俺と君とみんなが織りなす物語   作:カズ2415

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話をどう続けようかと迷っていたら
更新がたいぶ遅れてしまいました。やはり小説は難しいですね。

今回はオーナーと花園たえちゃんが初登場です。


第3話 初めてのバイトとオーナーと花園さんと

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

初めての授業も無事に終わり、今は山吹さん入れて3人で、下校をしている。

昇降口で靴に履き替えて、校門に向けて歩き出すと、香澄が突然こんな事を言い出した。

 

「うーん何か変だったかな〜」

 

「なんの事だ?」

 

「自己紹介だよ〜クラスのみんな笑ってたし、なんか変な事言ったかなって」

 

「あぁ〜あれね」

 

「あぁ〜ってやっぱり何処かおかしかった?」

 

俺の肩を掴みながら涙目になり、俺に詰め寄る

 

「何処かというより、全部がおかしかったかな」

 

「ええ〜そうなの〜」

 

「まあ、変な自己紹介のおかげで、友達もいっぱいできてたじゃないか」

 

「でも、変な自己紹介をしたってだけで、気分が変になるんだよ〜」

 

「あはは〜」

 

俺たちの会話を聞きながら苦笑いをする山吹さん。山吹さんも変だと思ってるよな。

 

「さーやも私の自己紹介変だと思うの?」

 

今度は山吹さんに詰め寄る。

 

「私は、変じゃなかったと思うよ。すごくよかったよ」

 

それを聞いて香澄は目を輝かせる

 

「本当?やったあ〜えへへ〜」

 

マジで?本当に?いや、多分お世辞で言ってるんだよなあれは、そうに違いない。

 

「あ、じゃあさーや!明日の部活体験一緒に行ってくれる?」

 

「あ、私部活はちょっと・・・ごめんね?」

 

そう言うとバツが悪そうに、あやまる

そんな風に、会話を続けていると、校門にたどり着く。

 

「じゃあ、私がこっちだから、二人は反対だよね?」

 

「うん、また明日ね!さーや」

 

「うん、じゃあまた明日、佐久間くんも」

 

「あぁ、またな山吹さん」

 

そうやって、俺たちは分かれる

俺たちは登下校の際に、電車を使っているので、駅に向けて歩き出す。

 

「そういえば、ゆうくんは部活どうするの?

部活体験私と一緒に行く?」

 

「いや、俺は明日バイトの面接があるんだよ

だから、ごめんな」

 

「あそういえば、バイト始めるんだったね〜

そう考えるとゆうくんがバイトの時は、早く行かなきゃだから、こうやって一緒に下校できなくなるんだね。」

 

そう言うと香澄は途端にシュンとなる。

なんで、そんなに俺と登下校したいんだよ。

まぁ、シュンとする幼馴染を見るのも心が痛いので、励ましますかな。

 

「バイトっていっても週2だけだし、学校の後に行くんだから、毎日一緒に登校はできるだろう?だから、それでいいじゃねぇか」

 

そう言いながら俺は香澄の頭を撫でる。

 

「うん・・・そうだね!じゃ、これからも一緒に毎日登校しようねゆうくん!」

 

頭を撫でられて少しくすぐったそうにしながら

笑顔で言うと抱きついてくる香澄

そのいつも笑顔に少しだけ、ドキッとしてしまった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

色々あった登校初日が過ぎ、高校生活2日目が始まる。

いつものように俺の部屋で寝ていた香澄を起こし、制服に着替え登校の準備をする。

今日から本格的な授業が始まるので、少し不安になるが、大丈夫と自分に言い聞かせ家を幼馴染と一緒にでる。

 

学校に到着すると、山吹さんに遭遇し、昨日見たドラマが面白かったなどと談笑して、教室に向かい、到着すると、チャイムが鳴り授業が始まる。

 

そんなこんなで、学校生活を忙しく過ごしていると、早いもので、すぐに放課後になる。

放課後になると、すぐに帰宅するものや、部活に行くもので、学校全体が騒がしくなる。

俺は俺で今日はバイトの面接があるので、すぐさま下校の準備をして、教室を出ようとすると香澄が話しかけてきた。

 

「ゆうくん、今日はバイトの面接だよね!

頑張ってね!」

 

「おう、香澄も部活体験頑張れよ

いい部活見つかるといいな。」

 

「うん、じゃあねゆうくん!」

 

そう言うと香澄は、元気に走って廊下から出て体育館に向かう。

 

「あいつは、いつも元気だな・・・よし!俺も香澄に負けないようにバイトの面接頑張りますか!」

 

そう呟くと俺は、バイト先に向けて教室をでる。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

俺がこれから向かうバイト先というのは、「SPACE」というライブハウスでそこのスタッフとして、バイトを募集していたので応募した。

 

ライブハウスには、行ったことがないので不安だが、そんなことでは、バイトができずにずっと香澄の両親に迷惑をかけてしまう。

 

というのも、バイトを始める理由は自分で払えるものは払うため。迷惑をこれ以上かけないために、バイトをするのだ。

 

そんな考え事をしているうちに、目的の場所に着く。

少々緊張しながら、ライブハウスのドアを開け元気に挨拶をする。

 

「すいません!今日バイトの面接をしにきました。佐久間です。」

 

そう言うと、カウンターの奥の椅子に座っていた、いかにも店長という風格のおばあさんが、

俺に目を向けずに、持っていた雑誌を見ながら

 

「あぁ、そういえば今日は、そうだったね。

面接の時間にはまだ早い、そこの椅子に座っと

きな。」

 

「あ、はいわかりました!店長さん!」

 

「店長じゃないよ、私の事はオーナーと呼びな」

 

「す、すみませんオーナー」

 

なんだこの人めちゃくちゃ怖いじゃないか、

いきなり帰りたくなった。

俺は、言われた通りカウンターとは少し離れたに椅子に座る。

そうすると、ライブハウスのスタッフだと思われる人がお冷を持ってきた。

 

「ごめんね、うちのオーナーぶっきらぼうだから」

 

と小声で、苦笑いをしながらいってきた。

俺はお礼を言い、水を飲む。

 

「ぶっきらぼうとは、失礼だね。お前は早く控え室の掃除をしな!」

 

 

聞こえてたんかい、結構小さい声で言っていたぞ、てか本当に怖い・・・・

 

「すみませんオーナー、今すぐやります。」

 

その怖いオーナーに怒られた、スタッフさんは、笑顔で返しライブハウスの奥の部屋に行く

 

あのスタッフさんメンタル強いな〜あのメンタルの強さが今の俺に欲しい。

 

そう思いながら、オーナーがいる方に目をやると、それと同時にオーナーがこっちに向き目が合うと、こう言った。

 

「お前は高校生かい?」

 

「はい、ここの近くの花咲川高校に通っています」

 

「そうかい、ん?お前・・・ちょっとこっちに来な」

 

え、何か俺やった?まさか、しょっぱなから怒られるの?怖い怖い・・・・・

そう思いながら、オーナーがいるカウンターに行く。

 

カウンターに行くと、オーナーは俺の顔をマジマジと見つめながらこう言った。

 

「お前、名前は?」

 

「佐久間です、佐久間結絆です。」

 

そう言うと突然オーナーは、憂いを帯びた表情になった。

 

「そうか、あいつらの息子が私のライブハウスの面接に来るなんて、これはなんの因果かねぇ」

 

「え?オーナー、今なんて言いました?」

 

オーナーが今発した言葉は俺には聞こえなかった。

 

「なんでもないさ、それより結絆!」

 

「は、はい」

 

いきなり名前を大声で呼ばれたため、無意識に気をつけの体制になる。

てか、いきなり名前呼び?

 

「お前はなんで、バイトをしたいんだい?」

 

そうオーナーは問いかける。

 

「俺は、小学生の頃から迷惑をかけている方々がいるんです。その方々に迷惑をかけない為にも、バイトをして自立したいです。」

 

「そうかい、なら採用だ。今から仕事を教える。この服に着替えな!」

 

そう言うと、俺にはスタッフ用の制服を投げて渡してくる。

え?今採用って言った?まだ面接もしてないのに?

 

「いいんですか?まだ面接もしてないのに」

 

「嫌なのかい?」

 

「いえ!むしろ嬉しいです。ありがとうございます。今すぐ着替えてきます。更衣室は何処ですか?」

 

「真次!こいつを更衣室に案内しな」

 

そう叫ぶと、さっきお冷をくれたスタッフさんが奥の部屋から出てきて、更衣室に案内してくれた。

 

いきなり採用された事をその真次さんと呼ばれた人に言うと、

 

「うーん私もその事には驚いたけど、まあいいんじゃない?オーナーが決める事が間違った事なんて今までに一度もないし、じゃあここで着替えたらオーナーのところに行ってね!」

 

と言って、去って行った。

うーむオーナーって何者なんだろう・・・

でもなんかオーナーの顔何処かで見た事があるんだよな。

そう思いながら俺はスタッフ用の制服に着替える。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

制服に着替え終えた俺は、オーナーが居るカウンターの方に向かった。

そうすると、カウンターの所にオーナーと話す女の子の姿があった。

 

「来たか…花園、こいつが今日から入る新人だ。

仕事を教えてやりな」

 

花園と言われた女の子と俺は挨拶を交わした。

よく見たらこの子確かうちのクラスにいた子だな。

 

「よろしく、確か同じクラスの佐久間くんだよね?あの戸山さんと付き合ってるっていう」

 

「いや、だから付き合ってないから、ただの幼馴染だから…」

 

「え?そうなの?」

 

「そうだよ・・・」

 

なんだこの子は、なんとなく香澄に似ているような・・・

 

「まあいいか、とりあえず仕事を教えてくれ」

 

「うん、わかった!」

 

こうした会話の後、花園さんに掃除の仕方、音響の機材の操作の仕方など、一通りの仕事を教わった。

 

最初は不安だらけだったが、やってみると意外に楽しく、いつの間にかその不安は消えていた。

花園さんは、意外にと言っては失礼だが、教え方がかなり上手くそのおかげで、すぐに仕事を覚えることができた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

今日は、俺の研修で仕事が終わった。

オーナーの話を聞くに、本番は明日と言っていた。というのも、明日のライブは、今現在人気沸騰中のGlitter*Greenというバンドが出演する。

なので、そのバンドを見ようとする人でこのライブハウスが溢れかえる。

その対応で、めちゃくちゃ忙しくなるらしい

 

「はぁ、明日は忙しくなるのか・・・不安だな。」

 

「私がいるから大丈夫だよ。困ったことがあったらなんでも言ってね!」

 

今は、仕事がおわり花園さんと一緒に帰宅している最中だ。

 

「そうか、ありがとうな、お言葉に甘えて

困ったら頼らせてもらうよ。」

 

「うん!任せてね!」

 

そう言って胸を張る花園さん。

そんな話をしているとそれぞれの家の分かれ道に着く

 

「じゃあ、明日頑張ろうな。」

 

「うん、また明日ね、佐久間くん!」

 

花園さんは、笑顔で手を振り自分の家に帰った。

 

「よし明日頑張ろう!」

 

不安を振り払うために、自分に気合を入れ

俺は自分の家へと歩き出した。

 

 

次回

「キラキラとドキドキと夢の始まりと」

 




次回で夢の始まり編は終わりです。
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