いきなり始まる超兵器生活   作:ogihara

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始めにお知らせがあります。
※お知らせ
閲覧者様からご意見をいただき、少し設定を追加したいと思います。追加する設定は『ヴィルは戦艦用のワルター機関のテストベットである。よってこれ以降の2番艦にはワルター機関を搭載しない。』と『ワルター機関を搭載したため被弾に弱くなった。ワルター機関の主な燃料である過酸化水素は腐食性が強く、長時間行動しているとろくに航行が出来なくなってしまう(ヴィルに現れる症状は腹が痛くなったり、怠くなったりなど)。しかしいざとなれば拘束制御術式と併用して轟沈覚悟で戦闘を続行することが可能である。』

以上、お知らせでした。
その他『これなのにこうじゃないとか可笑しいから設定を変えたり追加した方がいいよ』などがありましたら感想などで伝えてもらえば追加するのでよろしくお願いします。

※これより前書きです。
はい。
今回は戦闘回ですね。
いやはや久しぶりなので大丈夫ですかね?
まぁのんびり見てあげてください。
白熱した感じを出せたらなと思います。

そしてメリークリスマス。
(遅いぞ間抜けぇ……。と、いうかもう新年じゃないか)


それでは本編、どぞっ!


第拾陸話 船団護衛

~ショートランド周辺海域~

 

ザァァァァア……

 

ヴィル「船団護衛ね……。」

 

呟くヴィル。ヴィルたちは今船団護衛任務に就いている。

 

吹雪「戦闘とか無いといいんですがね……。」

 

雪見「吹雪姉さん、そういうこと言ってると戦闘が起きるんですよ。」

 

そんなことをいっていると雪代のレーダーになにかが映った。

 

雪代「……っ!?前方左舷に敵艦多数。大鳳さん、偵察機出せますか?」

 

大鳳「で、出来るわよ。それじゃ……。」

 

そう言うと、大鳳は発艦用ボウガンにマガジンをセットして引き金を引いた。

 

大鳳「……風向きよし。合成風力十分。偵察機『彩雲』、発艦始め!」

 

~暫くして~

 

大鳳「……偵察機より『敵艦隊発見。軽巡洋艦3隻、巡重巡洋艦1、航空母艦1隻、戦艦1隻カラ成ル中規模艦隊。』……だそうよ。行く?」

 

ヴィル「まぁ……行くのが当然だろう。しかし、深追いは禁物だな。と、言うわけで航空支援、頼むぞ。」

 

大鳳「わかったわ。任せなさい!」

 

ヴィル「雪見、雪代は俺の側面から撃ってくれ。挟み撃ちってところか。」

 

雪見&雪代「了解!」

 

そしてヴィルの主砲塔がゆっくりと動いていく。

 

ヴィル「1、2番砲塔は右舷の敵を狙ってくれ。3番砲塔と副砲は左舷の敵を頼む。タイミングは先代さん、任せた。」

 

(あいあい。分かったわ。)

 

砲撃が始まる。

 

(右舷に敵。1番砲、てぇ!)

 

 

 

 

ヴィル「……」

 

(ほらっ、ボケッとしない!)

 

ヴィル「………。えっあっ……。うん。」

 

(上に敵機。どうにかしなさい。)

 

ヴィル「……うん。1から5番副砲、借りるぞ。」

 

(あいよ。頼んだわよ。)

 

副砲が旋回し、砲身が空を見る。

 

そして上空の敵機に向かい、砲弾の雨を浴びせる。

 

 

 

ヴィル「…辛いね……艦娘って。」

 

(何をいまさら。そんなこと言ってたらただの元男性の変態親父じゃない。)

 

ヴィル「うっ……。親父じゃねえし……。」

 

(はいはい。まだ戦いは続いてるんだから。無駄話しない。)

 

いつもの風景である。

 

ヴィル「……すまん。火器管制もらっていいか?」

 

(いいわよ。まだ少しやりたかったけど……。)

 

 

ヴィル「火器管制、受け取りました。……これより敵旗艦の殲滅をする!」

 

ヴィル「私は旗艦を直接叩く。残党は雪見、頼んだ。」

 

雪見「お一人で大丈夫なのですか?」

 

ヴィル「問題ない。さっさと殲滅して帰ろう。」

 

雪見「了解です!」

 

ヴィル「あっ、雪代は大鳳の護衛を頼む。いい?」

 

雪代「…はい。了解です。」

 

 

 

主砲からとてつもない音と共に40.6cm砲弾が飛び出していく。

 

ヴィル「着弾。修正右4度。次弾装填急げ!」

 

敵には惜しくも砲弾は当たらなかったが、至近弾で多少ダメージが入った。

 

ヴィル「次こそ……。」

 

そういうと、ヴィルは目を瞑り、こう言った。

 

ヴィル「これで終わらせる……!」

 

ヴィル「全主砲、斉射!」

 

そして敵旗艦に主砲弾が直撃する。ヴィル達の勝利である。

 

ヴィル「ふぅ…。これで帰れる……。全艦に通達、『敵艦隊殲滅完了。これより帰投する。』。」

 

雪見からも残党狩りが終わったと連絡があった。

 

 

~帰投中にて~

 

大鳳「船団護衛にこれだけ時間が掛かるとはね。」

 

ヴィル「そうだな~。もうちょっと簡単に終わるものかと思ってたよ。」

 

雪見「そうですね。まぁ、経験不足のヴィルさんにはちょっと良かったかも知れませんね。」

 

笑いながら雪見はそういった。

 

雪代「家に帰ったら何しよう……?」

 

ヴィル「取り敢えず寝よう。」

 

大鳳「呼び足しとかかからないといいんだけどね。」

 

 

そんな会話をしながら、のんびり帰っていくのであった。




はい。
どうだったでしょうか?
久しぶりの戦闘回でしたが、前の戦闘回とは少し雰囲気を変えてみました。
次回は日常回かなー。
新年の艦隊的な感じにしてみたいと思います。
それでは、お疲れ様でした。

~主から連絡~
そろそろ新しいpcが買えそうです。恐らく更新速度が少しだけ、上がるかも知れません。よろしくお願いします。

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