クトゥルフ神話~CROSS GAME~   作:龍南

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今回は駆の本領発揮。同時に1人のダイスが荒れ始める・・・


第4話:大切な人に贈るケーキ

駆「KP、この後イベントは?」

 

弘美「ないわよ。ぶっちゃけると後は店を見つけるだけ。探偵さんの腕の見せ所よ」

 

駆「つまりがちでこの歌を頼りに見つけなきゃいけないわけか・・・」

 

ミサキ「おそらくこの歌の通りに進んだら行けるんでしょうね・・・たどり着くための歌って言ってたんだし」

 

ヒロム「でもまずはうさぎの小道って・・・どこのことなんでしょう・・・」

 

遥「わかんない・・・その辺にいる人に聞けない?」

 

弘美「聞いてもいいわよ」

 

遥「やった!よーし!」

 

亜里沙『すいません、うさぎの小道って知りませんか?』

 

通行人『うさぎの小道?知らないね』

 

亜里沙『そ、そうですか・・・』

 

遥「それじゃあわかんないよ・・・」

 

ミサキ「どういうことかしら・・・」

 

駆「こういう時は俺に任せて!」

 

賢一『では、うさぎにかかわる場所や店は御存知ありませんか?』

 

弘美「そういう聞き方をするなら・・・」

 

駆(・・・なんでダイスを振ってるんだ(汗))

 

通行人『それならラビットパラダイスのことかな?』

 

賢一『ラピットパラダイス?』

 

通行人『はい。ウサギ専門のペットショップですよ。ここから15分ぐらいのところにあるよ』

 

賢一『分かりました。ありがとうございます』

 

ミサキ「さすが本職の探偵ね駆」

 

駆「これぐらい造作もないです」

 

ヒロム「ではラピットパラダイスに行きましょうか」

 

遥「レッツゴー!」

 

弘美「じゃあ15分ぐらいでラピットパラダイスに着くわね。ラピットパラダイスの脇に道があるわね」

 

ミサキ「じゃあその道を通りましょうか」

 

弘美「でしょうね。そこは細い路地、細かく道が入り組んでいるのかいくつもの細道が交錯しているのが分かるでしょうね。その道をしばらく行ったところで・・・皆聞き耳をお願い」

 

駆「おう、聞き耳か。地味に使う機会があまりなかった技能だね」

 

ミサキ「あれね、双子の詩帆の泣き声を聞き取れるかどうかで使って以来じゃないかしら?」

 

駆「あぁ、あれ以来か。」

 

 

 

賢一:聞き耳(65)→37(成功)

亜里沙:聞き耳(85)→00(ファンブル)

早矢香:聞き耳(65)→46(成功)

勇也:聞き耳(85)→67(成功)

 

 

 

遥「あ、やっちゃった」

 

駆「よりによって100ファン・・・」

 

弘美「ここでそれ出すの(汗)」

 

翔太「まじかぁ・・・」

 

ミサキ「まさか遥ちゃんが出すとは思わなかったわ」

 

ヒロム「遥さん、運が非常にいい印象ですからね」

 

遥(本当に運が良かったら私前の世界で死なずにこの世界に転生してないよぅ(汗))

 

弘美「じゃまぁ・・・亜里沙は何かの拍子に転んだということで・・・HP1減少ね」

 

遥「わーん」

 

 

 

亜里沙:HP11→10

 

 

 

弘美「亜里沙以外の3人はどこからともなく甘い匂いがしてくるわね」

 

ヒロム「うーん・・・その方向に行きます?」

 

ミサキ「いや、甘い罠って歌であったし、行かないほうが賢明と思うわ」

 

ヒロム「あ、そうだった」

 

遥「亜里沙は聞こえてないからそもそもわからない(汗)」

 

翔太「とりあえずRPしようぜ(汗)」

 

亜里沙『いったー・・・』

 

賢一『大丈夫亜里沙?』

 

亜里沙『うん』

 

勇也『それにしても・・・なんだろうこの匂い・・・』

 

早矢香『甘い匂いがするわね』

 

賢一『確かに』

 

亜里沙『え?私なんも匂わない・・・』

 

賢一『亜里沙・・・って!怪我してるじゃん。早く応急手当!』

 

亜里沙『・・・あ、ほんとだ。なんか痛いと思ったら・・・応急手当なら自分でできるから大丈夫だよ』

 

遥「応急手当振ってもいい?」

 

弘美「えぇいいわよ」

 

翔太(駆のナイスフォローだな)

 

 

 

亜里沙:応急手当(85)→04(クリティカル)

    HP10→11

 

 

 

遥「クリティカルー!」

 

弘美「遥ちゃんのダイスが荒れ始めた・・・」

 

翔太「1ダメしか受けてないからどっちにしろ全回復だからなしかも・・・」

 

弘美「そうなのよね・・・クリティカル特典は次使う技能に+10でいいかしらね」

 

遥「はーい!」

 

亜里沙『よし、これでOK!』

 

賢一『さすがにもう慣れてるね』

 

亜里沙『勿論!医大生だもん!』

 

早矢香『亜里沙ちゃんが応急手当てしてる間にこっちで考えてたんだけどさ・・・匂いがしてる方向は避けようと思ってるわ』

 

亜里沙『え?何で?』

 

勇也『歌ですよ。【甘いにおいがしてきたら、騙されないでそれは罠】ってありましたから』

 

亜里沙『あ、そっか』

 

賢一『うーん・・・いや、俺はそのまま進んだほうがいいと思うんだけど』

 

早矢香『え?』

 

賢一『早矢香・・・気づかない?』

 

早矢香『何が?』

 

賢一『確かに【甘いにおいがしてきたら、騙されないでそれは罠】ってあったけど、その次、【誘惑のとらばさみを抜けたらチョコのドア】ってあったでしょ?』

 

早矢香『・・・あ』

 

賢一『気づいたみたいだね。とらばさみが罠。でもここは細い道でとらばさみみたいな感じじゃない。罠はこの細い道を抜けた先にある。だから細い道を抜けるまでは少なくとも匂いの方向に行ってもいいと思うよ』

 

駆「PL的な補足を言うといくつもの細道が交錯しているとかだったら普通なんかそれに関する技能を要求するんじゃないかなと思った。技能じゃなくても右左どっちに進むかとかの選択肢はあってもいいと思ったし、それがないということはこの細い道はあんまり重要じゃないって思った」

 

ミサキ「・・・本職の探偵の本領発揮ね」

 

ヒロム「ついていけない(汗)」

 

遥「さすがお兄ちゃん!」

 

早矢香『確かに賢一の言う通りね。じゃあそうしましょうか』

 

亜里沙『お兄ちゃん凄い!』

 

弘美(PLでもPCでもそれは言うのね(汗))

 

勇也『さすがですね』

 

早矢香『やっぱり賢一を入れてよかったわ』

 

弘美「じゃあその細い道を抜けると和菓子屋とケーキ屋が並んでいるのが分かるわ。甘いにおいのもとはその2つの店からだということも分かっていいわ」

 

駆「確定。とらばさみはこの2つの店だ」

 

ミサキ「ということは次はチョコのドアね・・・」

 

弘美「それじゃあ皆、目星をお願い」

 

ヒロム「今度は目星・・・」

 

翔太「遥ちゃんはさっきのクリティカル特典で+10するのを忘れないようにな」

 

遥「はーい!」

 

 

 

賢一:目星(73)→33(成功)

亜里沙:目星(85+10=95)→87(成功)

早矢香:目星(85)→63(成功)

勇也:目星(85)→38(成功)

 

 

 

遥「+10がなかったら失敗してた・・・」

 

ヒロム「ほんとに遥さんのダイスが荒れてる・・・」

 

駆「ファンブルじゃないだけましまし」

 

弘美「それじゃあ4人ともこの和菓子屋とケーキ屋の間に非常に細い路地があることに気付けるわ。」

 

ミサキ「つまりこの道を行けってことね」

 

駆「そういうこと」

 

遥「レッツゴー!」

 

弘美「進むのね。じゃあ・・・その路地は奥に行くにつれて道幅は広くなっており、地面は石畳で、両側が普通のビルであるにも関わらず生垣が奥まで続いていることが分かるわ。」

 

ヒロム「え、それちょっと何かおかしくありません?」

 

弘美「えぇ、おかしいわよね?明らかに現実的におかしい現象を目撃してしまった4人はSAN値チェックよ」

 

駆「ここできますか・・・」

 

 

 

賢一:SAN値(42)→24(成功)

亜里沙:SAN値(60)→89(失敗)

早矢香:SAN値(73)→76(失敗)

勇也:SAN値(50)→48(成功)

 

 

 

駆「・・・普通結果が逆だよね?」

 

ヒロム「SAN値が低い2人は成功し、」

 

ミサキ「SAN値が高い2人が失敗した・・・」

 

遥「私のダイスがおかしい・・・」

 

翔太「まじで遥ちゃんのダイスはどうしたんだ・・・」

 

弘美「・・・え、えっと、成功した2人はSAN値の減少はなしよ失敗した2人は1d2のSAN値減少よ」

 

 

 

亜里沙:1d2→2(SAN値60→58)

早矢香:1d2→1(SAN値73→72)

 

 

 

駆「亜里沙のSAN値が・・・」

 

遥「減っていく・・・」

 

弘美「で、進む?」

 

ヒロム「それはまぁ・・・」

 

ミサキ「進まないと始まらないし」

 

弘美「まぁそうよね。それじゃあ、路地を進んでいくと奥に小さな店が見えてくる。それは竹藪の中にぽつんと佇んでおり、どことなく和洋折衷な雰囲気を持っているわ」

 

駆「看板はある?」

 

弘美「あるわ。看板には「菓子専門店『タチバナ』」と書かれているのが分かるだろう。外にOPENの看板は立っているが木の扉は閉ざされてるわ」

 

遥「普通に開けることはできないのかな?」

 

ヒロム「試しに勇也が開けてみましょうか?」

 

弘美「普通に開けようとしても開かないわね」

 

ミサキ「ってことは・・・」

 

駆「ここで使うんだろうね・・・あの呪文」

 

遥「そっか!だったら私に任せて!」

 

亜里沙『甘い甘い隠し味、たっぷりかけて召し上がれ!』

 

遥「これでどうかな?」

 

弘美「そうすると扉はひとりでに開き、中からふわりと甘い香りがするわね」

 

ミサキ「開いたわね・・・」

 

駆「ならば突入だ」

 

遥「レッツゴー!」

 

弘美「じゃあ中に入るとそこはお菓子の洪水ね。壁の棚には古今東西の様々なお菓子がずらりと並び、店の中を甘い香りが満たしている。一つ一つのお菓子が存在を主張しているのに混じりあう香りは不思議と不快ではなく、貴方たちは幸せな気持ちになるでしょう」

 

ヒロム「幸せな気持ち・・・」

 

ミサキ「間違いないわね・・・後は食べると幸せになるケーキね」

 

弘美「さて、貴方たちが店内を見ていると、店の奥から男が出てくるわ」

 

駆「男・・・」

 

弘美「翔太お願い」

 

翔太「おう、男は4人に向かって微笑むと、」

 

男『いらっしゃいませ、私の店へようこそ』

 

翔太「と口を開くぜ」

 

遥「ここからはRPだね!」

 

賢一『あなたがタジマさんですか?』

 

タジマ『いかにも。私がタジマと申すものです』

 

早矢香『ここのお菓子はすべてあなたが?』

 

タジマ『はい、私が作っております。お代は頂いておりませんのでお好きな物をお好きなだけお持ち帰りください』

 

勇也『え!?た、タダですか!?』

 

タジマ『はい。私には外の世界での通貨はあまり意味を成しませんので』

 

亜里沙『えぇ・・・どういうことですか?タジマさんって一体何者なんですか?』

 

タジマ『ここの店主です。それ以上でもそれ以下でもありませんよ』

 

早矢香『自分の正体のことは何を聞いても答えてくれなさそうね・・・質問を変えるわ。この鍵は一体何?』

 

タジマ『ここの入口の鍵ですよ。別に私にお返しいただかなくて結構ですので、お持ち帰りください』

 

賢一『そうなんですね・・・では、私達はここに食べると幸せになるケーキがあると伺ってきたのですが』

 

タジマ『ああ、そちらをお求めでいらしたんですね。あれは私ではお出しできないんです。あれは作る人が大事ですから。どうやら外ではだいぶ誤解されてしまっているようですが』

 

勇也『作る人が大事・・・なんですか?』

 

タジマ『はい』

 

亜里沙『まぁ料理って作る人が想いを込めて作るものだからね』

 

タジマ『ほぉ、そこの少女は分かってらっしゃるようだ。まさにその通りです』

 

賢一『では秘密のレシピというのは?』

 

タジマ『それでしたらお教えすることが出来ますよ。ただし口外しないということを約束していただきます』

 

早矢香『そりゃまぁ・・・秘密ってあるぐらいだからそれぐらいは守るわ・・・にしても、随分と簡単に教えてくれるのね』

 

タジマ『せっかくここまで来てくれたのですからね。さぁ、こちらへどうぞ』

 

翔太「と、奥へ案内してくれるぜ」

 

ヒロム「奥へ」

 

遥「実際に作るのかな?」

 

駆「とにかく行ってみようか」

 

ミサキ「そうね」

 

弘美「じゃあ、店の奥は料理教室でよく見るようなキッチンになっているわ。タジマは貴方たちをそこへ導きいれると貴方たちへ1枚の紙とエプロンを渡してくるわ」

 

亜里沙『やっぱり実際に作るんですね』

 

タジマ『はい。それでは作るお菓子を決めましょうか。この10個の中からお選びください』

 

翔太「と言うぜ。10個というのはこれだな」

 

 

 

1.ザッハトルテ(難易度3)

 

2.レアチーズケーキ(難易度5)

 

3.シュークリーム(難易度3)

 

4.フォンダンショコラ(難易度4)

 

5.チョコチップのカップケーキ(難易度5)

 

6.マカロン(難易度3)

 

7.ショートケーキ(難易度4)

 

8.モンブラン(難易度4)

 

9.いちごのタルト(難易度4)

 

10.生チョコ(難易度6)

 

 

 

弘美「ちなみに横の難易度っていうのは数字が大きいほど・・・簡単よ」

 

駆「え?」

 

ミサキ「大きいほうが簡単?」

 

弘美「そうよ。。ちなみに皆一緒じゃなくていいわよ。別のやつを作ってもいいわよ」

 

駆「じゃあ俺はレアチーズケーキ」

 

翔太「お前好きだもんなチーズケーキ」

 

ヒロム「じゃあ僕はチョコチップのカップケーキにします」

 

ミサキ「私は・・・いちごのタルトにするわ」

 

遥「私は・・・料理技能持ってるし、ザッハトルテに挑戦!」

 

弘美「OKね。じゃあここから料理タイムよ。料理は仕込み、調理、仕上げの3回でそれぞれ調理技能かDEX×nを振ってもらい、最後にSAN値チェックを利用して味がどうなったか判定するわ」

 

駆「よりによって最後SAN値チェックで判定するのかよ・・・」

 

翔太「まぁ最後のSAN値チェックはその前の3回のダイスの成功回数によって補正が変わるぜ。て失敗した場合は自動失敗、1回成功は現在SAN値-20、2回成功した場合は補正なし、全て成功した場合は自動成功で判定してもらう。成功した場合は味は問題なくおいしかったとし、失敗した場合はあまりおいしくなかったという判定とするぜ」

 

弘美「で、DEX×nのnというのは難易度の数字よ。賢一と勇也は難易度5のお菓子を選んだからDEX×5で、早矢香は難易度4のお菓子を選んだからDEX×4で判定してもらうわ」

 

翔太「亜里沙は料理技能あるから料理技能で判定するだろ?」

 

遥「うん!DEXも9と低いし」

 

翔太「だったら亜里沙は普通に料理技能で判定してくれて構わない。難易度3のお菓子を選んだから-10の補正がかかるところだが、料理系の技能値が60以上ある探索者には適応されないからマイナス補正もなしだ」

 

遥「はーい!」

 

弘美「ルールは分かったかしら?」

 

ヒロム「はい」

 

ミサキ「ばっちりよ」

 

弘美「それじゃあ・・・DEX順に1人ずつダイスを振ってもらおうかしらね」

 

駆「DEX順だと・・・最初は15の俺からか」

 

翔太「そうだな。15の賢一が最初、その後が12の早矢香、11の勇也で最後が9の亜里沙だ」

 

遥「はーい!」

 

弘美「じゃあ駆からどうぞ」

 

駆「はいよっと」

 

 

 

賢一:DEX×5(15×5=75)→11(成功)

   DEX×5(15×5=75)→12(成功)

   DEX×5(15×5=75)→33(成功)

 

 

 

弘美「3回すべて成功したから味は自動成功で問題なく美味しいレアチーズケーキができるわね」

 

駆「ふぅ・・・SAN値チェック回避できたー」

 

翔太「次はミサキだな」

 

ミサキ「そうね」

 

 

 

早矢香:DEX×4(12×4=48)→31(成功)

    DEX×4(12×4=48)→77(失敗)

    DEX×4(12×4=48)→94(失敗)

    SAN値チェック(72-20=52)→18(成功)

 

 

 

弘美「SAN値チェック成功したから早矢香も味は問題なく美味しいいちごタルトを作ることができたわね」

 

ミサキ「ひやひやしたけど最後いい出目でよかったわ・・・」

 

翔太「次はヒロム君だな」

 

ヒロム「はい!」

 

 

 

勇也:DEX×5(11×5=55)→83(失敗)

   DEX×5(11×5=55)→33(成功)

   DEX×5(11×5=55)→49(成功)

    SAN値チェック(50)→31(成功)

 

 

 

弘美「勇也も美味しいカップケーキができたみたいね」

 

ヒロム「ほっとしました」

 

翔太「最後は遥ちゃんだ」

 

遥「なんかいらぬプレッシャーがかかってる気がする(汗)」

 

 

 

亜里沙:製作(料理)(75)→32(成功)

    製作(料理)(75)→05(クリティカル)

    製作(料理)(75)→65(成功)

 

 

 

遥「やった!」

 

弘美「ここでクリティカルを出すとはね・・・じゃあ3人以上に美味しいザッハトルテを作ることができたわね」

 

ミサキ「さすが料理技能を持ってる人は違うわね」

 

遥「いぇい!」

 

翔太「が、まだ終わらんぞ。4人が料理をしているとタジマが声をかけてくるぜ」

 

駆「ほぉ」

 

タジマ『さあ、最後の仕上げです。これをどうぞ』

 

翔太「と言って4人に1個ずつ小さな瓶に入った蜜のようなものを差し出してくるぜ」

 

亜里沙『これは?』

 

タジマ『それが魔法の隠し味です。瓶を握ってこう唱えるんです、『甘い甘い隠し味、あの人に届け幸せの魔法』。ああ、この『あの人』の部分はお好きな名前に置き換えていただいて結構ですよ』

 

勇也『また呪文だ(汗)』

 

早矢香『これが・・・幸せにするケーキの秘密かしら?』

 

翔太「ちなみにその瓶は光にかざすと虹色にきらめいているように思える不思議な蜜で、瓶を開けるといままで嗅いだことのないような甘い香りがするぜ」

 

駆「へぇ~」

 

弘美「で、4人はSAN値を1d3とMPを1消費することで、タジマが今言った呪文を使う事が出来るわ」

 

亜里沙『甘い甘い隠し味、お兄ちゃんに届け幸せの魔法!』

 

賢一『言うのはや!』

 

早矢香『しかも躊躇なく言ったわね(汗)』

 

勇也『これ言わなきゃダメなんですよね(汗)』

 

タジマ『はい』

 

早矢香『はぁ・・・しょうがないわね。甘い甘い隠し味、勇也に届け幸せの魔法』

 

勇也『俺も・・・甘い甘い隠し味、姉さんに届け幸せの魔法』

 

賢一『甘い甘い隠し味、亜里沙に届け幸せの魔法・・・・・でいいのかな?』

 

弘美「とりあえず1d3は振ってね皆」

 

 

 

賢一:1d3→3(SAN値42→39、MP8→7)

亜里沙:1d3→2(SAN値58→56、MP12→11)

早矢香:1d3→2(SAN値72→70、MP14→13)

勇也:1d3→2(SAN値50→48、MP10→9)

 

 

 

翔太「4人が呪文を付与し終えるとタジマはそれを完成したお菓子に振りかけるよう促すぜ」

 

駆「じゃあまぁ振りかけますかね」

 

遥「そうだね」

 

翔太「蜜をとろりと垂らすとそれはみるみるうちにお菓子の中に溶けていくことだろう。それを確認したタジマは、」

 

タジマ『さあこれで完成ですよ。それを持って、大切な人にプレゼントしてあげてください。あとその蜜はお持ち帰りください。瓶をうっかり割らない限り、ずっとお使いいただけますよ』

 

翔太「と言うと貴方たちの作ったお菓子を包んで渡してくれるぜ」

 

ミサキ「待って、割らない限りずっと?」

 

翔太「あぁ」

 

駆「どういうことだ・・・一応瓶をまた確認しよう」

 

翔太「瓶の中を見るなら先程使ったはずなのに全く量が減っていないことに気付けるだろうな」

 

駆「うぇい」

 

ヒロム「また謎ができた・・・」

 

ミサキ「それがクトゥルフよ」




次回、成長&後日談です。
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