転生者が波乱万丈な人生を送るのは間違っているだろうか? 作:デブデブデブりん
設定として原作開始5年前で現在15歳になっています。なので、アイズ達より年上です。
ー転生して15年、
『グシャ!ザシュ!』
薄暗い洞窟で何か物を切る音が聞こえてくる。まるでどこぞのザ・キー○ーのような血濡れのエプロンに手袋、左手には袋。この男こそ転生者、
「さっさと、動け!雑魚サポーター‼︎」
「ベッ!ベート、御狐神さんはとっ年上だよ!」
「ウルセェ、バカゾネス!こいつ年が上なだけで何もねー雑魚じゃねーか。文句あんのか?」
「はいはーい、取り終えましたよ〜」
元佐藤は現在、狐人のLv1でサポーターをやっている。
(はぁ〜何で転生の時に何もくれないかなぁ…普通、何かくれるでしょ!)
何も転生特典を持たずモンスター跋扈する世界へ来たのである。
(やっぱ、慣れね〜もう辞めよっかな…こんな処刑人スタイル、弟○しか合わねーよ!神達からは『金庫マン』て呼ばれるし…でもなぁロキ様には拾われた身だしぃ。)
佐藤俊哉は狐人の王子として産まれた。しかし、前世でむごい死に様を晒した男が、幸福な人生を送っていけるはずがない。産まれて10年、親の起こした戦争に巻き込まれ、初陣し善戦するも捕まり王族から奴隷へとジョブチェンジし狐人・人間からも蔑まれるというむごたらしい人生を15年送って来た。
…ミシッ…ミシミシミシッ!…
『じゃぁ、下に行きますかぁァァァァ!!!!!!」
突如として下に穴が開いた。
「まっ、またコレかよぉぉぉぉぉ!」
「オイィィィィィ」
「キャァァァァ」
「…キャア〜」
「「「はっ初めてアイズが喋ったァァァァ!」」」
「キェアァァァァ!喋ったァァァァ!!!!!!」
ズドーン‼︎
「クッくそったれぃ」
「ベート君大丈夫ですか?」
「お前に心配される程落ちぶれてねーよ!」
「じゃあ、全員連れて逃げて下さい!」
「アァ‼︎どういう事だよ‼︎」
ベートは辺りを見渡した。そこには…ミノタウルス、ヘルハウンド、etc
仲間は、と見ると
アイズ・ヴァレンシュタイン以外の二人のアマゾネス姉妹は手を骨折、回復薬は?と考えた。しかし、落ちた時の衝撃で割れ液が流れてしまっている。つまり、『絶体絶命』
「わっ私が殿を務めます。その間に上へ!」
「私も戦う。」
「俺もだ‼︎」
「黙れ!!!!!!」
「「つっ!」」
アイズ達は怯む。
「ティオネ達を頼みます。」
「だっ、だけど…」
「君達は…君達は、ホームに一刻も早く帰りたまえ。君達には、君達にしかできない役割がある。わ 私は脱出できない…それだけはできない。」
「お前は1番雑魚だろうが!」
「わ、私はこの中で1番年上だ…離れるわけにはいかないだろう。私は無能な男だ…臆病者だ
家柄だけで行きて来た、自分では何も掴もうとしなかった…
いつも他人から与えられた地位と務めをやって来た…
だから、せめてこの務めは
この務めだけは全うしなきゃならんと思うのだが…
行きなさい、行ってくれ、アイズ・ベート
君達にはアイズ・ベートには、アイズ・ベートにしか出来ない務めがある…」
どこぞのヘルシングに憧れたのか、くさいセリフを吐く。
…行くぞ。アイズ
ベートは貧乳のアマゾネス妹を担ぎ駆けて行く。後を追うようにアイズもまた…
しかし、それを許す程モンスター共も馬鹿では無い。
アイズ達目掛けて、攻撃を開始。
「ベェェェト!アイズゥゥゥゥ!目ぇツブレェェェェェ!!!!!!」
御狐神は腰のホルダーから一本の試験管を取り出し、叩き割る。一瞬にして辺りを光で包み込む。
グオォォォォ! ブモォォォォォ! キシャァァァァァ! m9ぬるぽ!
モンスター達が唐突な光にもだえくるしむ。
-"5ml閃光管"一定以上の酸素に当たった時、上位冒険者でも目を押さえる程の強力な光を浴びせる。-
「パーフェクトだ、アスフィ!」
「行ったか…」
辺りはさっきよりも異形な物達で跋扈していた。その数およそ100。レベル1、それもサポーター勝てる見込みなど一つもない。
しかし、それでも向かって行く。
名のある鍛治師が打ったのであろう携えた野太刀は敵を胴から体を二つに分けていった。
「王室剣技は伊達じゃ無い!」
独特な上段の構えから放たれる剣技が薄暗いダンジョンに赤色を灯して行く。
しかし、所詮はサポーター。50体倒したあたりから息が切れ、攻撃を受け始めていた。一撃離脱戦法は低ステータスには無理だったようだ。
「あ…ここで、終わりか…また…死ぬのか…」
右腕が肉塊に変わる。
「話が…違うっすよ…神様…言ったじゃないですか。僕は特別だ!って…嫌だ……死に…たく…な…い」
ぐしゃ
文章ブレブレで読みにくいとは思いますが…頑張って行きます。