女神と姫騎士とガンダムと・・・   作:エルシオンガンダム

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機体名:ドラグーン
主なパイロット:セシリア、スィーリア、ベルティーユ、ノエル、ポプラン、コーネフ、フォルセティ、タナトス等
固定武装:
ミトゥムビームバルカン×2


基本兵装:ほぼストライクと同じ


備考:
女神製の量産型第5世代IS。性能はストライク等に匹敵する程の高性能で、男でも乗れるように改良されている。量産型ということでやられ役だと思われ勝ちだが、乗ってる者達は皆充分すぎるほど練度があり、その力を最大限に発揮している。ちなみにモデルはドラグナーのドラグーンとSEEDのウィンダムとなってる。


ロングレンジストライカー:
連装ミサイルランチャー×4
精密標準用センサー
サーモスコープ
ロングレンジライフル レーヴァテイン


ポセイドンストライカー:
フォノンメーザー砲
三叉槍 トリアイナ
テイルエクステンション
魚雷キャニスターポッド
エネルギー偏向装甲ゲシュマイディッヒパンツァー
偏向ビームライフル ヒュドラ
誘導魚雷ポッド×2基
ビームピック×2




他にもあります。




第13話:襲来(したわけじゃないけど)中国代表候補生!

 

―翌日―

 

「あ~なんかすっげえ久しぶりな感じがする」

「そうだな」

 

 朝の教室内で、デュオとアスランはそうぼやいていた。

 

「それにしても白翼狼か。不動明王から聞いたことはあるが、まさかこんなところで出会うとはな」

「しかも惚れたのが、ドイツ国家代表のベルティーユ・アルチュセールと来たもんだ。あの元帥曰く腕は確からしいしな」

 

 あのロイエンタールの友人が認めた人物、おそらくソレ相応の努力をして来たのだろう。でなければドイツ代表、それも前世からロイエンタールの親友である彼が認めるはずがないのだ。

 

「それでデュオ、会長はなんて言ったんだ?」

「とりあえずはキラ達が言った通り、生徒会が保護してあのベルティーユのお穣が世話するってことにしたらしいぜ」

「そうするしかないな。あながち間違いではないのが幸いだが・・・」

 

 とアスランとデュオが話していると、ヒイロとキラとセシリアが教室に入って来た。

 

「おはようアスラン、デュオ」

「おはようございますわ」

「・・・」

「おっす!」

「おはよう」

 

 お互い挨拶をすると、各々自分の席に着いた状態で話し合うことになった。

 

「しっかしキラ、お前の周り段々と金髪のねえちゃんが増えていくな?」

「確かにな。セシリアとスィーリア先輩もそうだが、今度はベルティーユ先輩も含めて結構な数だな?」

「そうですわね?」

「そうかな?僕はあんまり考えたことは無かったけど?」

「いやいや、他にもいるだろ?ガヴリエルとかサンダルフォンとかアリアンロッドとかいるじゃねえか!」

「・・・・・・よくよく思えばそうだね」

 

 自分の周りには結構金髪の人が多いと初めて知ったキラ。

 

「それでキラ、あの狼とお穣たちはどうなったんだ?」

「ルームメイトがアンさんとエマさんだってこともあって、狼さんもなんとか受け入れられたよ」

「色々驚いておりましたが、大丈夫ということで心を開いてくれましたわ」

「適応能力あるな?」

 

 キラとセシリアの話を聞いて、デュオはベルティーユの友人達にそう感想を述べた。

 すると、

 

「その情報、古いよ!」

 

『?』

 

 突如廊下の方で声が聞こえて来たが、もうすぐ教師達が来るので準備をした。

 その数秒後、千冬が教室に入りSHRが始まった。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

―IS学園 食堂―

 

「さてと、何処で食べよっかな?」

「余り空いているところがないからな」

 

 食堂のおばちゃんから昼食を受け取った後、キラ達は何処に座ろうかと席を探していた。しかし混雑していたためか、何処を探しても満席状態だった。

 

「おーい皆!こっちだ!」

「ん?一夏!」

 

 自分達を呼んだ方向に向くと、そこには一夏と箒、ツインテールの少女が座っていた。すかさずキラ達もそちらに向かい、全員座ることが出来た。

 

「そういやなんだかんだで自己紹介出来てなかったな?こいつは篠ノ之箒、俺の幼馴染だ」

「・・・どうも」

「はじめまして、僕はキラ・ヤマト」

「アスラン・ザラだ」

「・・・ヒイロ・ユイ」

「デュオ・マックスウェルだ」

「セシリア・オルコットですわ」

「よろしく。私の事は名前で呼んでくれ、それと敬語も要らない」

「わかったよ箒。それで一夏、そっちの子は?」

「はじめまして、今日付けで2組に転校してきた『凰鈴音』よ、鈴で良いわ。これでも中国代表候補生で2組のクラス代表よ」

「んで俺のセカンド幼馴染なんだ」

「セカンド?」

 

 何故セカンドなのか頭に?を浮かべるキラ達。

 

「箒の入れ替わりで来たんだよ。だからセカンド幼馴染なんだ」

「そうなんだ。あっ因みに凰さん、セシリアはイギリス代表候補生なんだ」

「へ~、じゃあ強いの?」

「勿論ですわ!っと前の私なら言っておりましたが、キラさん達と戦って自分等まだまだだと痛感いたしましたわ」

「え、なに?もしかしてヤマト達って強いの?」

「あぁ、おれもデュオにボコボコにやられたからな・・・」

「まあ俺たちも色々経験して来たからな。それなりにはできるつもりだぜ」

「なにそれ怖い」

「大丈夫だよ。クラス代表は一夏だから」

「なにが大丈夫なんだよ?!」

「それと一夏」

「ん?」

「絶対優勝してデザートフリーパスを手に入れてよ。じゃなきゃ筋○バスターかけるから」

「それなんて脅迫!?」

 

 クラス対抗戦で優勝した組はデザートフリーパスが貰えるということを思い出し、キラは一夏に漫画界でも有名な必殺技をかけると一夏に脅迫した。キラは大の甘党であり、自分が食べようとしたケーキが食べられたら例え神様であろうと地獄を見せる程好きなのだ。実際にキラが楽しみに取っていたチョコレートケーキを食べてしまった、破壊神Sさんは『あれは本気で死ぬかと思った』と震えながら語った程である。

 

「キャースィーリア様よ!」///

「嘘でしょ!?」///

「本物だわー♥!」///

 

『ん?』

 

 突然黄色い悲鳴が響き、全員その方向に向いた。そこには多くの女生徒達が集まっており、その中心にはこれだけの野次馬が出来るほどの美貌を持った女性、スィーリアが食堂に入って来た。

 

「なんだエイントリーさんか」

「知り合いか?」

「私の義理の姉妹ですわ。イギリス代表なのですよ」

「うそ!イギリス代表!?」

「えっと・・・それってすげえの?」

「オイオイオイ」

「・・・素人だな」

「何処のグラップラーネタよ!?」

 

 国家代表なんだから普通はその国の代表だと解るはずなのに、一夏はそれって凄いのと質問した。それに対してキラとヒイロは某格闘漫画に出てくるモブみたいなことを言い、それに反応した鈴がツッコミを入れた。

 

「そりゃあすげえだろ。国の代表なんだから」

「へえ・・・つうかキラ達も知り合いなのか?」

「キラはセシリアとスィーリア先輩と同室なんだ」

「なっ!?大丈夫なのか?」

「ソレに関しては分をわきまえているから大丈夫だよ」

「そうですわね。仮に私達の着替えを見てしまってもちゃんと謝罪いたしますし、レディの扱い方も慣れておられるようですし、邪な気持ちもまったくありませんわ。顔を赤くしておりましたが」

「どっかの誰かさんとは違うわね?」

「そうだな・・・」

「ん?」

「「はあ・・・」」

 

 セシリアの口から出たキラとの生活に、鈴と箒は一夏を見ながらため息を吐く。

 

「・・・凰さんって一夏のことが好きなの?」

「なっ!?そそそそそんなわけないでしょ!?」///

《納得した》

「そうだぜ?俺と鈴はただの幼馴染だぞ?」

「・・・・・・ふん!」

 

 一夏の鈍感さに鈴は頬を膨らませながら顔を逸らした。これだけでもうヒイロ以外は気付いた。

 

「君達、ここに居たか」

 

 そんなことを話していると、昼食を持ったスィーリアがキラ達の元にやってきた。

 

「エイントリーさん」

「隣良いだろうか?」

「おう、キラの隣が良いなら代わるぜ?」

「良いのか?」

「かまいませんよ」

「・・・・・・」

「ヤマトは良いか?」

「はい、大丈夫です」///

 

 キラからも許可を貰い、スィーリアはデュオと代わる形でキラの隣に座った。

 

「キャー!!スィーリア様が男性操縦者達と一緒にいるわ!?」

「スィーリア様の隣にいるのって、ヤマト君じゃない?」

「羨ましいわ!スィーリア様の隣にいられるなんて!!」

 

 スィーリアのファン達は皆、彼女の隣にいるキラ達を見て羨ましがっていた。

 

「それとヤマト、私のことはスィーリアで構わない」

「えっ、良いんですか?」

「名前で呼ばれる方が慣れているからな、前の学校でも親しい者達は皆私を名前で呼んでいたしな」

「解りました。それなら僕も名前で呼んでください」

「あぁ、ありがとうキラ」

「それなら俺たちのことも名前で呼んでくれ」

「解った」

 

 周りのことはお構い無しに、キラ達はスィーリアも入れて話し合った。

 

「それとスィーリアさん、こちらが一夏と箒で、向こうに居るのが今日2組に転校して来た鈴です」

「どうも、織斑一夏です(すっげえ美人だな)」

「篠ノ之箒です(この人、強い)」

「えっと、中国代表候補生の凰鈴音と言います。今日2組に転校してきました」

「よろしく頼む。君達の事はキラ達から聞いてる。凰は生徒会長からだがな」

「そうですか」

 

 スィーリアが鈴のことを知ったのは一昨日、キラ達との訓練をする前だった。その際に楯無から中国から転校生が来ると伝えられたのだ。

 

「なあキラ、スィーリア先輩って強いのか?」

「何言ってるのですか一夏さん?代表なのですから強いに決まってるでしょ?」

「悪い、言い方間違えた!キラ達から見て、先輩はどう強いのかなって?」

「あっ、そういうこと」

 

 一夏の言いたいことが解り、キラは「う~ん」と頭を捻りながら考えた。それを見たスィーリアは、どういう質問が返ってくるのか緊張していた。

 

「・・・・・・僕が言うのもなんだけど、『化け物』だね」

『!?』

「昨日(僕のストライクと)一度だけ模擬戦をしたんだけど、(慣れない宇宙でありながら)段々と僕の動きに付いてきて怖かったよ(リミッター付けてたけど)。セシリアもそうだけど、スィーリアさんは天才でありながら努力家だ。(このままいけば)僕じゃ勝てないかな」

「キラ・・・」

 

 実は昨日、狼をベルティーユに預けた後、キラはスィーリアと宇宙で模擬戦をしたのだ。その中で一番キラが驚いたのは、彼女のキラに対しての対応の早さだった。キラの戦闘スタイルは、高機動で動き、どんな距離でも戦う全距離対応型だ。それは一対一であろうと一対多であろうと変わりは無い。実戦経験に関してもあからさまにキラに軍配が上がる。そんなキラをリミッターを掛けたストライクとはいえ、スィーリアはキラに食らい付いたのだ。しかも彼女だけじゃない、セシリアもそうなのだ。神姫や機体の性能云々で、彼女達は異例の速さでキラ達に追いついているのだ。このままいけば本来の機体に乗ったキラ達とも一緒に戦えるぐらいになるだろう。

 

「へ~、やっぱり代表って凄いんだな?」

「当たり前だろ一夏?代表候補生もそうだが、代表は国そのものを背負って日本に来ているんだぞ?」

「そう。血の滲むほどに努力して、他の者達と競い合い、国や政府の偉い人達から信用も信頼もしたからこそ専用機が託されて、こんな風に色んな人から慕われたり憧れの対象になったりするんだ」

「男性のIS操縦者だからっていう理由で、専用機を貰ったお前とは見てる世界が違うんだ」

「うっ・・・」

 

 デュオから事実を言われて、一夏はグゥの音も出なかった。

 

「なあキラ、俺にISの使い方を教えてくれないか?」

「う~ん・・・そうしたいのは山々なんだけど、今ちょっと用事が出来ててね。たまにならば良いけど」

「本当か!!」

 

 たまになら良いと言われた一夏は、嬉しそうに立ち上がる。

 しかし、

 

「何を言ってる!?一夏は私が鍛えるといったハズだ!」

「専用機を持ってないあんたがなに言ってるのよ?一夏の面倒は私が!」

「君2組でしょ?クラス対抗戦がある前に機体を見せるのは不味いんじゃない?」

「うっ・・・」

 

 キラの言うことはもっともだ。鈴は2組の代表であり、中国代表候補生だ。勿論専用機だってあるし、実力は折り紙付きだ。対する一夏はISに触れたばかりの素人であり、キラ達が辞退した所為もあり一組の代表になっただけ。専用機も実験的な意味で貰った機体だ。それがクラス対抗戦の前から一緒に訓練したとなれば、敵情視察かスパイだと勘違いされても仕方が無いのである。

 

「そうだヤマト。先ほど山田先生が、新型パッケージが届いたと言っていた」

「完成したんですね?解りました、後で行きます」

「パッケージ?」

「IS専用の換装装備だよ。量産機には全部、一部の専用機にも取り扱われているんだ」

「へ~、じゃあ鈴やセシリアの機体にもあるのか?」

「勿論あるわ。と言ってもまだ開発してる途中だけど」

「私のブルーティアーズにもありましたが、今はある理由でお姉さまの機体と一緒に手元にありませんの」

「え!?大丈夫なのそれ?」

「大丈夫ですわ。代わりに私達は、キラさん達の企業が作った量産機を持ってますので」

「なんですって!?」

 

 セシリアの言ったことに、鈴は立ち上がりながら叫ぶ。それはそうだ、国家代表と代表候補生が、別の国の企業が作ったISに乗るなんて非常識にも程があるのだから。

 

「勿論イギリス政府の方々には許可を貰っておりますし、私達の専用機も技術を提供する代わりに此方と合併し、委員会には報告しないことを条件にキラさん達に見てもらってますの」

「キラ達の企業で造られた機体は、例え量産機であろうと現状の専用機以上に強力だからな。私たちも最初は振り回されていたが、やっと慣れてきたところだ」

「うそでしょ!?量産機が専用機より強力なんて・・・」

「・・・凰鈴音、専用機と言えば聞こえは良いが、実際は試作機だ。試作機というのは量産機を作る際の過程に過ぎない」

「で・・・でも、アニメとかじゃ量産機ってやられ役みたいな扱いでしょ?」

「まあやられ役っていうのはあながち間違っちゃいねえが、その言い方はやめろ(量産機に乗ってた俺たちもいたたまれねえ)」

 

 鈴の言ったことも間違いではないが、その量産機たちに乗っていた人達も大切な者の為に戦って来たのだから、悪く言われたらデュオ達もいい気にならない。

 

「確かにそう思われても仕方ないけど、量産機は試作機で得られたデータを元に、新しい技術を取り入れながらも大量生産できるように、出来るだけコストを削減して色んな工程をクリアしてできるんだ」

「おもな奴が打鉄とかラファールだろ?」

「あれ等は確かに第3世代には劣るが、元々は第1世代の機体のデータを生かして作られたんだ」

「・・・言われてみれば、確かにそうよね」

 

 中国代表候補生になってから鈴は、ISに関して色んなことを学んだ。その中にはもちろん専用機と量産機の違いも載っていたが、詳しいことまでは見なかったので、彼女の中では『量産機=弱い』という方程式になっていた。

 

「それに量産機だって乗る人しだいで強くなるしね。ヒイロもデュオもそうだし、今ならセシリアやスィーリアさんもそうだからね」

「・・・・・・なにがなんだか解んないだが?」

 

 ずっと置いてけぼりだった一夏は、キラ達が何を言ってるのかちんぷんかんぷんだった。

 

「速い話が、量産機だからって別に専用機に負けるわけじゃないってことだ」

「は~、なるほど」

(ぜったい解ってないなコイツ)

「さてと、それじゃあ僕達は先に行ってるね」

「って何時の間に!?」

 

 自分たちよりも遅く来たのに、いつの間にか昼食を終えていたキラ達。ふと時計を見ると、もうすぐで昼休みが終わることに気が付き、一夏達も急いで食べることにした。

 

 

 

 

 

 結局時間ギリギリで来てしまい、一夏と箒の頭に千冬の出席簿が振り落とされた。

 

 

 

 

 

 




みなさんこんにちは。


金曜日にダイバーシティに行って、ガンダムのプロジェクションマッピングを見て涙を流し、土曜日にクレヨンしんちゃんの映画を見て、その後仕事で忙しい父を置いて家族みんなでカラオケ(しかも全部アニメ・ゲームソング)を、夜の1時くらいまで歌っていた作者です!

今回は鈴ちゃんが登場しました(なんか無理やり感があるけど)。

次回はまたしんちゃんの方になります。

それでは。
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