遊戯王 "another future world"   作:ラピスラズリ・ラピィ

1 / 1
ウィン「執筆者のアイドルカードである私と執筆者に適当に選ばれたモンスターの2人で前回のあらすじと雑談と次回予告を担当させて頂きます。宜しくお願いします。最初の担当者はこちら、《相剋の魔術師》さんです。」

相剋「宜しく。って言っても初めてだからあらすじは無いんだけど。雑談しようか?」

ウィン「じゃあ、今回は執筆者のデッキのキーカードとして使用しているから選ばれたらしいですが、デッキ紹介をお願いできますか?」

相剋「うん。【スキドレ里ビート】だね。魔術師Pモンスターベースで組んであるから、P召喚で魔法使いを補充するスタイルだ。上級はレベル7の魔術師Pモンスターと《アストログラフ・マジシャン》、下級はレベル4の魔術師Pモンスターで固めてある。ただのメタビートだけではなく、X召喚でも戦えるタイプのデッキだよ。」

ウィン「魔法使いデッキなのに入れて貰えない...。(´・ω・`)」


プロローグ ~入学前の一悶着~

「やっと、会えるね」

画面内では見慣れた名前から届いた、ただ一言のメール。そのメールになんて返そうかと悩んでいると...

「お客さん、到着しましたよ。」

と運転手が告げる。

 

「ありがとうございました。」

運賃を支払いタクシーを送り出した後、目の前の大きな建物を見上げる。

「デュエルアカデミア セブンス校」

そう書かれた門をくぐり玄関らしき場所を目指すが、中々たどり着けない。何故なら...

 

「ねぇ、君。うちのクラスに入ってよ。」

「いやいや、この子はうちのクラスに入るんだ!」

「ここは間をとってうちにおいでよ。」

「なんだと!?」

「あーだこーだ...」

「かくかくしかじか...」

「...」

正直、来る場所を間違えたのかと思うくらいの勧誘が始まり、こうした話がかれこれ10分以上続いている。来る前からこういった勧誘があることは聞いていたが、流石にこのままズルズルと話ばかりされても困るので...

「いい加減にしてくれ!そんなに引き込みたいなら力ずくでやってみろ!」

とデュエルディスクを構える。

「3人まとめて相手してやる!お互い8000ライフのハンデなしだ!」

と言うと言い争いをしていた面々が各々のデュエルディスクを準備する。

「よし、うちが貰った‼」

「はっ、やってやるぜ!」

「随分と余裕だねぇ...。ガチでいかせてもらうよ!」

「行くぞ、デュ...」

「待ちなさい‼」

全員が構えデュエルスタートしようとした瞬間、勧誘をしていた3人組の後ろからはっきりとした女性の声が聞こえ、3人は後ろを振り返る。

「入ってきた新人を玄関も通さずクラスに勧誘するとはいい度胸ね。しかも、使うデッキも聞かずに。」

「「「うっ...」」」

肩くらいまでの長さの青髪を揺らしながらスーツ姿の女性がこちらに向かって歩きながら話す。その姿には威圧感があり、その場にいた全員がたじろぐ。自分の側に来た所で青髪の女性は勧誘組の方に振り返りながら話す。

「君が今日からここに通う特別待遇枠の子ね?ここの教師をしている『水上 恋夏(みなかみ れんか)』よ。私が校内を案内するわ。でも、その前に...」

教師だという恋夏さんは自己紹介を終えると、3人組を睨み付ける。

「礼儀すらなっていない生徒に指導をしなくちゃね。このデュエルは私が相手してあげるわ!覚悟しなさい‼」

「くっ...。逃げれないなら、やってやる!」

「「「「デュエル!」」」」

勧誘組A LIFE8000

勧誘組B LIFE8000

勧誘組C LIFE8000

恋夏 LIFE8000

恋夏「さて、先行はあげるわ。誰からでもどうぞ。」

勧誘組A「なら俺からいくぜ‼俺は魔法カード《苦渋の決断》を発動!デッキから《メタルフォーゼ・ゴルドライバー》を墓地に送り、同名カードを手札に加える!」

 

「続いて、スケール8の《レアメタルフォーゼ・ビスマギア》とスケール8の《メタルフォーゼ・スティエレン》でPスケールをセッティング!《メタルフォーゼ・スティエレン》の効果発動!フィールド上の《レアメタルフォーゼ・ビスマギア》を破壊してデッキから《メタルフォーゼ・カウンター》をセット!」

 

「さらに、さっきサーチしたスケール1の《メタルフォーゼ・ゴルドライバー》をPゾーンにセッティング!エンドフェイズに移行して1度破壊された《レアメタルフォーゼ・ビスマギア》の効果発動!デッキから《メタルフォーゼ・ヴォルフレイム》を手札に加えてターンを終了!」

 

勧誘組B「次は俺だな。ドロー。俺は手札から永続魔法《波動キャノン》を発動!カードを2枚セットし、モンスターを伏せてターンエンド。」

 

勧誘組C「僕のターンだ。ドロー。僕は《ゴブリンドバーグ》を召喚し、効果を発動する...」

 

恋夏「悪いけど、《エフェクト・ヴェーラー》で無効にさせてもらうわよ。エクシーズはさせない。」

 

勧誘組C「ぐ...。カードを1枚伏せてターン終了。」

 

勧誘組A

メインモンスターゾーン なし

EXモンスターゾーン なし

魔法・罠ゾーン Pカード《メタルフォーゼ・ゴルドライバー》PS1 《メタルフォーゼ・スティエレン》PS8 伏せカード《メタルフォーゼ・カウンター》

手札 3枚

 

勧誘組B

メインモンスターゾーン 伏せモンスター1体

EXモンスターゾーン なし

魔法・罠ゾーン 永続魔法《波動キャノン》 伏せカード2枚

手札 2枚

 

勧誘組C

メインモンスターゾーン 《ゴブリンドバーグ》ATK1400 / DEF0 攻撃表示

EXモンスターゾーン なし

魔法・罠ゾーン 伏せカード 1枚

手札 4枚

 

恋夏「私のターンね。私は魔法カード《テラ・フォーミング》を使用するわ。手札に加えるのは《チキンレース》。さらに、魔法カード《トレードイン》発動。手札の《古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)》を捨てて2ドロー。」

 

勧誘組A「くっ、【古代の機械(アンティーク・ギア)】かよ!」

 

勧誘組B「おい、止めれねぇのか!?」

 

勧誘組C「《ドロール&ロックバード》ないか!?」

 

恋夏「チェーンはないわね?では、《歯車街(ギア・タウン)》を発動。《古代の機械射出機(アンティーク・ギア・カタパルト)》を発動するわ。対象は勿論《歯車街》。まず、《古代の機械射出機》の効果でデッキから《古代の機械熱核竜(アンティーク・ギア・リアクター・ドラゴン)》を特殊召喚。次に《歯車街》の効果処理よ。デッキから《古代の機械熱核竜》2体目を特殊召喚。」

 

「さて、《チキンレース》発動。LPを1000払い、1ドロー。よく回るわねぇ...《トレードイン》を発動。手札の《古代の機械巨竜》を捨てて2ドロー。今引いた《古代の機械飛竜(アンティーク・ギア・ワイバーン)》を召喚。《奈落の落とし穴》や《エフェクト・ヴェーラー》が無ければ効果処理まで行うけど...?」

 

恋夏 LP8000→7000

 

勧誘組B「誰か持ってるか!?」

 

勧誘組A「んなもん都合よく有るわけねぇだろ‼」

 

勧誘組C「この流れは、1キルルートだよ...。誰か一人は完全に終わった...」

 

恋夏「まぁ、お互いにデッキを動かし始めたばかりでしょうし、仕方ないわよ。《古代の機械飛竜》の効果でデッキから手札に加えるのは《古代の機械要塞(アンティーク・ギアフォートレス)》。そのまま、発動よ。後、手札にもう1枚あるからついでに発動するわね。...チェーンが無ければバトルフェイズに移行するけど?」

 

勧誘組A「うぐ...お、俺は壁がいるから大丈夫だ‼」

 

勧誘組C「...(諦めて上の空を向いている)」

 

勧誘組B「どうしてこうなった...」

 

恋夏「無いみたいね。じゃあ、1体目の《古代の機械熱核竜》で《ゴブリンドバーグ》に攻撃!」

 

勧誘組C「やっぱりこっちかー...。でも、伝説決闘者(レジェンズ)みたいなワンターンスリーキルゥ...にはならないでしょ...。」

 

恋夏「あら、やってほしいの?残念、私じゃ2人までしか出来ないわよ?はい、《リミッター解除》。」

 

勧誘組「「「ぶふっ!」」」

 

勧誘組C LP8000→3400

 

勧誘組A「馬鹿、余計なこと言うなよ‼俺まで巻き添え喰らうじゃねえか!」

 

勧誘組B「ってか持ってたのかよ!?」

 

恋夏「《古代の機械熱核竜》の効果発動!フィールドの魔法・罠カードを1枚破壊できる。私の《古代の機械要塞》を破壊するわ。そのまま効果を発動よ。墓地に送った《古代の機械巨竜》を特殊召喚。《古代の機械飛竜》でダイレクトアタックして貴方はリタイアね。」

 

勧誘組C「うわぁぁぁ...」

 

勧誘組C LP3400→0

 

恋夏「じゃあ、2体目の《古代の機械熱核竜》で貴方にダイレクトアタックするわ。そして、効果発動!もう1枚の《古代の機械要塞》を破壊する。効果で墓地に存在する《古代の機械巨竜》を特殊召喚。そのままダイレクトアタック」

 

勧誘組B「ぎゃあぁぁぁ!」

 

勧誘組B LP8000→2000→-1000

 

恋夏「さて、残るのは貴方だけだけど...1キルにはならないのよね。《古代の機械巨竜》でダイレクトアタック。」

 

勧誘組A LP8000→5000

 

恋夏「ターンエンド。エンドフェイズに《リミッター解除》の効果を受けた《古代の機械熱核竜》2体と《古代の機械飛竜》を破壊する。」

 

恋夏

メインモンスターゾーン 《古代の機械巨竜》ATK3000 / DEF2000 ×2 攻撃表示

EXモンスターゾーン なし

魔法・罠ゾーン なし

手札 0枚

恋夏 LP7000

 

勧誘組A「俺のターン。...ドロー!...俺はモンスターをセットしターンエンドだ。」

 

勧誘組A

メインモンスターゾーン 伏せモンスター1体

EXモンスターゾーン なし

魔法・罠ゾーン 《メタルフォーゼ・ゴルドライバー》 PS1 《メタルフォーゼ・スティエレン》 PS8

手札 3枚

 

恋夏「終わり?じゃあ私のターン。ドロー。カードを1枚セット。バトルよ《古代の機械巨竜》で伏せモンスターを攻撃」

 

勧誘組A「伏せモンスターは《メタルフォーゼ・シルバード》。だが、破壊された瞬間、罠カード《メタルフォーゼ・カウンター》だ‼デッキから《メタルフォーゼ・ヴォルフレイム》を守備表示で特殊召喚!」

 

恋夏「2体目の《古代の機械巨竜》で《メタルフォーゼ・ヴォルフレイム》を攻撃。メインフェイズ2に入り、私はレベル8の《古代の機械巨竜》2体でオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!『闇に輝く銀河よ、無垢なる願いと共に我が僕に宿れ!希望の化身、ここに降臨!』現れよ、《No.38 希望魁竜 タイタニック・ギャラクシー》!」

 

勧誘組A「うげ、融合出来ねぇ...。」

 

恋夏「ターンエンド。さぁ、突破できるならやってみなさい。」

 

恋夏

メインモンスターゾーン なし

EXモンスターゾーン 《No.38 希望魁竜 タイタニック・ギャラクシー》 ATK3000 / DEF2500 攻撃表示

魔法・罠ゾーン 伏せカード1枚

手札 0枚

 

勧誘組A「ドロー!...俺はペンデュラム召喚を宣言する!EXデッキから《メタルフォーゼ・ヴォルフレイム》をEXモンスターゾーンに守備表示で特殊召喚!ターンエンド!」

 

勧誘組A

メインモンスターゾーン なし

EXモンスターゾーン 《メタルフォーゼ・ヴォルフレイム》 ATK2400 / DEF2000 守備表示

魔法・罠ゾーン 《メタルフォーゼ・ゴルドライバー》 PS1 《メタルフォーゼ・スティエレン》 PS8

手札 4枚

 

恋夏「いいの?そんな悠長に構えてて...。ドロー。私は、《古代の機械飛竜》を召喚。効果を発動して《古代の機械城(アンティーク・ギアキャッスル)》を手札に加え、そのまま発動。バトルフェイズに入り、《No.38 希望魁竜 タイタニック・ギャラクシー》で《メタルフォーゼ・ヴォルフレイム》を攻撃。続いて《古代の機械飛竜》で攻撃するときに伏せカードオープン。《リビングデッドの呼び声》。対象は《古代の機械熱核竜》よ。チェーンが無ければ決まるけど...?」

 

勧誘組A「ぐっ...。チェーンはねぇよ‼」

 

恋夏「ふぅ、じゃあ、一斉攻撃!」

 

勧誘組A「どわぁぁぁ!」

 

勧誘組A LP5000→3000→-300




ウィン「恋夏さんのデュエル凄かったですね。」

相剋「やっぱり機械族と言えばパワフルな所が魅力だよね。」

ウィン「執筆者はかつてのサイバー流で痛い目を見ているので、今じゃ【クリフォート】を遊び半分で使う位しかしないらしいですが。」

相剋「『グォレンダァ』って本当にやられる人いるんだ...。まぁ、現実だと5連打じゃ済みそうもないけど。」

ウィン「そんな執筆者のトラウマはさておき、次回は!」

相剋「登校初日から不安な出だしを切った主人公。特別待遇枠だという彼の学校生活が始まろうとしている...」

ウィン「本来、入ってくるはずのない時期に編入した主人公。その特殊な彼を迎え入れる仲間とは...?」

ウィン・相剋「次回!『不安と期待の眼差し』!!」

相剋「というか、まだ名前出てないんだ、主人公...。」

執筆者「すみません。許してください。某◯代みたいに悪い意味で注目されるような展開にしたくなかったんです。」

ウィン「全然名前隠せてないよ⁉」
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。