 

「早く言いなよ」

 

「その、服の丈が……」

「な!?」

茜は光の服を見た。たしかに、服の丈がおかしく、誰にも見せられない状況だ。

 

「こ、こうすれば………」

 

茜が猫を使い、光の前を隠そうとしたが、無理だった。

 

 

「全く、わかった達樹?もういきなり、あんなこと言わないでよ?」

 

「あ、うん。わかったよ、葵」

 

葵の説教が、終わり。達樹はそう返事した。

 

「あと、えっーと……」

 

「ん?」

 

すると、葵が急にもじもじとし出し、達樹にいった。

 

「達樹は、わ、私の胸が好きなんだよね……?」

 

「えっ!?そ、それはまあー、そうだけど。どしたの?」

 

葵の発言に達樹は戸惑い、質問した。

 

「そのね?さ、触らせてあげようかな〜って/////」

 

「What!?」

 

達樹は叫んだ。

 

(葵の胸が揉める……だと!?これは、やばい、マジでやばい!?)

 

「いいの?」

 

「うん、達樹なら……いいよ?」

 

「ズキューン!バキューン!」

 

ちょっと、頬を赤く染め、上目遣いをしてきた葵に達樹は我慢出来ずに、葵を押し倒した。

 

「キャ!?た、達樹!?」

 

押し倒された葵は驚き、達樹を見た。

 

「今のは、葵が悪いぞ?」

 

「そんなこと……んっ!?」

 

達樹がそういった時、葵は否定しようしたが、達樹に唇を塞がれた。

 

「ちゅ……ちゅっ……あっ……んんっ……ちゅ」

 

葵は達樹の首に手を回して、キスを受け入れる。

 

「ちゅ……ぁむっ……ちゅぅ……れる…… んっ!?た、たつき……舌は……ぁぅっ……

ちゅぷっ……」

 

達樹は葵の口の中に舌を入れ、葵の舌を絡め取る。葵も一瞬、ビクッとしたが、すぐに受け入れ、達樹の舌を向かい入れ、絡める。

 

「れる……ちゅぱっ……んぅ、んん……れるれる……ちゅろ……ちゅうぅぅぅ……た、つき、だえき、ちょ、だい……ぁむっ……んちゅる、ちゅろ……くちゃくちゃ…じゅる……んはあぁ、んく……こくこくっ……んふっ……ちゅうるる……んん、んんっ……ぷはっ。はぁ、はぁ」

 

途中、葵は達樹のだ液を求め、舌を入念に絡めてきて、達樹はそれに答えるように、だ液を葵に飲ませた。やがて、唇は離れ、離れる際に銀色の糸がつぅーとかけて、プツンと切れた。

 

「はぁ、はぁ」

 

「はぁ、はぁ」

 

二人は見つめあった。

 

「葵の胸の話だったのにな」

 

「うふふっ、そうだね。触るかと思ったけど、結局キスしちゃたね?」

 

「ああ」

 

二人はそういうと、もう一度、キスをした。

 

 

夜に家に着きました。

「ただいまー」

 

「おかえりー。って、誰だお前らっ!?」

 

修が玄関でそう言うと……

 

「なになに?」

 

「どうしたの?」

 

奏と岬が出てきた。

その視線は、茜の服をきた光と光の服をきた茜がいた


「何、この子どこで捕まえたの!?」

 

「あんたの妹だよっ!!」

 

奏は小さくなった茜を見て、抱きつきリビングへ向かった。

光はこれまでの経緯を修に伝えた。

 

「ということがあったから。服を取り替えたの」

 

「よく着替えられたな〜」

 

「うん」

 

光は苦笑いをした。

 

「それにしてもあれは小さくない?」

 

「うん」

 

「24時間はあのままだからね〜」

 

「つーか、光。」

 

岬が奏に連れて行かれる茜を見てそういい、修が光にいった。

 

「なに?」

 

「猫を助けるのになんで、木を小さくしなかったんだ?」

 

「あっ」

 

普通に考えればそうだが、どうやら無理だったようだ。

 

「それでだ、光」

 

「な、なにかな?」

 

「買い物は?」

 

光「あーー!?忘れてた!!」

 

この後、櫻田家にはもう一人、家族が増えたのでした。

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