女神と姫騎士とガンダムと・・・   作:エルシオンガンダム

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機体名:サリエルガンダム
パイロット:ヒイロ・ユイ
武装:
ミトゥムビームバルカン×2
マシンキャン×2
ヴァリアブルバスターライフル×2
リベリオンビームサーベル×2
ヴァリアブルバスターランチャー×2
フェザードラグーン×8
メッサーツバーグ×9
ヒートクロー×2
バードシールド
ビームキャノン
光の翼
バリア



ワンオフ・アビリティ:ゼロドライブ



備考:
ヒイロ専用の女神製ガンダム。見た目はウイングゼロ(EW)の翼が6枚になり、腕にはクロー、背部にヴァリアブルバスターランチャーが付いた。女神製ガンダムの中で一番火力が高く、それに見合うほどの装甲と機動力を有している。ワンオフ・アビリティであるゼロドライブは、ヒイロの世界にあった『ゼロシステム』のような未来予測システムであり、発動すれば頭部と胸部の装甲が一部スライドし、性能が最大まで出せるようになる。ヴァリアブルバスターライフルは連結することにより、『ツインヴァリアブルバスターモード』になる。さらにメッサーツバーグを3つ接続すれば『ドライツバーグバスター』、さらに3つ付ければ『ドライツバーグバスタードッペルト』になる。内側のウイングにはフェザードラグーンが内蔵されており、広げることでドラグーンを展開し、光の翼も出せるようになる。そしてゼロドライブモードになった状態で、ヴァリアブルバスターランチャーとドライツバーグバスタードッペルトの同時展開で出来る、『ゼロドライブバスター』は、最大出力でトゥールハンマー並の威力をたたき起こす。
余りにも威力があり過ぎるため、いつもはリミッターを掛けている。





第9話:天使のガンダム

 

 

「――ということですわ」

「「「…………」」」

前回の話の最後から数分後、ガイアたちはセシリア達に自分達のことを解りやすく説明した。もともと彼女達に自分達神姫のことを説明するつもりだったので、後はどういう経緯でキラ達と知り合ったのかも教えた。

「……それでは皆さんは、本当に神様に大天使様なんですか?」

「そうよ真耶。まあそんな簡単に信じてもらおうとは思わないわ」

「……もう訳が解らなくなりましたわ」

「私もだ……」

グロッキーになっている彼女達の言葉も一理ある。いつの間にか月に来たと思いきや、宇宙艦隊の元帥に会って、挙句の果てには神様に出会うという、たった1日で余りにも濃すぎる出来事が起きたのだから。

「あっ!そういえば僕達のIS見せてませんでしたよね?」

「そういえば、そうだったな」

キラ達は思い出したかのように言い合うが、3人はもうそれどころではなくグロッキーになっていた。

「あの…少し休ませてくれませんでしょうか?これ以上はフリーズしてしまいます」

「まあそうだよな?色んなことが一気にありすぎたし」

「すまない」

「いえ。それじゃあキラ君、彼女達を休憩所まで案内してくれ」

「了解しました。ガイアさん、一度ISを渡しておきますから、リミッターを解除しておいてくれませんか?」

「わかりましたわキラ様」

キラ達はISをガイア達に渡すと、真耶達に「こっちです」と言って彼女達を案内するためにその場から去った。

その途中で、地球が見える場所まで行って、さらに3人が驚愕する。

「ほ、本当に此処は月なのだな?」

「まああれだけじゃ信用できませんよね…」

「いえ、無重力を体験できただけでも凄いですわ」

スィーリアとセシリアは少し余裕が戻ってきたのか、そう感想を述べた。

「……あれ?よくよく思えば、月の重力は地球の6分の1ですよね?どうやって無重力に?」

「あれは他の神様と一緒に作った『無重力装置』で、一定の距離にある空間を無重力にすることができるんですよ」

「な……なるほど」

少しずつではあるが、なんとか耐性を持つようになってきたセシリア達。

少し歩くと、休憩室と書いてある部屋に着いた。中に入ると、どうやら先客が居たようである。

「ん?キラ達か」

「アムロさん、こんにちは」

「アムロ中佐、お疲れ様です」

「あぁ」

そこに居たのは、ここ最近たまに神姫達の入浴を見ようとして、とある神姫に殴られ『親父にもぶたれたことないのに!』と叫ぶのがお決まりになってきた、この小説で最強の人物の一人であるアムロであった。因みに彼が着ているのは、白を基調とした蒼いラインを帯びた、女神艦隊の制服だった。

アムロはキラ達に挨拶をすると、後にいる女性達に視線を向ける。

「キラ、彼女達が?」

「はい」

「そうか。俺は『女神艦隊第1IS部隊所属アムロ・レイ』だ」

「え!?ヤマト君、もしかしてこの人も?」

「はい、ISを使えますよ」

「というよりも、この艦隊のISは男でも乗れるように作られています」

キラとアスランの言葉を聞いた真耶達は先ほど以上に驚いた。それはそうだ。キラ達以外の男たちも、皆ISを纏うことが出来ると聞けば驚くなと言う方が無理である。

神様が居るよりも、ISに乗れる男がいるという方が、ISを身近に感じている彼女達には驚きなのだ。

「それでキラ、山田真耶という女性は誰なんだ?」

「えっと、私ですけど…」

突然自分の名前を呼ばれた真耶は、少し震えながら答える。

「はじめまして、貴方のことはハデスから聞いてます。貴方の担当は俺がすることなってますので、宜しくお願いします」

「そうなんですか!?」

「はい」

キラ達の教師ということもあってか、珍しく敬語で真耶と話すアムロ。

「ちなみにアムロさん、僕達よりも強いですよ」

「なに!?」

「ほ、本当なのですか?」

「おう、歳だけじゃなくて戦闘技術も上だ」

「歳は余計だデュオ」

キラとデュオの言葉に、女性陣は唖然とした。特にキラとデュオの戦いを間近でみたセシリアと真耶は、二人よりも強いと聞いてスィーリア以上に驚いていた。

「おっと、それじゃあ俺は先に戻ってるぞ?」

「解りました」

頼むぞと言ってアムロは休憩室から去り、キラ達は女性陣を座らせる。そして各々自販機の前に立つと、キラとヒイロは缶コーヒー、アスランとデュオはスポーツドリンクを買う。

「なにか飲みますか?」

「では、スポーツドリンクを」

「私は紅茶を」

「私もだ」

「解りました」

キラは自販機にあるボタンを押し、出てきた飲み物を3人に手渡す。

「はい、真耶さんはアク○リアスで、オルコットさんとエイントリーさんは午後○ィーです」

「「「どうして月にあるんですか?!(ですの?!)(だ?!)」」」

月という場所にどうしてあるのか?

思わず3人は突っ込みを入れて、少しして各々手に取った飲み物を口に含む。

「んく……喉を通る際の感覚にも違和感がありますわね」

「重力の影響だね、すぐに慣れるよ」

飲み物を飲んだお陰か、セシリア達は段々と落ち着いて来た。すると、扉の方からミカエルが入って来た。しかも先ほどとは違い、アムロと同じ様なデザインでスカートタイプの制服を着ている。

「ミカエルさん?」

「…解除が完了したのか?」

「ハイ……とはいえ、まだマスターのだけですが」

ミカエルはヒイロに待機状態のサリエルを渡す。

因みにサリエルの待機状態は、白い天使の羽のペンダントである。

「まあ俺たちの機体は、何重にもリミッターを掛けているからな」

「えぇ、特にキラさんのは私達ですら手を焼く程のですから、一番最後になりますの」

「神でも手を焼く程のプロテクトとは……」

一体どれほど強力な機体なのだろうか?

3人はそう思わずには居られなかった。

「折角だヒイロ、3人に見せてみろよ」

「それ良いかも♪僕らのとは違ってヒイロの機体はカッコいいし♪」

「お前が言うな……まあ見せるだけならここでも出来るし、良いんじゃないか?」

「…そうだな」

3人からの提案に乗り、ヒイロはミカエルから渡された待機状態のサリエルを胸に当てる。そして瞳を閉じて、起動するための合言葉を口にする。

 

 

「行くぞ、ゼロ」

 

 

その言葉を放った瞬間、ヒイロの身体が光に包まれた。

 

光が収まると、彼女達の目の前にはISを纏ったヒイロが立っていた。

 

「これは…白い天使?」

「綺麗な翼ですわ!それに全身を覆う装甲……まさか『全身装甲』ですの!?」

「こんなIS、見たことありません!?」

ヒイロのISを初めて見た女性陣は、驚愕と感動が入り混じっていた。

全身を覆う装甲。

白い大きな翼。

ツインアイにブイアンテナ。

どれをとっても今まで見たことがない、最新鋭の機体なのだ。

「…機体名は『サリエルガンダム』だ」

「サリエル?たしか神の命令と言う名の大天使ですわね?」

「はい、ですが『ガンダム』とは?」

ガンダムという単語に女性陣は疑問符を浮かべた。

「ガンダムは、僕達の機体の総称であり『平和への希望』なんですよ」

「『平和への希望』……」

「まあ大抵はツインアイでブイアンテナの顔が特徴なんだがな」

「それは言うなデュオ」

 

とキラ達は軽い感じで説明したが、その中にある『平和への希望』は決して軽くないと3人は思った。

彼女達は人口何億人の中から選ばれた、ISの国家代表、代表候補だ。文字通り血の滲むほど努力してきたし、自ら進んで軍事関係の事柄まで調べ学んだ。セシリアもまた、スィーリアと出会ったことによりISを『女性達の希望』ではなく、『現状最強の兵器』とちゃんと認識している。だからこそ、目の前に立っているISがどれ程強力で、それ程の思いを込められているんだと理解できたのだ。

 

「ガンダム……それが君達の『剣』なのだな?」

「!?」

「……そうです」

 

そのことを含めてスィーリアは、ガンダムを『剣』と称し、アスランとキラは少し懐かしさを感じた。

 

「確かに、このような機体をおいそれと出すわけには行きませんわね」

「あぁ。下手をすれば、世界中から狙われるな」

「昨日も見ましたが、これは良くも悪くも異常な機体です」

 

3人は改めてキラ達の機体が、表で見られたくないのかを納得したのだった。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

 

「それじゃあ、今から今後のことを3人に説明します」

「「「はい」」」

ヒイロのガンダムを見たり触ったり(主に羽を)した後、キラ達は彼女達に今後のことを説明する。

「まず、山田先生は新しく作る専用機、二人は改造する機体を扱うための訓練をしてもらいます」

「もしかして、宇宙でですか?」

キラとアスランの説明を聞いた真耶は、少し不安になりながら質問する。その問いに二人は首を縦に振る。

「元々ISは宇宙での活動を目的に作られた『者』だ。俺たちのガンダムは全て、あらゆる地形で対応できるようになっている。それには勿論、宇宙も当てはまっているお前たちの機体も、宇宙で戦えるようにするつもりだ」

「そんで真耶ちゃんはさっき会ったアムロ中佐が、お穣様方には蒼い翼の騎士様が担当することになるぜ」

 

ヒイロが目を閉じながら自分達の機体のことを話すと、デュオはキラに顔を向けながら担当する人物を説明する。その際キラは少し照れ笑いした。

因みにヒイロがISを『物』ではなく『者』と言ったのは、ISが生きているからであった。いくらヒイロでも、生きている存在を自爆に使おうとは思わない(昔ならやっていたが)。

 

「一通り慣れてきたら、今度は3人に新しい専用機を使って貰います」

「それからは調整を加えながら、宇宙空間に適応するようにさらに訓練をすることになっています」

「「「………」」」

 

再び彼らの口から出た内容に彼女達はまたもや言葉が出なかった。

いくらなんでもレベルが違いすぎる。

目の前の少年たちは、このようなことを平然とやって来たのか?

余りにも自分達とは歳が近いとは思えない。

 

「……貴方達は、一体何者なんですか?」

恐る恐る聞く真耶に、キラ達はすぐには何も言えなかった。

しかし誰よりも早くヒイロが答える。

「……お前達は『転生』を知っているか?」

「転生?輪廻転生のことか?」

「そうだ。……そして」

「僕達がその転生された存在、『転生者』です」

「「「!?」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

この日3人は、何度目かの驚愕をするのだった。

 

 

 

 

 

 

 






皆さんお久しぶりです。
最近アズールレーンをやり始めました。
それでイラストリアとか高雄が出てちょっと興奮しています。

それと神姫ではまた恋姫とコラボしました。
しかも今度は自分の大好きな雪蓮さんが来るとなると、これは絶対にやらねばとおもいます。

次回はキラとお穣様二人の話です。
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