次は長めになるよう頑張ります
エリシアからのメールを受け取り、イチカはマドカにもその内容を伝える。マドカは最初その話を聞いた瞬間、顔を真顔へと変え殺気を滲み出していた。
「兄さん、今からソイツを殺しに行ってもいい?」
「こらこら。まだ証拠が無いんだ。証拠をつかんで突き付けて行動を塞ぐ。今はまだ動くな」
イチカはそう小言で伝えると、マドカは不満そうな顔で頷く。そして4時間目の授業が終わり、イチカとマドカは食堂へと向かうべく教室を出ると
「あ、ちょっといいかな?」
そう声を掛けられ2人は顔を向けると金髪の女性の顔立ちをした男装した生徒が立っていた。
「あぁ、お前か。1組に入ってきたもう1人の男性操縦者は」
「うん。シャルル・デュノアって言うんだ。よろしくね」
そう言いシャルルは手を差し出す。イチカは手を差し出そうとせずただ
「あぁよろしく」
そう言い、マドカを連れてその場を去って行った。シャルルは困惑した表情を浮かべながらもその後を付いて行った。
「さて、今日は何食う?」
「昨日は五目御飯と焼き秋刀魚の定食食べたし、今日はボロネーゼにしようと思う」
そう言いマドカは食券販売機でボロネーゼを注文し、イチカはそれだったら俺はとカルボナーラを注文する。
食券を食堂のおばさん方に渡して暫くし、マドカとイチカはそれぞれの昼食を受け取り空いている席へと向かうと、鈴が席に座りながら手招きをしていた。その隣には簪も座っていた。
「あんた達、此処空いてるわよ」
そう言われイチカとマドカはその席へと向かい、席へと着いた。
「助かるよ、鈴。さっきからあいつに後ろから尾行みたいにされていて、どう撒こうか考えていたんだ」
「あいつ?」
鈴がそう聞くと、イチカはフォークの先をある方向へと向ける。向けた先には女子生徒達に囲まれ、アタフタしているシャルルが居た。
「あら、1組の男性操縦者じゃない。……なに、アイツもしかしてコッチ系?」
そう言い鈴は右手の甲を左頬に向ける。
「さぁな。もしそうだったら持てる武力でアイツを遠ざけるぞ」
イチカは冗談交じりでそう言いながらカルボナーラを頬張った。
そんなことがあった後、時間は経ち放課後。イチカとマドカは教材をカバンに仕舞う。
「さてと、それじゃあ簪さんまた明日」
「またな」
「うん、また明日」
簪に別れを告げ、イチカとマドカは教室を出て寮へと続く廊下を歩いていると、前方に一人の銀髪の女性が歩いてきた。イチカとマドカはクロエの親戚か何かか?と思いつつその横を通り過ぎようとすると
「待て」
そう声を掛けられ、イチカとマドカは嫌々ながらも顔を向けた。
「何?」
マドカはイチカの代わりに用件を聞く。
「お前じゃない。お前の隣にいる奴に用がある」
そう言い鋭い目線をイチカへと向けていた。
「お前、織斑一夏と言う名前か?」
「……織斑一夏は2年前死亡したと聞いているが?」
イチカがそう聞き返すと、銀髪の女性は暫く鋭い視線を向けていたが、興味を無くしたのか目線を外す。
「……そうか」
そう言い女性はその場から去って行った。
「……兄さん、アイツから
「……あぁ。恐らく関係者だろうな」
イチカは、なんでこう何度も面倒ごとが舞い込んでくるんだか。と心の中でぼやきながらマドカと共にその場から去って行った。
次回予告
シャルルと銀髪の女性が入学してきて数日が過ぎたある日。イチカとマドカは何時も通りにアリーナへと出て訓練をしようとする。するとシャルルがISを身に纏って訓練に参加したいと出てくる。マドカはイチカが相手ではなく自分がすると言い出し、模擬戦をする。そして訓練終了後、イチカは後片付けをしてから戻ると言いアリーナに残り、シャルルは先に帰る。その背後にいる人物に気付かずに
次回目論んでいる事は大抵スグにばれる~殺されたくなかったら正直に話せ~