女神と姫騎士とガンダムと・・・   作:エルシオンガンダム

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機体紹介2


機体名:ペルセウスガンダム
パイロット:アスラン・ザラ
武装:
ミトゥムビームバルカン×4
胸部機関砲×2
ヴァリアブルライフル
リベリオンビームサーベル×4
グリフィネス脚部ビームブレイド×2
アクィラビームブーメラン×2
プライウェンシールド
プルマ
ルーメンビーム砲×2
フェザードラグーン×4
インベルマシンキャノン×4
グリフィネスビームブレイド
光の翼
バリア

ワンオフ・アビリティ:ハイパーミーティア

備考:
アスラン専用の女神製ガンダム。見た目はインフィニットジャスティスに近いが、脚部と腕はエクストリームガンダムゼノンフェースに似ている。背部にあるリフター兼大型遠隔操作兵器『プルマ』には、ファトゥムに似た兵装にドラグーンとV2の光の翼の様な兵装がある。リベリオンビームサーベルは連結することが出来、2刀流の『ツインハルバート』に出来る。アスラン専用のため、近~中、格闘特化になっているが、ヴァリアブルライフルに専用パーツとケーブルを取り付ければ、強力なバスターモードになる。尚リベリオンとグリフィネスは、応用を利かせれば光波を放つことも出来る。




第5話:敵意

 

1年1組

 

 

「おっすおはようキラ」

「おはようデュオ。アスランもヒイロもおはよう」

「今日はちゃんと起きれたようだな?」

「うん、ガイアさんに起こしてもらった」

「・・・そうか」

朝の教室で、キラ達はかなり早めにやって来た。

「ってキラ、お前の後にいるのは?」

「はじめまして、セシリア・オルコットですわ」

「おっす、デュオ・マックスウェルだ」

「アスラン・ザラだ」

「・・・ヒイロ・ユイだ」

「宜しくお願いしますわ」

セシリアはデュオ達と自己紹介し終えると、あることを小声で言い始める。

「ヤマトさんから皆さんのことをお聞きまいたしました。あの事件で皆さん・・・」

「・・・あぁ、本当だ」

「・・・皆さんは白騎士の正体をご存知ですの?」

「すこし調べれば簡単だ。あんなことができるものはそんなにいない」

「・・・そうですの」

ヒイロ達の言葉にセシリアは信じ難かった。セシリアもスィーリアもかなり頭は良い。だからこそ信じれらなかったのだ。

 

自分の担任が、白騎士事件の犯人の一人だということに。

 

「とはいえ、その織斑教師が知らない可能性もあるからな。なんも言えないしな」

「知ってたとしても、彼女を憎んだところで、家族が戻ってくるわけじゃないしな」

二人の言葉を聞いたセシリアは、彼らが『強い』ということがわかった。本来なら憎んでいても可笑しくないのに、キラも含めて彼らは全く、織斑千冬を恨みもしなければ憎んでもいない。それだけでも彼らは強いとわかったのだ。

「・・・皆さんは、お強いですわね」

「そんなことはない。俺たちはただ、他の奴より理不尽を見てきただけだ」

「それでも、私が知っている方々に比べれば皆さんお強いですわ。・・・ヤマトさんは少しあれですけど」

「まあキラは優しすぎるからな」

「それに甘ったれで泣き虫だもんな」

「うぅ・・・言い返す言葉もありません」

「・・・だがキラは俺たちにない強さを持っている」

「ヒイロ・・・」

色々言われて落ち込むキラに、ヒイロがフォローする。それにはセシリアも苦笑いするのだった。

「・・・昨日キラから聞いたが、1週間後にお前たちで模擬戦をするらしいな?」

「ええ。この目でヤマトさんを見極めるためにも、ヤマトさんと戦いますわ」

「・・・・・・なら一つ言っておく。大切なものを託され、大切なものを守ろうとするキラは強いぞ。油断すれば一瞬で終わる」

「・・・肝に銘じておきますわ」

ヒイロからの忠告にセシリアは記憶にとどめておく。真剣なヒイロの顔をみればそれが本当だと解ったからだ。

「おっと、そろそろ時間だな?」

「まあ続きは後でだな」

そう言って5人は各々の席に座り、教師達がくるのを待っていた。

その際一夏がまた遅れてきて、千冬に出席簿を食らわされたのだった。

 

「それでは1時間目の授業を・・・その前にクラス代表を決めないといけないな」

千冬は何かを思い出すように言う。

「クラス代表はそのままの意味だ。クラス対抗戦だけでなく、生徒会が行う会議や委員会への出席。まあクラス長だな」

「もうそれ学級委員長ですよね?」

「・・・まあそうだな」

キラが言うと、千冬は少し嫌そうな顔になる。それはある意味キラを敵視しているようにも見える。

「誰か居ないのか?自薦他薦は問わないぞ」

「はい!織斑君が良いと思います!」

「えっ、おれ!?」

「私はヤマト君に推薦します!」

「僕!?」

「ザラ君が良いです!」

「俺もか・・・」

「マックスェル君に1票!」

「マジかよ!?」

「ユイ君に推薦します!」

「・・・・・・」

生徒達はそれぞれ、男子生徒を推薦する。これに対して、一夏以外の4人はまずいと思った。ただでさえ狙われているというのに、さらに狙われる羽目になるのはごめんである。

「お待ち下さいまし!」

そんなことを4人が思っていると、セシリアが大声を上げ立ち上がった。

「みなさん、まさか男だからという理由で推薦しておられるのですか?」

『うっ・・・』

「そのような理由で選ぶのでしたら、いますぐ撤回してくださいまし!!」

「それは無理だ」

『!?』

撤回を要求するセシリアを千冬が否定する。

「推薦された以上、撤回することはできない」

「どうしてだよ千冬姉!?」

スパン!

「織斑先生だ」

「はい」

抗議しようとしていた一夏は、千冬の出席簿アタックを食らってしまう。

「とはいえお前たちも不満があるだろう。1週間後、放課後に試合をしてもらう」

「よっしゃ!望むところだ!」

一夏は意気揚々と喋るが、キラ達は逆に不安になっていた。これは明らかに狙っている、そう感じたのだ。

「話は以上だ、それでは授業を開始する」

結局キラ達は何も言えず授業が開始された。

 

 

 

―――――――――――――――――――

 

 

 

 

「見て、スィーリア様よ!」

「何時見ても凛々しいわ!」

「カッコいい!!」

IS学園のとある道を、スィーリアは歩いていた。というのも、朝方キラがサンドウィッチを作ってくれたので、どこかで食べようと思っていたのだ。

「ふむ・・・どこで食べようか・・・?」

食事をしようと辺りを見回すと、スィーリアはある場所に視線が止まる。

 

カタカタカタカタ・・・・・・

 

そこには、メモを片手にノートパソコンをタイピングしているキラが映っていた。

「・・・・・・」

その姿をスィーリアは声をかけることなく、ただただ見つめていた。

「スィーリアお姉さま?」

「む?セシリアか」

キラを見つめていると、後からセシリアが現れた。

「どういたしましたの?」

「いや、彼を見ていたんだ」

そう言ってスィーリアは、またキラの方に顔を向ける。同じ様にセシリアもキラの方に顔を向けると、彼女と同じようにキラを見つめる。

昨日の泣き虫な彼とは全く違かったからなのか、はたまた真剣にノートパソコンをタイピングしているキラに見惚れたからなのか、二人はキラに声をかけることが出来なかった。

すると、

「お二人さん、なにを見てるんだ?」

とまたもや後から声が聞こえて来た。今度は男の声で。

また後を振り向くと3人の男が弁当を持って立っていた。

「君達は、更識の言っていた?」

「デュオ・マックスウェルだ、よろしく」

「アスラン・ザラです」

「・・・ヒイロ・ユイだ」

「初めまして、スィーリア・クマーニ・エイントリーだ」

とデュオ達はお互いに自己紹介をする。

「やっぱりあのエイントリー公爵家の令嬢だったか」

「私の家を知っているのか?」

「・・・それなりにはな」

「そうか」

「ところで、一体なにを見ていたんですか?」

「それは・・・」

そこまで言って、スィーリアとセシリアはキラの方に顔を向ける。

「なんと言いますか、絵になりますわ」

「まあ俗に言うイケメンだからな」

「・・・それを君が言うかね?」

周りから見てもイケメンなデュオは皮肉めいたことを言う。

「おーいキラ!こっちで飯食おうぜ!」

「デュオ、皆も。解った」

デュオに呼ばれたキラは、こちらに気付くとパソコンを閉じてこちらに向かってくる。

「ヤマト、なにをしていたんだ?」

「機体の調整です」

「自分の機体をですか?」

「そうだよ」

そう言ってキラ達は近くにあったテラスに座り、自分達の昼食を開ける。因みに言うが、キラ達は自分で作ったほうが安いということで、4人とも自作の弁当である。セシリアとスィーリアは折角だからということで、キラから貰ったのだ。

「それと、紅茶とコーヒーも持って来たよ」

「二つも?」

「どっちもキラの自作だ。味は勿論保障するぜ」

キラは鞄から2種類の水筒を取り出した。

「二人は、どちらが良いですか?」

「それでは、紅茶を」

「私も同じく」

「解りました」

キラは人数分のコップを取り出し、セシリアとスィーリアのコップに紅茶を注ぐ。

「どうぞ、桃のティーですけど」

「いただきますわ」

「こちらもいただこう」

そう言って二人は、キラが入れた紅茶を一口飲む。

「deliciousですわ!」

「本当だ、Greatな味わいだ」

余りの美味しさに二人共は母国語で発音するほど驚いた。

「キラの義父が紅茶好きで、よくキラが淹れてたんですよ」

「こいつ自身はコーヒー派なんだが、ちょくちょく紅茶の方も嗜んでるんだぜ」

「すごいですわねヤマトさん」

「君はなんでもできるんだな?」

「なんでもは出来ませんよ。出来ることだけです」

(羽○翼かよ!?)

照れるキラをデュオは内心突っ込む。

「ところで、セシリアから先ほど聞いたのだが、1週間後にクラス代表を決める試合をするらしいな?」

「はい」

「ザラさん達は、専用機は?」

「勿論持ってるぜ」

「・・・織斑千冬は、それも含めて俺たちと戦わせる気だ」

「あの目、明らかに俺たちに敵意を示してる」

「そんな・・・」

いくらなんでも酷すぎる、セシリアとスィーリアはそう感じた。特にセシリアは、千冬に憧れていたのだから尚更である。キラ達は何もしていないのに、何故敵意を向けているのかが解らないのだ。

「エイントリーさん、織斑先生は前からあんな感じなんですか?」

「いや。確かに厳しかったが、生徒に敵意を向けるような人ではなかった」

キラの問いにスィーリアは、顎に手を当てながら答える。彼女も1年の頃は千冬のクラスだったために、今回の千冬にはかなり疑問があるのだ。

「・・・とにかく、織斑千冬は警戒するべきだ」

そのヒイロの一言に全員頷く。

「・・・仕方ない。オルコットさん、今回はマント羽織って良いかな?」

「マント・・・ですの?」

「俺たちが作った、IS用のマントだ。俺たちの機体はかなり特殊でな?今は余り見せたくないんだ」

「そういうことなら、解りましたわ」

アスランの説明に、セシリアは納得する。

知っての通り、キラ達の機体は余りにもチートすぎる。いくらリミッターを掛けているとはいえ、今は余り人目に付きたくないのだ。

「悪いなオルコット。余り人目に付かないところなら、お前にも見せられるんだけどな」

「いえ。見せてもらえるだけでも充分ですわ。それほどまで強力なISということですのね?」

「・・・そうだ。下手をすれば1機で国一つを滅ぼせるほどの力を持ってる」

「「国一つを!?」」

ヒイロの口から出た言葉に、二人はまた驚愕する。いくらISが現状最強の兵器とはいえ、国一つを滅ぼすほどの力を持っているとなれば、見せたくないのも納得がいく。それどころか政府の者達が、我先にと奪いに来る可能性が高い。

「ま、リミッターを掛けているし、俺たち自身その気はないから安心しな」

「そもそも僕達は戦争自体嫌だからね」

「は、はぁ・・・」

もはやスケールがでかすぎて、セシリアはグロッキーになってしまう。

「というよりも良いのか?私達にそのようなことを話して?」

「二人なら大丈夫だと思ったから言いました」

「そうか・・・」

「・・・ありがとうございますわ」

自分達を信頼してくれたことに、セシリアとスィーリアは感謝した。

「おっと、そんなことよりも早く飯を食おうぜ」

「そうだな」

 

 

 

その後は雑談をしながら、昼休みが終わるまで昼食を堪能するキラ達だった。

 

 

 

 




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