クトゥルフ神話~CROSS GAME~   作:龍南

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誰だよいきなりクリティカル出す奴は・・・


第2話:クリティカルから始まる双子との出会い

ハルカ「季節は夏。探索者たちは曾洲島(ぞすじま)という島に休暇を取って三泊四日の旅行に来た。曾洲島は海以外は特に何もないが、その海が綺麗ということで穴場スポットになってるわ。本島から小型船が出ており1時間ほどでその島につく。その小型船の船頭さんはとても豪快で明るいわ。島民のみんなもとても優しくて親切よ。」

 

駆「誰が旅行に行こうって言いだしたんだろうね。」

 

浩「音弥じゃねぇかな。それかよく会ってる賢一と早矢香が旅行に行こうって2人を誘ったか。」

 

弘美「高校時代の同級生で仲が特によかった設定だから連絡は難しくないだろうしね。」

 

ミサキ「この旅行以外にも4人で飲んだりしてそうね。」

 

ハルカ「その辺はみんなの想像に任せるわ。それじゃあ旅行の1日目行くわよ。」

 

遥「わー楽しみ!」

 

ハルカ「旅行の1日目、4人はさっそく海で泳いでるわ。」

 

駆「海で泳ぐのが目的だしね。」

 

浩「早速行くよな。」

 

ハルカ「じゃあ皆、早速だけど幸運ロールお願い。」

 

弘美「いきなり!?」

 

ミサキ「いきなり何をする気よ・・・」

 

ハルカ「強制イベントよ。けど遥ちゃんとヒロム君にへの技能ロールの説明も兼ねてるわね。」

 

浩「強制イベかよ・・・」

 

翔太「2人に説明しとくな。技能ロールはその行動が成功するかどうか1D100で判定するんだ。」

 

ヒロム「1D100?」

 

駆「そう。キャラ作成のところで3D6は6面ダイスを3回回すことって言ったでしょ?」

 

遥「まさか・・・100面ダイスを1回回すってこと?」

 

駆「そうそう。まぁ100面ダイスなんてまぁあるっちゃあるんだけど、正直使いづらいから10面ダイスを2個回すの。片方を十の位、もう片方を一の位としてね。」

 

ヒロム「あぁ、納得です。」

 

翔太「で、続きだ。今回は幸運ロールだからPCの幸運数値をもとにして判定する。例えば駆のPCの賢一の幸運は40。判定はこの数値以下、つまり賢一の場合40以下を出せば成功となる。」

 

遥「じゃあ説得ロールだとお兄ちゃんのキャラクターの説得の技能値は85だから85以下で成功ってこと?」

 

翔太「そういうことだな。」

 

浩「それとクリティカルとファンブルについても教えておいたほうがいいな。クリティカルは1~5の数値を出せば決定的成功と言って通常の成功よりいいことがある。それとは逆にファンブルは96~00の数値を出せば致命的失敗となり通常の失敗より酷いことが起こってしまう。」

 

ヒロム「つまり大失敗ってことですか?」

 

浩「そうだ。」

 

ハルカ「それじゃあ皆、ダイスロールお願い。」

 

 

 

賢一:幸運(40)→03(クリティカル)

奈々:幸運(55)→65(失敗)

音弥:幸運(50)→90(失敗)

早矢香:幸運(70)→86(失敗)

 

 

 

ハルカ「・・・・・え?」

 

翔太「いきなりかよお前・・・」

 

遥「お兄ちゃん凄い!」

 

駆「ゲット、クリティカルトリガーって言ったほうがいい?」

 

ハルカ「いや、ここでクリティカルトリガー出されても何もないんだけど(汗)」

 

ミサキ「つまり引き損ね。」

 

翔太「しかもな・・・ほかの3人見事に失敗してるし・・・賢一より幸運高いはずなのに・・・」

 

浩「むしろこの序盤で失敗しておいたほうがいいというのもある。」

 

弘美「この序盤でよかったと思うべきね。」

 

ハルカ「これはもう・・・賢一をキーパーソンにしろという神のお告げかしらね・・・」

 

駆「え?」

 

ハルカ「それじゃあ行くわよ。海で泳いでた4人だが、賢一は足がつって溺れてしまう。」

 

駆・弘美・浩・ミサキ「「「「・・・は?」」」」

 

駆「なんでクリティカルの俺が溺れてるわけ!?」

 

ハルカ「だってここ、本来は1D100で決めて1番数値が高い人を溺れさそうと思ってたんだもの。幸運ロールしたのは遥ちゃんとヒロム君に技能ロールの説明したかっただけよ。大丈夫、クリティカルのおまけはするから我慢してね。」

 

浩「そういえば強制イベって言ってたっけこれ。」

 

ハルカ「で、そのクリティカルのおまけだけど・・・水泳ロール振っていいわよ。」

 

駆「水泳ロール?成功したら助かるか。」

 

ハルカ「いいえ、本来は自動失敗。成功させても溺れさせるけど初期値成功で成長できるチャンスを与えるって意味よ。」

 

駆「なんじゃそりゃ・・・」

 

ハルカ(だってそれしか思いつかないんだもの・・・いきなりクリティカル出されると思ってなかったし。)

 

弘美「まぁ、初っ端だし、いきなり死なせるとは思わないから。」

 

駆「はぁ・・・」

 

 

 

賢一:水泳(25)→17(成功)

 

 

 

翔太「成功させやがったよ・・・」

 

ハルカ「えっと・・・初期値成功だから成長のところに印つけといて。」

 

駆「はーい。」

 

ヒロム「成長もするんですね。」

 

ミサキ「そうね。卓によって条件は違うけど普通は初期値成功、1つの技能で3回成功、クリティカルを出した技能の3つね。」

 

ハルカ「今回もその条件でやるわ。成長時期も卓によっては1日ごととか区切りがいいところでとかあるけど、今回はシナリオが終わった時に成長ロールをやるわ。」

 

翔太「成長ロールはその時になったら説明するぜ。」

 

ハルカ「じゃあ続き・・・賢一はもがくが、もがけばもがくほど海の中へと沈んでいってしまう。もうだめかと思ったその時、一人の少女が助けてくれる。」

 

駆「あぁ、つまりこの少女と出会うイベントだったってわけね。」

 

翔太「そうだ。簡単に終わるはずなのになぜこんなに長くなったのか・・・」

 

浩「誰かさんがいきなりクリティカルを出したせいだな。」

 

駆「ははは(汗)」

 

ハルカ「彼女はとても泳ぎが上手で、賢一を助けると浜辺まで運んでくれる。それじゃあRP行くわよ。」

 

駆「OKです。」

 

??『大丈夫ですか?』

 

賢一『ゲホッ!ゴホッ!はい、大丈夫です。助けてくれてありがとうございます。』

 

??『いいえ。』

 

早矢香『賢一!』

 

奈々『大丈夫?』

 

賢一『大丈夫。ちょっと足がつっちゃって。でもこの子が助けてくれた。』

 

音弥『ったく・・・すまねぇな助けてくれて。』

 

??『いえいえ。』

 

??『歌帆ー!』

 

ハルカ「遠くから聞こえたその声。賢一を助けてくれた少女と同じ顔をした少女が走ってくるわ。」

 

駆「同じ顔?」

 

ミサキ「双子かしら?」

 

歌帆『詩帆!』

 

詩帆『ここにいたんだ歌帆。』

 

歌帆『うん、この人が溺れてて助けてたの。』

 

詩帆『え!?だ、大丈夫ですか?』

 

賢一『大丈夫ですよ。ご心配おかけしてすみません。』

 

詩帆『そんな・・・あ、大丈夫じゃないじゃないですか。足を怪我してるじゃないですか。』

 

賢一『え?』

 

駆「KP、それはマジか?」

 

ハルカ「えぇ。賢一の足に切り傷があるわ。詩帆がすぐにバンドエイドを取り出し、貼ってくれるわ。そして、」

 

詩帆『これで大丈夫ですよ。』

 

ハルカ「と言ってにっこりと照れくさそうに笑うわ。」

 

賢一『ありがとうございます。優しいんですね。』

 

詩帆『や、優しいだなんてそんな///』

 

ハルカ「褒められた詩帆は顔を赤らめるわ。」

 

弘美「褒められるのに慣れてないのかしらね。」

 

ミサキ「賢一のAPPは14と高いほう。その容姿に惚れた線もあるわね。」

 

浩「褒められたらさらに惚れるだろう。」

 

駆「惚れる前提なの?で、KP、この2人の少女は?」

 

ハルカ「2人の名前は最初に賢一を助けてくれたのが潮見歌帆、もう1人の少女が潮見詩帆。曾洲島にある潮見神社の娘で双子よ。2人ともAPP15ぐらいの可愛さね。」

 

弘美「APP15だと・・・早矢香と同じぐらい可愛いってことね。」

 

駆「じゃあこっちも自己紹介したというていでRP再開で。」

 

ハルカ「はいはい。」

 

歌帆『皆さん同じ高校の同級生だったんですね。』

 

賢一『はい。』

 

奈々『夏の休暇でみんなで休みを取ってこの島に来たんです。海が綺麗だと噂を聞いてきたんですけど、ほんとに綺麗ですね。』

 

詩帆『ありがとうございます。私たち島民自慢の海です。』

 

歌帆『あ、そうだ。こうして出会えたのも何かの縁ですし、うちで夕食食べませんか?』

 

早矢香『え?いいんですか?』

 

詩帆『はい。大勢で食べたほうが楽しいですし。』

 

音弥『どうするよ?』

 

早矢香『断る理由はないわね。』

 

賢一『だね。』

 

奈々『じゃあ私、宿に連絡しとくわ。』

 

賢一『お願い。』

 

音弥『じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます。』

 

歌帆『よかった・・・』

 

ハルカ「その時、後ろの方から中年の女性が走って来るのが見えるわ。」

 

駆「今度は中年の女性か・・・」

 

ハルカ「その女性は詩帆を見つけると安堵しながら駆け寄ってくるわ。」

 

??『詩帆様、1人で走っていかれては困ります。詩帆様の身体になにかありましたら私・・・』

 

詩帆『分かってる。ごめんなさい。』

 

??『歌帆様も、戻りましょう。』

 

歌帆『分かったわ。皆さん、潮見神社で待ってますね。裏手に私たちの家があるのでそこまで来てください。』

 

詩帆『待ってますね。』

 

ハルカ「そう言って詩帆と歌帆は中年の女性と一緒に帰っていくわ。」

 

ミサキ「KP、現在時刻は?」

 

ハルカ「えっと・・・17時ね。」

 

浩「じゃあ一遍宿に戻って荷物とって神社に行くか。」

 

弘美「そうね。」

 

駆「異論なし。」

 

ハルカ「じゃあみんな荷物を取って神社に行くってことでいいのね。」

 

ミサキ「えぇ。」

 

ハルカ「えっとそれじゃあ神社につくのは・・・18時過ぎかしらね。潮見神社に着くと表に境内があるわ。」

 

浩「確かに裏手に行けばいいんだったな。」

 

駆「でもその前に境内を調べてみない?何かわかるかもしれないよ。」

 

弘美「そうね。賛成。」

 

ハルカ「境内調べるなら目星ロールね。全員参加する?」

 

ミサキ「えぇ。」

 

 

 

賢一:目星(65)→16(成功)

奈々:目星(65)→91(失敗)

音弥:目星(85)→44(成功)

早矢香:目星(75)→54(成功)

 

 

 

弘美「私今回大丈夫かしら・・・」

 

駆「まだ始まったばかりだから。」

 

翔太「ここまで駆の出目は3、17、16・・・出目が良すぎるな。」

 

駆「後が怖いな。」

 

ハルカ「それじゃあ目星に成功した3人はこの神社は曾洲御無藻具(ぞすおむもぐ)という神を奉っていることが分かるわ。」

 

ミサキ「曾洲御無藻具?PCは知ってるの?」

 

ハルカ「知らないわね。で、ほかに境内にはトカゲのような頭から太い触手が何本も生え首のつけねにはヒトデのようなものがついた像があるわ。その像からは異様な雰囲気が漂っていて、とても気味が悪く見ただけで気分が悪くなるわ。」

 

浩「おい、それって・・・」

 

ハルカ「ってことで3人はお待ちかねSAN値チェックの時間よ。」

 

駆「おうふ。」

 

 

 

賢一:SAN値(40)→51(失敗)

音弥:SAN値(50)→24(成功)

早矢香:SAN値(70)→52(成功)

 

 

 

駆「知ってた。」

 

翔太「ほんと精神的に駄目だな・・・」

 

ハルカ「じゃあ成功した2人は減少なし。賢一はSAN値-1よ。」

 

 

 

賢一:SAN値40→39

 

 

 

ハルカ「さてその時、裏から神主らしい人物が現れるわ。」

 

弘美「裏から?まさか迎え?」

 

ハルカ「そのまさかよ。」

 

神主『娘たちから話は聞いている。ぜひ、夕食を食べていってください。』

 

ハルカ「と言って4人を潮見家に案内してくれるわ。」

 

翔太「SK初仕事だ。」

 

ハルカ「基本男性NPCは翔太が、女性NPCは私がRPするわ。」

 

ミサキ「案内・・・まぁついていくしかないわね。」

 

弘美「そうね。」

 

ハルカ「潮見家に入ると、双子の姉妹も4人をもてなし、居間へと案内してくれるわ。中年女性もいるわ。」

 

駆「荷物置くか。」

 

浩「そうだな。」

 

ハルカ「それじゃあ食卓に案内してくれるわ。そして間もなく晩飯が出てくるわ。」

 

ミサキ「私たちのほかには誰がいる?」

 

ハルカ「双子の姉妹に中年女性に案内してくれた神主らしき人ね。」

 

駆「娘って言ってたからその神主は姉妹のお父さんだろうね。」

 

弘美「中年女性はさっき志帆様って言ってたから母親ではないわね。」

 

ハルカ「さぁ晩飯の時間よ。自由にRPしていいわ。」

 

浩「ほぉ、自由にRPしていいと・・・つまり、」

 

ミサキ「これは質問タイムと同義ね。」

 

駆「じゃあ遠慮なく質問タイムにさせてもらいましょうか。」

 

賢一『いやー、すごく美味しいです。」

 

中年女性『それはよかったです。作った甲斐があったというものです。』

 

奈々『こんなご飯を毎日食べられるなんてあなた達幸せね。』

 

歌帆『はい。』

 

早矢香『そういえばあなた達は何歳なの?』

 

詩帆『・・・3日後に15歳になる予定です。』

 

ハルカ「詩帆は寂しそうに答えるわ。」

 

浩「寂しそう?」

 

ミサキ「どういうことかしら?」

 

駆「どういうことか聞きたいところだけど、晩飯時に聞くことじゃないね。」

 

奈々『そういえばこの神社、曾洲御無藻具という神を奉ってるんですよね?』

 

神主『その通りです。この曾洲島の人たちが信仰している宗教<曾洲教>の神様。通称<ぞす様>です。』

 

早矢香『曾洲教とは?』

 

神主『気になりますか。気になるなら本殿に曾洲教について書かれた資料があります。』

 

賢一『それは見て構わないんですか?』

 

神主『私たちの誰かにひと声かけていただければ大丈夫です。』

 

賢一『分かりました。』

 

浩「曾洲教については今日は遅いから明日調べるか。」

 

弘美「そうね。」

 

ハルカ「聞きたいことはもうない?」

 

駆「うーん、俺はもうないから。まだ情報が少なすぎて何を調べればいいかわからないし。」

 

ミサキ「曾洲教のことはもう聞いたし、もういいわね。」

 

ハルカ「それじゃあ晩飯の最後に移るわね。」

 

弘美「最後?」

 

詩帆『そうだ、皆さんはこの島は初めてでしたよね?』

 

音弥『そうですが。』

 

詩帆『だったら明日良ければ私と歌帆の2人でこの島を案内しますよ。』

 

賢一『いいんですか?』

 

詩帆『はい。』

 

歌帆『詩帆・・・勝手なことを・・・』

 

ミサキ「どうする?」

 

浩「まぁ、いいんじゃねぇか。」

 

弘美「ご厚意に甘えましょう。」

 

駆「だね。」

 

賢一『じゃあ・・・お願いします。いろんなことを知りたいですし。』

 

詩帆『やった!』

 

歌帆『全く・・・お父さん、詩帆は私がしっかり見るわ。』

 

神主『あぁ。詩帆、迷惑をかけんようにな。』

 

詩帆『分かってる。』

 

ハルカ「こうして晩飯が終わるわ。この後はどうする?」

 

駆「どうするって言われても・・・」

 

ミサキ「曾洲教については明日調べる予定だし・・・正直今日はもうやることがない・・・」

 

浩「だな。」

 

ハルカ「じゃあ晩飯の後は詩帆や歌帆と遊んだりして時間が流れたってことでいいかしら?」

 

弘美「遊びたいって言ったのは詩帆ね。」

 

ハルカ「まぁそうね。」

 

駆「断る理由はないね。」

 

ハルカ「じゃあ遊んだりして時間が流れ、もうそろそろお開きにしようかというとき、詩帆が4人に向かってこういうわ。」

 

詩帆『そうだ、せっかくだから今日は泊まっていってください。』

 

歌帆『詩帆、我儘言わないの。』

 

神主『皆を困らせるんじゃない。』

 

詩帆『だって・・・』

 

ハルカ「詩帆はとっても寂しそうにしてるわ。」

 

駆「なぜそんなに寂しそうなのか聞く必要があるね。」

 

弘美「まぁそれは明日会えるし、明日でもいいでしょ。」

 

ミサキ「それより泊まるかどうか・・・」

 

浩「あんなかわいい子が寂しい表情で言うと、男は一瞬で落ちるよな・・・」

 

駆「ですね。それでなくても・・・泊まったら更に情報が入る可能性もあるかも。」

 

ミサキ「・・・確かに。」

 

弘美「何より、寂しそうにしてる詩帆の申し出は断れないでしょ。」

 

浩「じゃあ決まりだな。」

 

賢一『えっと・・・いいんですか泊まっても?』

 

詩帆『はい。』

 

歌帆『詩帆!でも・・・泊まっていただけるなら布団は用意します。』

 

奈々『じゃあ・・・泊まらせてもらいます。』

 

歌帆『分かりました。』

 

神主『詩帆の我儘に付き合ってもらってすまないな。寝心地はよくないかもしれないが今日はごゆっくりどうぞ。』

 

早矢香『はい。ありがとうございます。』

 

ハルカ「4人とも泊まることになったわけね。じゃあシーンは夜中のシーンに移るわ。」

 

浩「もう夜中か。」

 

ハルカ「4人とも幸運ロールお願い。」

 

駆「また幸運・・・」

 

弘美「今度は何をするつもりなのかしら?」

 

 

 

賢一:幸運(40)→99(ファンブル)

奈々:幸運(55)→31(成功)

音弥:幸運(50)→14(成功)

早矢香:幸運(70)→30(成功)

 

 

 

ハルカ「・・・・・・・・・なにこれ。」

 

翔太「お前クリティカルの次はファンブルかよ・・・しかも今度はきれいに他の3人成功してるし・・・」

 

駆「序盤で運を使い果たした模様です。」

 

ハルカ「・・・どうしよう・・・」

 

ミサキ「KP陣営のSAN値を削る駆のダイスロール・・・・」

 

弘美「今日は駆のダイスは極端ね。」

 

ハルカ「それじゃあ・・・賢一はのどが渇いて目を覚ますわ。だけど起きるときに頭を壁にぶつけたわ。HPを-1して。」

 

駆「おうふ・・・」

 

 

 

賢一:HP15→14

 

 

 

ハルカ(とはいえ・・・これは賢一が完全にキーパーソンね。)

 

翔太(最初の神のお告げ通りだな。)

 

ハルカ「のどが渇いた賢一はどうする?」

 

駆「うーん・・・じゃあ何か飲み物を飲ませてくださいと頼みたいから詩帆や歌帆、または父親を捜します。」

 

ハルカ「分かったわ。それじゃあ3人を捜してる途中の廊下に今賢一はいるわ。ここで賢一は聞き耳ロールお願い。」

 

駆「今度は聞き耳か・・・」

 

 

 

 

賢一:聞き耳(65)→56(成功)

 

 

 

駆「成功したが・・・さて果たして成功してよかったのか・・・」

 

ハルカ「それじゃあ賢一は横の部屋でしくしくと泣く声が聞こえるわ。」

 

駆「泣く声?誰の声かはわかります?」

 

ハルカ「えぇ、聞き覚えのあるその声は詩帆のものよ。横の部屋は詩帆の部屋みたいね。どうする?」

 

駆「とりあえず部屋の扉をノックします。」

 

賢一『すいません。』

 

詩帆『ぐすっ・・・は、はい。』

 

賢一『賢一です。ちょっと今いいですか?』

 

ハルカ「一瞬の沈黙の後、詩帆は部屋の扉を開けるわ。」

 

詩帆『な、何でしょうか?』

 

賢一『いや、あの・・・のどが渇いたので飲み物いただいてもいいですか聞こうと思ったのですが・・・』

 

詩帆『あ、それなら台所にある冷蔵庫の中に飲み物があるので自由に飲んでいいですよ。』

 

賢一『分かりました・・・あの、何かあったんですか?』

 

詩帆『いえ、何でもないです。』

 

賢一『何でもないわけないですよね。そんなに泣いてるのに・・・はい、ハンカチ使って。かわいい顔が台無しだよ。』

 

詩帆『あ、ありがとうございます。』

 

ハルカ「詩帆は賢一から借りたハンカチで涙をふくわ。」

 

詩帆『ありがとうございます。でもほんとに何でもないですから・・・』

 

駆「・・・KP、何か振れない?」

 

ハルカ「説得か言いくるめが振れるわ。」

 

駆「じゃあ説得で振る。」

 

 

 

賢一:説得(85)→05(クリティカル)

 

 

 

駆「ゲット、クリティカルトリガー。」

 

翔太「極端すぎるんだよお前の出目!」

 

遥「お兄ちゃんはやっぱり凄い!」

 

ヒロム「さすが駆さん・・・」

 

ハルカ「・・・・・とりあえず説得のところに成長チェックつけといて。」

 

駆「はーい。」

 

ハルカ「じゃあRPお願い。」

 

駆「了解。」

 

弘美(ハルカのSAN値がゴリゴリ削れていってるわね(汗))

 

賢一『・・・何があったかは知らないけど、ためこむのはよくないよ。僕でよければ話を聞くよ。』

 

ハルカ「詩帆はしばらく黙り込むけど、やがて意を決したように賢一のほうを振り向くわ。」

 

詩帆『・・・部屋に入ってください。』

 

ハルカ「と、賢一を促すわ。」

 

駆「おとなしく入りまーす。」

 

ハルカ「詩帆は賢一が部屋に入って座るのを確認すると自らも座って話し始めるわ。」

 

詩帆『・・・この島には昔から伝わる掟があるんです。』

 

賢一『掟・・・ですか?』

 

詩帆『はい。双子の女児は、15歳になるまでにぞす様の生け贄にならなければ島に災いが起きるとされているんです。』

 

賢一『な・・・い、生け贄!?』

 

詩帆『本当は生け贄になる年齢は早ければ早いほどいいみたいなんです。ギリギリになればなるほど、儀式に失敗したとき恐ろしいことが起きる。でも私はギリギリまで生きてしまった。島のために絶対に儀式を成功させなければならないんです。』

 

賢一『・・・なるほど、泣いてたり、今日寂しい表情をたびたび見せてたのはそれが原因だったんですね。』

 

詩帆『はい・・・私は・・・あと2日間しか・・・生きられないんです。』

 

賢一『・・・やっぱり・・・死ぬのは怖い?』

 

詩帆『はい・・・とても怖いです。死にたくない・・・』

 

賢一『だよね・・・』

 

詩帆『でも、島に災いが起きるのはもっと怖いです。』

 

賢一『・・・自分より島の皆なんだ。』

 

詩帆『はい。』

 

賢一『・・・凄いね。』

 

詩帆『え?』

 

賢一『普通は生け贄なるってなった時にそんなこと思えないよ。15歳ってこれからなのに・・・普通は逃げ出したくなるよ。』

 

詩帆『・・・逃げたくても逃げられないんです。今まで島の皆はこの掟を守ってきた。私だけ逃げるわけにはいかないんです。』

 

賢一『覚悟ができてるんだね・・・やっぱり凄いよ。』

 

詩帆『そ、そんなこと・・・///』

 

ハルカ「詩帆は顔を赤くして照れるわ。」

 

浩「落ちたな。」

 

ミサキ「落ちたわね。」

 

駆「口説いたつもりないんだけど(汗)」

 

賢一『ねぇ、ちょっと聞きたいことがあるんだけどいい?』

 

詩帆『いいですよ。』

 

賢一『儀式ってどういう風にやるのかはわかる?』

 

詩帆『はい。この神社で、島の幹部の人たちが集まって呪文を唱えるんです。私は用意された御神酒に死に至る薬を入れたものを飲みます。その後、ぞす様が封印されている場所へ運ばれます。』

 

賢一『ぞす様が封印されてる場所って?』

 

詩帆『船で10分ほど移動したところにしめ縄がほどこされた神石というものがあるんです。』

 

賢一『そこにぞす様が封印されてるの?』

 

詩帆『はい。その岩に、遺体をのせた手漕ぎボートをロープで結びつけるんです。すると、次の朝には遺体は消えているんです。』

 

賢一『遺体が消える・・・つまりぞす様に捧げられたってことか・・・』

 

詩帆『はい・・・。』

 

賢一『・・・詩帆さん、さっき死にたくないって言ってたよね。』

 

詩帆『はい、言いましたけど・・・』

 

賢一『もし死なずに済むんだったらどうする?』

 

詩帆『それは・・・死なずに済む方法なんて・・・ないですよ。』

 

賢一『分からないよ。その掟自体が偽物の可能性があるし。』

 

詩帆『まさか、そんなことはないですよ。』

 

賢一『でも可能性はあるよ。それに・・・俺にはこのまま黙って詩帆さんを見殺しにするなんてできない。できる限りのことはしてあげたいんだ。』

 

詩帆『あ・・・心配してくれてありがとうございます。でも・・・』

 

賢一『諦めちゃだめだよ。最後まで希望をもって。』

 

詩帆『は、はい・・・でもなんで・・・私のためにそこまで・・・』

 

賢一『・・・それが、俺の性格だから。』

 

詩帆『優しいんですね。』

 

賢一『それが俺の取り柄だからね。』

 

詩帆『ふふっ、あ、そろそろ寝なきゃ。』

 

賢一『あ、ごめんね。長居しちゃって。』

 

詩帆『大丈夫ですよ。そういえば台所で飲み物飲むんでしたっけ?』

 

賢一『うん。』

 

詩帆『一緒に行きましょ。台所の場所わからないでしょうし。』

 

賢一『うん、お願い。』

 

ハルカ「そのあとは雑談しながら台所で飲み物を飲み、部屋に分かれて全員寝たわ。』

 

駆「あー疲れたー。」

 

弘美「しかし随分と情報落としていったわね。」

 

駆「朝この情報はみんなに共有しなきゃね。」

 

ミサキ「そうね。」

 

ハルカ「ということで1日目終了よ。ちょっと休憩入れましょうか。」

 

浩「そうだな。」

 

ハルカ「あ、言い忘れた。賢一は詩帆に対しての信用、説得などの交渉系ロールをするとき、+10されるわ。」

 

駆「あぁ、成功値があがるのか・・・あ、クリティカル効果?」

 

ハルカ「そうよ。」

 

駆「それはありがたい。」




・・・ダイス目がおかしいですが、振り直しは一切しておりません。
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