転生者が波乱万丈な人生を送るのは間違っているだろうか? 作:デブデブデブりん
ゴォーンゴォーン
灰色の大空の下、鐘の音が墓所に鳴り響く。
不穏な風が吹き、木々が揺れ烏達が飛び回る。一つの棺桶の上を…
ゴゴゴゴゴ
石棺がじょじょに開いていく。風が強くなり、灰色の空が限りなく黒に近くなっている。
ガタン
石棺の蓋が完全に開いた。中から
オラリオよ私は帰って来た!
死んで埋葬されたこの変た…ゲフンゲフン
オラリオに二度目の転生を果たした転生者である。
「俺素っ裸かよォォォォ!!!!!!」
「ん?なんだこの紙?」
棺桶に先程まで無かったはずの一枚の紙があった。
「え〜と天部衆?ってこれ
手紙に目を通す。
(オラリオについたら、連絡下さい。)
「こいつ直接脳内に!」
-黒りん、聞こえる?-
「
(頭の中で凄く焼け野原ひろしボイスが響いてる。この手紙書いたの誰だよ。いちいちツッコミ入れてるぜ。)
-黙れよ、茶番はもう終わりだ-
「はい、すいません。」
-転生特典は、どこかのファミリアに入ったら発現するようになってるよ。君の元主神ロキとの関わりないから、今はLv.0だからね〜。
天部衆一同より-
「ありがとうございます。鬼灯さん、ブッタさん、イエスさん。自分頑張ります。」
「よーし!心機一転頑張りますか!!!!!!」
「…裸なのどうしよう?」
「じゃあ、まずギルドに行って適当にいいファミリア斡旋して貰うか」
別の人の墓から取った服を身につけ、大通りを歩いて行く。エルフや獣人などの亜人種がひしめき合う中で、御狐神黒狐は目立っていた。
「あ〜腹減ったなーチキショウ!後で行こうギルド。」
教会前
「五年間でまぁ〜ここまで汚く...俺の秘密基地はどうなったのかなぁ?」
ギギギギ
黒狐の元秘密基地へと通じるボロい扉を開けていく...
ガン!
「な...何だと...また死ぬのか…」
気絶した男の後ろには黒く目の鋭い二人の男女がいた。
「だっ大丈夫なんですか。神さま?」
「ダダダ大丈夫だ問題ないよ気絶しただけだ。それに僕達の愛の巣にはは入ってこようとしたんだよ、ベル君!」
そして女性は、
「『バレなきゃ犯罪じゃないん』だよ…ベ♪ル♪君♪」
ゲス顔の神がいたとか
「しらな...知ってる天井だ。」
お決まりのネタを言おうとするが、自分の慣れ親しんだ秘密基地の何度も見てきた天井では言えなかった。
「あっ起きましたか!」
「何で俺は寝てたんだっけ?思い出せないんだけど...それに何で俺の秘密基地だった場所にお前ら居るんだ?」
「ここは神様が神友の人に貰った場所何ですが…」
((・д・)チッてことはやり手のキャリアウーマン風鍛冶神がここ言ったなぁ!)
「あ〜...すまなかったな、勝手に入って。昔冒険者してた時よくここ来てたんだよ。」
「冒険者だったんですか!?」
「そうだったけど、ヤムチャしやがったから俺...
(なーにが、『君達は…君達は、ホームに一刻も早く帰りたまえ。君達には、君達にしかできない役割がある。わ 私は脱出できない…それだけはできない。わ、私はこの中で1番年上だ…離れるわけにはいかないだろう。私は無能な男だ…臆病者だ
家柄だけで行きて来た、自分では何も掴もうとしなかった…
いつも他人から与えられた地位と務めをやって来た…
だから、せめてこの務めは
この務めだけは全うしなきゃならんと思うのだが…
行きなさい、行ってくれ、アイズ・ベート
君達にはアイズ・ベートには、アイズ・ベートにしか出来ない務めがある…』)
...今思い出しただけでも恥ずかしー!!!」
「すいません今から神様呼んできますね。」
白髪の男の子が上へと登って行く。
(こいつの主神は誰だ?男神か、それとも女神?いや、女神は無いだろう…こんな所で我慢出来そうにねぇ。)
「やぁ起きたかい?」
「ロリ巨乳キタコレぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」
「何でその呼び名を君は知ってるんだい!?」
自身の予想を軽々と飛び越えた神がきたが、結果は良い意味で外れた。
背丈は人間の少女と対して変わらないが、
「普通尾が一本の狐人なんだけど、君は尾が九本あるけど何でだい?オラリオじゃそんなだと神様の玩具になっちゃうよ!」
「おっ、そうだな」
(おっぱいぷるんぷるん〈ナチスの総統風〉)
「でだよ」
ヘスティアは一度、間を置き...
「僕と契約して眷族になって欲しいんだ!」